オードリー春日さんが2023年10月27日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で柳沢慎吾さんと『ソレダメ!』の企画で自衛隊ロケに行った際の模様を紹介。そこで見た柳沢慎吾さんの衝撃的な行動の数々を話していました。
(春日俊彰)昨日ね、ちょっと変わったロケーションをやってきたんですけども。『ソレダメ!』の企画なんだけども。なんか新しいコーナーなのかな? 1回だけのか、ちょっとわかんないんだけども。春日がいろんなところというか……社会科見学とか言ってたかな? 社会科見学コーナーみたいなやつで、いろんなところで生活情報を勉強してくるみたいな感じのロケーションをやったんですよ。
(若林正恭)はいはい。
(春日俊彰)で、メンバーが私とさ、演歌歌手の徳永ゆうきくんとね、あと柳沢慎吾さんっていうこの3人の組み合わせ。初よ。「どういう会議でそれになったの?」っていうね。
(若林正恭)たしかにな。なんか、バラバラというか。それぞれのジャンルの感じだよね。
(春日俊彰)なんかよくわからない……共通点とかもさ、あんまりないっていう。
(若林正恭)マッチョ括りとかでもないしな。
(春日俊彰)で、慎吾さんとはちょっと前にね、今年の夏かな? ベスコンでキャンプのロケーションをやらしてもらったのよ。で、徳永くんとは初めてかな? でも、『タモリ倶楽部』であったかな? どうだろう? あの子、電車好きじゃない? もしかしたら……でも、あったとしても相当前っていう。この変わった3人でね、ロケーションで自衛隊の駐屯地に行かせてもらって。そこでなんかいろいろとさ、自衛隊の……静電気を逃がす方法とか。あと、ベッドメイキング。自衛隊の人って起きてバババッとね、きれいにしなきゃいけないから。グチャグチャのままではいけないから、ピシッとやるやり方とか、いろいろと習ってきたんですよ。
でも、楽しみでさ、柳沢慎吾さんとロケーションをがっちりやらせてもらうっていうのが。ベスコンの時もキャンプ場に行って料理を作るみたいな感じだったから、いろいろ巡って……とかじゃなかったのよ。で、楽しみにしててさ。で、楽屋が大部屋だったの。そこで私と徳永くんが同じロケバスで行って。慎吾さんは自車でね、現地集合みたいな感じで行かれていて。で、慎吾さんが先に着いていたんだよね。で、メイクかなんかを慎吾さん、してるんだけど。その大部屋のだいぶ離れた廊下から、もう声が聞こえてるんだよ。朝9時前とかよ? もうブワーッてしゃべってるの。もう、あのまんまなのよ。若林さんも知ってると思うけどさ。カメラが止まってもさ、ブワーッてしゃべっていて、あのまんまじゃない?
(若林正恭)そうだね。ものすごい元気ある。
(春日俊彰)元気じゃない? で、朝から……それでやっぱり行ったら案の定、座ってね、メイクさんに顔を抑えてもらって。あのマントみたいなのをつけてさ。それでもうブワーッてしゃべっていて。「友達がね、同級生で自衛隊のやつがいてね」なんつって。「遊びに行ったことあんのよ」なんつって(笑)。もうブワーッてしゃべっていてさ。
(若林正恭)ちょっとお会いしたい気持ちはすごいあるのよ。南原さんに「相方の内村さん以外だったら相性が一番いい人、誰ですか?」って話をしてら、「やっぱり慎吾ちゃんかな」って言っていたから。イメージ、わくよね? 慎吾さんとロケ、していたもんね。
(春日俊彰)で、いろいろやってるじゃない? 旅ロケみたいなのとかさ。で、ブワーッてしゃべって寝れないみたいなさ。
(若林正恭)だから俺も慎吾さんみたいにした方がいいのかなと思って。南原さんと2人で。ご飯を食べている時とか(笑)。
(春日俊彰)タイプが全然違うよ(笑)。それで挨拶して。で、「ああ、久しぶりだね! 夏、あれに行ったよね? あれ! ほら!」って(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! そのしゃべり方、顔の動かし方ね(笑)。
(春日俊彰)「ああ、キャンプっすね」「ああ、そうそうそう! あれ、楽しかったね! 今日も、たのむね!」なんてブワーッてしゃべられて。こっちもワクワクして(笑)。
(若林正恭)すごいよな!
(春日俊彰)それで徳永くんが初めてお会いするみたいな感じで。「徳永ゆうきです」「どこ? 出身、どこなの?」「大阪です」「履正社。履正社だ、履正社。大阪桐蔭? 大阪桐蔭の?」なんつって(笑)。「ああ、そうっすね」なんて。もう、なんか……(笑)。
(若林正恭)いやー、かっこいいな!
