ダイタク拓 Aマッソ村上とインディアンスきむの相撲マジ喧嘩事件の真相を語る

ダイタク拓 Aマッソ村上とインディアンスきむの相撲マジ喧嘩事件の真相を語る ザ・ラジオショー

ダイタクのお二人が2022年7月5日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。1週間前にヒコロヒーさんが番組で話したAマッソ村上とインディアンスきむの相撲マジ喧嘩事件の真相を話していました。

(塙宣之)ちょっとメールがね、この前の話だと思うんですけどね。「この前、話題に上がっていたインディアンスのきむさんとAマッソの村上さんの喧嘩をタクさんがご覧になったということですが。どういう繋がりの飲み会で、なんでそういう風になったんですか?」っていう質問メールなんですけど。

(拓)はい。これ、先週ヒコロヒーが出てしゃべったっていうことなんですけども。

(塙宣之)ヒコロヒーのやつがありますか? じゃあちょっと1回、聞いてみますか。ヒコロヒーのやつを。

<ヒコロヒートーク音源スタート>

(ヒコロヒー)「実はあの後も地獄は続いてたんや」って。「ええっ? 何があったんですか?」って聞いたら「ちょっと長なるからタイトルだけ言うわ。ダイタクのタク、ブチギレ。きむ号泣」っていうタイトルだけ送られてきて。「気になる! 気になるなー!」っていうね(笑)。

<ヒコロヒートーク音源おわり>

(山崎ケイ)まず、2人が喧嘩した後に……っていうことだよね?

(拓)後ですね。で、お会計を払って帰ろうとなった時に、僕と山添ときむと、あと後輩2人がいたんですけど。でも一緒に帰ってる時に……僕も初めてだったんですよ。村上とかヒコロヒーとかきつねの淡路くんとかと飲むの、初めてで。「ああ、楽しい飲み会になりそうだな」と思ったら、もうきむの大立ち回りのせいで、なんか大喧嘩になって。

(山崎ケイ)そもそもなんでその……?

(塙宣之)やっぱりきむがすぐマウント取っちゃうから。

(拓)そうなんですよ。じゃあ喧嘩の原因から、言っていいですか?

(塙宣之)お願いします。

(山崎ケイ)ああ、知ってるんだ?

(土屋伸之)それがなんかヒコロヒーの話だと、みんなが目を離している隙にいつの間にか喧嘩になってたっていうことだったから。喧嘩の原因がわかんないって言っていたんだけども。

(拓)元々きむ、ちょっと酒癖が悪いんです。で、僕もずっと何年も前からきむと飲んで。もう何回もきむとちょっと言い争いになったことがあるんですけど。最近はもう、きむをなだめる方向で僕はずっときむと付き合ってたんです。

(塙宣之)わかってるんだ、そういうのが。

(拓)もう、わかってるんです。で、その日もきむが他事務所の方とかもいっぱいいて。普段、飲まない人がいて。それでテンションが上がって。で、きむはとにかく「M-1に3回行った」っていうことを本当に自分の誇りに思ってるんで。きむがちょっと大立ち回りをし始めた時に、それを知らないみんなが「いや、もうきむさん、いいっすよ」とか「もういいよ。座れよ」とか言ったら「うるさいねん! 俺、3回M-1出てんねんぞ! 黙って座っとけ!」みたいなことを言うわけですよ。

(塙宣之)審査に響くぅー!(笑)。

(土屋伸之)フハハハハハハハハッ!

(拓)いや、本当に言うんですよ。

(山崎ケイ)マジで言います、言います(笑)。

(塙宣之)最悪じゃん、あいつ(笑)。

M-1マウンティング

(山崎ケイ)「お前、M-1に出て何位なんだよ?」って私も言われたことがあるんで。「あ、最下位ですよね?」って言われたこと、ありますよ。

(土屋伸之)本当に先輩にもそういう風に言うんだ?(笑)。

(山崎ケイ)先輩にも言うっていう。M-1至上主義なんで。

(拓)で、その日も僕はきむに、ちょっと揉めそうだったんで。「まあまあ、きむ、きむ」っ言ったらもうすぐさま「お前、1回も決勝行ったことないやろ? 俺、3回行ってんねん」って。で、ここからがきむがすごいところで。最近、きむは切れながらたとえだすんですよ。これ、すごいんですよ。

(塙宣之)どういうことよ?(笑)。

(拓)「俺はミシュランで三ツ星、取ってんねん!」みたいなことを言うんですよ。たぶんM-1に3回を回数で三ツ星ってたとえて。で、僕に……わかんないですよ? 「一卵性」だから「卵」でかけたらわかんないすけど。「卵料理でどうやってミシュラン取るねん?」みたいなことを言ってくるんですよ。

