安住紳一郎 2021年上野双子パンダの名前予想を考える

安住紳一郎 2021年上野双子パンダの名前予想を考える 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2021年8月15日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で応募締め切りが近づいた上野のジャイアントパンダの双子の赤ちゃんの名前について検討。番組リスナーのパンダ有識者たちに呼びかけ、名前の予想を繰り広げていました。

(安住紳一郎)さて、コロナウイルスの陽性者も増えてますし、雨も降ってますね。なかなか、うん。あまりいいニュースがなくて少しね、皆さんも息が詰まるような……でもね、自分よりも大変な思いをしてる人がいるから……ということも考えつつですけれども。

(中澤有美子)そうなんですよね。

(安住紳一郎)なかなかね、いいニュースがないもんですからね。今日は、赤ちゃんパンダの名前でも考えて現実逃避しますか?

(中澤有美子)いいですね(笑)。

(安住紳一郎)スタジオの外は真っ暗ですけどね。

(中澤有美子)本当に日差しがないですね。

(安住紳一郎)日差しがないしね。

(中澤有美子)ひんやり涼しい。

(安住紳一郎)ひんやり涼しいし、ネットニュースを見て誰かを叩く準備してるしね。上野の赤ちゃんパンダの名前の募集がそろそろ締切りなんですよね。どう思いますか、皆さんは。特に興味ないですか?

(中澤有美子)難しくて難しくて。

(安住紳一郎)今回は難しいですよね。この番組は赤ちゃんパンダの名前を考えるのが得意な番組で。かれこれ既にもう13年間、やっています。

(中澤有美子)13年(笑)。

(安住紳一郎)なので皆さん方が食卓で話すような軽い話題ではなくて、かなり真剣に。自分の子供の進路指導みたいな感じになってますけれども、真剣に考えてるんですが。どうでしょうね? ジャイアントパンダ、双子で生まれた名前。和歌山などではこれまでもいろいろありましたけれども。上野のパンダ、しかもオスメスの双生児となりますと、初めてになりますのでね。どうなるのか。また難しいんですが。和歌山はまた人気投票で決まったりするんですけれども、上野はですね、1度皆さんから応募を呼び掛けて集まった何万通りの中から、「名前選定委員会」と言われる有識者8人から10人くらいが、その中から10候補ぐらいを選んで。

さらに中国の当局者と協議したり、登録商標を見比べたり。あるいは東京都知事にお伺いを立てたりなどして、そこからもう1度決め直すという作業があるんで、なかなか当てるのが難しいんですよね。最終的には小池百合子さんが決めてるっていう話もありますし。そういった中でなかなか難しいんですけれども、締め切りが近くなっているということで、予想をしてみたいと思うんですが。ただ、まだまだ応募が行われてるんで、具体的な名前出しますと趨勢に影響を与えてしまって。それは私たちの本意ではないので抽象的な話に終始してしまうのが心苦しいんですけれども。

ただただですね、この番組『日曜天国』には日本を代表するパンダマニアの皆さんたちが実は集まってるんですよね。これは本当に自慢できることなんですが。日本国内にパンダマニアと言われる人は1500人ぐらいいるらしいんですけれども。その中の1人が黒柳徹子さんであり、不肖私、安住紳一郎であり。あるいは中川さんであり、いろいろそういう名前が出てくるんですけれども。まあ、この番組のリスナーがこの上位40人ぐらい、固まっているんですよね。すごい情報量と熱意と経験値なんですよね。なので、その皆さん方の意見も聞きながら、少し皆さんに名前の予想の方向性を見極めていただこうかなと考えております。

今回はね、またなんかいろいろレギュレーションが変わりましてね。オスメスそれぞれひとつずつ。表記はカタカナ。それで理由は今回からいらない。で、それに相当する漢字もいらないんですよ。ただ9文字以内っていう風になってるんですよね。「9文字以内」っていうのはどういう意味の表れだろう?って考えたりするんですけどね。そんなに長い名前はこれまでもないんですけどね。フェイフェイとかホァンホァンぐらいですからね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)どういうことかな?って思うんですね。

