町山智浩『ミセス・ハリス、パリへ行く』を語る

町山智浩『ミセス・ハリス、パリへ行く』を語る たまむすび

町山智浩さんが2022年7月26日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』について話していました。(放送時は邦題未定のため、『パリスおばさんパリへ行く』で紹介されています)

(町山智浩)今日はですね。すごくいい映画です。もう本当にね、感動した映画で。『パリスおばさんパリへ行く』というタイトルの映画を紹介します。これ、僕は今、タイトルを言いましたけども、これは原作のタイトルなんですね。日本の映画のタイトルはまだ決まってないんですけど、原題は『Mrs. Harris Goes to Paris』っていう、そのままなんですけど。これ、1957年のロンドンから話が始まります。で、主人公のハリスおばさんという人はずっと家政婦として働いてきたおばさんで、もうすぐ老境に差しかかろうという年齢なんですね。で、この人は10年以上前、第二次世界大戦で旦那さんが戦場で行方不明になっちゃって。生きてるか死んでるかもわからない。それで子供もいないんで、女手1人で生活していて。あんまりお金がない、貧乏なんですね。

で、当時のイギリスは階級社会で、ものすごくたくさんの貧乏な労働者と、ものすごく少しの貴族だけできていた国だったんですよね。当時は。そこで彼女は家政婦さんなんですけど、通いの家政婦さんで。いわゆるメイトさんみたいな感じじゃなくて、いろんな金持ちの家をバスで回って、掃除や洗濯や炊事全般をしているという仕事の人なんですね。で、ハリスおばさんは朝から晩までずっと1人で頑張って働いてきた人なんですけれども。お花が好きなんですが、それ以外は特に趣味もなく。もちろん子供もいなくて、非常に慎ましい生活をして、もうそろそろおばあさんになっちゃう歳なんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、仕事仲間の同じような家政婦をしている人はこう言うんですね。「私たちは見えない女性(invisible women)なのよ」って言うんですね。で、それは雇い主の人たち、金持ちの人たちが家政婦さんを全然気にしないで、目の前で着替えたりするっていう。そしてそれだけじゃなくて、社会の中でも決して注目されずに、いるかいないかわかんないっていう感じで、ほとんど発言権もなく、表に出ることもなくされてるんで「見えない女性なんだ」って言うんですけれども。ただ、そんな地味なハリスおばさんがですね、ある日、お金持ちのお家でタンスでドレスを見つけちゃうんですね。

そのドレスがまあ、ものすごいかわいいドレスで。ちっちゃい花の刺繍でできた、なんていうんですかね? 糸で作られた細工のお花がいっぱいついてる、すごい豪華なドレスなんですよ。で、彼女はお花が好きなんで、「ああ、なんて素敵なドレスなのかしら!」ってうっとりと見てると、その家の奥さんがね、「それ、私のよ。それ、クリスチャン・ディオールという人が作ったオートクチュールなのよ」って言うんですね。

(赤江珠緒)ああ、なるほど。ディオール。

(町山智浩)そうなんですよ。最高級の注文服で、1人1人体から直接ですね、寸法を取って。一品しかない一点物なんですね。で、この奥さんはわざわざパリまで行って、寸法を取って作ってきたものなんですよ。それを聞いてですね、「まあ、なんて素敵なのかしら。奥様、このドレスはおいくらなの?」って聞いたら「500ポンド」って言うんですね。で、これね、今で言うところの200万円以上らしいんですよ。

(赤江珠緒)おおっ!

