中澤有美子さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で和歌山赤ちゃんパンダ命名予想のための視察の模様についてトーク。安住紳一郎さんに命名予想の方針やパン能研のメンバー選抜などについて話していました。
もうすぐ体重が4㎏を超えるパンダの赤ちゃん(8月14日生まれ・メス)。ピンク色だった鼻の頭がだんだんと黒くなってきています。87日齢(11月9日)の体重:3,900g (出生時:75g) #アドベンチャーワールド #パンダ #パンダの赤ちゃん名前募集中 pic.twitter.com/DcfipFyepS
— アドベンチャーワールド公式 (@aws_official) 2018年11月9日
(安住紳一郎)それから、11月16日、今週の金曜日が締め切りの和歌山の赤ちゃんパンダの名前ですね。今回、番組では中澤有美子先生の下、新しく名前当てがスタートしたということで。その後、状況はどうでしょうか?
(中澤有美子)はい。月曜日に和歌山に行ってまいりましたね。それから、応募もたくさんいただきました。
(安住紳一郎)ええ。
(中澤有美子)まず、和歌山視察からですけども。本当にいいお天気で。空港に着いてから動物園のオープンまで1時間ぐらいあったので、周辺の白浜。それから三段壁・千畳敷っていう有名な観光スポットがあるんですけど。そこを見てから行きまして。やっぱりその、「浜」っていう字は本当にアドベンチャーワールドのパンダには絶対必要だな!っていうのをまず再確認してですね。
(安住紳一郎)フフフ、い、いいですね(笑)。
(中澤有美子)フフフ、基本の「き」を確認してからですね。はい。
(安住紳一郎)ああ、なるほど。なぜかならず「浜」の字が来るんだ?っていう、そこの気持ちをまず確認してきたんですね。なるほど。
(中澤有美子)それでですね、パンダちゃんを見ましたですね。本当にかわいかったです。やっぱりあの、永明先生ですよね。長年私も会いたかった、15頭ものお父さんになった偉大なゴッドファーザー。いよいよ見てみたらですね、まず大きなベンチにこちらにお尻を向けて日向ぼっこしていて。顔が見えなかったんですけども。その周りに笹、竹がいっぱい置いてあって。お供え物みたいに置いてあってですね。その偉大ぶり伺い知ったんですけども。その後、ちょっとしたら広場に出てきて開脚ストレッチをしたり、ヨガで言うところのチャイルドポーズとかをして。伸びて伸びて。それでご飯を食べるところに移動したりするんですけども、思ったよりも小さいなと思ったんですね。
(安住紳一郎)ああ、永明おじさんが?
(中澤有美子)はい。「偉大だ、偉大だ」と思いすぎて。私、すごい巨大なパンダを脳内でイメージしてたんですけど、「あ、これ子パンダ?」って最初思うぐらいちっちゃかったんです。でも、動作が機敏だったので、すごく。移動も早くてね。
(安住紳一郎)そうですか。永明は今年、人間だと80歳くらいですものね。
(中澤有美子)本当にでも活発だったです。
(安住紳一郎)そうですか。ちょっと白内障が進んだとかね、そんな話、ありましたけれど。
(中澤有美子)感じさせない若々しさで。で、奥に入ってお供え物じゃない新鮮な方の竹を選んで食べ始めたんですけども。食べ方がね、しごいて食べる感じが効率が良くてですね。他の子パンダちゃんたちはやっぱり肉食の歯なので。葉っぱに穴をあける感じはできるんですけど、、うまく口に入れられないんですよね。
(安住紳一郎)そうですね。上手に笹をしごきながら、なんか柔らかくしてるのか分かりませんけども。
(中澤有美子)バイオリンの弓を引くような。
(安住紳一郎)そうです、そうです。ちょっとね、おじさんが糸ようじを使ってるみたいな。蕎麦屋で。上手に食べますよね。
(中澤有美子)本当に葉っぱを口に入れるのが効率よくて。これがやっぱり永明のスタミナの秘訣なんだと思って。はい。それでやっぱり赤ちゃんの公開タイムですね。
(安住紳一郎)ああ、もう公開されているんですか。
(中澤有美子)そうなんです。1日2回。お母さんの良浜が抱っこしている様子を見せてくれるので、みんなそこに並ぶんですけど……お母さんが赤ちゃんを抱く向きを変えるだけで見てるみんなが「わあっ!」って。フワーッて舞い上がるような、みんなが「わかるー!」っていう気持ちになるような感じで。これはもう日本の宝だと思いましたね。
(安住紳一郎)そうですか。ねえ。まあ、中国の宝なんですがね。ええ。
(中澤有美子)そうなんですけどね(笑)。つかの間。
(安住紳一郎)つかの間ね。つかの間。
(中澤有美子)幸せをみんなに振りまいている。
(安住紳一郎)そうですね。本当に赤ちゃんパンダ。パンダは本当に見てるとね、なんだか……どうしてこんなに人と相性がいいのかなと思いますよね。うん。それで名前の方のイメージなどは湧きましたか?