(春日俊彰)かっこいい! 本当にもう、朝から全開で。
朝から全開の柳沢慎吾
(若林正恭)だってさ、年に1、2回さ、ネットニュースでさ、「始球式で押した」みたいなのがさ(笑)。
(春日俊彰)その話もして。「今年ってやられたんですか?」「やったのよ! DeNA。◯年ぶりかに。15分。15分ね!」って(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ! いやー、かっこいいよな。ジョイマンのネタとかもそうだけどさ、もうそうなったら無敵だよな?
(春日俊彰)無敵。本当に。
(若林正恭)「ウー、ウーッ!」って、15分やって(笑)。「早く試合、始めろ!」って(笑)。
(春日俊彰)1人甲子園ね(笑)。で、さっき調べたらさ、1人甲子園で2008年かなんかにさ、CDアルバム出してるの(笑)。「柳沢商業」っていう架空の高校の生徒とか、いろんな関係者とか、20人ぐらいを1人でやっているCDが出てるんだって(笑)。
(若林正恭)あれってさ、ちょっとさ、「応援席、応援席」とかさ、カメラのカット割みたいにさ、いろんな人に……(笑)。
(春日俊彰)応援団をやったり。
(若林正恭)で、説明入れてくれるんだよね。「応援団、応援団」とか言った後に「バーバーバババーッ♪」とかさ(笑)。
(春日俊彰)「旗が……」とかね。で、亡くなった本部長か何かの遺影を持ってる子がいたりさ。もうすごいんだよやっぱり好きだから。で、聞いたら本当に高校野球が好きでさ。
(若林正恭)好きじゃないとできないよな。
(春日俊彰)できない。で、自衛隊の方々、いろいろ会ったんだけども。出身地をね、「どこなの?」って聞くたびに「鹿児島です」「鹿児島……鹿児島実業だ!」とかね。「ああ、佐賀? 佐賀商業! 優勝したね、優勝!」って(笑)。すごいのよ。
(若林正恭)俯瞰で聞くとさ、その会話はおかしいよな(笑)。出身地を言って、高校野球の有名校を言うって(笑)。
(春日俊彰)「埼玉? 埼玉栄だ。花咲徳栄か?」とか(笑)。「はい、そうです」みたいな。そんなのを……(笑)。
(若林正恭)すごいね、やっぱり。
(春日俊彰)いや、すごいのよ。もう全開で。
(若林正恭)すごいな。だって俺たちが子供の時からだもんな。それな。
(春日俊彰)そうよ。で、聞いたらもう61歳とか62歳なんだよね。
(若林正恭)年齢、わかんないよね。
(春日俊彰)わかんない。もう全然、スピードも速いし。
(若林正恭)だからウンナンさんよりちょい年上なのかな?
(春日俊彰)61とかだったら、そうじゃない? だってウンナンさんのお二人は還暦じゃないでしょう?
(若林正恭)そうだ。もう、でもすぐだね。
(春日俊彰)だから近いよね。同世代とかだったりするだろうけどね。で、オープニングの現場まで行くじゃない? スタッフさん、技術さんとかカメラマンさんとかもいて。そこに慎吾さんがさ、バーッと小走りで行ってさ。「今日は、よろしくお願いしますっ!」っつって。我々も自衛隊の格好をしているから、かぶっていた迷彩の帽子を取って「お願いします! 笑ってください!」って。
(若林正恭)「笑ってください」?
(春日俊彰)そうよ。で、「たのむね! たのむね!」なんつって。それでもう一気にそこを掴むのよ。はじめてのスタッフさんを。「やっぱりね、技術さんが笑ってくれないと、こっちも乗らないし。ディレクターじゃないのよ」って。
(若林正恭)でもさ、それさ、40年ずっとそうなのかな?
(春日俊彰)40年、そうじゃない? だって私、さっき見たのよ。調べたのよ。そしたら1986年に『徹子の部屋』で1人甲子園、10分やってた(笑)。
(若林正恭)86年に?(笑)。
(春日俊彰)86年、もう既に。すごいじゃない?
(若林正恭)で、今もまた始球式で2023年に15分、やってやってるんだもんね。フルで。しかも抜いてる慎吾さんなんて、見たことないじゃない?
(春日俊彰)見たことない。
始球式で15分間、1人甲子園
(若林正恭)いや、あれやっぱり一番面白いよな。ですよ。さん、この間、『スクール革命!』に出てきて。またヤドカリ、やってたよ?