(塙宣之)フハハハハハハハハッ! すごすぎるって(笑)。

(土屋伸之)本当?(笑)。

(大)こいつ、盛り癖があるんで(笑)。

(塙宣之)タクはタクで盛り癖があるの? ネタにしてない?(笑)。

(拓)で、お酒を飲んでそういう時に、「えっ、今、思ってたの?」って。その、作ったとは思えないスピードで全部バーッて返ってくるんですよ。で、もう本当に1人鬼越トマホーク状態になるんですよ。鬼越なんて、まだ竹光なんですよ。一応、バラエティの中で本当に傷つくことは言わないじゃないですか。でもきむはもう真剣で、全員を本当に斬り倒していくんですよ。

(塙宣之)フックがもうそこにはないからね。酒を飲んでいると。

(拓)で、僕は何回も飲んでるんで、そのミシュランの話とかもスッとよけれるんですよ。きむの真剣を。でも、それにあんまり慣れてない人たちなんで。で、特にAマッソの村上も酔っ払っちゃったんで。きむの真剣に立ち向かっちゃったんです。

(塙宣之)なるほど! 戦っちゃったんだね。

(拓)で、きむは絶対に勝てるM-1っていう刀を持っていますんで。AマッソってM-1、出たことないじゃないですか。だから、きむは絶対に負けない真剣を持ってるんで。そこで斬りながら……。

(塙宣之)そこに優勝者とかがいれば勝てたかもしれないけど。

(拓)これも本邦初公開です。僕は本当に聞いてました。「お前は『THE W』だけ出とけや! でっかいモニター使って笑いでも取っとけ!」みたいなことを言って、ブワーッ斬りかかるんですよ。

(土屋伸之)そんなこと言うんだ。きむが。

(拓)そしたらもうもう村上も「うるさいねん。お前で笑ったことないねん!」みたいにウワーッてなるじゃないですか。で、みんなはもう笑うしかないんです。その、止めに行ったら、斬りかかられるんで。自分も。で、唯一、ヒコロヒーだけが本当に『極妻』みたいな感じで、「村上、それぐらいにしとけ」みたいな感じでちょっと冷静に。

(塙宣之)「相手すんな」って。

(拓)で、きむの一番ひどかった一言が、そのきつねの淡路くんのYouTubeの編集とかをやっている子もそこにいたんです。で、その子は元々芸人だったらしいんです。僕もちょっと面識はなかったんですけど。で、その子に対してきむが……その子が何か言ったんすよ。「まあ、そのへんにしましょうよ」みたいな。そしたらきむが「うるさいねん! 夢、諦めた奴が俺しゃべりかけてくんな!」みたいなことを言ったんですよ。

(土屋伸之)最悪……やだなー(笑)。

(塙宣之)あいつ、ヤバいな(笑)。

(拓)で、「これはもうダメだ」ってなって。

(塙宣之)フルで言うんでしょう? もう、フルだもんね? すごいな。

(拓)そこで、もうみんなが「笑いにならないから」っつって。後輩が脱いで。「2人、喧嘩するんだったら俺を殴ってください!」って言う後輩もいたりとか。

(塙宣之)ああ、それをずらそうとしてね。

(拓)ずらそうと思ってボケ合いになって。でも、それでも収拾がつかないんで。「じゃあ1回、戦え!」みたいになって。

(山崎ケイ)なんでそうなるのよ?(笑)。

(拓)で、村上ときむが本当にウワーッ!ってもみ合いになって。でも2人とも、そんなことしたことないから。ウワーッ! みたいに本当になって。でも、もう閉店の時間もちょっと過ぎてて。お店にもこれ以上は迷惑がかかるということで。僕ら、3階で飲んでいたんですよ。それで一旦、村上と淡路くんとヒコロヒーを2階に下げて。「ちょっと落ち着いてこい」って言って。で、きむもなんとなくちょっと落ち着いてきたんで、僕は村上の様子を見に行ったんですよ。そしたらもう、村上が保護猫みたいになってるんですよ。もう、飼い主に捨てられたんで、「誰も味方がいない」みたいな状態で。うずくまって、「シャーッ!」ってやっているんですよ。

(塙宣之)えっ、これは?

(大)これは、盛ってますね。

(拓)いやいや、本当に村上、誰が味方かわからない状態になってて。友達の淡路くんとヒコロヒーにすら、「お前らもどっか行け!」みたいな感じなんですよ。で、僕がそこに行ったら、もう本当にはじめましてなんです。飲むの、初めてなのに「お前もきむと一緒やねん!」みたいな。

(塙宣之)村上が?