(中澤有美子)私はですね、そのみんながフワフワしちゃう感じがすごい印象に残ったんですよ。舞い上がる感じ。そういうのを盛り込んでいこうかなと。
(安住紳一郎)そうですか、フフフ……(笑)。うーん。
(中澤有美子)フフフ、そう。みなさんの意見も聞きながら。
(安住紳一郎)そうですね。みなさん、塾生の方はいかがですか?
(中澤有美子)塾生がですね、大変なご応募をいただきまして。34名。
(安住紳一郎)はい。全員塾生に入ったんですか?
(中澤有美子)塾生は……これからですね。面談などを控えて。面談というか、お話をしていきたいなと思っております。
(安住紳一郎)なるほど。優秀な塾生になりそうな人はいましたか?
パン能研・塾生候補の顔ぶれ
(中澤有美子)とてもたくさんいらっしゃいますね。みなさん、やっぱりパンダラブの熱意がものすごくって。そうですね。「パンダのぬいぐるみと共に成長しました。パンダ大好き!」という31歳の女性。あるいは、「パンダが好きすぎて、パンダの切り絵ばかり作るようになってしまいました」という切り絵作家の女性。あるいは、「今年の夏休みに自由研究で赤ちゃんパンダの名前を考えようと思っていたけど、途中で諦めちゃったのでこれを機にパン能研に入りたいな」という小学4年生男子。
(安住紳一郎)ああ、小学4年生男子。へー!
(中澤有美子)それからですね、古参メンバーもですね、お便りをくださいました。「体育会系から今回のゆとり路線への変化についていけるか心配ですし、『楽しくのびのびたおやかに』と言われたところで、そこで勝ったものに感動があるのか疑うような心もありますが、応募せずにはいられません」というパンダJAPAN・フォワードのモーリーさん。
(安住紳一郎)ああ、そうですか。モーリーさん。
(中澤有美子)ようこそ。この不安な感じがとても伝わってきたんですけど、一緒に頑張りたいなと私は思っているんです。
(安住紳一郎)そうですかー。いやー、順調ですね。
(中澤有美子)順調ですね。あるいは、「命名塾との二重入学は難しいと思いますが、陰ながら中澤先生の指導に思いを馳せております」という程よい距離をとっていらっしゃる命名塾出身の貧血コアラさん。お便りくださいました。
(安住紳一郎)そうですかー。今回は、いま聞くところの範囲だけだと、塾生頼みだねえ。うん。
(中澤有美子)フフフ、ああ、先生がダメ?
