安住紳一郎 上野動物園双子の赤ちゃんパンダ名前予想を公開する

安住紳一郎 上野動物園双子の赤ちゃんパンダ名前予想を公開する 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年8月29日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で2021年に誕生した上野動物園の双子の赤ちゃんパンダの名前予想についてトーク。番組リスナーのパンダ有識者たちで構成されたパンダJAPANの予想を暴露系Twitterの手法を用いて公開していました。

(安住紳一郎)さて、上野動物公園のジャイアントパンダの双子の赤ちゃん、名前の募集が行われていましたが。8月20日に締め切られました。応募総数は19万2712件ということだったようです。4年前のシャンシャンの時が32万件だったのでその時に比べれば少ないですが、それでも20万近い応募があったようです。結構な応募がありますよね。

(中澤有美子)ねえ。

(安住紳一郎)そしてこの後、6人の選考委員の方が検討をし、10月上旬に上野動物園の最高責任者? なんていうんですか? 上野動物園の責任者である東京都知事より名前の発表があると思われます。この番組、日曜天国には日本の中でも指折りのパンダマニアが集まっておりまして。名前の予想に関してもすでにアマチュアの域を出てしまっているメンバーが幾人もいるということをお伝えしてまいりました。先々週ですね。この番組、ラジオの中でもお聞きいただきましたが。相当、細かい考察と推理の深さ。そして世界のパンダの命名状況やら中国語の発音やらピンインやら。さらには商標の状況などなど、そのような考察を重ね、さらには6人の選考委員の好みまでリサーチに入れ……好みだけじゃないですね。選考委員の好み、履歴、年齢まで。

(中澤有美子)そうそう(笑)。

(安住紳一郎)誰か1人、すごい突っ込んだことを言っていたよね? 「選考委員の皆さん方の年齢がかなりアッパーなので……」なんて言って。「なので革新的な案は選ばれないと思います」なんて言っていましたね。

(中澤有美子)そうでしたね(笑)。

(安住紳一郎)驚いてしまいました。最近はもう、あれですよね。この番組は私じゃなくて、この番組を聞いている皆さんの口の方が荒々しいっていうことが往々にしてありますよね。本当に。

(中澤有美子)本当ですね(笑)。抜かれている時、ありますよね。

(安住紳一郎)抜かれている時、ありますよね。私の口の悪さを凌駕している時、ありますよね。本当ですよ。「聴衆は演者に似る」なんて言葉が昔からありますけれども。そうなんですよね。

(中澤有美子)そうなんですね。へー!

(安住紳一郎)まあ、そりゃそうですよね。「ああ、そうか」なんて。長年聞いているとどんどんね、移ってますもんね。だから私の意地の悪さみたいなものが皆さんにも移っているんですよ。逃れられない。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)むしろ濃縮して影響を与えちゃっているから。久しぶりに会って話をすると俺よりも口が悪いみたいなことがありますよ(笑)。びっくりする時、あるよね。最近、本当にメールでも「すごい! 俺よりも口が悪いな」なんてことがあったりしますよね。選考委員の好み、年齢、これまでの履歴、選考のクセなどもリサーチに入れて考えているというパンダマニアがいたりして驚いたところですけども。私たちはそんな皆さんのことを「パンダJAPAN」と勝手に呼んでいますが。パンダJAPAN、今回は計15人の予想が出揃いまして。各自、応募を終えたところです。

ただ、こういう名前の予想企画をずっと15年近くやっているんですが。予想の場合、名前の発表前にその予想を発表してしまいますと、どうしても余計な……なんていうんですか? 「影響」っていうと少し自意識が過剰ですけども。やっぱりちょっとね、名前の選定作業をする人に迷惑をかけてしまうおそれがありまして。有名なところではね、御代替わりの元号の予想なんかを新聞社がやりますと、その新聞社の予想をあえて外すということがあったりしますもんね。そこまで私たちに影響力があるとは思っていませんけども。まあ、ちょっと「こういうような予想が巷間、巷ではありますよ」っていうとまた変な風が出てしまうこともあるので。