(中澤有美子)ねえ。「9」って奇数ですからね。

(安住紳一郎)そうですよね。なのでちょっとこれまでのパンダらしい名前。繰り返しの名前じゃなくて、それこそ「サクラ」と「イチロー」みたいな感じのね。「タロー」「ジロー」みたいな、そういうのを求めてるのかなとか思ったりね。普通に「上野太郎」とかね。どうなんだろう?って考えたりしますね。さて、パンダマニアの皆さんとの連絡方法ですけれども、この曲をお聞きいただきたいと思います。

(曲が流れる)

(安住紳一郎)『かわいい赤ちゃんパンダ』というCDでは発売されてなくて。カセットテープでだけ発売されたマニア向けの赤ちゃんパンダソングなんですけれども。あんまり現存してないので、この曲を聞くと番組を聞いているパンダマニアの皆さんが私に連絡をよこしてくれます。少々、お待ちください。

(中澤有美子)フフフ、コーヒーなど飲んでます(笑)。

パンダホットライン

(安住紳一郎)大丈夫です。ついこの間、和歌山のトライがありましたから。まあ、みんな、忙しいかな?

(電話が鳴る)

(安住紳一郎)あ、来た来た。

(中澤有美子)よかった(笑)。すごいドキドキした(笑)。

(安住紳一郎)おはようございます。お名前、どうぞ。

(森のゆきき)おはようございます。森のゆききです。

(安住紳一郎)ゆききさん。おはようございます。ゆききさんは福島だっけ?

(森のゆきき)はい、そうです。

(安住紳一郎)福島、雨はどうです?

(森のゆきき)そうですね。今日も降ってますね。

(安住紳一郎)そうですよね。青森の方も結構雨の被害が出てましたもんね。ああ、上野のパンだの名前の締め切りがそろそろなんだけれども。双子、オスメスはなかなか難しい課題になりましたね。

(森のゆきき)そうですね。とても難しいなと思っています。

(安住紳一郎)でも、ゆききさんはこれまでに和歌山のパンダを3頭、当てているからね。すごいよね。

(森のゆきき)ありがとうございます。

(安住紳一郎)今回、どういう名前になりそうか、予想を教えてくださいますか?

(森のゆきき)はい。響きのかわいらしさと呼びやすさを重視しています。小池都知事が記者会見で「親しみやすい名前を考えてください。末永く愛される名前を」と話されていましたが、やはり名前の呼びやすさは親しみやすさに直結すると考えています。ただし、国内外のパンダの名前と重複したり、あとは商品名やキャラクター名とかぶったりするのは厳禁なので、慎重に見極めなければなりません。

(安住紳一郎)あ、ゆききさん。ゆききさん、政治家かなんかになった?(笑)。

(森のゆきき)いや、そんなことは……(笑)。

(中澤有美子)とても整ったおしゃべりで(笑)。

(安住紳一郎)少しなんか緊張されてる?

(森のゆきき)そうですね(笑)。

(安住紳一郎)どんな……繰り返しの名前になりそうですか? どうですか?

(森のゆきき)そこもとても迷ったんですけれども。やはり繰り返しの名前ってずっと続けてきた名前じゃないですか。だからその上野のパンダファミリーの歴史だったりとか、いろんなものがその名前に乗せて受け継がれてきたんだろうなと思っているので。やはり繰り返しで行きたいと個人的には思うんですけれども。ただ、ちょっと世界の状況を見ると、かならずしもそうではないんですよね。

(安住紳一郎)そうですね。世界の趨勢から考えると、繰り返しの名前はそろそろ、そのムーブメントから離れ始めてますよね。

(森のゆきき)そうですよね。

(安住紳一郎)「ここで思い切ってランラン、カンカンをもう1度」みたいなこともあるのかしら?

(森のゆきき)ランラン、カンカン……さすがにそのファミリーの名前と重複は避けた方が……そういうことですよね?

(安住紳一郎)そういうことです。か、なんですかね? ランラン2世的な? 9文字以内で収まるなら。ランラン2号的なこと? ごめんなさい。真面目なゆききさんを悩ます結果になって……。

(森のゆきき)いえ、すいません。ありがとうございます。

(安住紳一郎)繰り返しの名前は、候補はもうだいぶ絞れましたか?

