安住紳一郎さんが2021年12月5日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で大好きな温泉についてトーク。群馬の温泉になぜか心惹かれていることを話していました。
(安住紳一郎)ドイツの女性の方からいただきました。ありがとうございます。ドイツから。「私はドイツに暮らしています。コロナの影響でなかなか日本へ帰れなかったのですが、どうしても帰らなくてはならない事情があり、久しぶりに一時帰国し、現在2週間の自主隔離生活をしています」。ああ、そうですか。へー!
(中澤有美子)おかえりなさい!
(安住紳一郎)「帰国者の対応をしてくれるアパートを借りて、家族4人、ひっそりと自粛しています」。
(中澤有美子)ああ、ご家族で。
(安住紳一郎)まあ、そうですよね。帰ってきた人は全員ですね。いろいろね、今、言われますけどね。在留邦人が戻ってきた時にルールが徹底されているのかどうか、気になるなんていうニュースもありましたけども。「1日に約5回、厚生労働省から連絡が来て、健康確認と自粛生活をしているのかの現在地報告をします」。かなり厳しいですね。「日本人が手洗い、うがいなど普段から清潔を心掛けていることはもちろんですが、このように帰国した1人1人への連絡確認をする水際対策がしっかりしていることも世界に比べて現在の日本のコロナ感染者数の少なさに結び付いていると感じています」。なかなかね、ニュースでは聞かない話ですね。
「とはいえ、久しぶりに帰国してきたのに、まだ両親をはじめ親族には会えていません。日本にいるのに会えないもどかしさ、仕方ありません。憎きコロナ。そんな自主隔離生活の中でありがたい唯一の楽しみは日本式のお風呂です。まず全身を洗ってすっきりし、湯船にたっぷりとお湯を張り、肩までざぶんと浸かる。お湯が湯船からあふれる。追い焚きもある。これぞ、日本です。家族皆、ドイツでは基本シャワーのみでの生活なので、久しぶりの日本式のお風呂に癒されています。師走に入り、忙しさが増す時期だと思います。皆様、どうぞご自愛ください」。ドイツから日本に一時帰国を家族としているという方からのお便りでした。ありがとうございました。
(中澤有美子)ありがとうございます。そんな感じなんですね。
(安住紳一郎)そうですね。前もね、ダイヤモンドプリンセス号で隔離されているという方からメールをいただきましたけど。その方もリフレッシュはお風呂だって言ってましたね。やっぱりお風呂に浸かるっていうのは相当リフレッシュ、気分転換になるもののようですね。まあ、それしかできないっていうことなんでしょうけれども。
(中澤有美子)なるほどですね。はい。
(安住紳一郎)あと、湯船に浸かるのが苦手っていう方もいますよね。一定割合。結構な割合でいると思いますね。
(中澤有美子)はい。「疲れちゃう」とか言いますね。
(安住紳一郎)「息苦しい」とかね。気持ち、なんとなくわかりますけども。そういう人たちはどういう風に気分転換しているんでしょうね? お風呂しかないっていうような状況になると。ねえ。浴槽に浸かって気持ちいいっていう風に感じない人たち、繰り返しになりますが、一定割合ますけどもね。どういう気持ちなんでしょうね? 私、全く理解できないんですけど。
(中澤有美子)100パーセント、気持ちいいですか?
(安住紳一郎)私は100パーセント気持ちいいっていうか、むしろもうずっとお湯に浸かってたいぐらいですね。うん。お湯に浸かるとなんかエンドルフィン、出るらしいですよ。これも。
(安住紳一郎)あとね、ちょっと昔から温浴療法とか言ってね、少し気分が滅入った時なんかにはなるべくお風呂に入ると……っていうような療法、ありますよね。いかがですかね? 私なんかもうずっと、1日の3分の1ぐらいは「今日、お風呂どうしようかな?」って考えてますもんね。
(中澤有美子)多めですね(笑)。
(安住紳一郎)多めですね。あとね、ちょっと時間ができますとすぐ「温泉、温泉」って言いますね。たぶんね。
(中澤有美子)わかります、わかります。
(安住紳一郎)私、日常生活の中での言葉の単語を分析するとたぶん、「お金」「温泉」「やだ」っていう言葉が結構来ると思うんですよ。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
よく使う言葉は「お金」「温泉」「やだ」
(安住紳一郎)あとは「違います」っていうのもありますけど。ええ。結構ね、かなり上位は「お金」「温泉」「やだ」「違います」っていうのがたぶんね、私がよく出るキーワードなんですね。自分がよく使う5つのキーワードを出して、そこから自己分析なんていう話もありますけどね。私、確実に「温泉」「お金」「やだ」「違います」「帰りたい」っていうのがありますよね。ずっと。そうですよねー。あと、何回かお話ししてますが、私は関東で生活し出すようになってから、群馬の温泉の素晴らしさというものに気付きましてね。まあ当然、他にもいい温泉、栃木にも茨城にも埼玉にもありますけれども。私はなぜか群馬の温泉に随分と心惹かれてしまいまして。休みができるとすぐ、群馬の温泉に行きますね。
(中澤有美子)みたいですね。なんかちょっと端々からうかがい知る感じで。詳しくは知りませんけど。
(安住紳一郎)あんまりね、これは詳しく話をしてしまいますと、私の楽しみに支障が出るので。ここは本当に自分でずっと守ってきたんですけども。お風呂の話となると少しね、開くしかないなということですけれども。群馬の温泉。本当にまあ、実は私、合唱に詳しいとかパンダに詳しいとかね、お醤油に詳しいとかいろいろ、番組の中でも話ありますけど。実は一番詳しいのは群馬のは温泉なんです!
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! おおーっ!
(安住紳一郎)これはねなかなかですね……ただね、温泉はやっぱりね、いろいろな人が知ってる分野で。口出ししてはいけない分野なので。あんまりね、ああだこうだと言うべきことじゃありませんけれども。上毛新聞社っていう群馬県の地元の新聞社、ありますよね? 「上毛野国」なので「上毛」ですけどもね。上毛新聞から出ている本で『ぐんまの温泉』というような本があるんですけども。小暮淳さんという方が書いている群馬の温泉を紹介する本がシリーズで全部で12冊ぐらい出てるのかな? そんなに出てないかな? 8冊ぐらい出てますかね? 私はこの小暮淳さんという人を「師匠」と呼んでますから(笑)。
(中澤有美子)そうなんですか!
小暮淳さんの温泉ガイドブックを読み込む
(安住紳一郎)小暮淳さんの紹介している温泉のガイドブックがぼろぼろになるくらいまで読み込んで。そして「今日はどこの群馬の温泉に行こうか」って決めているっていうね。ありますね。ちょっとね、いつか小暮淳さんに会いたいなと思ってるんですけど(笑)。話が長くなってしまいました。
<書き起こしおわり>