R-指定さんが2021年9月21日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でライブのゲネプロで訪れたスタジオで秘密の怪談会に誘われた話をしていました。
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0、今週もありがとうございました!
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— Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 (@cnann0) September 21, 2021
(R-指定)ツアーがあったじゃないですか。で、そのツアー初日に向けて、先週の水曜かな? それこそラジオの次の日。
(DJ松永)ああ、ゲネをやった日?
(R-指定)そう。ゲネっていう通しリハっていうか、ゲネプロっていうやつをやるんですよ。それで俺ら、某スタジオでゲネをやったじゃないですか。で、結構しっかりやって。その間に10分休憩とか挟むぐらい、結構長時間でやっていたじゃないですか。その休憩の間、俺はタバコを吸いに行こうと思って、そのゲネをやっているスタジオからパーッと出たら、何個もスタジオがあるやん? その隣のスタジオからバーッて急におじさんが出てきて。「R-指定さん! ああ、どうもどうも。今、使ってくれているんですよね。ありがとうございます。私、ここの担当でして」って。
(DJ松永)偉い人?
(R-指定)そう。そのスタジオの偉い人が声をかけてきて。で、まあ、使わせてもらっているから「ああ、ありがとうございます。お世話になっています」って。「でもスタジオの責任者の人なんて、アーティストとか見飽きているだろうし、サインとかも……わざわざ声をかけてくること、あるか?」って思っていて。「どうも。今、お世話になっています」って言ったらその責任者の人が「R-指定さん、あの……怪談が好きという話を聞きまして……」って。
(DJ松永)ええっ?
「R-指定さん、怪談が好きという話を聞きまして……」
(R-指定)で、その隣のスタジオの中に向かっておいでおいでみたいなのをして。その隣のスタジオから1人、男の人が出てきたんですよ。で、その人が某、もうみんなが知っているバンドのメンバーの人が出てきて。俺もそこではじめて……フェスとかでは何回か、一緒になったりはしているけども。挨拶もさせてもらったこともないし。そこではじめて挨拶やったんですけども。そこでその人を紹介されて。「実はこの方も怪談好きで……それで今、ちょっと……」って。
(DJ松永)もうトーンが怪談にに寄ってるよ? エピソードを話しているけど、怪談の本編みたいな……。
(R-指定)それで(小声で)「見てください……」って言って。
(DJ松永)もう怪談って全員そのトーンでしゃべるから(笑)。そのスタジオのおっさんもそれ? その人もそのトーンだったの?(笑)。
(R-指定)で、俺がその隣のスタジオを見たら、何人か男女がいて。「ここで月に1、2回、秘密の怪談会というのをやっていまして。僕ら、怪談、大好きなんですけど。今、ライブハウスとか、怪談をするイベントが開きにくい状況になっているから。じゃあ、自主でやっちゃおうっていうことで怪談好きの人を集めてやっているんです」って。「えっ、これ、じゃあお客さんとかも見ないし、ギャラとか出演料とかもない、ホンマに怪談を持ち寄って集まるだけですか?」「そうです……R-指定さんも怪談好きって聞いたんで……もしよかったら、また、ここのスタジオに来てもらって……」って。
(DJ松永)今、怖い話をする必要ないだろ? 普通にしゃべれよ?
(R-指定)それで「マジっすか!」ってなって。それでなんで、さっき「某バンドの某アーティストさん」って言ったかっていうと、その方も……みんな知っているバンドやけども。これから、怪談の語り手として怪談のイベントとか、賞レースとかに参加していくっていう目論見やから。だから、そこのファーストインパクトっていうのがあるから。「ちょっとこれはまだ……ここから出ていくんですけど、ちょっとこれは内緒で……」「ああ、わかりました、わかりました」って。で、その人が言うには「あと、R-指定さんね……この怪談会って実は、田中俊行さんも来てくれてるんですよ」「田中俊行? マジっすか!」って。もう、レジェンドよ。
(DJ松永)(小声で)誰? 誰?
(R-指定)お前な!
(DJ松永)(小声で)R……そいつ、誰?
(R-指定)お前、「そいつ」ってヤバいで! お前、失礼やから! 田中俊行さんっていう人は言うたら……。
(DJ松永)(小声で)あの、花畑牧場の人?
