オードリー春日 夏フェスで見たTRFでグッと来た話

オードリー春日 夏フェスで見たTRFでグッと来た話 オードリーのオールナイトニッポン

(春日俊彰)ピンクのキャップをかぶって、デカサングラスをして。だから、KOOさんよ! 派手なあれを着てさ、ブワーッと来て。で、こうやってスクラッチとかやっているわけ。でも、バラエティじゃないから、いっぱいしゃべらない。ミュージシャンのDJ KOOで。それで会場も別に笑いも起きず。

(若林正恭)そりゃ起きないよね。どっちかっていうと、かっこいい方なんだから。そんな、「若林さん、待ってくださいよぉー!」とか言わないでしょう? 入ってきて。

(春日俊彰)それ、ちょっと期待していたのよ。「ちょっと待ってくださいよぉー!」とか言いながら入ってくることを。袖でなんか押されたりして。「やめてくださいよぉー!」とか言うみたいな(笑)。それでKOOさんが来て。ブワーッとやって。で、音楽がさらに盛り上がったら、次に出てきたのがSAMさん。袖からパーッと出てきてさ。

(若林正恭)ああ、あのKOOさんと仲の悪い(笑)。

(春日俊彰)そう。仲の悪い(笑)。で、ちょっとやっぱり笑いそうになったのがさ、1分半ぐらいかな? やっぱりSAMさん、KOOさんの目の前でうろちょろしてるんだよ(笑)。SAMダンスをしているんだよ(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ! それはさ、KOOさんが音楽を流していて。それに乗って?

(春日俊彰)乗って。

DJ KOOの前をうろちょろするSAM

(若林正恭)それ、KOOさんが言わないの? ずっとかぶって踊られているSAMさんに「かぶってるんだよ」って。後ろから突っ込んだりはしないの?(笑)。

(春日俊彰)いやいや、バラエティKOOじゃないから言わないのよ。

(若林正恭)「かぶってんだよ!(ポポポポーンッ!)」とかやったりしないの?(笑)。

(春日俊彰)それをやったらたぶんめちゃめちゃウケるだろうけど(笑)。内心、だから「KOOさん、これ、嫌なんだろうな……」とか思いながら(笑)。

(若林正恭)アハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)あと、本当に思ったよりうろちょろしたから。KOOさん、言うじゃない?

(若林正恭)言うよね。KOOさん、「あいつ、俺の目の前でうろちょろする」ってね。

(春日俊彰)で、我々は「いやいや、そんなことないじゃないですか。ダンスですよ」とか言うけど。でも生で見ると、めちゃくちゃうろちょろしてるんだよね(笑)。ずっとこうやって……(笑)。

(若林正恭)これはでも、おもしろダンスだからね(笑)。

(春日俊彰)おもしろSAMダンスをさ(笑)。長髪でさ(笑)。

(若林正恭)お前、その言い方は失礼だろ?(笑)。

(春日俊彰)なんかこう、客席に手を振りながら踊っていて。「ああ、うろちょろしてるな」って。それが1分半ぐらい。で、バーッとSAMさんが端によけて。次は上手と下手からETSUさんとCHIHARUさんがさ。

(若林正恭)うわっ、すごい! たまんないな!

(春日俊彰)たまんないよ。出てきてさ。KOOさんの目の前で、うろちょろするのよ。2人で(笑)。

(若林正恭)いや、ダンスだから(笑)。

(春日俊彰)もうCHIHARUとETSUがまたKOOさんの前でうろちょろ、うろちょろ……(笑)。

(若林正恭)そのさ、ETSUさんとCHIHARUさんはダンスしてるじゃん? で、DJ KOOさんはDJブースにいるじゃん? その時にSAMは何やってるの?

(春日俊彰)SAMは……「SAMは」っていうか(笑)。自分のところが終わったから、ちょっと袖に……。

(若林正恭)でも、棒立ちの訳にはいかないでしょう?

(春日俊彰)場所を空けて、手拍子で客席を煽って。

(若林正恭)ああ、手拍子でつなぐんだ。

(春日俊彰)基本、SAMさんは手拍子で煽るの。30分ぐらいあったんだけど、基本はこれだったね。

(若林正恭)ああ、そうなんだ。やっぱりそうだよね。直立不動のわけにいかないもんね。その時、川島は何をやってんの?

