オードリーの若林さんが2020年4月25日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で『ザ・ドリームマッチ2020』のコンビ決めについてトーク。霜降り明星・粗品さんと春日さんが組んだ場合の可能性について話していました。
来週の土曜は…
史上空前!!笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ2020
2020年4月11日 (土) ごご 6時55分〜https://t.co/QdWZK6j81a pic.twitter.com/Ylb0JzFlme— 飯塚? (@iizukakun) April 4, 2020
(若林正恭)それで俺さ、この間さ、山里亮太にさ、あれ以来、別件でLINEしてもなんのLINEしても「春日との漫才に嫉妬しろよ」って返ってくるんだけど(笑)。
(春日俊彰)もうどれぐらい経つの? 2週間? もうちょっと経っている?
(若林正恭)もう全然別件でLINEしてるのに「お前、嫉妬しろよ?」って返ってくるだけど(笑)。
(春日俊彰)そんな嫉妬をね、強要されてもね……。もういいだろう。
(若林正恭)それでこの間、チョコプラの長田くんがでんじろう先生の番組で会った時に言っていたよ。第一希望で春日を押したんだってね。
(春日俊彰)ああ、そう? はー、ありがたいね。押してくれたか。
(若林正恭)押したって言っていたよ。それで俺ね、コントは作れないからさ。誰とやってもまあ嫉妬っていうか、「春日ってこうやって面白いだな」と思うと思うんだけど、漫才だともうたぶんないだろうなとか、この間のラジオの後も考えてたんだよ。
(春日俊彰)ああ、なるへそ。
(若林正恭)春日が誰とやっても嫉妬するのかな?って思って。藤田さんとのやつも嫉妬をしていないからさ。
(春日俊彰)フフフ、まあ藤田さんは「嫉妬しろよ」とはたぶん思わない人だから大丈夫よ(笑)。
(若林正恭)うん。「春日、頑張ってるな」とは思うけど、全く嫉妬はしないけど。でもね、この間ね、「ああ、嫉妬をするかも?」って思った人がいて。粗品くんなのよ。
(春日俊彰)おおー。
(若林正恭)「粗品くんを押す」っていうチョイス、選択はなかったの?
(春日俊彰)あったあった。全然あった。
霜降り明星・粗品を選ぶ可能性
春日&粗品組なら若林さん嫉妬する漫才になる可能性があったのかー pic.twitter.com/LsFXP9Eqva
— みやーんZZ (@miyearnzz) April 26, 2020
(若林正恭)いや、お前ね、たぶん粗品くんはお前のことは押さないだろけど。フハハハハハハハハッ!
(春日俊彰)フフフ、いや、そこよ。そこもあったから……。
(若林正恭)ああ、それもあったから。「押さないだろうな」って思っていたから。
(春日俊彰)それで山ちゃんで妥協しちゃったのよ(笑)。
(若林正恭)フフフ、いや、絶対に耳に入るからさ。気をつけた方がいいよ。もう今、Twitterで打つかもよ?(笑)。それで俺は粗品くんは……あのね、正直ね、イタコのネタだったらたぶん誰も越せないと思うけど、ズレ漫才は超えられる可能性大だね。
(春日俊彰)ああ、そう? それはなんで?
(若林正恭)粗品くんのあのツッコミ方ってさ、説明も兼ねてるじゃん。ツッコミをしつつ。で、春日って基本、振りがないっていうか、自分で振らないから。なんか偉そうなことを言っているだけで、ボケじゃないじゃん? いきなり偉そうなことを言う。振りボケじゃないじゃない?
(春日俊彰)ああ、そうだね。説明がいるわね。ツッコミでね。
(若林正恭)だからお客さんに対して偉そうなことを言っているだけじゃない? 「お前たち、春日が見れてよかったな」っていう。そしたら、粗品くんは一瞬で説明も込みでやっちゃうの。「上からの物言い!」みたいなことを言われたら……俺、たぶんズレ漫才は勝てないと思う。
(春日俊彰)フフフ(笑)。
(若林正恭)だから、ちょっと怖かった。「粗品くんと春日が組んだら嫌だな」ってちょっと思っていたもん。
(春日俊彰)ああ、そう? はー、そうか。それが若林さんに唯一、嫉妬をさせる方法だったんだね?
(若林正恭)まあ嫉妬っていうか、「負けた」って思っていたと思うね。なんでかっていうと、ティモンディの高岸くんと粗品くんと同じ番組だった時にね、なんかね、急に流れでね、即興漫才みたいになったんだよ。それで「『ドリームマッチ』じゃねえんだぞ!」みたいに突っ込んでたんだけど。なんかそれがもう即興にしてはすごく完成されていて。高岸くんと春日、ちょっと似ているじゃない?
