ハライチ澤部 小2の娘の運動会・徒競走を語る

ハライチ澤部 小2の娘の運動会・徒競走を語る ハライチのターン

ハライチ澤部さんが2022年6月2日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で小2の娘の運動会を見に行った際の模様をトーク。徒競走をめぐるあれこれを話していました。

(澤部佑)この間の土曜日かな? 長女の運動会。小学校2年生の長女の運動会があって。それも1ヶ月前に聞いていたんだけど、仕事で俺が行けない。レギュラー番組があって。で、運動会は昼ぐらいだったのかな? これはもうどう考えても行けないなってなって。で、さらに妻も親友の結婚式があったの。で、「どうする?」みたいな。その日ね。でも親友の結婚式に行くってなっていて。「どうする?」って。一応、土曜だから。下の子2人も家にいるから。幼稚園、休みで。

(岩井勇気)どうすんの、それ?

(澤部佑)「今回はじゃあ、あれかな?」って言ってたら、その俺の仕事がいつもよりちょっと遅かったの。だから「行けるぞ!」ってなって。その日、パッと運動会を見て、すぐ行けば間に合う。「行けるぞ! よし、これはいいや」ってなって。それで、当日を迎えてね。で、準備してて。そしたら朝10時過ぎかな? 携帯見たら留守電入ってて。「なんだ、この時間に?」ってなってパッと聞いたら、歯医者からで。俺、その日に予約入れちゃってるのね。

(岩井勇気)はい、終わった……。

(澤部佑)仕事も運動会も何も考えず、予約を入れて。もうこれ、忘れちゃって。

(岩井勇気)ほら。これはもうヤバいよ。

(澤部佑)岩井の顔が浮かんだよ。マジで。一番最初に岩井の顔が浮かんだ。あんなに俺も岩井に言っていたのに。「お前、ちゃんとしろよ」って。でも俺、同じことをやっちゃったよ。

(岩井勇気)お前、二度と俺に何か言ってくるなよ?

(澤部佑)すぐ電話したの。ちゃんと。「すいません。本当に申し訳ないです」って謝って。ちゃんと。そしたらなんかすごい笑って。「ああ、いいですよ」って言ってくれて。

(岩井勇気)一緒だからね。言おうが、言うまいが。そこは空いちゃうんだから。

(澤部佑)でもまあ、そこを一応クリアさせて俺は運動会に向かったの。で、お昼ぐらいかな? もう暑い暑い日で。その日、土曜が。カンカン照りで。で、着いて。徒競走と、なんか大玉リレーみたいな。大玉を神輿みたいなのに乗っけてさ。途中、落ちたらまた乗っけて、みたいなやつ。2年生はその競技で。今、3学年ずつに分けてやるんだよ。コロナでね。で、行って、まず徒競走。徒競走のゴール付近。ゴールちょい手前ぐらいの横のところに俺、陣取ってね。

(岩井勇気)ああー、ボートレースで一番陣取りたいところだよな。

(澤部佑)いや、知らない。

(岩井勇気)あ、違うの?

(澤部佑)運動会で。やめて。ボートレースとか競馬とかは。で、ゴール手前のところに陣取って俺、待ってたのね。で、うちの娘が17レースの第3コースで……。

(岩井勇気)17レースもあるの? だいたい12レースまでじゃない?

(澤部佑)フフフ(笑)。ギャンブルの方で考えないで。競馬とかは。17レース。

(岩井勇気)結構行くね。

(澤部佑)17レースの第3コースに娘がいるっていう情報は入ってるから。

(岩井勇気)えっ、何艇出るの?

(澤部佑)艇は出ない。人。

(岩井勇気)ああ、人? 何人出るの?

(澤部佑)5人ぐらいかな?

(岩井勇気)じゃあ、そんなにつかないね。

(澤部佑)つかない! ないから。券とか。

(岩井勇気)ああ、そう?

(澤部佑)で、○レースとかどんどん近づいてくると、その前のレースとかに出ているお子さんの親御さんとかがだんだんいなくなって。「前、どうぞ」みたいな。どんどん交代してってくれて。俺、気づいたら17レースの何レースか前に一番先頭ぐらいまで出てさ。

(岩井勇気)ああ、いいじゃん!

(澤部佑)「こんなの、撮影するのに絶好だ」って思って。何レースか前から俺、撮影の練習してた。動画のさ。携帯を持って。最初はこう、寄っておいて。で、近づいてきたらちょっと、また引きというか、変えてさ。「こうやって撮ろう」みたいなのを……。

(岩井勇気)えっ、それって何レースか前から買っているっていうこと?