(春日俊彰)はんにゃの?(笑)。川島くんと鬼越はいないよ(笑)。もう、だからはけて……。

(若林正恭)そうか。司会だからね。

(春日俊彰)で、最後にYU-KIさんが出てきて「皆さ-ん!」みたいな。で、「うわーっ!」ってなっていて。盛り上がってさ。で、歌いながら出てきて……曲名を忘れたけど。だから、その曲が流れているのよ。で、その曲の中でうろちょろしたりとか。

(若林正恭)ダンスね。「うろちょろ」って言うなよ。

(春日俊彰)DJ KOOさんの周りをうろちょろうろちょろしながら。で、歌いながらYU-KIさんも出てきて。うろちょろしてないのはYU-KIさんだけだったのよ。

(若林正恭)ボーカル。

(春日俊彰)ボーカルだけはうろちょろしないで。

(若林正恭)じゃあETSUさんとCHIHARUさんとSAMは「うろちょろ」じゃないからね。ダンサーだからね。

(春日俊彰)いや、だからDJと、ボーカルと、うろちょろのグループだからね。TRFって。

(若林正恭)ダンスだから。あと、俺、「SAM」って言っちゃってたよ。「CHIHARUさん、ETSUさん、SAM」って(笑)。

(春日俊彰)なでSAMさんだけ呼び捨てなんだよ(笑)。ほいでなんか、花道みたいなのがあるんだよ。ちょっとせり出しというか。そこにも。YU-KIさんが「せっかくなんで前で歌います!」なんて言って行ったら、そしたらSAMさんCHIHARUさんとETSUさんも3人、行って。だからステージ上にはKOOさんだけみたいな時間があったりして。

(若林正恭)なるほど。みんなが行くから。

(春日俊彰)そうそう。でもやっぱり、さっきの「○○××、TRF!」みたいなの、あるじゃん?

(若林正恭)ああ、「俺たちみんなで、TRF!」ってね。

(春日俊彰)みたいなやつは差し込むのよ。3人が目の前でこうやってさ。

(若林正恭)KOOさん、なんつってんの? 英語だ。

(春日俊彰)うん。なんか「オーバーナイト♪」とか言っているのよ。『EZ DO DANCE』も言うのよ。「EZ DO DANCE」って。でも、それはバラエティの「EZ DO DANCE」じゃないんだよね。全然ウケないの。滑ってたから(笑)。バラエティはもう100でウケるじゃないですか。「ああ、やっぱり環境が違うんだな。振りがこれ、たぶん効いてないんだろうな」って。おかしくないから。フェスでさ、「EZ DO DANCE」っつっても。やっぱりバラエティは違和感があるからウケるんだろうなって。

(若林正恭)「EZ DO DANCE!」って言ったら絶対にウケるもんね。

(春日俊彰)滑ってるの、見たことないじゃん?

(若林正恭)で、滑っているわけじゃないでしょう? 会場、盛り上がっているんでしょう?

(春日俊彰)音楽ライブだと、めちゃめちゃ滑っていたからね。「EZ DO DANCE」って言っても(笑)。

(若林正恭)盛り上げて、成立してるから。

(春日俊彰)で、ブワーッてなってさ。私も興奮しちゃってさ。それでもう、そんなに派手にじゃないけど、ちょっと縦揺れぐらいで聞いててさ。でも、5曲ぐらいやってくれたんだけども。以前の、若い頃のライブを見たことがないからわからないんだけど。やっぱり、曲と曲の間が結構時間取るのよね。休憩というかさ。やっぱりメンバーの皆さん、いいお年じゃないですか。だから、YU-KIさんがまあ繋いだりとかをしている間に水を飲んだりとかね。CHIHARUさんとかETSUさんとか。

曲間にしっかり時間を取る

(若林正恭)トレーナーが入ってきて、足とかほぐしたりとか。

(春日俊彰)いや、そこまでじゃない。そこまでのケアをしていたらこっちも心配になっちゃうから。そこまでケアされると。

(若林正恭)松ヤニとか顔に塗ったりして。

(春日俊彰)いやいや、別にセコンドとかいるわけじゃないから(笑)。

(若林正恭)目を開いて、ペンライトでやったりとかして。CHIHARUさんとETSUさんとSAMさんと……。

(春日俊彰)カットしたところを(止血で)埋めたりね。

(若林正恭)(瞳孔確認で)目の前で人差し指を動かして(笑)。

(春日俊彰)そこまでSAMさん、満身創痍じゃないのよ(笑)。

(若林正恭)失礼だよ(笑)。

(春日俊彰)でもさ、そのYU-KIさんがね、お客さんに話しかけるのよ。「皆さん、暑いんでね、水分補給とかをしながらついてきてください!」とかね。「まだまだこれから行きますよ! 皆さん、大丈夫ですか!」って。「うわーっ!」ってなるんだけども。その真後ろでSAMさんが腰に手を当ててさ、肩で息してるんだよ(笑)。「ハァハァ……」って(笑)。

(若林正恭)それでYU-KIさんさんはSAMさんに近づいていって言うの? 「まあね、SAMの方はもう無理なんですけれども……」って(笑)。

(春日俊彰)言わないよ! いじらないよ!(笑)。

(若林正恭)「皆さん! これからこの後も盛り上がっていけますかー? 元気で行けますかー? まあね、SAMはもう無理なんですけども……」ってやったりしないの?(笑)。

(春日俊彰)やらないよ! やったらたぶんめちゃくちゃウケるぐらい肩で息、していたから(笑)。SAMさん。でも、調べたらもう60歳だっていうからね。SAMさん。で、ソロのパートもあるから、その時はやっぱりめちゃくちゃもう……ゲフン、ゲフン、ゲフン。

(若林正恭)お前が咳してんじゃねえかよ!(笑)。お前、なに? それ、SAMさんが咳してたの? それとも今、お前が咳したの?