(森のゆきき)オス3候補とメス2候補に絞っているんですけれども。ただ、とても迷っています。

(安住紳一郎)双子のコンビ感は出しますか?

(森のゆきき)そうですね。やはりその双子らしい対になる感じをっていうのは意識していたんですけれども。なかなか、そこがとても苦戦してます。

(安住紳一郎)そうですよね。やっぱりランランとかカンカン。あるいはリンリンとかトントンという名前は秀逸ですよね。それに負けないような繰り返しの名前を何とか考え出そうとしてるわけですね?

(森のゆきき)はい。そうなんです。まあ今回、カタカナ表記のみの応募となりますが、やっぱり当てる漢字についても考えているところです。

(安住紳一郎)やっぱり?

(森のゆきき)はい。白浜のパンダの命名の際には明治安田生命の名前ランキングを大いに活用したんですけれども。今回、上野のパンダの命名にあたっては参考までに確認する程度にとどまっています。

(安住紳一郎)なるほど。

(森のゆきき)今回はですね、紙の漢和辞典とあと世界のパンダたちの名前を検索するサイトをフル活用しています。

(安住紳一郎)世界のパンダの名前を見ながら考えてるんですね?

世界のパンダの名前を検索

(森のゆきき)そうですね。やはり今、いるパンダの名前と重複っていうのは避けた方がいいと思って。世界まで手を広げて取りこぼしのないように探しています。

(安住紳一郎)かなり緻密な作業してますね。世界のパンダは今、人工飼育下で何頭いるんですか?

(森のゆきき)ちょっとそこまでは……。

(安住紳一郎)4、500はいますよね?

(中澤有美子)世界中のお名前を見ると、やっぱりバリエーションがすごいんでしょうか?

(森のゆきき)そうですね。やっぱりその反復系じゃないけれども、響きもよくて、字面もよくてっていう。「あ、いい名前だな!」って思う名前がたくさんあるんですよ。

(安住紳一郎)じゃあこれからオス、メス、それぞれひとつずつ候補を絞る作業ですね。

(森のゆきき)はい。そうですね。もうあと数日しかないので。ちょっと頑張らなくちゃと思います。

(安住紳一郎)そうですよね。わかりました。また後ほど、連絡いたします。

(森のゆきき)はい。よろしくお願いいたします。

(安住紳一郎)よろしくお願いします。1度、失礼します。

(森のゆきき)はい。ありがとうございます。失礼します。

(電話を切る)

(安住紳一郎)ゆききさん、真面目な方でしょう?

(中澤有美子)本当に。また磨きがかかって。

(安住紳一郎)今回はね、オスとメスのペア感を出すか、出さないか。難しいですよね。あとはジェンダーフリーの時代になってますからね。あんまりオス感、メス感を出さなくても……というような意見もあったりするんですよ。

(中澤有美子)なるほどですね。たしかに、たしかに。

(安住紳一郎)パンダらしさを……。

(電話が鳴る)

(安住紳一郎)うーん。今、いいところなんだけどね……お待たせしました。お名前、どうぞ。

(荒野のアボカド)荒野のアボカドです。

(安住紳一郎)ああ、アボカドさん。どうも。ご無沙汰しております。

(荒野のアボカド)すいません。いいところで電話をしちゃって。

(安住紳一郎)いえいえ。いいんですよ。リアルタイムで聞いてるっていうことは、Radikoじゃないのね?

(荒野のアボカド)はい。ラジオです(笑)。

(安住紳一郎)ありがとうございます。今回の上野の双子パンダの名前、予想はどうですか? 今のところ。

(荒野のアボカド)難しいですね。正直、難しいです。日本語の音と中国語の音、漢字のかわいさを考えて導き出そうとしていたんですけども。思いつく名前は結構使われている名前が多くて、なかなか難しいですね。これというのを思いつきませんでした。

(安住紳一郎)繰り返しの名前の方で行きますか?

