安住紳一郎 故郷・北海道東部の野焼きの思い出を語る

安住紳一郎 人生で唯一のスピリチュアル体験を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年2月26日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で幼少期を過ごした北海道東部の街での野焼きの思い出を話していました。

(安住紳一郎)秋田県からいただきました。ありがとうございます。60代男性の方。ありがとうございます。秋田……秋田から珍しいですね。ありがとうございます。嬉しいです。どうやって聞いてるんでしょう?(笑)。いろいろあるからね。Radikoとかね。ありがとうございます。秋田から。へー! 「80代の母親の話です。母は庭の花壇の花が趣味で、いろいろな花の種をもらって植えたりしていますが、去年の夏、我が家に5人の警察官が来て、『あちらの綺麗な花を育てているのは誰ですか?』と聞くのです。

警察官に花好きがいて、花の種類でも聞きに来たのかと一瞬思いましたが、顔つきが違いました。あの花は、植えてはいけない花なのだそうです。びっくりしました。それからはひと騒動でした。母は知らずに『綺麗だから』と知り合いから種をもらって植えたそうで、全部抜いて自分で処分することになり、証拠写真も撮られ、恥ずかしいことこの上ありませんでした。

母の知り合いまで調べられたそうです。犯罪の一歩手前で危なかったです。無知も恥ずかしいと思った話でした」。あらららら。ちょっと詳しくわからないけれど……ねえ。ケシとかなのかな? なんだろうね? オニゲシとかなのかな? わかんないけど。綺麗だとは言うもんね。

(中澤有美子)あらーっ! 警察官の方、そこまでなさるんですね。

(安住紳一郎)いや、わかるんじゃない? やっぱり。へー!

(中澤有美子)5人も来て。びっくりしちゃう!

(安住紳一郎)びっくりするよね。ケシの方だよね。たぶん、きっとね。

(中澤有美子)そうでしょうね。トリカブトとか?

(安住紳一郎)ああ、トリカブトは……どうだろう?

(中澤有美子)ドラマ見すぎかな?

(安住紳一郎)どうだろう? あれは栽培してもいいのか……毒を取っちゃダメなのかな? わかんないけども。へー! そうなんだ。ねえ。いろいろあるよね。私、住んでた地方はね、麻が自生してるんで。結構ね、やっぱり……今はないと思いますけどね。なんかね、そういうちょっとよくない植物を1日かけて燃やすみたいな。

(中澤有美子)ああ、積んで?

ちょっとよくない植物を1日かけて燃やす

(安住紳一郎)いや、自生してる草に火をつけるんじゃないかな? すいませんね。ちょっと私、決して……満州帰りのおじいちゃんみたいな話をしてるかもしれませんけど(笑)。昭和40年代のね、北海道の東の方ってね、まだちょっとそういうね、牧歌的っていうか。ちょっと皆さんの思っている戦後みたいなのを経験してるんで。ちょっと皆さんとの時代の感覚が少しずれてるんですよね。

そう。ありましたね。まあ、別に変な話じゃないからちゃんと話しますね。大麻刈りってね、たしかに言ってましたね。あの、よからぬ犯罪者なんかがその自生してる大麻をたぶん収穫して、そういう風に使っちゃう可能性があるから。だから街じゅう、青年団とか消防団とか、たしか当時、街をあげてやっていたような気がしたな。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)もう全員が車に乗って。で、その生えているところに全部、火をつけるんだよね。ありました。

(中澤有美子)ズバリ、大麻刈り。

(安住紳一郎)大麻刈りでしたね。すごいところで生活していましたね。私もね。なんかね、すごいエネルギッシュな街だったんですよ。前も話したと思いますけども、大好きだったのは街の運動会ね。チーム分けは1次産業、2次産業、3次産業の3チームで戦うという街だったの(笑)。これが盛り上がるんだよね! 俺、あれいまだにね、いつかどこかの街でやってほしくて。ぜひ、そこの街に引っ越したいんだよね。めっちゃ盛り上がるんだよね!

(中澤有美子)その話、大好き(笑)。

1次産業 vs 2次産業 vs 3次産業

(安住紳一郎)いまだにね、面白くて1次産業 vs 2次産業 vs 3次産業ですよ? で、うちの父は砂糖工場勤務だったから、2次産業チームなんですよね。「2次産業! 2次産業!」って、すごいの。玉入れがものすごい上手なの。2次産業ね。

(中澤有美子)ああ、そうですか!

(安住紳一郎)1次産業はほら、農家の皆さんとか、林業とかが来るから綱引きとかが異常に強い。で、3次産業はね、借り物競争が強いんだよね。知り合いが多いからね。「ああーっ! キウチさーん! あれ貸して!」なんて(笑)。

(中澤有美子)コミュニケーションが(笑)。

(安住紳一郎)そうそう(笑)。「あそこ! あれを借りて!」なんて。「すぐ出す! すぐ!」なんてね(笑)。

(中澤有美子)最高です(笑)。

(安住紳一郎)ありがとうございました。興奮してしまいました。

<書き起こしおわり>

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