(町山智浩)で、このハリスおばさんは家政婦さんとして働いてて、そんな貯金ないわけですよ。でもね、「ダメだわ」と思わないで、「私、あれを買うわ!」って決めて、めちゃくちゃに働き始めるんですよ。

(赤江珠緒)うわっ、すごい! そこまで惚れ込んで。

(町山智浩)でも、とても届かないんですよね。彼女がいくら頑張ってもね。

(赤江珠緒)1着200万ですもんね。

自分の年収と変わらない額のドレスを手に入れようとする

(町山智浩)それは彼女自身の年収とあんまり変わらないぐらいなんですよね。で、もう本当にいろんなことして、そのへんがコメディになっていて。これ、コメディですからね。もう本当にドタバタするんですけれども、ある奇跡が起こって、500ポンドを彼女、手に入れるんですよ。それで一生、海外旅行なんて夢にも思ってなかった中でパリに行くんですよね。ハリスおばさんは。するとちょうどね、パリでは清掃局員の人たちがストライキをしていて、街中がゴミだらけだったりするんですけど。

(山里亮太)憧れのパリが(笑)。

(町山智浩)でもパリって結構汚いんですよ。あのね、犬のうんこを飼い主が片付けないんで。パリ、うんこだらけですよ。結構びっくりしますよ。

(山里亮太)へー! きれいな、おしゃれなイメージだった。

(町山智浩)「拾えよ!」って思うんですけども。でね、それでハリスおばさんはパリのディオールに行くんですけど。これね、本店って言っても、ショーウインドーとかないんですよ。その頃は、要するにディオールは既成服を作ってないんですよ。

(赤江珠緒)ああ、そういうことか。もうオーダーだから。

(町山智浩)そうなんですよ。で、ハリスおばさんはそこに潜り込んじゃうんですね。すると「あんた、なんですか?」って、そのハリスおばさんの服を見てディオールのマネージャーの人がね、「あなたのような人の来るところじゃないですよ。ここは私たちが招待した、ごく少数のご婦人方が私たちがやるファッションショーを見て。それで『これがいいわ』ってい言ったものを一品だけ作るというところなんですよ」って言うんですね。この頃ね、いわゆるそのパリコレってあるじゃないですか。ファッションショー。あれは、一般の人に開かれてるんですけど、それは最近のことなんですよね。この当時は、ファッションショーというものは、ごくごく少数の大金持ちの人たちだけを密室に集めて見せてたものなんですよ。

そこで「あんたみたいなおばさんの来るところじゃないんですよ」と言われるんですけど。いきなりここでね、ハリスおばさんは現金を出すんですよ。「私、買えるだけのお金、持っているわよ! 一生懸命、家政婦として働いて稼いだお金よ!」って言うんですよ。そうするとそれをね、ちょうど見てて聞いてた人たちが、そのディオールでドレスを作ってろお針子さんたちなんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、彼女たちもやっぱり「見えない女性」たちなんですよ。ディオールのドレスを見て、それを実際にチクチク縫って作ってる人のことなんて全然みんな、気にしないわけですよ。だから彼女たち、お針子さんたちはもうハリスおばさんを応援するんですよ。「頑張れ!」って感じで。自分たちも、一生自分たちが作ったドレスを持てないかもしれないわけですから。で、そこでまた奇跡が起こって、このハリスおばさんはこの個室のショーケースを見ることができて。なおかつ、ドレスを注文することができて……それからフィッティングにね、1週間かかるんですよ。大変なんですよ。

(赤江珠緒)それは本当に敷居が高い買い方だったんですね。昔はもっとね。

(町山智浩)そう。でね、これ本当に当時はドレスっていうのはこうやって一品物で。1個作ると他には絶対に……2個は作らないんですよ。かぶっちゃうとまずいから。今、ハリウッドスターですからドレスがかぶったりして笑われてるけど。当時はそれは絶対にありえなかったんですよ。

(赤江珠緒)そうか。社交界に行く時にかぶったりしたら、ありえないと。

(町山智浩)ありえないから。で、本当に今と全然違うのは、当時デパートはもうあるんですけれども。まだまだデパートでも、当時は寸法を測って作ってたんですよね。で、既製服ってそんなにまだまだ一般化してなくて。僕が子供の頃はまだ、既製服ってそんなになかったですよ。

