R-指定 京都駅で女性に逆ナンされた話

R-指定 京都駅で女性に逆ナンされた話 Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんが2021年7月27日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中でライブで訪れた京都駅で、自分を知らないであろう女性から逆ナンされた話をしていました。

(R-指定)そんなことよりもな、この間、めっちゃすごいことが起きたから。聞いてもらっていい?

(DJ松永)「そんなことより」? 大会とかよりも?

(R-指定)いや、ホンマに。この間、ホンマに起きたんですけども。梅田サイファーのライブで京都に行っていたんですね。ちょっと、みんな聞いてくださいね。外の人も。これ、ホンマに。

(DJ松永)そんな振りかぶって大丈夫?

(R-指定)違う。聞いてほしい。みんなに。

(DJ松永)聞いているよ。一応、聞くのが仕事だから。

(R-指定)聞いてほしい。俺な、梅田サイファーのライブで京都に行ったやんか。で、京都駅で降りて。結構このままの格好。黒い服で髪の毛をくくってマスクしてリュック背負っていて。で、ちょっと暑かったからタクシー乗り場まで行く時に「暑っ!」って思って。ちょっと髪の毛をほどいて。ヘルメットを取った後みたいにファサーッてして。で、もう1回くくって、タクシーのところまで歩いていって。そしたら、おそらくやけど後ろから歩いてくる……聞いてます? 聞いてますか?

(DJ松永)聞いているって! いや、そんな確認するやつ、いないよ? お前、なんだと思ってんの? ここにいるやつら、なんなの? 聞いているから。みんな、聞いてるよ?

(R-指定)だから、みんな俺のこと、ナメてるから。

(DJ松永)いや、ナメてるけど、聞くよ? ナメた人の話も聞くよ?

(R-指定)いや、ナメてたらどえらいことになるで?

(DJ松永)そんな振りかぶって大丈夫?

(R-指定)違う。俺はホンマ、新幹線を降りて、このままの状態でタクシー乗り場に向かっていただけ。そしたら後ろから「あの、すいません」って女の人に声をかけられて。「あの、いきなりこんなことを言ったらめちゃめちゃ気持ち悪いと思うんですが……」って言われたから。まあ、梅田サイファーでライブで行っているから。下手しい、そのライブを知ってくれていて。ファンの人とか、梅田サイファーのライブに来てくれてる人が声をかけてくれはったんやなって思って。俺もそのテンションで……。

(DJ松永)いるいる。ファンと新幹線が一緒になっちゃったとかね。

(R-指定)そう。で、「ああ、はいはい。なんですか?」って言ったらその女性が「いきなりこんなことを言ったら気持ち悪いと思うんですけど。あの、私、お兄さんの見た目とか雰囲気が性癖にドンピシャすぎて……」って。

(DJ松永)えっ? ええーっ!?

(R-指定)ほら! おらっ、聞いたかっ! ホンマによ!

(DJ松永)いやいや、そんなよ?(笑)。

(R-指定)言うたやろ?

(DJ松永)いや、すごいけどさ……。

(R-指定)なあ。そう。「ライブ、見に行きます」とかやったらわかるけど。ちゃうねんで? まず「お兄さん」よ。入りが。

(DJ松永)たしかに。その、ラップができるとか、R-指定だということは一切……?

(R-指定)NO、NO。

(DJ松永)R-指定の外見のみ?

(R-指定)そう。外見と雰囲気、佇まい。

(DJ松永)はー。趣味嗜好って本当に千差万別だよな。

(R-指定)いやいや、俺のオス度だけ。俺から放たれるオスのフェロモンだけでっていうことですよ。

(DJ松永)ええっ? まあ、でもすごいな。それは。

(R-指定)そうでしょう?(笑)。

「お兄さんの見た目とか雰囲気が性癖にドンピシャすぎて……」

(DJ松永)マジでそのストリート逆ナンですよね?

(R-指定)そう。もう歩いていただけ。

(DJ松永)京都ストリート逆ナンを?

(R-指定)なにも……「俺、ラップできまんねん!」とか「俺、三連覇」とか。なんもアピールなし。

(DJ松永)「ヒィアッ!」とか「オーン!」とかも言わず?