極力、そういう風にはなりたくないということの考えから、いつも名前の発表がされてから「私たちはこういう予想を立てていました」というような、後出し的な放送になってしまい。それがなにかちょっとね、予想が当たるかどうかのドキドキ感を皆さんと共有することができなかったという一因になっていまして。なにかいい解決策はないかと逡巡をしていたのですが。一時、往復はがきを出してくれた人にはその返信のところに私たちの予想を書いて送り返すという企画があったんですけども。

(中澤有美子)やりましたね(笑)。

暴露系Twitterの手法

(安住紳一郎)あまりにも作業がアナログで大変だったという。そういう時代ではないので、今回はTwitterを利用してみたいと思います。暴露系Twitterのやり口を真似しまして、今日の番組終了後……11時55分に番組が終わりますので、番組終了後の正午。12時ちょうどから1分間、パンダJAPANメンバーの予想の一覧表をそのTwitterに投稿したいと思います。ただ、鍵をかけた状態でTwitterに上げますので、この番組『日曜天国』のTwitterをフォローしている人しか見られません。なので、正午になる前に番組のTwitterをフォローしておく必要があります。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)慌ててフォローすると、上がっている状態でフォローしようとするとフォローができなかったりするので。事前にフォローしておかないと慌ててしまうということなんですけども。

(中澤有美子)そうですね。1分。わあ、なんかドキドキする!

(安住紳一郎)暴露系のTwitterなんかはこういう風に上げているらしいんですよね。それで1分の間に上げて、下げてということのようですね。なので皆さんもパッと見てね、「ああ、そういうことか」ってね。興味のある方は見ていただきたいと思いますけれども。はい。で、私はちょっとそれでも怖いんで。その予想表にも一部、墨塗りをしてありますので。

(中澤有美子)そ、そうなの?

(安住紳一郎)情報公開請求された役所の文章みたいに。ちょっとね、さらに墨塗りしてあるから。一応、そういう炎上防止のための加工を一部、してありますので。ご了承ください。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)ドキドキしますでしょう?

(中澤有美子)しますよ。動悸がしていますね。

(安住紳一郎)ただ、やっぱりその予想表を見ますとパンダJAPANのメンバーたちの予想の本気度が伝わってくると思います。もう私なんかその予想表を見ながら小一時間「うん、うん」と言っていられますもんね。「ああ、なるほど。そうか、そうか」なんてね。意外にこう、予想が重複していたり。それぞれのメンバーが狙っている意図とか規則性なんかが見て取れたりしまして。ラジオを聞いてらっしゃる方でパンダの赤ちゃんの名前。私も考え、予想しましたという方は多いと思いますが。他の人の予想と比べてみたいというのがやっぱり自然な流れですよね。

興味のある方。Twitter、スマホを使っていらっしゃる方はぜひ、この取り組みに興味がありましたら参加してみてはいかがでしょうか? 繰り返しになりますが、この予想が放送を聞いてない人にダラダラダラダラと漏れ伝わって、そして私たちが本意としているところではない方向で出てしまった場合は本当に東京都やパンダの名前を真剣に考えている人たちに迷惑がかかるので。ぜひ、このへんの真意はお汲み取りの上でご参加いただきたいと思います。

で、また11時55分から5分遅れの12時からの1分間だもんね。そうするとほら、Radikoとかを聞いている人は間に合わないでしょう? このナマの放送を聞いている人たちがほぼ追いつく感じなので。そこも狙いとしてはいいんじゃない? なんかほら、後からちょっと聞こうと思っても聞けないっていう感じがいいんじゃない?