(赤江珠緒)ああ、でもたしかにうちの親世代とかも、やっぱり自分でデザイン見せて作ってもらわないと……って言ってましたね。

(町山智浩)そう。服はね、作ってたんですよ。みんな、庶民も。自分たちでね。で、そういう型紙がいっぱいついてる雑誌がいっぱい出てまして。当時。それこそ、『ドレスメーキング』とかね。

(赤江珠緒)そうそう。昔の母親の見てる雑誌とか、たしかに型紙ついてましたね。

(町山智浩)そう。で、子供の服は基本的に親が作ってたんですね。女の子は特に。で、アッパッパってあったの、覚えてますよ?

(赤江珠緒)ああ、覚えてます。なんかおばさんとかが夏に着る、ガバッとかぶるようなドレスみたいな。サマードレスみたいな。

(町山智浩)そうそう。立体裁断じゃないから。ああいうの、みんな夏服は基本的に自宅で作ってたんですよね。

(山里亮太)『カンフーハッスル』でおかみさんが着てたやつかな?

(町山智浩)そうそう。ああいうやつ。デパートとかで出来あいのその吊るしの服を買うっていうのは、実は最近のことですよね。

(赤江珠緒)そうか。「吊るし」って、そうですね。

(町山智浩)で、僕のおじいちゃんとかね、母方のおじいちゃんは江戸っ子でね。日本橋の蛎殻町で魚屋をやってたんですけど。イギリス製の生地で1着だけ、スリーピースを持ってたんですね。

(赤江珠緒)ああ、もう生地から自分で選んで。

(町山智浩)そうそう。生地から選んで作ってもらうっていう。で、1着だけ、一張羅ですけど、すごい高級なものを持ってるっていうのは結構ね、昔の日本人の庶民のあり方だったですね。女の人はお母さんとかは1着だけ、すごい着物を持ってるんですよね。それは親からもらったもんだったりして。男もいい靴とかを……靴を直してね、何代も履くんですよ。昔は。その代わり、1足が何十万円もするんですけどね。最初に買うお金が。そういう時代だった頃の話ですよね。使い捨てファッションってのはなかったんですよ。当時はね。

(赤江珠緒)そうですね。うん。

(町山智浩)で、そこでいじめられながらね、ハリスおばさんはドレスを作ろうとするんですけど。すると、またあのマネージャーが意地悪をするんすよ。「あなたね、そのドレスを手に入れるところで、どこに着ていくの?」って。

(赤江珠緒)うわっ、嫌なことを言う……

(町山智浩)ねえ。「あなた、舞踏会とか行くの? オペラ座とか、行くの?」とか言うんですよ。「エスコートしてくれる男性とか、いるの?」とか言うんですよ。でもね、ハリスおばさんはそんなことを考えてもみなかったんですよ。ただ、素敵なドレスが着たかった。それだけだったんです。でも、それでもいいじゃないですか。ねえ。人のことなんて考えなくてもね、自分が着たいものを着ればね。で、こういう非常に自由な心のおばさんなんで、彼女が入ったディオールと、その彼女が接した人たちがどんどん逆にハリスおばさんの影響を受けていくんですよ。

(赤江珠緒)へー!

ハリスおばさんが周囲に影響を与える

(町山智浩)そう。階級意識に凝り固まった人たちが、だんだん彼女によって心をほぐされていくっていう話なんですよ。でね、これは非常に大きい歴史的背景が実はあって。1957年なんですね。で、1955年ぐらいにロックンロールが出てきて。そのエルヴィス・プレスリーが出てくるんですけども。そこから世の中って、大きく変わってくんですよ。つまり、ポップカルチャーっていうものが出てくるんですね。「ポップ」っていうのは「ポピュラー」って意味なんですけど。「大衆」っていう意味なんですね。それまで、階級社会はもう本当にたくさんの貧乏な労働者と、ほんのちょっとの金持ちだけにわかれてたんですけど。その中間の中産階級っていうものがどんどん生まれてくるんですよ。戦後に。