(R-指定)黙って歩いているだけで。

(DJ松永)リュック背負って、黒い服で。野暮ったいヒゲモジャで?

(R-指定)見た目がそのお姉さんが……。

(DJ松永)マスクして?

(R-指定)マスクして。

(DJ松永)じゃあ、今日たとえばオールナイトでニッポン放送に入ってきた時と同じような格好をしていたの?

(R-指定)同じような格好。

(DJ松永)いや、あれはないですよ。あれに声? あれは……底辺よ。

(R-指定)だから……俺も「だから」っていうのもおかしいけど。でも、だからびっくりして。なにも、メイクとか、ちゃんとした服とかもせず。ホンマにこのままの感じで。だから、性癖的にその人、ドンピシャやったんって。

(DJ松永)マジで? えっ? 2人でどこか……?

(R-指定)違う違う。ほんで、それで声をかけられて。「私の性癖にドンピシャなんで。ナンパしていいですか?」って言われて。

(DJ松永)すごいよ!

(R-指定)で、今考えたらめっちゃええやんって思ったんやけど。

(DJ松永)最高だよ! もう、ゴールイン?

(R-指定)もう、だってそうやん? 「性癖にドンピシャ」って言われているっていうことは、「もう、いいですよね」っていうことよ。

(DJ松永)「お食事に行きましょう」とかじゃ?

(R-指定)じゃあ、ないやん。

(DJ松永)「今からお互いのことを知っていきましょう。好きになりましょう」じゃなくて、「しましょう」っていうことでしょう?

(R-指定)「しましょう」って言われているようなもんよ。駅で。

(DJ松永)もう、本能。裸で。恥部を全部見せあって。だってもう裸って本当に親密にならないと見せ合わないもんよ?

(R-指定)だからもう、申し込まれたわけよ。「バトル、しましょうや」って。

(DJ松永)「バトル、しましょうや」?

(R-指定)「カマしましょうや。16、2、8、4、どれで行きます?」みたいなことを言われているわけよ。

(DJ松永)それ、1、2分で終わるよ?(笑)。その戦いは。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! いや、そんな早漏ちゃう。ナメるなよ(笑)。

(DJ松永)早いんですよ(笑)。

(R-指定)いや、早ないわ。俺、どっちかって言ったら遅いわ。で、言われて。俺も「ええっ?」ってなって。で、一応……。

(DJ松永)うん。どう答えるの? 「一応」ってなんだよ?

(R-指定)そう。どう答えていいのかわからんから、みんなに相談したかった。「聞いて」っていうのはそういう意味。

(DJ松永)そういうこと? 相談だったの?

どう答えていいのかわからんから、みんなに相談したかった

(R-指定)で、一応、「梅田サイファーを見に来ている人でそんな変なカマのかけ方はせえへんよな」とは思いつつも……。

(DJ松永)ああ、なるほどね。ハニートラップ的なね。

(R-指定)そう。俺を知らんテイっていうのはないよなとは思いつつ、一応、この一言でどうなるかな?って思って。「僕ね、京都の人間じゃないんですよ」みたいなんで。

(DJ松永)いや、よくわかんないけど(笑)。会話になってなくない?

(R-指定)「一応僕、地元の人間じゃなくて」みたいな言ったらどうなるかなって思ったら「ええーっ?」みたいにびっくりしていたから。

(DJ松永)これはマジで知らない人っぽいなって?

(R-指定)で、「お姉さん、なにされている方ですか?」って聞いたら、なんか神戸でアパレル関係をやっているみたいな。

(DJ松永)マジで? 神戸のアパレルの女性?

(R-指定)それで、「友達と遊びに行くんで京都で友達を拾って。それから遊びに行く予定なんですよね」って言われて。「でも、その間に声をかけてくるっていうことは、友達を待っている間にそこらで済ます? えっ? 青!?」って。

(DJ松永)「青」(笑)。

(R-指定)「青をしようとしてる?」って。

(DJ松永)えっ? ブルー? 京都ブルー?

(R-指定)ブルースカイ? ブルースカイファック?(笑)。

(DJ松永)スカイブルー?(笑)。えっ、本当に?