(中澤有美子)より狭まった感じでね。

(安住紳一郎)より狭まってね。よろしくお願いします。皆さんとの信頼関係が少しできていると私、勝手に思い込んでますので。ここにかかっていますんでね。お願いしたいと思います。

(中澤有美子)その場限りの1分間ということですね。

(安住紳一郎)そう。お願いしたいと思います。ねえ。ちょっと皆さん、パンダJAPANの予想、気になりますよね。見ると結構「ああ、なるほど。ああ、そう……あっ!」みたいな。

(中澤有美子)そうなんですよね。そう(笑)。

(安住紳一郎)「これがなんで入ってないんだろう? ああ、入ってないんだ……」みたいな。ちょっとね、賭け事の上手な人の独特の競馬の買い目みたいなものが見れて。本命の馬が入ってないみたいな。「いや、なんで皆さん、本命を外していらっしゃるんですか?」「ええっ? なんで人気薄のこの名前に集中しているんだろう?」とかね。一部ね、墨塗りしていない方の予想も出ていますが、これはほとんど大勢に影響を与えてないということで。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)誰の予想かはなんとなく皆さん、察しが……もうほとんど墨塗りしていない。丸出しみたいな。ねえ。すごいですよね。「うっちゃりあんこ」とか、そういう名前は全く墨塗りされずに上がっていますけども。

(中澤有美子)言った(笑)。

(安住紳一郎)そうですね。Twitterをやっていないという方は見られないので申し訳ありませんけども。今回はそういう取り組みにしてみたいと思います。もしくはね、どうしてもという方がいらっしゃいましたら、往復はがき作戦第二弾というのもありますけども。

(中澤有美子)受け付けてる?(笑)。

(安住紳一郎)ただね、これはスタッフの摩耗が激しいんだよね。びっくりするよね。「昭和30年代か?」みたいな事務作業が続きますからね。びっくりするよね。

(中澤有美子)そうですよね。「まだ売っているんだ!」っていうところからね。

(安住紳一郎)まあ、若い方は往復はがきの仕組みもよくわからないと思いますけどね。延々、往復はがきが送られてきて。それをピリピリピリピリ破いて、ハンコを打ってですね。で、「○○行き」のところを「様」に変えたりしてね。

(中澤有美子)でしたね(笑)。

手間がかかりすぎる往復はがき作戦

(安住紳一郎)すごかったですよね。ちょっと懐かしい感じすら、ありますけどね。往復はがき作戦もちょっとね、いいですよね。ただ、最近はほら、いろいろとね、労働環境改革とかありますから。無理はできないということなんですよね。

(中澤有美子)たしかに、そうですね。

(安住紳一郎)思い切ってこう、郵便の封筒の中に郵便小為替かなんかを入れて、その手数料を私たちにいただくのならやってもいいと思うんですけども。これはたぶんね、ダメなんだと思いますね。

(中澤有美子)なにかに引っかかる(笑)。

(安住紳一郎)なにかに引っかかるんでしょうね。厳しい時代ですね。そうですよね。昔、ありましたよね。なんかね。「手数料分、中に切手を入れて送ってください」みたいなね。

(中澤有美子)全員プレゼント的な。

(安住紳一郎)そうですよね。「500円分の切手を入れてください」みたいなことだったんですけどね。そんな、手数料を取っちゃったら私たち、完全にただの予想屋ですからね?

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ! 本当だ(笑)。同じだ。

(安住紳一郎)びっくりしちゃうよね? うん。公営ギャンブルみたいになっちゃうよね。普通にさ。「はい、予想を売りますよ」なんて言ってね。「1人150円。切手を入れて送ってください。私たちの赤ちゃんパンダの予想を書いて送り返します」なんて。「全員プレゼント」なんていうきれいな言葉じゃ片付けられないよね? ただの予想屋だよね! なんかの罪で捕まるよね。わかんないけども。なんだろう? 「予想を売る」っていう行為自体がすごいグレーな感じがするよね。

(中澤有美子)そうですよね。大人の世界な感じがありますよね(笑)。

(安住紳一郎)大人の世界かな? アハハハハハハハハッ! 一瞬でも暑さが忘れられたら本望です。話が長くなりました。今日のメッセージテーマ、こちらです。「最近調べたこと」です。

<書き起こしおわり>

安住紳一郎 2021年上野双子パンダの名前予想を考える
安住紳一郎さんが2021年8月15日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で応募締め切りが近づいた上野のジャイアントパンダの双子の赤ちゃんの名前について検討。番組リスナーのパンダ有識者たちに呼びかけ、名前の予想を繰り広げていました。
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