(春日俊彰)はいはいはい。
(若林正恭)春日、なんにも気にせずに偉そうなことをずっと言ってたら、もうすごい面白い漫才になってたと思うのよ。
(春日俊彰)なるへそ。そうかもね。
(若林正恭)だから嫉妬っていうか、もう完敗宣言するしかなかったと思うね。ズレ漫才に関してはね。
(春日俊彰)なるほどね。
(若林正恭)だから、怖いよ。
(春日俊彰)だから「合う」っていうことだよね。「相性がいい」っていう。
(若林正恭)すごい合うと思う。勝てないと思う。その漫才にはズレ漫才じゃあ。
春日&粗品の相性がよさそう
(春日俊彰)それこそ、マイクにつくまでの間に3つぐらい笑いを取ってくれそな可能性、あるもんね。粗品くんが。
(若林正恭)ああ、遅かったらなんか言いそうだもんね。「ナントカ」って。「まだ着かない」とかね(笑)。で、俺もそれを思ったから、ああいうコンパクトな説明兼ねた言い方にしたいけど、急に嫌だよな。俺が粗品くんみたいに手はやらないけど。ちょっとなんか指を右斜め上に向けるみたいな、ちょっとしたアレンジでなんか……(笑)。
(春日俊彰)嫌だね(笑)。
(若林正恭)「謙虚さがない!」とか、「謙虚さはどこ行った?」とか急に言い出したら、「ああ、ああ、ああ……」って。もう目も当てられない。だから俺は「謙虚さがないんですけれどもね……」って言うしかないのよ(笑)。
(春日俊彰)「言うしかない」っていうか、そもそもがそういう人だからね。急にそれをやりだしたらさ、もう出所がわかりすぎちゃって。恥ずかしくてしょうがないよ(笑)。
(若林正恭)たださ、1個すごい腹立つのはさ、春日はさ、なんでそんな俺に嫉妬させたいわけ? 俺がなんか、もう悔しくて涙流して、歯ぎしりをしている姿が見たいわけ?
(春日俊彰)私が? いや、私は別に思わないですよ。
(若林正恭)ああ、そうなの? なんかさっき「ああ、そうか」って言っていたから。「嫉妬させる方法は……」って。
(春日俊彰)ああ、だから単純にやってみたら、よくしてくれただろうなって思ってさ。粗品くんがね。
(若林正恭)じゃあ、『ドリームマッチ』の時に「若林くんを嫉妬させたいね」って言っていたのは、プロレスラーの煽りみたいなことなの?
(春日俊彰)フフフ、いや、そういう風に言われちゃったらあれだけども(笑)。まあ、「山里さんほどじゃないよ」っていうところでご理解いただきたいのよ。そんな2週も3週も経ってもまだ言ってくるほどの……いや、やっている時はそれは思っていたよ。それはね。やっぱり気にはなるじゃない? 若林さんがどういう風に思うのがっていうのが。
(若林正恭)俺は一切気にならない。くっきーさんとやっていて、春日がどう思うかなんて。
(春日俊彰)フフフ、ああ、そう? だから嫉妬をしなかったっていうところで。「ああ、そうだったんだ」って私は思ったけれども。
(若林正恭)それはだから、山ちゃんの耳に入ったら嫌だけども。ああいう漫才が作れないからだよ。
(春日俊彰)ああ、若林さんには?
(若林正恭)そう。別の宇宙の話だから。ただね、粗品くんと春日がやったらズレ漫才を超えられるだろうな。うん。
(春日俊彰)まあ、どうなのかな。
春日&粗品がズレ漫才を超える
(若林正恭)だと思うよ。あれはもう、すごいよ。だって春日も何を言ってもいいじゃない? だって急に「アバーッ!」って言っても「ナントカナントカ……」って。たとえば「ここで入れられたら困る!」みたいなことを言ったら全部……それでワードチョイスも今みたいなレベルじゃないからさ。怖いよね。よかったよ、本当に。もう白旗を上げるしかないもんね。だから悔しいとかもないかもしれないよ。
(春日俊彰)なるへそ。
(若林正恭)次の、そのオンエアーの週のラジオで「もうズレ漫才・イズ・デッドです。終わりです」っていうことを宣言するしかないね。
(春日俊彰)フフフ、それはそれで困るけどね(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! 正直ね、負けると思うね。粗品くんと春日がやったらね。
(春日俊彰)そうか。なるほどね。正解は粗品くんか。
(若林正恭)そうだねー。まあ、「正解は」っていうと山ちゃんなんだけどね(笑)。山ちゃんも正解だけどね(笑)。
(春日俊彰)いや、「若林さんが嫉妬する」っていうことに関してはね、粗品くんだったなっていうね。
(若林正恭)まあ嫉妬ていうか、完敗宣言になるだろうな。その際には。
(春日俊彰)なるほどね。
<書き起こしおわり>