ヒコロヒーさんが2022年6月21日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。芸人たちが集まった飲み会で勃発したAマッソ村上さんとインディアンスきむさんの相撲マジ喧嘩事件の謎について話していました。
【14時台タイムフリー】
◆ゲスト #ヒコロヒー さん‼️✨✨
◆実は、映画の配給の仕事がしたかったんです‼️??
◆芸人飲み会で起きた #インディアンス きむさんと #Aマッソ 村上さんの喧嘩の原因が誰にも分からないというミステリー⁉️??
— ザ・ラジオショー【ニッポン放送・平日13時から!】 (@The_RadioShow) June 21, 2022
(土屋伸之)さあ、ゲストが今、一番気になること、はまっていることなどをですね、伺っておりますけれども。最近、何かありますか?
(ヒコロヒー)あの、「皆さん、なにか情報を握ってらっしゃいますか?」っていうお話なんですけれども。1ヶ月ぐらい前ですかね? 結構芸人10人ぐらいの大所帯で、いろいろありましてちょっと飲むっていうことになったんですよ。ちょっと1フロアぐらい貸し切りにして。10人ぐらいでバーッと飲んでたんですけど。私、本当に今までは仲いい人としか行かないっていうタイプだったんですね。本当に交友関係とかも狭くて。でも、なんかいざ、そういう大所帯の飲み会とか行ってみると結構楽しくて。「ああ、なんかいいな。たまにこういうのも参加してみるもんやな」なんて思いながら。
そしたら、その楽しいノリの最中、Aマッソの村上が、ちょっとノリでね、バーッて立ち上がって。その場にインディアンスのきむさんがいらっしゃるんですけど。きむさんに向かって「ちょっとお前、何やねん! ちょっとお前、ずっとえらそうやねん。ええ加減せえよ!」みたいな。まあ、ちょっとハッパかけるみたいなノリをやって。それでみんな、「ワッハッハッ!」って笑っていて。「おう、行け、行け、村上!」みたいになって。そしたらきむさんもバーン!って立ち上がって。「おう、なんちゅうことを言ってんねん。俺、先輩やぞ? いい加減せえよ!」みたいに言って。それでまたみんな、ワーッてなって。「おう、行け行け! やれやれ!」みたいな。
で、なんかそれは楽しいノリやったんですよね。なんかよくわからんAマッソの村上ときむさん。そんな関係性もない2人。同じぐらいの背丈の2人がなんか急にバーッと言い合いになって。みんな、「ギャハハ!」みたいになって見てて。そしたらなんか、誰かが「じゃああっちで相撲、取れ!」みたいになって。いわゆるね、なんか芸人らしいノリというか。貸し切りにしてるもんやから、ちょっとスペースもあって。
そこで2人がワーッ!って楽しくね、「ちょっと! なんやねん!」とか言いながらバーッ!ってやってて。「楽しいな」と思って私がちょっと1人でね、タバコを吸ったりしながら。それでこっちはこっちで誰かとしゃべるみたいにしてて。で、もう1回またパッと村上ときむさんを見たら、さっきまではノリで楽しく喧嘩してただけやったのに、なんか本当の喧嘩になってたんですよ。なんかもう、「なんじゃ、コラ! オイッ!」みたいになっていて。「あれ? なにがあった?」ってなって。ブワーッと2人を引き離して。
もう私、本当に久しぶりに成人を羽交い締めにして(笑)。「あかん、あかん、あかん! なにしてんねん? なにしてんねん?」って。でも本当に2人、バーッて喧嘩になって。パッと見たら、きむさんのこめかみあたりから血が出てたんですけど。でもなんか、その血もツーッと垂れる血とかじゃなくて、針で刺した時みたいにプーッてなるみたいな。「なんでそんな血、出る?」みたいな。「どう殴られたらそんな血になる?」みたいな。いろいろわかなくて。未解決のことが多くて。
で、結局その日はみんないろいろあって。2人を引き離して。でもなんか最終的にはちょっと仲直りみたいな感じにして、なんとか会をおさめたんですけど。それで次の日、みんなで答え合わせしてたんですよ。その場にいた、ケイさんの相方である相席スタートの山添さんもいらっしゃったりとか。あと、きつねの淡路さんもいらっしゃって。ダイタクのタクさんとか。みんなで答え合わせしたんですけど……誰も、なんで本当の喧嘩になったのか?っていうのがわからないんですよ。
(土屋伸之)誰か、見てたんじゃないの?
