田中康夫さんが2021年6月25日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で2021年横浜市長選挙について話していました。
(田中康夫)もう1個、さっき書いた横浜市長選っていうのが東京都議選よりも盛り上がってきている感じなんだけども。いや、地元の神奈川新聞は……ほら、カジノ推進だった小此木八郎国家公安委員長。この方、オリンピック直前に国家公安委員長を辞めるっていう。辞めるならもっと早くに辞めておいてくださいっていう風に現場の人も思っていると思うけども。なんと、この神奈川新聞の見出しがね、「無責任の指摘免れず」っていう風に書いているんだよね。
オリンピック直前に国家公安委員長を辞任
(田中康夫)で、実は日本経済新聞も「複数の関係者によると、小此木氏は、市がIR(カジノ)の候補地とする山下ふ頭(中区)ではなく、別の場所を候補地として模索しているという」っていう風に記事で載せているの。
(田中康夫)そうするとこれ、林文子市長も4年前には「カジノは白紙です」って言っていたんだけども、その林さんが今から2年前に「カジノ、やります」って言ったっていうことを横浜市民も学習しているから。果たして、どうなのかな?っていう感じがあるよね。で、あとは立憲民主党の人は山中竹春さんっていう横浜市立大学の教授を辞めたっていう人なんだけども。この人は「危機の時こそ機能する行政をデータに基づきつくっていく人だ」って立憲民主党の人たちは言っているんだけども。
なんと、これは元日本経済新聞にいた人たちがやっているニュースソクラっていうところが書いているんだけども。去年の8月4日かなんかに大阪の吉村洋文知事が「イソジンが効きます!」って会見をしたじゃないですか。あの時のデータ分析をして、そのフリップの下のところにデータ分析者として名前が出ていたのがこの山中竹春さんなんですって。
(塙宣之)ああ、そうなんですか?
(田中康夫)実は立憲民主党も維新と大同団結するのか、よくわからないんだけども。だから横浜の人たちは林文子市長がもうカジノ一直線なんだけども。あの方はまだ、今は出馬するのかどうか、表明してないけども。「カジノだけが争点ではありません」って言っている。この点だけは、すごくない? だって横浜って20ある政令指定都市の中で中学校の給食が唯一、ない市なんですよ。で、「給食をやってほしい」っていう風に横浜のママたち、パパたちが言ったら特定の業者と組んで「ハマ弁」っていうお弁当を学校で売るようになったっていう。だったら給食をやった方がよくない?っていう話だし。
カジノ以外の争点
ハマ弁試食会。悪くはないけど、多分頼まない…。横浜市、早く給食室作って。お願いします。ハマ弁を頼まないのには色々な理由があるのです。#横浜市 #ハマ弁 #中学生 #給食室 pic.twitter.com/ArKEBti35i
— しょうせいけい (@shoseikei) January 18, 2019
(田中康夫)この間も、これは日経に載っていたのかな? 高齢者が……横浜市は370何万人いる街なんだけども。高齢者が97万人いる中で、一人暮らしの独居の老人が51万人だという。これは全国、そうだと思うの。今日の新聞にも「日本は人口が減っています」って一面に載っていたけども。だから、こういう問題も大きな大都市・横浜の課題だよねっていう中で、まあ8月の選挙なのに2ヶ月も前から全国区の話題になっちゃっているので。小池百合子さんは「都議選も話題にしてよ」ってベッドの中で思っているのか、どうなのか。
(塙宣之)なるほど。
<書き起こしおわり>