安住紳一郎 心の声が漏れまくりのささやきキャスターを語る

安住紳一郎「1時間弱・強」の世代ギャップを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年2月6日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でついつい思っていることをぶつぶつ口に出してしまうことについてトーク。本番前のささやきが多すぎて注意をされているという同業者の男性のエピソードを紹介していました。

(安住紳一郎)今日は「試験の思い出」というメッセージテーマです。新潟県の43歳女性の方、ありがとうございます。「数年前に登録販売者の資格試験を受けました。20年以上ぶりに資格のための勉強をし、試験に臨みました」。登録販売者……ドラッグストアとかで活躍をしていますね。「試験当日は緊張で手先が冷え、私見の開始まで何度もトイレに行ったりしました。

そんな緊張をしつつ始まった試験。開始後しばらくすると後ろの席の男性がぶつぶつとなにやら言い始めています。『ああ、ムズい。ああ、ムズい……ああ、これ、やった問題? ああ、わからない……』。数分おきに聞こえてくるささやき声は前に座っている私だけに聞こえるくらいの音量でしたが、集中したい試験中はとても気になりました。お昼ごはんの休憩中、後ろのささやき太郎の顔を見てやろうとさり気なく振り返ると、歳の頃20代後半のささやき太郎。パンを片手にテキストを見て勉強をしていました。

その一生懸命な姿にいちいち心の実況をする太郎へのムカつきが少し落ち着きました。午後の試験も相変わらずささやき続けた太郎さんでしたが、私も次第に慣れ、後半は『太郎もがんばっているから私もがんばらねば』と同志のような気持ちさえ持つようになりました。合格発表はWEB上で行われ、結果は合格。安堵すると同時に『後ろの番号のささやきくんはどうだ?』とチェックすると、ささやきくんも合格をしていました。以来、ドラッグストアのレジで『登録販売者』と書かれた名札を見ると『あの時のささやきくんでは?』とこっそりチェックするのが習慣です」。新潟の方。そうですか。いやいや、それはなかなか、心が大きい。ちょっと気になりますよね?

(中澤有美子)そうですよ。

(安住紳一郎)ささやき太郎。ねえ。私の同業で本番前にささやきが強すぎてみんなから注意をされているという同業者が1人、いますね。

(中澤有美子)音読しているとかではなくて?

心の声が出てしまう

(安住紳一郎)心の声が出るみたい。彼も。うん。この間、すごい同業の女性先輩に注意されていた。

(中澤有美子)フフフ(笑)。へー!

(安住紳一郎)ちょっとやっぱり緊張するんだよね。「ああ、ヤバい。これ、入らない。入らないよ、絶対にの原稿……60秒に絶対に入らない。ああ、失敗するかも。どうしよう、どうしよう? はあ……」って言うんだって。で、だいたいほら、男性と女性がキャスターってセットになっているからさ。で、片方が集中をして下読みをしている時とかに横で「これ、入らないんじゃない? マズい。マズいよ、これ、入らない……」。

(中澤有美子)すごい嫌だ(笑)。

(安住紳一郎)「入らない……これ、どうしよう? 前半……入らないよ、これ」とかって。で、すごい横の女性キャスターに怒られていた。「うるせえな!」って。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)ねえ。かわいらしい。いい話でしょう?(笑)。

(中澤有美子)ねえ、なんかすっきりしました(笑)。

(安住紳一郎)心の声、出ちゃう人、いるからね。「ああ、ああ……」って(笑)。

<書き起こしおわり>

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