佐久間宣行さんが2021年10月6日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でNFTについて話していました。
(佐久間宣行)続きまして。「今、僕がいるイラスト・アート業界で盛り上がっているものはNFTです。NFTとは偽造することができない唯一性を持つデジタルデータのことで、複製できないデータです。NFTは今、バブル期らしく僕の知り合いのイラストレーターのNFTなどは日本円で30万以上するものがバンバン売れています」。
俺ね、NFTについてはテレ東をちょっと前……俺より2年ぐらい前に辞めたすごい仲がいいディレクターがいたんだけど。その子がゲーム会社を立ち上げてNFTのゲーム会社をやっているの。だからNFTのことは結構いろいろと聞くんだけども。今、すごくてさ。知ってる? 草野絵美さんっていう結構有名なデザイナーの方がいて。
その息子さんが小学生なんだけども。その小学生の子の書いたドット絵のデザインを有名DJかなんかが買って。で、もうその売上が1000万近いんじゃないかな? 小学生のイラストなのに。NFTで。本当、本当。検索してみたらいいと思うけど。
小学生が書いたドット絵が高値取引される
(佐久間宣行)NFTっていうか、ドット絵の恐竜とか昆虫とかだったような気がするけども。それが……スティーブ・アオキだったっけな? なんかすごい有名なDJだかがそれを買って。で、そこからこぞってみんなが買うようになって。本当にドット絵だからね? それが何百万とかで売れているのよ。小学生の子が書いたやつが。データだよ? で、コピーはできないけど、それを見ながら1枚ずつ作っていったら作れちゃうけどね。
で、それをインスタのアカウントのアイコンにしたりしているんだよ。だから小学生の卒業制作みたいなのが1000万とか2000万とか稼いでいるみたいな。そんなNFT時代が始まっているんだよね。でも、これからどんどんとできるようになるんじゃない? 漫画家の人とか、すごいだろうね。漫画家の人とかさ、そういう1枚絵をコピーされちゃったりしていたけども。デジタルのイラストを書いてそれを一点物として販売することができるわけだから……これ、NFTラジオっていうのもあるかな?(笑)。
なんだよ、「NFTラジオ」って(笑)。なんかね、なにがすごいのか?っていうのをちょっとだけ話すと、ベトナムとかですごいゲームができているんだよ。ダビスタみたいなゲーム……モンスターとモンスターとを交配して作った名馬じゃないけど名モンスターみたいなのがいて。それは、世界で1体だけのモンスターになるわけ。だから、種牡馬とかみたいな意味が出てきちゃうわけよ。そのモンスターはコピーができないから。
ゲーム上のアイテムデータに唯一性が生まれる
(佐久間宣行)っていう、要はゲーム上でダビスタみたいなことが起きたり、掛け合わしたりすることが一期一会になるから。名種牡馬、名モンスターが作れてしまったら、それが売れるっていう時代に突入していくという。その中で……たとえばドラクエの武器とか、あるじゃん? 錬成してできた剣がそれしか、1本しかなかったら、それを取り合うみたいなことになるんだよ。NFTラジオは? フハハハハハハハハッ! NFTラジオってなんだよな(笑)。みたいな時代になってくるということです。
<書き起こしおわり>