Aマッソ村上にブチギレられる

(拓)僕、村上にブチギレられまして。で、「いや、違うんだ。ごめん。うちのきむが本当にごめんな」って僕は諭すわけです。保護したいわけですから。

(山崎ケイ)「おいで、おいで。僕は怖くないよ」って(笑)。

(拓)で、もうここからはたぶん村上も覚えてないんです。僕だけしか知らない情報なんですけど。僕が淡路くんとヒコロヒーを「ちょっと上に行って、もう僕が何とかするから。この猫は」っつって。で、村上がシャーッ!ってなっているところを僕が、思いっきり抱きしめたんですよ。

(山崎ケイ)フハハハハハハハハッ!

(塙宣之)「大丈夫だよ」って?(笑)。

(山崎ケイ)なに、その話(笑)。

(拓)ガーッて抱きしめて。最初はここでシャーッ!ってなっているわけですよ。僕が抱きしめても。「離せ離せ離せ!」みたいな感じで。もうバリバリに爪を立てている状態で。いや、本当なんです。で、僕が「大丈夫だから。村上、大丈夫だから!」って言ったら村上が本当に僕の胸の中で「もう、なんやねん……」みたいなことを言って。甘い声を出して。「ああ、やっと子猫ちゃんに戻れたんだ」と。そこで。

(山崎ケイ)アハハハハハハハハッ! おもろ(笑)。

(拓)「もう嫌……」みたいな。僕の胸の中で。で、「ああ、やっと猫に戻れて、人のぬくもりをちゃんと感じる子になったんだ」っていうことで上に戻って。「じゃあ、解散しようか」ってなって。

(土屋伸之)これ、村上と二人きりになった時間があるんだ。

(拓)僕と村上だけの時間があって。

(山崎ケイ)新事実。で、その後だ。

(拓)その後に……。

(塙宣之)ああ、そうか。この後か!

(山崎ケイ)これがまず、喧嘩の真相で。

(拓)で、帰ってる時。みんなで歩いてる時に本当にきむに「こいつと飲むといっつもこういうことになるな」って思って。で、僕が一番キレてる要因って、その喧嘩をしたことじゃないんですよ。その日、お会計が3万円だったんですよ。で、年長者が僕ときむと山添だったんですよ。で、山添が「1人1万円や」ってなって、1万を出して。で、きむなんかウワーッ!ってまだ暴れまわってる状態だったので、僕が2万円出したんです。で、帰り道で歩いてる時に「俺、なんできむの分、払ってんの?」って思って。いらついてきて。で、「収入もあの2人の方が上で。一番収入がない俺がなんで2万円、払ってるんだ?」って思って。

で、下の村上に「お前もきむと一緒や!」とか罵られたりとかして。「なんでなんだ?」って思って。「お前と飲むといっつもこうだな!」ってちょっとキレ気味で言ったら、きむは「ああ、楽しい飲み会やったな!」みたいな感じで歩いてるんで。「おい、ちょっと待て、コラ! なんだ、それは! お前と飲むといっつもこうだな。俺は悲しいよ! せっかく楽しく飲めると思ったのに……なんでお前と飲むとこうなるんや!」って本当に説教したら、きむがもうポロポロポロッて。泣いて。きむもなんかこう、憑き物が取れたみたいになって。

(山崎ケイ)タクがなんかもうそういう活動の人みたい(笑)。

(塙宣之)妖怪じゃないんだから(笑)。

(拓)で、ポロポロポロッて号泣し始めて。「お前、そんな風に思ってたんか……」みたいにきむがなって。そしたら山添が、あいつはもう悪い男ですよ。「なんか面白そうだな」みたいな嗅覚をあいつが出して。

(塙宣之)また、そこで来たんだ。

(拓)で、後輩に「お前ら、帰れ」っつって。それで3人で飲み屋に行って。僕がずっときむに「お前があんなこと言うからやぞ! 覚えてんのか、村上に言った言葉!」とか。そういうのでずっと説教してたって話ですよ。

(塙宣之)ああ、でも最終的にはきむも、少し反省はしたの?

(拓)一応、反省したと思いますね。

(土屋伸之)で、それを見てた山添から、そういうタイトルがつけられたのね。「タクがキレた」って。

(塙宣之)周りはちょっと……そこに田渕くんはいないの?

(拓)田渕はいないんです。

(塙宣之)いないんだ。田渕くんがいたら、またちょっと違うの?

(拓)田渕がいれば、きむはそういう風にはならないです。

(塙宣之)ああ、そういう風にはならないの?

インディアンス田渕の前ではおとなしい

(山崎ケイ)なんかイメージでは、きむは田渕くんのことが大好きだから。そんな嫌われるようなことは田渕くんの前では絶対にしたくないんですよ。

(拓)ああ、そうです。本当にそうです。

(塙・土屋)フハハハハハハハハッ!