(春日俊彰)本当(笑)。「ひとつ、ネタを」なんてね、振ったらさ。
(若林正恭)で、結構みんなはあんまり知らないみたいで。ずっとチョココロネってやっているのを。でも俺と春日だけ「おい、嘘だろ? 頼むぞ……」って言いながら見てたら「ヤドカリさんを……」って言い始めた瞬間に「おい、マジか……」って。2人で、小声でね。あんまりみんなに目立たないように。
(春日俊彰)本当(笑)。
(若林正恭)「おい、マジか。まさか……」「チョココロネだったんだよぉー!」って(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! でも、やっぱり笑っちゃったよね(笑)。
(若林正恭)笑っちゃう。あれが一番面白いよ、やっぱり。
(春日俊彰)面白いね。
(若林正恭)でも、春日もちょっと、そうなっていくのかな? ゆっくり歩いてきたら「おい、なんだよ。嘘つくなよ……」って。もう意味合いが変わってきてるだろうね。
(春日俊彰)ああ、そうかもしんないね。そうなりたいよね。
(若林正恭)だからあれは変えちゃいけないんだろうな。
(春日俊彰)実際、あそこまで行ったら、もう本当に無敵だもん。今後もずっと行けるからね。チョココロネだけでいいし。1個でさ。
(若林正恭)意味わかんないよね。もう。面白すぎて。じゃあ、86年って俺たち、子供だ。
(春日俊彰)もう既に『徹子の部屋』で10分やってるんだよ。1人甲子園を。すごいよ。それで今でも、いろいろ新しくなったりとかしてさ。やっぱり高校野球、お好きだからね。どんどん新しい情報というかね。なってきて。もう不変だよね。
(若林正恭)ずっと高校野球、好きなんだろうね。86年から。
(春日俊彰)ずっと……それ以前からじゃない? だって、その自衛隊で案内してくれる方にさ、「出身、どこなの?」って聞いて。「大阪です」「ああ、じゃあ甲子園、近く?」「ああ、近かったです」「うらやましいねえ!」って言って。会って本当に数分で、もう肩を組みながら歩いていたからね。「そうなの?」なんて。「俺が住んでたらね、本当にもう毎日、行っちゃってるよね!」なんつって。もう肩を組みながら。で、その方も全然嫌じゃないというか。それがいやらしくないというか。嫌がられない、この人の懐に入るというかさ。みんなに愛されるみたいな。そんなんでさ、オープニングが始まってさ。それでワーッとしゃべってくれるわけですよ。その同級生の自衛隊の方の話とか、ワーッてしゃべっても。10分ぐらいやっていたんだけども。もちろん、面白かったんだけどね。
でもほら、『ソレダメ!』ってさ、生活情報とかだからさ、あんまり言っても使わないじゃない? たくさんしゃべってくれても申し訳ないなっていうのも含めて、「いや、ちょっと慎吾さん。『ソレダメ!』はあんまり……私も以前ね、愛媛のみかん農家さんところに前乗りで行った時に、朝から半日かけて一生懸命ロケやったらそのVTRの上がり、私の出ているところ、3分だったんですよ。だからほとんど使われないと思うんですよね」みたいなことを言ったら「ああ、そうなの? じゃあ、チャッチャと行った方がいいね。行こう行こう!」って言った後、10分またしゃべっていてさ(笑)。
(若林正恭)関係ないんだね。使い所とか。
(春日俊彰)で、やっぱりずっと面白いのよ。「もういいだろ」っていう感じにスタッフさんもなっていないし。
(若林正恭)なるほど。面白いから。すごいな。
(春日俊彰)すごいのよ。で、カメラが止まった後も同じテンポでしゃべってるし。ブワーッて。
(若林正恭)それってさ、「これ見て、これ見て、これ」みたいなさ、動線があるじゃん? ロケって。それはさ、進んでいるの?
(春日俊彰)進みながら。で、敷地が広いから、移動が歩きながらなんだけども。止まるたびに、なんかいろんなその昔の芸能界の話とかをさ。
(若林正恭)それは聞きたいね。
急に始まる1人コント
(春日俊彰)女優さんの話とか。それが急に始まるんだよ。それこそ、さっきのマジシャンのあれじゃないけども。急にそのコントが始まるの。
(若林正恭)コントが? 始められないでしょう。そんな自衛隊のロケで、コントなんて。
(春日俊彰)いや、だから止まって。「ちょっとミキちゃん!」って。
(若林正恭)プッ(笑)。嘘?