(赤江珠緒)ああ、そうだ。前に町山さん、おっしゃってたね。それね。

(町山智浩)そう。それがどんどん大きくなっていって、日本でもアメリカでもヨーロッパでも、それが最大の消費者になっていくんですよ。そこで出てきたのが、プレタポルテなんですよ。高級既製服なんですよ。中産階級が出てくるから、彼らが買う服を提供するために、その商品を作っていくんですよね。で、この時代はそういう時代になる直前の話なんですよ。革命が起こる直前なんですね。で、その革命を起こすきっかけになるのがこのおばさんっていうところがいいんですよ。

で、このハリスおばさんさんを演じる人はレスリー・マンヴィルさんっていうベテラン女優さんで。現在66歳かな? なんですけど。この人がこの前に出ていた映画っていうのが面白くてね。『ファントム・スレッド』っていう映画に2017年に出てるんですけども。この映画の中では1950年代、全く同じ頃ですよ。そのドレスメーカーの話なんです。『ファントム・スレッド』は。

(山里亮太)真逆の。

(町山智浩)真逆なんです。そのドレスメーカーのマネージャーの役なんですよ。今回、いじめられてるんですけど。

(赤江珠緒)じゃあ、逆の立場の。

(町山智浩)逆の立場で、両方やってるんですよ。だからね、女優ってすごいなと思ってね。両方できるんですよね。この人はもう名優でね、アカデミー助演女優賞候補にもなっている人なんですけど。彼女が素晴らしいんですね。でね、何度も何度もくじけるんですね。いじめられてね。で、くじけるんですけど。その諦めるかける時もあるんですよ。「ドレス、私にはもう作れないんだ」って。

ただ、その時にお針子さんたちが一生懸命にドレスを作るのを見るんですよ。一針一針、丁寧に縫ってね。で、「これは職人技なんだ。単なる服じゃなくて、芸術品なんだ。それは私と同じような、見えない女の人たちが作ってるものなんだ」っていう。それがわかって、「私は絶対にこの服を買うわ!」って決意するところもなかなかいいんですよ。

(赤江珠緒)すごい!

(町山智浩)もう遠いものだと思っていたんだけども、そうじゃない。「これは私たちみたいな人たちが作ってるんだ」という風に思うところがすごくまたよくてね。ただね、このディオールがそういうお針子さんたちを解雇しなきゃなんない状況になってくるんですよ。

(赤江珠緒)あらっ?

(町山智浩)経営が良くなくなっちゃっているんですね。実はディオールは。というのは、さっき言ったみたいに中産階級がどんどん出てくるんですけれども、金持ち階級は逆に少しずつ没落し始めるんですよ。この頃。で、仕事がだんだんだんだん減ってくるんですね。オートクチュールの超高級服はね。で、超金持ちたちが舞踏会をするような、貴族的な文化ってのは段々段々減ってくんですよ。社会全体が大衆化していくんで。だからディオールは経営がちょっとよくなくなっていくんですよ。この頃。で、どうなるか?っていうと、そこでディオールのその若手デザイナーで眼鏡をかけたハンサムなアンドレという青年が出てきて。で、彼がいじめられているハリスおばさんに一生懸命味方してくれるんですよ。自分の部屋に住まわせてあげて。その1週間、フィッティングをしている間。

で、このアンドレという若手デザイナーはですね、フランスでその頃人気だったサルトルの実存主義を信奉してるんですね。実存主義というのは「人間は生きるためには世の中を変えなければ意味がない」っていう哲学なんですよ。ただ生きていても、しょうがない。社会を変革することに参加しようっていう哲学なんですよ。で、このアンドレという人がそれを読んでるんですよ。それで、それで実はこのアンドレのモデルはイヴ・サンローランなんですよ。イヴ・サンローランというのは17歳かなんかでディオールの弟子になって。21歳でディオールのトップデザイナーになるんですよ。で、彼は本当に実存主義に影響されて、「庶民のためのブランドを出そう」ってことで、初めてその高級既製品服のプレタポルテを始めるんですよ。66年に。

(赤江珠緒)それがサンローラン? へー!

