安住紳一郎 築地王おすすめ店に通いつめて常連認定された話

安住紳一郎 築地王おすすめ店に通いつめて常連認定された話 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』の中でゲストの築地王・小関敦之さんにすすめてもらったお店に通いつめ、常連認定された話をしていました。

(安住紳一郎)それから、よく「築地だから安くて美味しいものを……」という感じの人にきちんと先に言っておきたいということを小関さん、よくおっしゃってますが。改めましてここで小関さんからのキツいアドバイスをお願いします(笑)。

築地王からのキツいアドバイス

(小関敦之)あの……まずひとつには「市場」っていう言葉に惑わされる人がすごく多くて。「市場だから安いだろ」って勝手に思い込んで来る人がいるんですよ。ところが、値段は正当についているので、いいものを食べようと思ったら、やっぱりそれなりにします。お寿司も一人前だいたい3千円から4千円くらいしないと、まあ普通の町場にある回転寿司とかとあんまりレベルが変わらないものを食べる結果になってしまうので。せっかく築地に来るんだから、美味しいものを食べようという少し心と懐にゆとりを持って来ていただきたいなというのがひとつと……あと、「築地にある店はどこも美味い」みたいに勝手に思ってなにも調べないで来る人がいるんですけども。

(安住紳一郎)(笑)

(小関敦之)それはあり得なくて。別に町がなにかを作っているわけではなくて、作っているのは料理人だし。どういうものを仕入れるか?っていうのはそこのお店の経営方針によって変わるわけだから、そこもちゃんと調べないと、それはババを引くっていう話ですね。

(安住紳一郎)すごいですよね(笑)。

(中澤有美子)キツい(笑)。

(安住紳一郎)いや、小関さん大好き。絶対にそうですよね。築地という町がなにかを作っているわけじゃないし。別にそこの風向きがいいとか、そういうわけじゃないですよね。

(小関敦之)人間です。

(安住紳一郎)色んな人が集まっていますもんね。そうですよね。

(小関敦之)ところが、そういう風にはなにも考えずに来る人も多いということで。まあ、そういう人たちを目当てにご商売をされている店もないことはないわけなんですよ。なので、ただいま、いろんな情報がネットとかですぐに見られるので。みなさんも、先ほど本をご紹介していただきましたが、そういう本を参考にしていただくのも結構ですし、ネットの情報とかを参考にされるのもいいと思いますので。ぜひ、調べてから来ていただきたいなと思います。

(安住紳一郎)そうですね。あとは最近はインターネットなどでも情報はありますけども、これも玉石混交で。いろいろね。

(小関敦之)まあでも、東京のほぼ真ん中にあるわけですよ。築地っていうのは。で、1回だけ来るっていうのはすごくもったいないなと僕は思っていて。銀座の隣なので、ちょっと買い物に出てきた時についでに寄ってみるっていうような使い方でもいいと思うので。まあ、自分なりに数をこなして行けば、お気に入りの店も見つかりやすいと思いますので。ぜひ、「町を使う」っていうスタンスを持っていただけると築地の人も喜ぶんじゃないかなと思います。

(安住紳一郎)そうですね。私も5年前に小関さんにすすめていただいたあるお店に顔を覚えてもらうために、4年くらい前ですかね? 日参いたしましてですね。2ヶ月おきに行ってはいかんと、1週間に4回ぐらい通ってですね。とにかく顔を覚えてもらって。で、なるべく調理場に近い席に座らせてもらうまでになりました。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)ええ。その常連扱いされた時の興奮たるやですよ! ものすごい喜びがありましたよ。

(中澤有美子)そうでしたか!

(小関敦之)お店の人からもお話を聞いています。「安住さんがいらっしゃってくれて」と。

(安住紳一郎)ええ。しかもですね、かならず覚えてもらうようにですね、どちらかと言うとわかりやすい緑色の上着をずーっと毎日着ていったっていう(笑)。

(小関敦之)(笑)

常連認定された際の興奮

(安住紳一郎)で、突如ある日、「いらっしゃいませ」ではなくて「おはようございます」って言われたんですよ。その、常連に認められた日に。その時のアドレナリンの量たるや!

(小関敦之)(笑)

(安住紳一郎)ちょっとありますね。そういうところ(笑)。「おはようございます」って言われて、「はっ!」って思って(笑)。「みんな、聞いた? 聞いた!?」って(笑)。

(小関敦之)(笑)

(安住紳一郎)すいません。最後、私の自慢話になってしまいました。今日はゲストに築地王 小関敦之さんをお迎えしました。ありがとうございました。

(小関敦之)どうもありがとうございました。

(中澤有美子)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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