インパルス板倉さんが2021年12月15日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』にゲスト出演。佐久間宣行さんと『あちこちオードリー』でも紹介した「HPが減る仕事、MPが減る仕事」について話していました。
(佐久間宣行)『あちこちオードリー』の話にちょっと戻っちゃうけど、あれもすげえ響いた。「HPが減る仕事とMPが減る仕事っていうのが仕事にはあって。体力は減ってないけど、MPが減ってるからみんな、潰れちゃうんだよ」っていう。その「MPが減る」っていうことに気付いてないといけないんだよね。
(板倉俊之)そうなんですよ。体力的なことって結構、心配されるんですよ。「疲れてそうだね。大丈夫?」とか言われるけど、精神が擦り減ってるって気付かない。わからないから。外見に出ないから、心配されないんですよ。
(佐久間宣行)それのたとえがさ、今まで誰も見つけられなかったのに急に「HPとMP」っていう本当に信じられないぐらいわかりやすいのが……(笑)。
信じられないぐらいわかりやすいたとえ
annkwで若林さんが感銘を受けたって仰ってた板倉さんの秀逸な例え #あちこちオードリー pic.twitter.com/HMkxpH2dmS
— うにいくら (@uni_ikura_11) December 15, 2021
(板倉俊之)そう。僕は結構、昔からそういう感じでとらえていたんですよ。だから、発見がありますよね。「ああ、俺が普通に思ってる言葉を使ってしゃべったらこんなに……」って。だからあのへんの言葉ってロールプレイングゲームをやってないとわからないから、それを引っ込めていたりしたところなんですけど。「ああ、こういうのも出しちゃった方がいいんだ」って。
(佐久間宣行)そうかもよ? ゲームとかさ、板倉ぐらいのゲーム好きとかの感じで引っ込めてたものって、実は今、普通に浸透してるから、いくらでも話せるみたいなのがあるのね。ゲーム実況あるあるとかもさ、ポロッと話してももうわかるかもしれないよ。
(板倉俊之)そうなんですかね。だからなんかでも、そのへんを引っ込めるようになったのも、年齢が……昔って俺も20代で、お客さんも若い。だからタメに近い状態でやってるじゃないですか。で、劇場に来るお客さんって結構、若い人たちが多いから、自分の年齢は上がっていくでしょう? その時にね、なんか『北斗の拳』のたとえみたいなのをしたら、滑ったんですよ。その時に「ああ、もうこれ、あんまり自分のワールドだけじゃダメだな」と思って、それで引っ込めだしたところはありますね。
自主的に引っ込めていたたとえ
(佐久間宣行)やっぱり芸人さん、みんなあるよね。設楽さんが言ってたのかな? 『ドラゴンボール』のたとえ。『ドラゴンボール』のたとえを引っ込めたのは、設楽さんだったっけな? 「『ONE PIECE』じゃないと通用しない時期が来て……」って言っていたな。でも結果、『ドラゴンボール』がずっと……「『ドッカンバトル』のおかげでずっとあるから、『ドラゴンボール』のたとえが全然大丈夫なんだ」っていう風にも言ってた。
(板倉俊之)うん。『ドラゴンボール』はそうですね。強いですよね。でも『北斗の拳』なんて当時の女子も見てないかもしれない(笑)。
(佐久間宣行)そうだよ。よく考えたらさ、別に俺たちの子供の頃だって男しか見てないじゃん?(笑)。
(板倉俊之)よく考えたら(笑)。
(佐久間宣行)ああ、それで引っ込めてた中にロープレあるあるとかもあったんだ?
(板倉俊之)そうっすね。うん。
<書き起こしおわり>