(町山智浩)それは、「こういうおしゃれっていうものは、全ての人に開かれるべきだ」っていう革命的試走だったんですよ。その歴史があるんですよ。実は。で、そこにハリスおばさんが関わっていたって話なんですよ。すごい話でね。実はすごい深い話になっていて。で、彼女は実は料理もできて、お掃除も得意で、とにかくもういろんな能力があるんだってことをだんだんみんなが知っていくところもすごくいいんですけどね。で、これね、『ハウス・オブ・グッチ』っていう映画を前に紹介したんですけど。あれは完全に逆方向の映画で。大衆化することによってグッチというブランドの職人技が滅んでいくっていう話だったんですけど。このへんは難しいんですよね。

(山里亮太)なるほど。どっちがいいのか……。

(町山智浩)どっちがいいのかね。完全に大衆化しちゃうと、ものすごい高度な職人技というものは滅んでしまうんでね。すごく難しいんですけど。ただね、この映画がすごくいいのは、夢についての映画なんですよ。彼女はもう超高級なドレスを持っていう夢を持つことによって、老後真っ暗だった人生が明るくなるんですよ。目指すべきものを見つけたから。

(赤江珠緒)その一点突破ですもんね。

夢を持つことで人生が明るくなる

(町山智浩)そうなんですよ。でも、60過ぎていもう人生終わりかけてた時に、夢がなかったら生きてくのはつらいですよ。だからこの間、紹介した『ファントム・オブ・ジ・オープン』に非常に似てるんですよ。あの『ファントム・オブ・ジ・オープン』っていう映画はほら、定年まで身を粉にして働いてきた港湾労働者のおじさんがね、老年に足を踏み入れて「俺の人生はいったいなんだったんだ? 何もないじゃないか……」と思った時に「ゴルフをやろう!」って決めて。

(赤江珠緒)全英オープンに出ちゃうっていうね。

(町山智浩)そう。全英オープンに出ちゃうという、とんでもない話なんですけど。で、やっぱりハリスおばさんと同じで、貧乏人をつまはじきにするゴルフの世界にいじめられながら、無理やり入ってくっていう話で。すごくよく似てるんですよ。どっちもね。

町山智浩『ファントム・オブ・ジ・オープン(原題)』を語る
町山智浩さんが2022年7月19日放送のTBSラジオ『たまむすび』で映画『ファントム・オブ・ジ・オープン(原題)』を紹介していました。

(町山智浩)でね、本当に夢についての映画で。なんていうか、決して届かない夢でもいいじゃないか。その夢を見ることで人は生きていけるんだから。還暦を過ぎて夢見たっていいじゃないか。なんというか、夢がないまま生きてくのはね、夢にたどり着けないけど夢見ながら死ぬよりもずっとつらいことですよね。

(赤江珠緒)なるほどな……。

(町山智浩)そういうね、素晴らしい映画がこの『パリスおばさんパリへ行く』なんですけども。日本では東宝東和が給権を持ってるんすけど、公開予定に入ってないんで早く公開してほしいと思いますね。

(赤江珠緒)見たい、見たい!

(山里亮太)これはなんか、いろいろと感じることができそう。

(赤江珠緒)町山さんの情報を参考に、日本公開してほしいですね。

(町山智浩)イヴ・サンローランのこととかね。ということで、本当に夢と勇気をくれる、もう本当に素敵な映画でした。

(赤江珠緒)聞いてるだけなんかわくわくする感じでしたね。『パリスおばさんパリへ行く』はまだ日本では公開未定(※2022年11月18日公開決定)ということです。

『ミセス・ハリス、パリへ行く』予告

<書き起こしおわり>

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