スピードワゴン小沢さんが2021年12月20日放送のニッポン放送『ナイツ ザ・ラジオショー』に出演。M-1グランプリ2021、ランジャタイについて話していました。
(塙宣之)でも、その次がランジャタイですよ。
(小沢一敬)ランジャタイもすごかったけどね。
(土屋伸之)二番手で。
(小沢一敬)難しいね。ランジャタイについては。
(塙宣之)ランジャタイって、やっぱり難しいですよね。なんか、たぶんお客さんがその見方がわかんないんだと思うんですよね。楽しみ方みたいな。だからそこを決め打ちで見ている人はめちゃくちゃ面白いんですよ。
(小沢一敬)ああ、そうだね。
(塙宣之)たとえば国崎くんが……俺、ランジャタイとは何度も仕事をしているもんで。最初は、わかんなかったんですよ。でもある日から「国崎くんの独り言だ」って思うようにしたら、死ぬほど面白くなって。
(小沢・土屋)フハハハハハハハハッ!
(塙宣之)伊藤を1回、見なくしたんですよ。国崎くんが1人でやっている芸だと思ったらもう腹が痛くなってきちゃって。
(土屋伸之)見方があるんだ。正しい見方が(笑)。
(塙宣之)正しい見方が(笑)。
ランジャタイの正しい見方
(土屋伸之)でも、採点はまた別だから難しいでしょう?
(小沢一敬)難しいね。あれはね。
(土屋伸之)で、あのネタが終わった後の全員が頭を抱えているところまでがランジャタイのネタみたいなね。面白かったけどね。あの画は。
(塙宣之)食い方がわからない料理みたいなものじゃないの?
(土屋伸之)それも含めて最高だったよ。
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— M-1グランプリ (@M1GRANDPRIX) December 19, 2021
(小沢一敬)なんかね、俺らがM-1に出ていたのって2002年とか3年とかで。ナイツは2008年とか9年ぐらいか。その俺らの頃って3000人ぐらいだったのよ。出場者が。で、今が6000組? だから1万2千人っていうことは俺らの4倍じゃん? だからさ、東京とかで暮らしていると、新宿でも渋谷でもそうだけどもさ。その人数が増えれば増えるほど、不良が増えてくるじゃん? 街に。M-1もだから今年は不良がいっぱい上がったなって思っているのよ。
(塙宣之)なるほど! 予選も敗者復活も含めて?
(小沢一敬)だから、優等生っていうか、その居場所が少なくなっていくっていう。
(土屋伸之)不良なんだ。漫才界で言うところの。
(小沢一敬)ランジャタイもモグライダーも不良でしょう?
(塙宣之)言っていることはわかる。
(小沢一敬)と、思いながら見ていて。だけど結果、決勝は……だからオズワルドも本当は不良なんだけども。あそこだと、偏差値のいい学校の不良みたいな。なんていうの?(笑)。
(土屋伸之)勉強できるみたいな(笑)。
(小沢一敬)でも、周りに不良が多くなると、最終的に残った3組は意外とちゃんとしているというかさ。
(塙宣之)思いました、思いました。なんか、元暴走族みたいな(笑)。
(土屋伸之)更生したんだ(笑)。
(小沢一敬)そうそう(笑)。
(塙宣之)だから金属バットなんかはバリバリにトガッてますよね?
(小沢一敬)そう。だから本当の不良はシャバには出れないっていうか(笑)。
(土屋伸之)フハハハハハハハハッ!
(塙宣之)天竺鼠、金属バットとか。シャバに出れなかったですね(笑)。
本当の不良はシャバには出られない
(小沢一敬)めちゃくちゃ好きだよ? めちゃくちゃ憧れるけどね。早く世に見つかってほしいけど、見つかったら捕まるんじゃねえかな?っていう(笑)。
(平野ノラ)たしかに(笑)。
(塙宣之)そうっすね。たしかに、それはそれで価値がね。
(土屋伸之)それは出場者が増えてきた証なんですね。
(小沢一敬)でもまあ、わかんないよね。俺なんかが言うことじゃないし。
(塙宣之)でも、ももとかは割とよかったんじゃないですか? 気持ちも強いし。
(小沢一敬)若いしね。おじさんだね、俺たちもね。「若いしね」って(笑)。悲しくなってきたわ。でも、反省会で岩井がめちゃくちゃいいことを言っていたね。
(塙宣之)なんて言っていたんですか?
(小沢一敬)岩井がさ、「敗者復活で漫才をやって。35歳で青春してるなって思ったけど、50歳で青春してる人がいたよ」って。めちゃくちゃいいなって。
(土屋伸之)あれはいい言葉!
(塙宣之)名言、いっぱいありましたよね。「魂は歳を取らない」って松本さんが言ってたのを錦鯉が大事にしていたとか。超いい言葉じゃないですか。なんか、いいですね。今年はすごく。また感動しましたね。
(小沢一敬)でも、結果いちばん笑けたのは塙くんの涙だけどね。
(土屋・平野)アハハハハハハハハッ!
(小沢一敬)嘘でしょう? どうした? 君だけは泣いちゃいけないでしょ?
(塙宣之)あれは、違うんですよ。小沢さん、全然違うんですよ。理由。泣いた理由は……あれは錦鯉に感動して泣いたんですよ。
(土屋伸之)そのままじゃねえかよ!
(小沢一敬)それそれ! それ! モグライダーとかで逃げたところで、何を芸人であろうとしてるのよ?
(塙宣之)ただ、これだけは言わせてください。
(小沢一敬)人でもいいじゃない? なんで芸人であろうとしているのよ?
(塙宣之)あなたがあの席にいたら、もっと泣いてますからね!
(小沢一敬)そうだよ。「だって、感動するじゃーん!」って俺は言う(笑)。
(塙宣之)ああ、そこが小沢さんと俺の違いですね。小沢さん、「感動するじゃん」って言っちゃいますか(笑)。
(小沢一敬)でも、泣けたね。一緒に見ていたけど徳井くんも泣いてたわ(笑)。俺も泣けちゃったもん。
<書き起こしおわり>