星野源さんが2021年7月13日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で和山やまさんの『カラオケ行こ!』『女の園の星』を紹介していました。
(星野源)あとは、これですね。もう各地で評判っていうか、いろんな人が「すごい!」って言っていて。「ああ、そうなんだ」って。僕、そういうのってなかなかすぐに行けないんですよ。こういう人もいると思うんですけども、みんながあまりにも絶賛をしているものって。でも、僕はひねくれてあんまり好きじゃないとかじゃなくて、なんか「がっかりしたら嫌だ」っていう気持ちがちょっとあって。自分が「あんまり楽しめなかったな」ってなると切ないなと思って。だからちょっとドキドキするんだけども。
なんかでも、これは周りの評判とか云々じゃなくて。「なんか面白そう」って思って。自分の勘が働いたので買ってみたんですけども。和山やまさんという方。2冊あって。『カラオケ行こ!』っていう本とあとは『女の園の星』っていう本があって。まず、『カラオケ行こ!』は読み切りなんで。続き物じゃないっていうのもあってそっちから読んだんですけども。「おもしれえ!」って思って。
全然予想と違う方向に行く
(星野源)やっぱり……全然予想と違う方向に行くっていうのもあって。なんか、すごく心が……裏切られるというか、自分の予想と全然違うところに話が行くので、とてもおもしろかったですね。それが気持ちがよくて。
で、なんだろう? あんまり厚くはないじゃないですか。この厚さの中でとんでもない満足感を得られるっていう『カラオケ行こ!』、おすすめです。
(星野源)そして『女の園の星』があまりにもいろんな人がおすすめをしていて。ドキドキしながら読んだんですけども。「こっちかーっ!」みたいな(笑)。もう予想と100%違って。「いやー、これはおもしろい!」って思って。もう……これも全然内容を100%知らないで読みたい方は耳をふさいで「あーっ!」ってしていてほしいんですけども。
『女の園の星』ってメガネをかけた主人公。「先生なのかな?」っていう感じ。表紙でチョークを持っていて。だからなんか、いわゆる女子校的な、「女の園」みたいに言われるようなところで「星」だからめちゃめちゃモテる人の話なのかな、みたいな。スターみたいな。そしたら、「星」っていう名前の人だったんですよ。アハハハハハハハハッ!
「この役、やりたい!」
(星野源)で、すっげーおもしろくて! 「もう、この役、やりたい!」って思って。こんなイケメンじゃないから違うかもしれないけど。「これはおもしろい役だ!」って思って。そう。いやー、その発想っていう。発想って、すごいですねっていうのを。もう久しぶりにいろいろと漫画を読み漁って。おもしろいなって思っていた1週間でございました。
<書き起こしおわり>