能町みね子 高田川部屋・勝武士の訃報を語る

能町みね子 高田川部屋・勝武士の訃報を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

能町みね子さんが2020年5月16日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に電話出演。高田川部屋の力士、勝武士さんの訃報について話していました。

(土屋伸之)さあ、能町さん。気になったニュース、まずは何から行きましょうか?

(能町みね子)まあ、やっぱり相撲の話を……こんな残念な形で出てしまったのはショックだったんですけども。

(土屋伸之)勝武士さん。

(能町みね子)そうですね。勝武士さんがこんな形でまさか……。

(出水麻衣)ねえ。本当ですね。28歳ですから。

(能町みね子)そうですね。若いんですよね。で、私は勝武士さんで覚えているのはもちろん初っ切りを覚えていまして。初っ切りっていうのはコント調で相撲の禁じ手を解説するというか、演技をしながら見せるっていう。今はほぼコントみたいになっているんですけども。だいたい小柄な力士とのっぽとかでっかい力士とかでコンビを組むと、漫才師さんなんかでもそうですけど、見た目的にも凸凹コンビで面白いというので。勝武士さんは170センチあるかないかの結構小柄なお相撲さんで。なので、もう1人のっぽの高三郷さんという方と組んでやっていたのをよく覚えているんですけどもね。すごく明るいイメージの方で。直接お会いしたことはないんですけども。

(土屋伸之)はい。

初っ切り 勝武士&高三郷

(能町みね子)一度、私がすごく覚えているのが国技館だったかな? 現場に見に行った時、勝武士さんが普通にお相撲を取るために出てきたんですよ。それで控えに一旦、座るわけですね。その時、なにかが起こって。なにか隣の親方にコソコソ話して、なぜか退場しちゃったことがあったんですね。

(土屋伸之)へー!

(能町みね子)それで、こんなことって滅多にというか、本当に一度も見たことがないので。それで後から、低血糖であまりにも具合が悪くなってしまったので不戦敗という形になったという。それを私は現場で見たことがあって。

(土屋伸之)1回、土俵の下にスタンバイしたのに?

(能町みね子)したのに、その時に相当具合が悪くなったらしくて。なので、もともとそういう糖尿病というのをお持ちだったということで。まあ、不運もあったんでしょうけども。本当に残念ですね。この後、相撲がどうなっていくかも見えないんですけども。どうにか、収束してくれることを願うしかないんですけどね。

(土屋伸之)そうですね。うん。

(塙宣之)28歳ですからね。

(土屋伸之)各部屋もね、対策とか大変になりますよね。

相撲はコンタクトスポーツ

(能町みね子)そうですね。コンタクトスポーツっていう言い方が正しいかはわかりませんが、とにかく「密」しかないので。ちょっとどうにか……世の中全体で収束するしかなかなか方法がないんですよね。

(塙宣之)お相撲さんだけはね、元気の象徴というかね。「裸でも大丈夫」みたいなイメージだったからね。なおさらちょっとね……。

(土屋伸之)ショックは大きいでしょうね。

(能町みね子)たぶん高田川部屋、相当大変だと思うんですけど。乗り切ってほしいなと思いますね。

<書き起こしおわり>

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