(澤部佑)買ってない。

(岩井勇気)買ってないの?

(澤部佑)動画、撮ってるだけ。

(岩井勇気)ああ、動画を撮っているだけ? それ、楽しい?(笑)。

(澤部佑)楽しいよ!

(岩井勇気)見てるだけね。えっ、金なかったの?

(澤部佑)金、かかってないからな? 「うわーっ!」って空に券とかぶん投げないのよ。運動会では。

(岩井勇気)ああ、違うの? ごめんね。

(澤部佑)俺、そこで動画を撮る練習をしていたの。で、16レース。だから娘が出てくる1個前のレースも練習していたの。そしたら、その16レースの途中ぐらいでバーン!って俺の携帯が真っ黒になって。「携帯が熱すぎるので、停止します」みたいな。

(岩井勇気)ヤバいじゃん! えっ、熱のやつで?

熱でスマホが使えなくなる

(澤部佑)その文字が出て、画面が真っ暗になって。カメラのアプリもオフみたいになって。「ヤバい、ヤバい!」ってなって、何回もやり直そうとするの。もう1回、カメラのボタン押して、もう1回立ち上げて……みたいな。そうすると、また文字が出て。「熱すぎるので停止します」みたいな。それで真っ暗になって。「ヤバい、ヤバい!」って。もう俺、パニクっちゃって。「携帯……うごきませーん!」って。知り合いのママさんが近くに何人かいて。「携帯、うごきませーん、俺!」って。そしたら隣にいた知り合いのママさんが「私が撮る!」って言ってくれて、携帯で撮ってくれて。

(岩井勇気)おお、すごい。みんな、仲間みたいなもんだからな。そこの会場にいる人たちは。

(澤部佑)お前、競艇場を思い浮かべてない? ボートレース場を。

(岩井勇気)もつ煮、食べた?(笑)。

(澤部佑)もつ煮(笑)。名物のもつ煮、ないから。でも、その「仲間みたい」っていうのはたしかに合ってる。そのお母さんが「私が撮る!」って言った時に、その保護者とかを区切る、「ここがエリアです」みたいな。腰あたりの高さでテープが張ってあるじゃん? 運動会って。杭が打ってあって、そこを通してさ。そのテープの下から……もう地べたに座って、テープの下から長い望遠レンズみたいなので撮っているお父さんも俺に声、かけてくれて。「何レースの、何コースっ!?」って俺に(笑)。

(岩井勇気)すごいじゃん(笑)。

(澤部佑)「じゅ、17レースの、第3コースですぅっ!」って俺、言って(笑)。

(岩井勇気)めちゃくちゃ……えっ、お前、そのレースだけめっちゃ買ってんの?

(澤部佑)もう人生かかってるから。こっちも。

(岩井勇気)全額賭けてんの?

(澤部佑)全額賭けてるよ。17レースの第3コースが来なかったら、おしまいだから。俺の人生。

(岩井勇気)そうか。えっ、粗品の呪いみたいなの、ある?(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! なんかダービーでも荒れていたけれども。粗品の呪いはこっちにはまだかかってないのよ。で、「17レースの、第3コースです!」って言ったらそのお父さん、もうファインダーを覗きながら。「はい、了解!」って(笑)。

(岩井勇気)かっこよ!(笑)。

(澤部佑)「ありがとうございますっ!」って。で、スタートして。で、そのスタートしたぐらい俺の携帯も復活して。もう万全の状態。お母さんも撮ってくれているわ、お父さんも下で撮ってくれてるわ、みたいな。で、ブワーッてなって。娘が近づいてくるんだよ。どんどん。で、その時ずっと俺、携帯を見ながらいたんだけども。これ、もうダメ。「携帯なんか覗いてる場合じゃない。直の目で娘を見ないで、どうするんだ?」という気持ちになって。もう携帯から目を離してさ、ちゃんと応援しようってパッ目を上げて。目の前をを娘が通り過ぎて。ブワーッて来て。しかも娘、1位!

(岩井勇気)うわっ、来た?

(澤部佑)1位のゼッケンをつけた6年生のお兄さんみたいな子に連れられて行くじゃん? なんか案内してくれる。1位のところまで。その兄さんと手を繋いで。うちの娘が。で、喜びながら。俺も「よっしゃー!」って。その時はもう、スローだよね。「よっしゃー!」ってなったら周りのパパ・ママたちが「やったね!」みたいな。「やりましたね、澤部さん! お子さんね、やったね!」「いや、皆さんのおかげです!」みたいな。

(岩井勇気)大丈夫? フライング判定とかは?