(春日俊彰)入っているのよ。「なにかな?」って思っていると「ミキちゃん! あの、ベンツの◯◯(車種)、回して? V16気筒の◯◯?」っつって。ミキちゃんなんかいないのよ。それで見ていると「回して? 早く。早くして!」とか。それでずっと見ていると「これ、昭和の大御所大女優」って(笑)。「ああ、そうなんすか?」「実際にいたのよ!」って。
(若林正恭)当てなきゃいけないのよ。クイズ(笑)。
(春日俊彰)あれ、クイズだったのかな? 「実際にいたのよ。言わなくていいのにベンツの車種まで言っちゃってね」「ああ、そうっすね。そんなの、『車、回して』とかでいいっすよね」「それを言っちゃう。ベンツの◯◯とか」って。
(若林正恭)エンジンのタイプも言っちゃって(笑)。
(春日俊彰)「エンジンのタイプもV◯気筒とか言っちゃうのよ。それでその1ヶ月後ね、その女優さんの車を見た時、煙を上げて止まってたわ。ざまあみろって思ってね」なんつって(笑)。
(若林正恭)なんか持って行き方が粗いな(笑)。本当かな?
(春日俊彰)本当かどうかはわからないけども……(笑)。
(若林正恭)着物ババアの匂いがするな(笑)。
(春日俊彰)そういう風に急にコントを……(笑)。
(若林正恭)そんな車、燃えるか?
(春日俊彰)「壊れやすいんだよね。その車種。V◯気筒の」っつって。
(若林正恭)お前もそういうロケの仕方をしろよ?(笑)。
(春日俊彰)いや、無理だよ! 急にコントに入ってさ(笑)。
(若林正恭)いや、聞いたことないよ。その手法。
(春日俊彰)いや、すごいのよ。それで、またひとつ、若林さんはどうかわかんないけど、私がすごい面白いと思ったのがあってさ。慎吾さん、自分のことをね、「ボキ」って言うのよ(笑)。
(若林正恭)いや、無理だろう?(笑)。何回も言わなきゃいけないじゃん、それ。
(春日俊彰)何回も。「ボキはさー」っつって(笑)。
(若林正恭)「ボキ」は無理だろう? それ、徳永さんは?
(春日俊彰)徳永くんはもうニコニコしてて。
(若林正恭)春日はどうしているのよ? ボキって言われて。
(春日俊彰)ボキはもう笑っちゃうよ。「ボキが小さい頃はね」みたいな。
(若林正恭)毎回でしょう?
一人称が「ボキ」
(春日俊彰)でも1回だけちょっと補足というか。地ならしはしなきゃいけない場面があってさ。みんなで講義を受けたの。自衛隊の学生さんとかと調理の講義を受けるっていうんで、30人ぐらいかな? 教室みたいなところに行く時に、その講師の先生が前にいてさ。「キャベツの鮮度の見分け方。どこを見たら鮮度がいいって、わかりますか? わかる人、いますか?」っつったら慎吾さんが「はい! はいっ!」って手を上げて。どうやらちっちゃい頃、実家が八百屋さんだったらしいのよ。だから「はい!」っつって手を上げて。「じゃあ、柳沢学生」「あの、ボキがちっちゃい頃ですね、家が八百屋だったんで。キャベツは……ボキ、市場に一緒に行ってましたから」みたいなことを言って、周りがざわついたの(笑)。
(若林正恭)「ボキ!?」って(笑)。
(春日俊彰)「ボキ!?」ってなったから私は「ちょっとすいません」って言って。「『僕』のカ行がちょっとずれちゃいまして……」みたいなさ(笑)。ざわついっちゃっているからさ。本当はそんなの、野暮じゃん? 言わない方が面白いよ。「ボキは」って面白いと思っているからさ。そを言っちゃうのも嫌だなと思ったけど、ざわついちゃったから仕方なく言ったけど。ずっと、1日言っていたな。「ボキはいいと思うな」とか、とにかく。
(若林正恭)それ、でも昔からじゃないよね? その日からなんじゃないの?
(春日俊彰)いや、その日にぶち込んでこないでしょう?(笑)。
(若林正恭)それ、テロップどうなるんだろうな?(笑)。「僕」って出ていたらめっちゃ面白いよな?(笑)。
(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! 直されていたらね(笑)。それがね……。
(若林正恭)本当だろうな? 「ボキ」って。お前。
(春日俊彰)いや、本当よ。でもVに残っているかはわからんよ? ずっと言っていたよ。「ボキはね」って(笑)。
(若林正恭)フハハハハハハハハッ!
<書き起こしおわり>