安住紳一郎 達成感がある時にだけ使うと決めた特別な入浴剤を語る

安住紳一郎 達成感がある時にだけ使うと決めた特別な入浴剤を語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2022年8月21日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で自分の中で「やったぞ!」と達成感があった時にだけ使うと決めている特別な入浴剤についてトーク。生半可な気持ちでは使えないその入浴剤への思いを話していました。

(安住紳一郎)広島市の29歳女性の方。ありがとうございます。「一念発起し、転職し、先月から編集者として働くことになりました」。へー、すごい! 「前職は家から徒歩5分でしたが、転職先はずいぶん遠くなりましたので、電車を乗り継ぎ、1時間かけて通勤しています。毎朝バタバタですが、賑やかなターミナル駅を乗り継ぐ通勤はなかなか楽しいものです。

駅の中に私の大好きなドーナツ店があり、店の前を通るたびに寄り道したい気持ちになるのですが、『当に今日は仕事がしんどかったなという日のためにとっておこう』と出社1日目、心に決めたのでまだ行っていません。ほぼ未経験でこの年齢で雇ってもらえたのだから、しばらく弱音は吐けないなと思い、今は頑張っています。いつか泣きながらドーナツを買う日が来るのかなと思うとドキドキしますが、とりあえず一心不乱に仕事を頑張ろうと思います」。そうですか。ねえ。

(中澤有美子)応援してます。

(安住紳一郎)志が高いですね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)大好きなドーナツ屋さんがあるんだけれども、「本当に自分が頑張ったと思える日にしか行かないんだ」っていう風に決めてるっていう感じじゃないですか。前も話したと思いますけど、私もいいことが……「これはやったぞ!」っていう達成感がある日の晩にしか使わない入浴剤っていうのがあるんですよね。

(中澤有美子)言っていましたね!

(安住紳一郎)あれがね、全然使えてないんですよ。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)すごい……あのね、ふりかけのパックみたいなのに一包ずつ包んであるんだよね。あれがね、この間、触ったらもうね、セメントみたいに固まっていたから。で、上からドンドン叩いて崩したんだけどね。なかなか使えない。なかなか使えないね。

(中澤有美子)そうか。ちょっと使ってみないと、劣化しちゃうんじゃないかな?

(安住紳一郎)でもさ、その私の気持ちはもう、ないがしろにされるじゃない? 「いいことがあった時のために」って。これ、生半可じゃないんだよ?

(中澤有美子)ごめんなさい(笑)。

(安住紳一郎)いやいや、生半可じゃないんだよ。聞いちゃう? ちょっとびっくりするぐらいだよ。だってこれ。私がその入浴剤の10袋セット、いくつの時にもらったと思う?

(中澤有美子)ああ、そんなに?

(安住紳一郎)21からだからね。

(中澤有美子)!!!

21歳の時にもらった入浴剤

(安住紳一郎)21からだよ? アルバイト先でもらったんだもん。アルバイト先で「頑張りました」ってもらったのね。別府温泉のヤングビーナスっていうね。10包入りなのよ。結構、高級品なのよ。たぶんね、1包200円ぐらいすると思うんだけど。21歳にしてみたら、もうそれは大変な贅沢品ですよ。で、「これはいいことがあった時にしか使わない」って決めたんだから。で、21歳ぐらいの時からやって。で、たし、あ就職が決まった時に入ったのかな? なんかそれぐらいのレベルの時にやってるわけですよ。で、10包入りの箱がさ、まだ7包ぐらい余っているんだよね(笑)。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)なかなか使えないんだよ。なかなか使えないんですよ。

(中澤有美子)生半可じゃない!

(安住紳一郎)生半可じゃないでしょう? すごいよ。もうカッチカチなんだから。

(中澤有美子)想像以上だった!

(安住紳一郎)危ないよね? たぶん今のところそれ、棺桶の中に一緒に入れてくれることになるんだと思うんだよね。きっとね。

(中澤有美子)そのペースだとあと7包はね。

(安住紳一郎)7包はちょっと使い切れないよね。これから人生下り坂で、そんなに使う? いいこと、ある?

(中澤有美子)余っちゃいそうよ(笑)。

人生下り坂では使い切れない?

(安住紳一郎)ないよね。余っちゃうよね。最後、なんか泣きの怒涛の合わせ技みたいな感じで。「もう思い切って、5包入れちゃおう! 濃いな!」みたいな。で、変な……ちょっと有効期限が切れちゃってて。「なんか変な、ブクブクだな」なんて言って(笑)。笑っていい話だった?

(中澤有美子)事件ですー(笑)。

(安住紳一郎)事件ですね(笑)。

<書き起こしおわり>

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