(ヒコロヒー)ちょうど誰も見てないんです。で、私は私で目を離した隙にホンマの喧嘩になっていて。それで大体の皆さんがそうなんですよ。
(塙宣之)みんなが一瞬、目を離したちょうどその時に?
(ヒコロヒー)そこで何かが起きてて。それでめっちゃ喧嘩になっていたっていう。どうやら、話のピースを組み合わせると。それで当の本人である村上に「なんかきっかけがあったの?」って聞いたら村上も「いや、覚えてない」って。で、きむさんにも「なんかあったんすか? 正直、言いづらいかもしれないけど教えてください」って言ったらきむさんも「いや、わからんねん」って。もう全てが藪の中で。
それで今、これね、10人ぐらい芸人がいたもんやから。みんなが同じ瞬間を目撃してるんですよ。なので、それぞれの芸人が今、ラジオでこの話を自分のラジオとかでしゃべってて。その全部のラジオを聞いたリスナーだけが真実にたどり着けるっていう。変な謎解きになっていて(笑)。
誰も喧嘩のきっかけを知らない
(山崎ケイ)私は山添バージョンは聞いてたんですよ。それで今、ヒコロヒーの話を聞いて、ちょっとまた違うんですよね。目線が。だから「ああ、そういうことだったんだ」って今、ちょっとだけ繋がりました。
(塙宣之)もしかしたら、初動も違ってるかもしれないもんね? いきなり村上が「うおーっ!」って言うわけがないじゃん?
(ヒコロヒー)で、もしかしたら誰かの視点から見たら、きむさんが実は乳を揉みまくっていて……とかね。あるかもしれないしれないですし。
(塙宣之)まあ、きむがただただ口を固くして言わないだけかもしれないからね。
(土屋伸之)その事実をね、隠して?
(ヒコロヒー)ああ、なんか後ろめたいことがあって(笑)。そうか。で、もしかしたら……その山添さんがラジオとかで言っていたのは、「あれは黒幕はきつねの淡路や」みたいなのとか。なんかそれぞれの、なんかがあるんすよ(笑)。
(土屋伸之)その喧嘩をけしかけたやつがいるんじゃないか、とか?
(ヒコロヒー)あとはその淡路さんからしたら、「いや、俺はそんなことはない。本当にただただ楽しい会やった」みたいな。淡路さんからしたらそんな、しんどい会とも思ってないというか。
(塙宣之)そうか。別に喧嘩だと思ってない人もいるんだ。
(ヒコロヒー)そう。ただの楽しいノリやとずっと思っていて。「こんなお笑い、やれるの幸せやな」みたいな。本当、それぞれの視点で……。
(塙宣之)山添のやつは、聞いたんでしょう?
(山崎ケイ)山添から聞きました。まあ、だいたいは一緒なんですけど、何かもうちょっと目線が違うっていうか。その最初、じゃれ合ってた感じっていうところから……でも、その後の話とか。後々、きむがタクに怒られるとか。その後の話もあったりするんですよ。
(ヒコロヒー)そう。なんかその日の夜は私ら後輩組が……山添さんとかタクさんとかが本当にお優しくてて。「お前ら、先に帰っていいよ」って。タクシー代とかくださって。先に帰らせていただいたんですよ。で、次の日に山添さんに「昨日、すいませんでした。大丈夫でしたか?」って聞いたら「大丈夫じゃないよ。実はあの後も地獄は続いてたんや」って。「ええっ? 何があったんですか?」って聞いたら「ちょっと長なるからタイトルだけ言うわ。ダイタクのタク、ブチギレ。きむ号泣」っていうタイトルだけ送られてきて。「気になる! 気になるなー!」っていうね(笑)。それですよね? たぶんその話っていうのは。
(山崎ケイ)そう。そのアフターストーリーがあったりとか。あと、その間ずっとトニーフランクがなんか撮影してた、みたいな。
(塙宣之)また新たな名前が出てきたな……。トニーフランクもいたの?
(山崎ケイ)なんかすごい変わったグループですよね? なんかすごい不思議なメンバーで……。
(塙宣之)元々の名前、なんだったっけ?