(安住紳一郎)いや、「ダメ」とは思いませんけれども……まあちょっと浮足立っちゃっているなっていうような感じはありますし。
(中澤有美子)ええ、そうですね(笑)。また、中高年の男性からも多数いただきました。ありがとうございます。「この世の土産に参加させてください」という66歳男性などですね。
(安住紳一郎)ちょっと早いよね。66でね。
(中澤有美子)まだまだですよね。
(安住紳一郎)ええーっ? そうなんだ。はー、そうなんだ。これは……期待ができるね(笑)。
(中澤有美子)そうですか?(笑)。
(安住紳一郎)うん、うん、ふふー、ふふー、フフン。そうですね。
(中澤有美子)まずはパンダを好きな気持ちを大事にというところで、ずいぶんと応募のハードルが今回、下がって。「じゃあ、応募してみよう。安住先生じゃないなら行ってみよう」という方が目立ちましたので。新人、若年層に。
(安住紳一郎)ああ、エンジョイ派ですね。エンジョイサークル派ね。
(中澤有美子)エンジョイサークル派(笑)。も、多いという感じですが。
(安住紳一郎)なるほどー、そうですか。
(中澤有美子)楽しむためには参加がいちばんですからね。参加したということを大事に評価したいと思います。ありがとうございます。
(安住紳一郎)わかりましたー。ありがとうございました。ねえ……。うん。
(中澤有美子)フフフ、これからですよ。
(安住紳一郎)そうですよね。うん。
(中澤有美子)なんか、みんな……「当たらなそうだな」って思っている?
(安住紳一郎)えっ、私ですか? 本当のことを言っていいですか? うん……たぶんダメそうだね。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)フフフ、がんばって。がんばってくださーい。
(中澤有美子)フフフ(笑)。
(安住紳一郎)そうですよね。間違いなく「浜」はつくと思いますよ。きっとね。もともと、いちばん最初に「浜」をつけたのって、いちばん最初に生まれた「雄浜」なんですけど、名付け親は中国動物園協会なんですよ。これ、中国側がつけてきた名前なので。
(中澤有美子)そうだったんですかー!
(安住紳一郎)そうなんですよ。
(中澤有美子)おお、上手くつけてくれましたね。
(安住紳一郎)そうですね。いい名前をつけて……という感じになりますけど。あと、今回はなんか名前のつけ方が二段階選抜みたいになるって聞きませんでした?
(中澤有美子)ああ、なんか情報が入っております。ええ。
(安住紳一郎)どういう風に聞きました?
(中澤有美子)まず、いくつかに絞り、そこから最終的にひとつに選んでいくというような。
(安住紳一郎)そうなんですよね。なんか……まず、正式に発表はないんで噂レベルらしいんですけど。なんかちょっといつものパターンじゃないんじゃないか?っていうような、そんな話になっていて。そこもね、だからちょっと。
(中澤有美子)ちょっと、まだ確定ではないので。噂レベルなんです。発表は公式にはありません。
(安住紳一郎)そうか。ちょっとそのへんの動向もね、気になるところですね。はい。わかりましたー。すいません。ちょっといまね、なんとなく生放送中だということを忘れるかのような思考の時間を取ってしまいました。すいません。まだ少し間にあうようなので、中澤有美子さん主催のパン能研、参加希望という方は番組宛にご連絡ください。
(中澤有美子)はい。
(中略)
(中澤有美子)メッセージには(洋梨コミスお福分けの)ご応募にはご住所、お名前、お電話番号、それからエリアの記入をお忘れなくいただけると助かります。ドワイアンヌ・デュ・コミシ……へのご応募の場合にはエリアをお書き添えください。お届け先……は番組のエンディングで発表します。メッセージもお待ちしています。
(安住紳一郎)なんとなく、パンダの和歌山視察の話がすこしあれですか? ご自分的には納得がいかないんですか?
(中澤有美子)アハハハハハッ!
(安住紳一郎)もう、テンションがダダ下がりなのが本当に目に見えて……。大丈夫ですか?
(中澤有美子)えっ、そうですか? 大丈夫です。はい、はい。はい……。
(安住紳一郎)あの、よかったですよ。とっても。
(中澤有美子)いやいやいや。7人の方に見城さんのコミスと高徳をプレゼントします。お待ちしています。
(安住紳一郎)はい。「ドワイアンヌ・デュ・コミシ」って言ってたね(笑)。
(中澤有美子)フハハハハハハッ!
(安住紳一郎)ねえ。いろいろありますねー。
<書き起こしおわり>