DJ松永 2019年大晦日『ももいろ歌合戦』と超多忙スケジュールを語る

DJ松永 2019年大晦日『ももいろ歌合戦』と超多忙スケジュールを語る ACTION

DJ松永さんがTBSラジオ『ACTION』新年初回放送の中で2019年大晦日の超多忙スケジュールを振り返り。ももいろ歌合戦出演とその後の3時間のラジオ出演、COUNTDOWN TV特番など超ハードなスケジュールをこなしていた件について話していました。

(DJ松永)時刻は午後3時半を過ぎました。あけましておめでとうございます! TBSラジオ『ACTION』、水曜パーソナリティーのCreepy Nuts DJ松永です。

(幸坂理加)あけましておめでとうございます。幸坂理加です。

(DJ松永)本年もよろしくお願いします。

(幸坂理加)本年もよろしくお願いします。

(DJ松永)始まっちゃいましたね。いやー、新年一発目の放送をね、生で。TBSの新年一発目の放送をヒップホップDJがやるっていう。俺の何を買ってくれたんだ?っていうね。これはタイミング的な問題ですからね。

(幸坂理加)はい。素晴らしいことです。

(DJ松永)でも本当に1月1日のタイムスケジュール的に、レギュラーパーソナリティーで一発目の登板がこの私、DJ松永なんですよ。生では。生島さんだったり森本毅郎さんだったり伊集院さん、ジェーン・スーさん、赤江さん、大吉さん……皆さん、お休みだったり収録だったりするんですよ。私がね、私が一発目なんですよ。で、その後にアトロクの宇多丸さんもやられるんですよね。ヒップホップアーティストが一番働いております!

(幸坂理加)ああ、そうだ! 本当だ!

(DJ松永)嘘でしょう? 信じられない。こんなことがありえます? 俺はヒップホップアーティストが音楽のジャンルの中で一番怠け者だと思ってましたよ。まさか一番働いているっていう。あの、実は私ね、大晦日もね、たくさん働いたんですよ。

(幸坂理加)ねえ。出ずっぱりでしたね! お疲れさまです。

(DJ松永)そうなんですよ。ありがとうございます。結構いろんな仕事をハシゴしたんですけども。まずは横浜アリーナで行われた『ももいろ歌合戦』というイベントに出てきました。それはね、ももいろクローバーZがこれもね、AbemaTVとかで放送をしてたんですけれども。まあ紅白みたいなもので。本当に本家・紅白ばりの豪華出演陣で開催されているんですよ。で、Creepy Nutsはヒプノシスマイクのどついたり本舗に楽曲提供しました『あゝオオサカdreamin’ night』という曲を、その提供した曲をね、セルフカバーで。本人のセルフカバーで披露したんですよ。

Creepy Nuts『あゝオオサカdreamin’ night』セルフカバー

(DJ松永)それがね、とてつもなく話題になったらしくて。ネットとかで、まあいわゆる「バズった」って言うんですけれど、すごい広がり方をしたんですよ。まあ、Twitterのトレンドなんかに本家の紅白のアーティストとかがバンバン並んでる中、なぜか裏紅白に出ていたCreepy Nutsがバンとラインナップされているという。

(幸坂理加)すごい!(笑)。

(DJ松永)で、それをね、実は後から聞いたんですよ。俺はその時はもうバタバタしてて、ネットで話題になっているのに全く気づいてなくて。なぜかと言いますと、横浜アリーナから別のラジオ番組の生中継の特番があったんですよ。大晦日の3時間特番(『ももいろクローバーZ 第3回ももいろ歌合戦~ラジオで生中継!~』)。そのパーソナリティーを私、やってたんですよ。だから本番終わって、裏にはけるじゃないですか。そのまま歩みを止めることなく、そのまま導線のままラジオブースに座って「はい、本番!(ドンッ!)」ってなったんですよ。

(幸坂理加)すごい! 売れっ子ですねー!

(DJ松永)いや、本当にバタバタしてて。その、当日まで何も決まってなかったんですよ。それで「3時間、矢継ぎ早にゲストを招きます」ってことは聞いてたんですけども。「CM明け、1分半です!」って言われて「あ、すいません。ゲストって誰が来るんですか?」って聞いたらスタッフが「鋭意ブッキング中です!」って言ったんですよ。「あと1分半で始まるのに、『鋭意ブッキング中』?」ってなって。で、スタッフがバタバタして台本を持ってきたんですよ。「これ、台本です! この台本に書いてあること、全部めちゃくちゃなんで見ないでください!」って言いながら、台本をボンと置くんですよ(笑)。

(幸坂理加)そんな……ええっ、斬新!

