安住紳一郎『現代用語の基礎知識2024』に自身が掲載された喜びを語る

安住紳一郎『現代用語の基礎知識2024』に自身が掲載された喜びを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんが2023年11月19日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で『現代用語の基礎知識2024』に自身が掲載されたことについてトーク。表紙にイラストが載ったことなど、その喜びを話していました。

(安住紳一郎)それから、番組お聞きの方にプレゼントのお知らせがあります。最近ね、いろいろなところからプレゼントがありますけれども。今日は本当に意外中の意外。なんでしょうね。こういうことがあるんですね。もう本当に、瓢箪から駒。牛に引かれて善光寺みたいな感じですね。いや、ちょっとね、私も人生でこういうことが起きるんだなと思って。本当にね、私にとっても嬉しい話でした。

(中澤有美子)なんだろう?

(安住紳一郎)毎年11月……年末に本屋さんで並ぶものっていうと、翌年の手帳とか、あるいは今年1年間のまとめの時事解説本とかね、いろいろありますよね。『現代用語の基礎知識』という本は皆さん、ご存知でしょうかね?

(中澤有美子)ええ、ええ! 辞書のような厚みの。

(安住紳一郎)そうです、そうです。いわゆる、年間用語辞典っていうんですか? 気になるニュースの言葉などが解説されているもので。昭和23年から刊行されてるということですが。ちょっと私、最近はあまりしっかりは見ていなかったんですが。一時はね、1000ページを超えるような、本当に広辞苑のような厚さがありましたけども。2020年からはかなりスリムになりまして。350ページということですね。ちょっとね、「ああ、こんなにスリムになったんだ」っていう風に思う方多いと思いますが。自由国民社て出版社から出されていますが。新語・流行語大賞の主催者として有名ですよね。

(中澤有美子)ああ、そうですよね。

(安住紳一郎)それで、この『現代用語の基礎知識』2024年度版。赤い表紙に青いインクでイラストが書かれてるんですけれども。いわゆる、その2023年に活躍された人たちの顔がイラストで書かれていたりするんですよね。何となく、そういうイメージありますよね。で、ヌートバー選手とかが書かれてるんですよ。栗山英樹監督とかね。新しい学校のリーダーとかね。そこになんと不肖、安住紳一郎のイラストも小さく入っているんですよ。

(中澤有美子)ええーっ! そうなんですか?

(安住紳一郎)すごいことになりました。私もね、最初にぱっと見た時にね、「このとっちゃん坊やは誰なんだ?」と思ったら、自分だったんですね。いや、ちょっとね、本当に……「嬉しいな」っていう気持ちもありながら、「怖いな」という気持ちもあるんですが(笑)。いや、一生懸命仕事に取り組んできたという自負はあるんですけども、決してあれですよね。2023年を代表する顔になったつもりは、どれだけおごり高ぶってもそんなことはないわけで。「なぜ?」っていう気持ちもありながら、でも嬉しいので、そのままにしています。

(中澤有美子)わあ! その右下の?

(安住紳一郎)右下の。そうなんですね。

表紙右下に登場

(安住紳一郎)ありがとうございます。ちょっとね、薄くなった七三の分け目もなかなかリアリズムがあって、たまりません。

(中澤有美子)おめでとうございます。すごいですね!

(安住紳一郎)ねえ。嬉しいなと思いましてね。

(中澤有美子)とてもいい!

(安住紳一郎)自由国民社という出版社の営業部長さんからもお便りがありまして。これは決して別にね、そういうつもりで載せたんじゃないんですが……っていうことでしょうし。編集長とはまた考え方が違うようですけれどもね。「今回は特に取材記事ではないので、ご本人の気に沿わない部分も一部、記事の中にはおありかと存じますが、ご容赦いただければ幸いです」って書いてますから。別にね、私が取材されて話した内容じゃないんで。一方的にその執筆者の方がね、書いているっていう記事なので。

(中澤有美子)『現代用語の基礎知識』の中に安住さんのページがあるということなんですね?

(安住紳一郎)そうなんです。恥ずかしい。本当に。5ページ目に書かれてます。本当に、先祖に感謝なんですけども。「あいうえお」順になってますからね。「あ」なんで結構早く出てくるんですよ。本当にありがとう! 鳥取のご先祖様、ありがとう!

(中澤有美子)フフフ(笑)。そうですか!

「あ」なので5ページ目に登場

(安住紳一郎)ねえ。こんなことになるなんて……っていうか。小学校とか中学校でよく社会科の宿題でね、『現代用語の基礎知識』を私もちょっとね、大人びて褒められたいっていう気持ちがあって。『現代用語の基礎知識』とか当時、『イミダス』とかね、一生懸命調べて。なんか時事問題に詳しい小学生とか中学生のリポートにしたくて。出展に当たったような気がしますね。いろいろね。懐かしいなと思いながら、でもそこにね、載せていただくっていうことで。嬉しいなと思いますが。「本人の気に沿わない部分もおありかと思いますが」って書いてますから、ちょっと悪いことも書かれてるんだろうなと思いつつ。ねえ。嬉しい。で、出版社の方からですね、ぜひということで、番組をお聞きの皆さん方にプレゼントということで。2024年度版。今発売中の『現代用語の基礎知識』をラジオをお聞きの方10人に差し上げたいと思います。

(中略)

(安住紳一郎)『現代用語の基礎知識』、発行元の自由国民社ですが。昭和3年に創業。で、戦争がありましたんでね。反権力系の出版を続けて、毎号のように発禁処分となり、昭和12年には社長さんが治安維持法違反で1年間、投獄されたという、そういう歴史のある、本当に国民のためを思っての出版活動を続けてきたという真面目な出版社ですよね。社是は創業者の精神である「真似ず、狎れず」っていうね。真面目な出版社ですね。今日はそんな自由国民社からのプレゼントということになりました。たくさんのご応募お待ちしています。

<書き起こしおわり>

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