(春日俊彰)いや、私よ、私。SAMさんはさすがに咳はしてないよ。だから自分の時はもう前回でうろちょろしていたから。キレのあるうろちょろよ。すごかった。

(若林正恭)キレのあるダンスな。

(春日俊彰)で、若いダンサーさんも出てくるんだよ。それに負けないぐらい。

(若林正恭)もうダンスでかなり体を揺らすから。赤いちゃんちゃんこのひらひら揺れて……。あの帽子と。

(春日俊彰)赤い帽子と(笑)。だったらウケるけど。

(若林正恭)失礼だよ、お前。

(春日俊彰)すごいよ。60歳であんなさ。びっくりしたよ。年齢ね。

(若林正恭)でもウケるだろうな。YU-KIさんがそれを言ったらな。

(春日俊彰)それぐらい、ちょっとわかるぐらいね。

(若林正恭)それでSAMさん、肩で息してるじゃない? 「SAMさん、ダンスのキレ、変わらないでしょう? 今、いくつでしたっけ?」「60です……」って言ったりしてないの?(笑)。YU-KIさんが「ジジイじゃねえか!」って言ったり。そういうつなぎとか(笑)。

(春日俊彰)いやいや(笑)。ないね。ウケそうだけどね。そういうライブじゃないから。歌が振りになっちゃっているから。そこがメインみたいになっちゃっているじゃん(笑)。SAMいじりがメインになっちゃっているじゃん(笑)。

(若林正恭)本当にサバイバルダンスだからね(笑)。

(春日俊彰)SAMだけはね、リアル・サバイバルダンスっていうね(笑)。

(若林正恭)で、DJ KOOさんが「Real survival dAnce!」って(笑)。

(春日俊彰)「フゥーッ!」っつって(笑)。「ポンポンポンッ!」じゃないのよ(笑)。ウケそうだけどな(笑)。そんなんでね、「じゃあ最後の曲になりました!」なんつって。「最後はこちらです!」って『survival dAnce』よ。

(若林正恭)聞けたじゃん! 春日が好きな曲!

(春日俊彰)「うーわ、『survival dAnce』だ! やはり、しかも最後に来た!」って思ってさ。もうグッと来ちゃってね。そしたら、やっぱり高校の時のことを思い出すのよ。あれは高1の夏ですよ。アメフト部、ちょうど今の時期、夏休みでさ。夏の練習に行くあの下井草から歩く道。結構、20分ぐらいあるんだよね。その間、ずっとCDウォークマンでTRFさんのアルバム。当時の『BILLIONAIRE』よ。ずっとリピートで。しかも、この『survival dAnce』のところだけを特に。

(若林正恭)そんなに好きだったんだ。知らなかったわ。

『survival dAnce』で高校時代がフラッシュバック

(春日俊彰)しかもなんか、もう全然忘れてたんだけど。かっこつけててさ、ヘッドホンでTRFを聞いていたからね。

(若林正恭)じゃあDJ KOOさんと一緒じゃん。ヘッドホンで。

(春日俊彰)まあKOOさんほどかっこよくはないけど。

(若林正恭)ラメとかついてるの? ヘッドホン。

(春日俊彰)ノーマルの。しかも、家で使う用のヘッドホンだからさ、でっかくて分厚いのよ。で、なんかかっこつけて、汗だくで聞きながら。暑いのにそれを聞きながら、アメフトの部活に行ってたなとか思い出して。あの部活の終わり、アイスボックス。氷のやつ。あれにポカリとか入れて。あれ、最高だったなとか、思い出してたらさ、熱いものがこみ上げてきてさ。人知れず泣きながらね。グッと来ながら。

(若林正恭)そんなにグッと来ちゃったんだ。

(春日俊彰)グッと来ながら『survival dAnce』を見て。で、ちょうどきっちり30分ね。TRFのは。15時40分になったらみんな、はけて。

(若林正恭)それは順番にはけていくの?

(春日俊彰)それはね、それぞれ。「ありがとうございました!」って。で、『WaterRand』っていうフェスだから、最後にバーッ!って水がステージ上から客席に向かってね、吹き上がるんですよ。ドーン!って。で、なんか終わりみたいな空気になるじゃん? それで終わって、帰ってね。クミさんにね、そういう話をしたらさ、「私も行きたい」っつって。だから来年、30周年なので。クミさんと私、参戦しますんでね(笑)。

(若林正恭)フフフ(笑)。

<書き起こしおわり>

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