(DJ松永)すごいですよね(笑)。「ここに書いたこと全部は全部めちゃくちゃなんで、見ないでください!」ってボンと俺の前に置かれて。「じゃあ置くなよ!」っていう。「あの、すいません。これってどうなってるんですか?」って周りのスタッフに確認するんですよ。「これ、どうなっているんですか?」って俺の横にいるスタッフさんに確認したら、そのスタッフさんが別のスタッフさんに「これ、どうなってるんですか?」と聞いて。そのたらい回しが始まって、たらい回しのその先の一番奥のスタッフと俺が目が合うっていう(笑)。

(幸坂理加)おおおーっ! 不思議な(笑)。

(DJ松永)一周したんですよ(笑)。で、「あれ、どこにありますか?」って聞いたら4人ぐらいのスタッフが「こっちです!」って言って別の方向に行くとか(笑)。全員別々の方向を目指すっていう(笑)。

(幸坂理加)コントですね(笑)。

(DJ松永)コントです。これ、本当にあったんですよ。で、ちなみにこの状況、2年連続です。

(幸坂理加)ええっ? 毎年やっているんですか?(笑)。

(DJ松永)毎年これをやっているんですけど、性懲りもなく2年連続で同じことをやっていて。で、そこで放送をスタートしたんですよ。その1分半が明けて放送スタートで。「鋭意ブッキング中ってどういうことかな?」って思ったら、その楽屋の導線の裏にその放送のブースがあるから、アーティストがライブを終わってはけてきたら、そこのブースの横を通るわけですよ。「なるほど」って思ったんですけども、出番が終わったアーティストにスタッフがバーッとタックルしていって、わけもわからずにイスに座らせてしゃべらせるというブッキングテロ(笑)。

(幸坂理加)荒業ですね!

(DJ松永)荒業です。これっていいのか、合法なのかわかりませんけども、これはブッキングテロです。で、ブッキングテロを実行すると、普通じゃ呼べないゲストを呼べるっていうことに私、気付きました。

(幸坂理加)えっ、どんな方がいらっしゃったんですか?

(DJ松永)当日、誰が来た買って言うと、羅列をしますとやっぱりももクロのメンバーの皆さんもちろん……パーソナリティー、私ですよ? Creepy Nutsとニッポン放送の吉田アナウンサーの3人でパーソナリティーで、ゲストで来たのがももクロのメンバー、加山雄三さん、アルフィーの坂崎幸之助さん、松崎しげるさん、ビートきよしさん、ファンキー加藤さん、松本明子さん、森口博子さん、泉谷しげるさん(笑)。

(幸坂理加)えええーっ! すごい、豪華!

ブッキングテロで超豪華ゲストを連れてくる

(DJ松永)もちろん、台本に書いてあることはめちゃくちゃなので、台本なしです!

(幸坂理加)ああ、本当にめちゃくちゃなんですね(笑)。

(DJ松永)即興3時間で、本当にこの豪華芸能人をさばくっていうとてつもない経験をしたんです。

(幸坂理加)すごい、さすが松永さん。

(DJ松永)びっくりしました。3時間で摂取していい芸能人の量じゃないんですよ。これ、致死量です(笑)。

(幸坂理加)超えてますか?(笑)。

(DJ松永):オーバードーズです(笑)。これ、ごいですよね? もうね、ネット上のことなんてどうでもいいですよ。目の前で起こっていることがすごいから。もうそのね、怒涛の出来事が終わった後にすぐ飛び出しでTBSに来まして。で、実はTBSの楽屋からニッポン放送の三四郎がやっている年越し放送の電話中継を繋いで、それが終わった後に『COUNT DOWN TV』のバックヤード放送みたいなのがあって。Paraviっていうインターネットテレビのやつでそれも放送をやって。それはBiSHの皆さんときゃりーぱみゅぱみゅさんとCreepy Nutsの3組でやる。それが終わった後にすぐ、『COUNT DOWN TV』の本放送をやってライブして、それでお仕事を納めまして。それで赤坂の近辺のホテルに泊まりまして、起きて今、このブースにいるという状況でございます。

(幸坂理加)いやー、体がいくつあっても足りないですね!

(DJ松永)昨日は本当にそう思いましたね。いやー、2019年は本当にいっぱいお仕事をさせていただいて、お仕事に恵まれたなと思いますね。そうね。2020年もね頑張っていこうかなと思っております。はい。

<書き起こしおわり>

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