(澤部佑)ないよ!

(岩井勇気)大丈夫? 出場停止になっちゃうからね。2ヶ月ぐらい。

(澤部佑)出場停止って、来年までないよ。レース、1年間、ないよ。

(岩井勇気)ああ、そうなの?

(澤部佑)で、「うわーっ!」って。俺、もう本当にオリンピック選手がメダル取った時の選手のパパみたいな。名物パパみたいな(笑)。「やりましたね、娘さん!」「ありがとうございます!」みたいになって。それでワーワー言ってたら、その望遠レンズお父さん。地べた座り望遠レンズお父さんがパッと俺のことを見て。黙って俺の方にそのカメラのモニターみたいなのを見せてくれたの。パッて。それで見たらもう、信じられないぐらいの躍動感。信じられないぐらいの美しさで撮れたうちの娘の写真! カメラのCMみたいなの(笑)。

(岩井勇気)すごいじゃん(笑)。そのカメラで撮った方が良かったね、たぶんね。

(澤部佑)いや、そう。「ありがとうございます! ありがとうございます!」って。で、その写真をなんか後で送ってくれるっていうんで。

(岩井勇気)指をスリスリスリ……みたいなの、やってなかった? なんか、その……。

(澤部佑)金、取らないよ!

(岩井勇気)「えっ、ほしい?」っつって(笑)。指スリスリスリ……って(笑)。

(澤部佑)気持ちで撮ってくれてるんだから。その人は。指スリスリスリ……はないよ。

(岩井勇気)「気持ち、ありますよね?」みたいなこと、言ってこなかった?

(澤部佑)まあ全然払うけど。俺も。もしスリスリスリ……ってやるならね。それで終わって、そのまま俺は仕事に行って。それで夜、家に帰ってさ、また娘に声かけるじゃん? しかももう、娘はホクホク顔なわけ。1位を取っているからね。で、「よかったね。1位」って俺が声をかけたの。で、その瞬間に俺、「1位よかったねってこれ、1位だけ褒めるのはよくないな」って。「1位、よかったね。すごいね、1位」だけ言っていると、その「1位」に価値があると思ってしまうんじゃないかって。その過程を褒めないと、これはダメなんじゃないか?って思って。

1位の娘にかけた言葉

(澤部佑)「でも、頑張ったからね。一生懸命頑張ったから、1位が取れたんだね」みたいな言い方をしたの。そしたら娘が「まあ練習から1位、だったからね」って。「練習から全部、1位」って。練習、何回もやるんだって。同じメンバーで。「練習から全部、1位」って。「あ、いや、いかん、いかん……」って思って。「まあ、その練習を頑張ったから1位、取れたんだね。よかったね」って言って。そしたら娘が「絶対に1位、取れると思ったからね」って。

(岩井勇気)すごいね。

(澤部佑)初期の亀田興毅みたいなビッグマウスよ。

(岩井勇気)ああ、入っちゃってるね(笑)。

(澤部佑)「ああ、これはよくないな。ヤバいな」って。

(岩井勇気)よくないわ。よくないヒーローインタビューだね。

(澤部佑)よくないヒーローインタビューだね。なに? ヒーローインタビューって?

(岩井勇気)1位になった後のね。

(澤部佑)去年はたしか3位とかだったんだよ。たしか。それでも「練習頑張ったから、よかったね」「うん」みたいに言っていたんだけどさ。1位を取ったらもうこんなに人が変わっちゃうんだ。ヤバいなって思って。今、よくよく考えてみたら、アトラス内藤は腰低かったもんな。すごく。アトラス内藤もしゃべり口調とか、すごい丁寧だったもんな。

(岩井勇気)丁寧だったよな。

(澤部佑)そう。丁寧だったから。ちょっと心して来年の徒競走までちゃんとアトラス内藤のように育てるとか、気をつけようって思って。

(岩井勇気)そうか。結局、いくら儲かったの?

(澤部佑)結局……俺、だから結構行ったね。6、7万、勝ったんじゃないかな?(笑)。

(岩井勇気)ついたね(笑)。

(澤部佑)「ついたね」って(笑)。

(岩井勇気)決まり手はどうだったの? まくり差し?(笑)。

(澤部佑)な、なんの話してんの?(笑)。俺、今日なんの話、してんの?(笑)。

<書き起こしおわり>

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