(ヒコロヒー)馬と魚です。
(塙宣之)馬と魚ね。
(ヒコロヒー)ギターでやっているピン芸人が……私はちょっと、そんな記憶なかったんですけど。トニーフランクがそんなことをしているなんて。山添さん曰く、「あいつはみんなが必死で人を羽交い絞めにしたり、『やめろやめろ!』って言ってる時に『フフフ』って笑いながらずっと動画を回してた」っていう(笑)。
(山崎ケイ)だからもしかしたら、そこに何かがあるかもしれないですし。
(塙宣之)その動画を見たら……でも喧嘩してると後だもんね? 回し始めたのはね。その前の動画を……。
(ヒコロヒー)そう。その前段、きっかけとかはもちろん回してなくて。
トニーフランクが動画を回していた
(山崎ケイ)だからもしかしたら金田一少年みたいな感じで、その動画を見てたらどこかに「お前があの時にああ言ったからだ」とか、なにかヒントがあるかもしれない。
(土屋伸之)でもその動画を見てる人が後から狙われてね。見てる最中に……クロロホルムで。
(ヒコロヒー)危ない……。
(塙宣之)誰かおじいちゃん、有名な人はいないの?(笑)。
(ヒコロヒー)じいちゃんが有名な人(笑)。
(土屋伸之)それで決まるの?(笑)。
(ヒコロヒー)じっちゃんの名にかけれる人、いたかな?(笑)。
(塙宣之)聞いてないだけで、嘉納治五郎とかの孫とかじゃないの? Aマッソの加納って?
(ヒコロヒー)たしかにね(笑)。実はダンビラムーチョの大原くんがものすごい方の孫やったとかね。あるかもしれないですからね。その場にいたから(笑)。
(塙宣之)また違うやつが出てきた(笑)。
(ヒコロヒー)10人ぐらいいたから。なので、その情報をね……。
(塙宣之)ダイだったかもしれないじゃん?
(ヒコロヒー)ダイタクのタクさんじゃなくて、実はダイさんが?(笑)。
(土屋伸之)ああ、タクしかいなかったんだ(笑)。
(塙宣之)メールです。「きむさんと村上さんの喧嘩ですが、後にきむさんは村上さんと会い、謝られたってことなんですけど……その時の服装がふざけていたそうです。まだ火は消えていないようです」という。
(ヒコロヒー)いや、けしかけてるやん(笑)。
(塙宣之)ああ、ということね。村上の方が謝ったんだ?
(ヒコロヒー)まあ「お互いに」っていうことじゃないですかね?
(土屋伸之)それもわかんないんでしょう? どっちが悪かったかもわかんないでしょう、だって。
(塙宣之)キムと村上の喧嘩って、ちょうどいいもんね。大きさとかさ。
(ヒコロヒー)いや、なんか本当にコミカルやったんですよ。だから最初の2人がワーッて言い合いをしている時も、なんかきむさんがちょっと互角みたいになってて。なんかみんなが「おい、きむ! 情けないやろ! 行け、お前、もっと強く!」みたいな。もう本当、くだらなくて楽しかったんですけど。
(土屋伸之)なのに全員が目を離した隙に?
(ヒコロヒー)そう。みんな、なんかの瞬間、パッと目を離した隙になにかが起きていたんですよ。
(塙宣之)その目を離した時には向こうでなにか衝撃音がしたとかは?
(ヒコロヒー)ないです、ないです。もう本当にそれぞれのタイミングで、なんかこっちでワーッてやっていて。こっちはこっちで3人ぐらいでしゃべっちゃうみたいな瞬間とか、あるじゃないですか。でもそういう感じでパッて。本当になんか、もう1回パッとそっちを見るきっかけとかもないんですよ。なんかそれぞれがたぶん自分のタイミングで見たら、本当の喧嘩になっていたっていう。
(塙宣之)これはどう推理しますかね?
(ヒコロヒー)これはちょっと、名探偵に現れてほしいんですけどね。壮大な……。
(山崎ケイ)考察してほしいですね。
(塙宣之)これはXXCLUBとかにね。
(土屋伸之)大島くんにね(笑)。
(ヒコロヒー)それこそ映画配給会社、ロングライドさん制作でこの壮大なものを作品に……。
(塙宣之)『エレクトリカルパレード』みたいなね。「あの喧嘩、なんだったんだ?」みたいなね。全員にインタビューしてさ。それで最後にきむが「僕がおっぱい、揉んでました」とかだったら……。
(ヒコロヒー)しょうもない(笑)。
(土屋伸之)大炎上だ(笑)。
(ヒコロヒー)めちゃめちゃ楽しい(笑)。楽しいな、そんなオチやったら(笑)。
<書き起こしおわり>