(R-指定)「マジで?」みたいな。

(DJ松永)駅だよね? ステーションブルースカイ?

(R-指定)ステーションブルースカイちゃう? やっぱり。

(DJ松永)本当に? マジで? それでいったらさ、「タイプです」じゃないもんね。「性癖的に」って。

(R-指定)「性癖的にドンピシャなんです」って。

(DJ松永)「性癖」だから……もう「しようや」ってことですよね?

(R-指定)いや、そうやん? で、いろんな言葉で探っていっても、どうやら俺であることは知らん。マジでその道で歩いているお兄さんやと思って言うてくれたらしくて。すごくないですか、これ?(笑)。

(DJ松永)いや、これはね、R。すまんかった。すごいわ。

(R-指定)いや、なかなか……ほら、一応ラップにはもちろん自信ありますよ。ラップには自信ありますけど、そのラップという要素を取っ払った時のただのプレーンな人間としての自信というものはあんまりないわけじゃないですか。それで……。

(DJ松永)プレーン野上だとな。

(R-指定)「あれ? プレーン野上で……行けるんや!」って。

(DJ松永)そんなん、先に知っていたらさ、ラップを始める自分も自信を持てたよな? プレーン野上で全然勝負できること、知らなかったから頑張ったんだよな?

(R-指定)ラップのタイプも変わってきたよ。なあ。

(DJ松永)いや、すごいわ。

(R-指定)だから俺も「ええっ、嬉しい!」って思いつつも。でもやっぱりな、それをし慣れてないからどうしていいかわからへんのよ。で、一応カマをかけて。知らんっぽい。いろいろと慎重に……。

(DJ松永)えっ、じゃあ会話は結構したの?

(R-指定)結構した。そんなもん、するやろ!

(DJ松永)やべえ! お前、すごいな。逃さないね!

(R-指定)するに決まっているやろう? めちゃくちゃ嬉しいんやから。それで「どうしよう? リハも……でも、本番に間に合えばいいか?」みたいな。

(DJ松永)「ちょっと青したぐらいで、別にそんなに……」って?

(R-指定)「まあ、そんなに遅れへんか?」とかいろいろと計算して。で、「連絡先とか、ダメですか?」って言われて。「連絡先……LINEは俺、LINEの名前が『R』にしてあるから。Rだと……」とか。

(DJ松永)どういうこと? Rだけだっけ? Rだけなら、行けるんじゃない? 「イニシャルだけにしているんだ」とか。ねえ。

(R-指定)で、そこで悩んだのが実際にじゃあ、もしご飯に行くとか、どこかに行くとか……。

(DJ松永)でも、今日限りになっちゃうよ。京都だからさ。

(R-指定)でも、そうなった場合、どうする? ホンマにキャバクラの時とかみたいに、嘘のプロフィールでずっとやり通すんか……ごめんね。今、俺は「ご飯」とか言っちゃって。そんなわけないのに。今、全くいらん。コンプラとか、全くいらん。なあ? パコろうと思っているんやから(笑)。なにが「ご飯」や!

(DJ松永)言い方、気をつけろ? 懐かしいって。「パコろう」って。懐かしくない?(笑)。名前忘れちゃったけど、あのギャル漫画家が「パコりてえ」って言ってたけど。久しぶりに聞いたわ(笑)。

(R-指定)でもホンマ、嘘をつき通すのか、正直に言うのかとか。自分が何者なのか。でも、それがムズくて。「どうしよう?」って。で、一応俺も携帯は出していて。

(DJ松永)携帯は出したんだ(笑)。

(R-指定)「ショートメッセージとかでも大丈夫ですか?」とか聞きながら。でもやっぱり連絡先は……。

(DJ松永)その、質問はされたの? 「何をしている方ですか?」とか「何しに来たんですか?」とか。

(R-指定)いや、あっちからは聞いてきてないんですよ。

(DJ松永)ええっ? もう本当にそれ、青したいだけじゃん?