(荒野のアボカド)そうですね。あの、ほとんどそうですけど。まあ、ちょっといじったのも考えています。

(安住紳一郎)なるほど。繰り返しの感じでいいなと思ったのをひとつ、下に落として。繰り返しじゃないのも作ったりとか。

(荒野のアボカド)そうですね。先ほどもちょっと出た「ペア感」じゃないですけど。たとえば同性同士だったらすごくペア感が出しやすいなと思ったんですけど、異性ですので。まあ、ちょっと、うん。そこが難しいところですよね。

(安住紳一郎)そうですよね。オスとメスでペア感を出すって、なかなか難しいですよね。あとはお姉さん、シャンシャンがいますよね。シャンシャンからは何かヒントが来るような感じはありますか?

(荒野のアボカド)そうですね。シャンシャンがいかにも女の子という感じなので。昨今の世界情勢から行って、ちょっとジェンダーレスの名前も候補になるかなとは考えてたんですけど。ただ、ちょっとあんまり大きな声で言うと怒られそうなんですが、和歌山に比べて命名委員会の年齢層がちょっと高いかなと思われますね。

(安住紳一郎)なかなか突っ込んだ意見ですね。

(荒野のアボカド)はい。なので和歌山のアドベンチャーワールドの時に比べると最近流行っている名前というより、ちょっと王道な名前の方が好まれる傾向があるのではないかと思っております。

(安住紳一郎)もう命名委員会の委員の名前を見てですね。

(荒野のアボカド)そうですね。ホームページに公表されてますので。そちらをちょっと拝見して、肩書きなどを見ると……そうですね。

命名委員会の委員の年齢層も考慮に入れる

ページが見つかりません。|東京都

(安住紳一郎)年齢層が高いで、比較的保守的な名前の方が好まれるんじゃないかというところまで目論んでるわけですね?

(荒野のアボカド)はい。そうですね。

(安住紳一郎)さすが。あとはペア感をどこまで出せばいいか。あるいは、もうそこはしなくていいのかということですよね。

(荒野のアボカド)そうですね。ちょっとなかなか出すのは……出している名前を選ぶのは難しいなと思いました。

(安住紳一郎)ですね。なのでこれはペアで当てるってよりも、オスだけ当てるとか、メスだけ当てるという。それぐらいの割り切りがあってもいいかもしれないですね。

(荒野のアボカド)ああ、たしかにそうですね。まあ、ちょっと難しいですね。

(安住紳一郎)今、有力候補は少し思いついてますか?

(荒野のアボカド)一応、オスパンダ、メスパンダともに3候補ずつまでは絞り込みました。

(安住紳一郎)3候補までは。なかなか作業が早いね!

(荒野のアボカド)いや、早くはないです。もうご懐妊の兆候の時から考えてるので。

(安住紳一郎)早いね。ご懐妊の徴候って、いつから?

(荒野のアボカド)交尾の徴候というか。

(中澤有美子)春先ですね。

(安住紳一郎)春先からずっと考えてるんですね。

(荒野のアボカド)まあ、今回に関して言えばあとはちょっと和歌山のもあったので。ずっと頭の中がパンダのことを考えて……。

(安住紳一郎)そうね。楓浜とちょっと続いている感じ、しますよね。じゃあ、またちょっと後で意見、聞かせてください。

(荒野のアボカド)はい。よろしくお願いします。

(安住紳一郎)朝早くからありがとうございました。失礼します。

(荒野のアボカド)はい、失礼します。

(中澤有美子)ありがとうございます。

(電話を切る)

(安住紳一郎)皆さんの持ってる情報、すごいでしょう?

(中澤有美子)すごいですね!

(安住紳一郎)こういう人たちが市井にいるんですよ。驚いちゃう。

(電話が鳴る)

(安住紳一郎)誰だろう? おはようございます。お名前、どうぞ!

(しろふわこ)おはようございます。しろふわこです。

(安住紳一郎)しろさん! おはようございます。しろふわこさん、上野の双子のパンダ名前予想、どうでしょう?

(しろふわこ)今回の予想なんですけれども。「答えは過去にある」という説の一点突破で行こうかなって思っています。

(安住紳一郎)なに? アガサ・クリスティ? どうしたの? 「答えは過去にある」? どういうことですか。

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