オードリー若林さんが2022年8月20日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『ヒルナンデス!』で放映された和牛・水田さんとのトリオ漫才について話していました。
(若林正恭)『ヒルナンデス!』で水田くんとのトリオ漫才がオンエアーされたのが今週の水曜日だったね。俺、漫才やって終わった後、CMに行った時に水田くんと「体感2分半ぐらいの感じだったけど、3分ぐらいやってたね」とか言ってたら、4分40秒オンエアーされたんだって(笑)。
(春日俊彰)フフフ(笑)。いや、長かったよね。
(若林正恭)ねえ。見てて、たしかに。
体感2分が実際は4分40秒
水曜レギュラー箱根旅完結編は近日公開!
若林×春日×春日化水田のトリオ漫才も!#ヒルナンデス pic.twitter.com/8DmYEdqA78
— 飯塚(構成作家の) (@iizukakun) July 13, 2022
(春日俊彰)私もネタのVが終わった後に水田くんと「長かったね。ネタ番組の1本ネタぐらい、あったよね」って(笑)。
(若林正恭)台本は2分ちょいぐらいの分量じゃなかったっけ? だから、うろちょろしている時間が長かったんじゃない?
(春日俊彰)それもあるし、あとはフルでネタが全部、流れたからじゃない?
(若林正恭)あれ、あるらしいね。スタッフさんによっては。「カットしたら申し訳ないな」って思って……。
(春日俊彰)そう思ってもらったじゃない?
(若林正恭)だから水田くんともしゃべっていて。言っていたよね? 「別に切ってもらってもよかったけど」って。でも、そう思ってくれるのは嬉しいよね。
(春日俊彰)ありがたい。
(若林正恭)でも別に切ってもらってもいいなと思ってやってるけど、何分になるか、わかんなかったりするから。最近のオードリーの漫才って。でもなんか、切られたら切られたでたまに「どこ切ってんだよ!」って思う時、あるじゃない? 「どこ切ってるんだよ? その部分がなくなったら、ここの振りが全部ないことになるじゃん」って思って。がっかりする時あるのよね。
(春日俊彰)でも、そうだね。言えないからね。「ここはOKで、ここは……」みたいなことがね。
(若林正恭)その感覚がズレがあったらしょうがないもん。まあ、向こうが正しいけどな。
(春日俊彰)でも本当『ヒルナンデス!』、ネタ番組の尺で流れてたもんね。
(若林正恭)4分40なんて、M-1にしたら時間オーバーだからね。全員、3人ともベテランだからさ、なんかゆったりやっちゃうんだろうな。
(春日俊彰)そうだね。
(若林正恭)でもアクリルが入ると……これ、だから現場で言わないでほしいんだよね。「アクリルが入る」って。事前に言ってほしくない?
(春日俊彰)ああ、そういうことね。わかる、わかる。
(若林正恭)だってアクリルが入ったら、ズレ漫才だって背中が叩けないじゃない?
(春日俊彰)だから恥ずかしかったんだけどもさ。オンエアーでもそうだったんだけど。終わった直後も自分で思ったんだけど。こう、行くじゃない? 叩くじゃない? アクリルあるのに私、行っていたから。アクリル越しに。
(若林正恭)クセでね。
(春日俊彰)リズムというか。「○○」とか言って次に行くみたいな。だからアクリルのところをシャッとやっていてさ。ちょっと、それは見てる人、いらないっていうかね。
(若林正恭)なんかまあ、見ていて「他の方法、思いつかないのか?」とは思ったけどね。指を指して突っ込んでる感じにするとかさ。
(春日俊彰)だから私もアクリルがあるっていうことを手を出しながら気づくというかさ。「うわっ、アクリルある!」って。でも、もうスタートしちゃってるから。止まらなくてさ。アクリルのこの側面をシャッてさ(笑)。
(若林正恭)でもあれ、直前だったよね? アクリルが入るって聞いたの。事前に聞いてた?
(春日俊彰)いや、どうだったかな? 言っていたかもしれない。
(若林正恭)「えっ、アクリル入るの?」みたいな話にならなかったっけ?
(春日俊彰)ああ、現場でね。そうかも。
(若林正恭)だよね。
(春日俊彰)それか、言われてたけど、気づいてなかったか。ネタの……。
(若林正恭)まあマネージャーから「アクリル、入ります」とは言われないわな。
(春日俊彰)でも、それは入るんだね。
アクリル越し漫才の難しさ
(若林正恭)いや、だいぶ違うよ。あれも、『たりないふたり』も最後の『明日のたりないふたり』だったかな? 当たり前のように「アクリル入る」って説明してくるけども。こっちとしては全然違うからね。でも、だからといってみんなが距離を空けてるところを「漫才をやる時だけはOKにして」っていうわけにもいかないもんね。でも、バンドとかはあれ、どうなってんの? ボーカルとギターが背中を合わせて……ギターソロのところで?
(春日俊彰)あれもやっぱりアクリル越しじゃない? 透明のやつで。「なるべくクリアなやつにしてくれ。ないように見えるやつで」って(笑)。
(若林正恭)アクリル入って背中越しでやってんのかな?
(春日俊彰)やってるんじゃない? そういうね、接触があるのは。でも、どうなんだろう? 「同じバンドならOK」みたいなさ。で、『ヒルナンデス!』の場合はさ、水田くんが違うから。
(若林正恭)だから俺と春日の場合はなくてもいいんでしょう? だから俺、それでコロナ、春日からうつっているからね。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! まあ、そうだね(笑)。
(若林正恭)で、「コンビは家族だ」みたいに思ってるけど、春日が俺のことを家族だとは思ってないからね。だから俺は家族だと思い返さないっていう中でやっているから(笑)。
(春日俊彰)まあまあまあ、なんかテレビ各局でルールがあるよね。
(若林正恭)俺、親父が死んだ時に春日が笑ってて。俺が「笑ってんじゃねよ!」ってこのラジオで突っ込んだら「『何を死んでるんだよ』って思ってますからね」っつったの、許してないから。俺、お前のお父さんが隠れても、絶対に葬式に行かないから。これはやり合いだと思っているから。大人げないよな(笑)。40代になって。
(春日俊彰)うん。「そっちが先にぶった」みたいなね(笑)。
(若林正恭)そうそうそう。いや、そうなんだよな。アクリルなー。
(春日俊彰)まあ、そうね。
(若林正恭)1回、なんか一番ディスタンスを取る時期の時にさ、漫才をするのでもどえらい離れて画面だけくっつけてオンエアーしてた時、あったよな。
(春日俊彰)ああ、あったかもね。
(若林正恭)あったなー。
<書き起こしおわり>