(R-指定)ちゃう、ちゃう。それは田中義剛! 生キャラメルは義剛。義剛じゃないんよ。義剛じゃなくて……。
(DJ松永)(小声で)あれ、おいしくない? 生キャラメルってマジでうまいよ?
(R-指定)マジでうまい! けど、それじゃない。
(DJ松永)(小声で)俺、はじめて食った時、口の中でシュワーッて……。
(R-指定)お前、それを怪談風に言うの、わけわからんから(笑)。
(DJ松永)(小声で)口に入れた途端、なくなる……。
(R-指定)フハハハハハハハハッ! ちょっと怖いやん?(笑)。
(DJ松永)(小声で)さっきまで、絶対にあったのに……自分で買って、冷蔵庫に入れて、開けて……。
(R-指定)ギィ……。
(DJ松永)(小声で)そんな音、しないけど。怖いな、怖いな……。
(R-指定)口に入れたら……なくなったんだよ! こういうこともあるんですね……って、淳二やん!
(DJ松永)(小声で)田中義剛?
(R-指定)違う。義剛じゃなくて。
(DJ松永)六本木で、田中義剛と? 生キャラメルマネーで?
(R-指定)売りに来てたんとちゃう。田中俊行さんっていう人は「あべこべ」っていう伝説の怪談を……松永さんも『イグナッツ!!』で見たと思う。これ。
(DJ松永)うえっ! うわっ、あの伝説のやつ!?
(R-指定)あ、ごめんなさい。これ、怖いね(笑)。ああ、もう作家の福田さん、ブチギレてます。今、俺が怖い拍手をしたから。ごめんなさい。これ。そうなんですよ。これが出てくる……もうすっごい不吉。不吉やから怒っているんですよね。こんなもんを夜中に見せて……もう、最悪、家に1人で帰られへん。お風呂に入られへん(笑)。
田中俊行「あべこべ」
(R-指定)作家の福田さんがキレてます(笑)。そう。そんぐらい……だからこれって見るだけでも嫌なんですよ。でも、この逆さ拍手が出てくる伝説の怪談「あべこべ」っていうやつで、それまで全く誰も知らんダークホースやったのに稲川淳二の怪談グランプリ2013で一役、怪談界のスターダムにのし上がった田中さんなんですよ。
(DJ松永)(小声で)逆ささん? 逆さ義剛さん?
(R-指定)いや、逆さ義剛じゃない。田中俊行!
(DJ松永)(小声で)逆さキャラメル?
(R-指定)えっ、なに? 逆さキャラメルってなに? どういうキャラメル?
(DJ松永)あるあるあるある!
(R-指定)じゃあ、あかんやん(笑)。元の固い……。
(DJ松永)あるよ。さっき、噛んだのにずっとある……。
(R-指定)歯、持ってかれた?(笑)。ただのよくないキャラメルやん。逆さキャラメル(笑)。
(DJ松永)さっき飲み込んだのに、ずっとあるよ。あるな、あるな……。
(R-指定)「あるな、あるな」やないよ。「怖いな、怖いな」じゃないんやから(笑)。
(DJ松永)それで、逆ささんと会って?
(R-指定)いや、田中さんとは会ってないよ? で、そのスタジオの管理人の方が言うには、そんなレジェンド級の怪談師さんも来てくれていると。だからマジもんよ。マジでそんなんが行われているからぜひって。「R-指定さんも怪談が好きって聞いたんでぜひ、来てください。いきなりで失礼なんですけど、ちょっと電話番号とか、LINEを教えてもらってもいいですか?」っていうことで人生ではじめて、怪談ナンパを。
(DJ松永)怪談逆ナン?
(R-指定)怪談逆ナンをしていただきまして。連絡先を交換させてもらって。「ぜひ今度、行かせてください」みたいに言って。そしたら次の日、音楽番組やったんか。で、本番までの間、時間が空いたから。ちょっと飲み物を買いに行こうと思って楽屋をパッと出たら、その担当の人がバッと楽屋の前に立っていて。「うおっ! えっ、どうしたんですか?」っつったら、「僕はここにも出入りができるんですよ……」「ああ、そうなんすか?」って。で、「この後……がんばってください。ニィ……」って。差し入れを持ってきてくれて(笑)。
(DJ松永)そんな音、しねえよ! 生キャラメル、もらってない? 義剛から?
(R-指定)逆さキャラメルを(笑)。
(DJ松永)逆さ義剛から(笑)。
<書き起こしおわり>