(R-指定)いや、ホンマにそれだけとしか……。

(DJ松永)最短で「いや、今しようぜ」みたいなことでしょう? 手っ取り早く、もう自己紹介とかはいいから。プロフィールとか、パーソナル情報はいいから。

(R-指定)俺がもうたぶん、ポコチンに見えてたんやと思う。たぶん。その方から見たらね。

(DJ松永)おい、気をつけな? ポコチンとかパコるとか、やめてくれない?

(R-指定)お下劣(笑)。

(DJ松永)お下劣です(笑)。

(R-指定)でも、やっぱりそう。勘ぐりまくって。それでさ、そんなナンパの仕方なんて、ないわけやん? 言うたら。しかも、女性からってなかなか珍しいやん? で、ツツモ(美人局)の可能性、あるんですよ。

(DJ松永)ツツモの可能性、あるよ!

美人局リスク

(R-指定)ツツモ。5年前なら、もう何も考えずに行けたよ? 今は……今、ツツモ食らったらいろいろと面倒くさい。

(DJ松永)ご時世もあるしね。

(R-指定)どう? 今……。

(DJ松永)俺、ツツモは嫌よ。

(R-指定)ちょっと迷惑かかるやん? まあ、でも実際に別に結婚もしてないし。

(DJ松永)別に悪いことはしてないよ?

(R-指定)でも、ツツモは実際にしばかれる可能性、あるから。

(DJ松永)アシモみたいに言いやがって!(笑)。

(R-指定)そう。実際にそのロボットみたいな屈強なやつにしばかれる可能性もあるよ?

(DJ松永)そうだね。たしかに。

(R-指定)しばかれるの、嫌やん? 気持ちいいことはしたいけど、しばかれるのは嫌やん?

(DJ松永)たしかに。気持ちいいことをしようと思って、気持ちいいこともできず、痛いとか最悪だよね?

(R-指定)痛いし、金も取られるし。なんや、ツツモって。ツツモ、最悪よ。

(DJ松永)ツツモ、嫌だね!

(R-指定)だから別にさ、それで実際に関係があって、リークされるぐらいだったら別に俺はやましいことはしていないから。お互いに合意の上でってなるけど。でも、ツツモは……。

(DJ松永)でもさ、合意の上だったかどうかってさ、いろいろとあるよ? 合意があったけど、「合意はなかったです」ってなったらそうなっちゃうかもしれないし。なんかいろいろ、あるじゃないですか?

(R-指定)でも、「性癖にドンピシャ」っていうのはあちらから言ってきた場合は……。

(DJ松永)どうやって証拠を出すんですか?

(R-指定)俺が覚えている。鮮明に。そんなこと言われたの、はじめてやから。

(DJ松永)信用できません。あなたの言葉は。

(R-指定)信用してください。俺の目、見てくれ、弁護士さん! 俺の目を! 今まで言われたことがないから俺はテンションが上がってついてったんです!

(DJ松永)目で説得(笑)。

(R-指定)マジで目を見てくれ! 一切そらさんから。「おっ、弁護士さん。目、泳いでるで?」って。

(DJ松永)「『俺の目を見ろ』で勝負してきたやつ、いないですね。信じられません」って(笑)。

(R-指定)法廷で(笑)。でも、それがあったから。いろいろグワッと考えて。携帯を出して。「ショートメッセージとかは……」まで行ったんやけども。結局「ああ、全然大丈夫ですよ」って言われて「あ、うん……あ、いや、ごめんなさい。やっぱり、ちょっと……あ、ちょっとね。配偶者に怒られそうな可能性あるんで。ごめんなさい。お気持ちだけ、受けとらせてもらっていいですかね」って言って携帯をポケットにしまってタクシーに乗って。

(DJ松永)うーわっ! 日和った、こいつ……。

(R-指定)いや、「日和った」って……。

(DJ松永)お前、青しろよっ!

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)お前、マジで青しろよっ! なんなんだよ、お前!

R-指定、日和る

(R-指定)日和った上に……松永。あと、青はたぶんダメやと思う。青って今。

(DJ松永)行けよ!

(R-指定)どうなるんやろう? えっ、自粛期間中に青カンってしたら、干されるのかな?(笑)。

(DJ松永)お前……ちょっと試しに1回……?

(R-指定)フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)お前、青しろよっ!

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