(山崎ケイ)すごくいい子、いい子にしているんで。他の奴らは基本的には敵だから。M-1で自分より下なので、下に見てるからキレるんですよ。田渕くんのことはすごく大好きなんで。そんな自分は見られたくないんですよ(笑)。

(拓)きむと2:2でコンパしたことあるんですけど。田渕むみたいなボケ、連発しますよ?

(一同)フハハハハハハハハッ!

(土屋伸之)田渕くんがいないから?(笑)。

(塙宣之)田渕になりたいんだ(笑)。

(拓)もう田渕のこと、大好きなんで。本当に田渕みたいなボケを。

(塙宣之)田渕くんもよくコンビを組んでてさ、そこでね、なんかなんないのかね? 喧嘩とかね。インディアンスってすげえ練習するじゃない? あれはやっぱりきむが練習したいから、練習してんのかな? わかんないけど。やっぱり嫌われたくないから練習をして?

(拓)いや、でも2人の仲はすごくいいです。喧嘩してるところとか、見たことないですよ。

(塙宣之)この話は知ってた?

(大)ああ、知っていました。

(塙宣之)やっぱりきむはそういう人?

(大)そうですね。だから僕の前ではそれ、絶対に出さないんです。

(山崎ケイ)えっ、怖いのかな?

(塙宣之)ダイタクの中でもダイには出さないの? それ、よくわかんないね。

(大)たぶん僕に言ったら本気でボコボコにされるから。っていう風な認知をされてるんで。

(塙宣之)間違えて、間違えちゃうこと、ないの? 似てるから(笑)。

(土屋伸之)そこはまた、性格がちょっと違うんだね。

(大)きむは……だから僕は僕は田渕とよく飲むんですけど。そういうのもあってなのかもわからないですけど。僕、きむから誘われたこと、1回もないです。

(塙宣之)そうなんだ。そこがあるんだね。

(大)で、いろいろ聞くんですけど。タクを飲みに誘う時はきむが落ち込んでる時らしいんですよね。なんかちょっと仕事でうまくいかなかったとか、そういうのがあってタクを誘うらしいんですよ。で、仕事でうまくいった時はネルソンズの岸を誘うらしいんですよ。で、「俺、うまくいったわ」っていうのを岸に散々聞かせるっていう(笑)。そういうのがあるらしいんですね(笑)。

(塙宣之)同期なんだっけ? 全員。

(山崎ケイ)いや、私が1年先輩で。山添とダイタクとインディアンスは一緒ですね。

(塙宣之)面白いね。ここらへんのが。

(土屋伸之)でも真相がだいたいわかったんじゃないですか? これで、もう。ねえ。

(山崎ケイ)見えてきましたね。だいたい。

(塙宣之)いや、それはもう、きむを呼ばないと。最後に。

(拓)きむ、呼んでほしいですね。でも、本当に気をつけてほしいんですけど。「覚えてへん」で終わるんです。

(土屋伸之)いや、そうだよね(笑)。

(拓)きむのすごいところって。

(大)ただ、ナイツさんもM-1、3回でしたっけ?

(塙宣之)だけど3位、4位、6位だから、インディアンスより順位が低いんだよね。

(拓)ああ、それはマウント取られます。

(塙宣之)2位とかになっているでしょう? だから、マウントを取られちゃうから。まあ、でも俺には伝家の宝刀、0点にできる男だからな!

(一同)フハハハハハハハハッ!

伝家の宝刀で0点にできる

(土屋伸之)そうだ(笑)。そんなの、もう3回とかじゃないでしょう? 現出場者と審査員の立場だから、さすがにマウント取ってこないでしょう?(笑)。

(塙宣之)今でも余裕で人生、変えられるから(笑)。

(土屋伸之)まあ、こっちも終わるけどな。0点をつけたら。そんな理由でインディアンスに(笑)。

(塙宣之)でも田渕っちゃんいるから50点だろうな。

(大)でも、きむから人が離れないってのがだから……。

(塙宣之)本当に悪いやつじゃないんだろうね。

(拓)まあ、そうですね。

(大)あと、こうやって話して消化できてるから、みたいなのはあるかもしれないですね。

(塙宣之)芸人じゃなかったら、もう終わってるよ! 普通の社会だったらみんな、嫌がっていると思うよ。

(山崎ケイ)お笑い芸人で本当によかった(笑)。

<書き起こしおわり>

ヒコロヒー Aマッソ村上とインディアンスきむの相撲マジ喧嘩事件の謎を語る
ヒコロヒーさんが2022年6月21日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。芸人たちが集まった飲み会で勃発したAマッソ村上さんとインディアンスきむさんの相撲マジ喧嘩事件の謎について話していました。
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