吉田豪と田中康夫 岡田斗司夫愛人問題を語り合う

吉田豪と田中康夫 岡田斗司夫愛人問題を語り合う モーニングCROSS

吉田豪さんがMXテレビ『モーニングCROSS』に出演。岡田斗司夫さんの愛人問題について田中康夫さんらと語り合っていました。

(堀潤)さあ、続いて行きましょう。豪さん、お願いします。

(吉田豪)この流れでは出しにくいですけどね(笑)。

(堀潤)いやいや(笑)。いいんですよ。『岡田斗司夫さん80人と同時交際』。

(脊山麻理子)はい。ネットに流出した愛人とのキス写真をめぐり炎上していた評論家の岡田斗司夫さんが写真を本物と認め、『過去には同時に80人くらいの彼女がいたこともあった』と報告しました。

(堀潤)岡田さんは自身の動画の中で、『「就職」というのが終わっているように、「恋愛」というのが終わっていて、その代わりに「つながり」というのが僕らの間で今後数十年のキーワードになるのではないか?と思っています』と持論を展開ということなんですけども。

(吉田豪)新しい家族の形っていうね。正直あれなんですよ、もっと頭のいい人だと思っていたんですけど。最初の対応が下手すぎたんですよ。

(堀潤)(笑)

(吉田豪)このキスプリクラが出た時に、Twitterで・・・

(田中康夫)キス写真ですか?

(吉田豪)そうです。『当たり前ですけどニセ写真です』って。で、『これを流した彼女も謝罪済みだし、みなさん初笑いできたかな?』って、ちょっと高みからいっちゃって。

(堀潤)あの日はね、吉田豪さんはモーニングCROSSに出る日で。

(吉田豪)ちょうどゲストに来た日だったんですね。

(堀潤)夜を徹して・・・

(吉田豪)そう。徹夜でずっと追ってたんで・・・っていう日だったんですね。で、実は、結局その炎上しちゃったことで謝罪会見というか、謝罪のニコ動をやることになって。そこで、いまも9人の彼女がいて、全盛期は80人彼女がいて、セックスボランティアをやっていたとか、いろんな話をしていた。

(堀潤)なんかこの、リスク対策としては非常に興味深いというか。最初、誤ったもんだから、いや、それは全部受け入れて、でもそんなもんじゃないよ。俺はもっとすごいことをやってるんだよっていうことで、ある種煙幕を張っていくような感じですかね?

(吉田豪)ところが、最初に出した彼女が、そういう対応に怒って、より炎上しちゃったっていうのがいまなんですけど。

(堀潤)さんざん、でもSNSやインターネットを使ってコミュニケーションを岡田さん、これまで得意として・・・

(吉田豪)上手くやってきた人なんですけどね。で、実は、あれなんですよ。僕、とあるネット番組で人生相談の企画をやっていたことがあって。そこに、ある女性から長文のメールが来たことがあって。こういうことを相談したいっていう。それがまあ、岡田斗司夫さんのイベントに夫婦で行ったらナンパされて・・・

(堀潤)夫婦で行ったら!?岡田さん、ちょっと・・・(笑)

(フィフィ)見境ないっすね(笑)。

(吉田豪)で、『僕の3番目の彼女になってくれ』とか言われて。それによって家庭が崩壊しそうになって大変です、みたいなことが来て。あの、こんなの番組で扱えるわけないじゃないですか(笑)。っていうことになったことがあって。

(堀潤)(笑)。番組で扱えないけど、モーニングCROSSでは扱えるっていうね(笑)。

(吉田豪)その頃から聞いてはいたんですけど、ここまでとは思わなかったっていう感じで。ただ、すごい思ったのが、まあ僕、『サブカルスーパースター鬱伝』っていう本を出してまして。サブカルとかオタクカルチャー的な人とかが40ぐらいになるとちょっと心が鬱々としやすいのはなぜなのか?みたいな。

(堀潤)へー。どうしてなんですか?

(吉田豪)で、いろんな人にインタビューして聞いてたんですけど。映画評論家の町山智浩さんが、はっきり言ってたんですよ。『そんなの、簡単だよ!みんなそういうのが、昔ささえてきた女を捨てて、ちょっとモテだしたものだから、他の女に手を出して家庭が崩壊したりとかして。それで病み出すんだよ!』って言ってて。

(堀潤)あー、なるほど!足場が崩れていっちゃう。ちょっと調子に乗ったら。

(吉田豪)『みんなそうなるんだよ!俺も近いうち、そうなるから』って断言してたんですけど。みたいな。で、その時にただ、そういう風な崩壊していくことをみんな表現として書くか?っていう話になって。書かない人を町山さんが糾弾してたんですけど、それをあの杉作J太郎さんが、下ネタが多い人なんですけど、実は自分のことは書いても、対女性のことは一切書かない人なんですよ。

(堀潤)ふーん。

(吉田豪)なんでか?っていうと、『相手がいることだから』って言ってて。それを町山さんにつっこんだら、『たしかに、俺も書けない』って言い出して(笑)。いや、今回本当、それに尽きるんですよ。相手がいることなんですけど、それなのに、いろんなことがいま流出しちゃっていて。あの、ある時期に、大量に愛人がいたような時期の女性のスペックを書いたメモまで全部いま流出しちゃっている段階で。

(堀潤)かつての・・・

(フィフィ)もうそれで売るしかないじゃないですか。そのキャラで(笑)。

(堀潤)ジェームス三木さんのような。

(吉田豪)そう。ジェームス三木さんが『春の歩み』っていうので。ただ、ジェームス三木さんの場合は、自宅で書いていたノートを奥さんが流出させたわけで。岡田さんは明らかに、クローズドな掲示板かなんかで仲間と共有してたんですよ。それが明らかにどうかしてたっていう。

(田中康夫)まあ、噂の真相で『東京ペログリ日記』を載っけていたヤッシーはどう思うよ?っていうのがあったんですけど。

(吉田豪)田中さんに聞きたかったんですよ。

(田中康夫)やっぱりその、いや、犬が人を噛んでも記事にはなんないの。人が犬を噛めばなるのよ。だからある意味では岡田さんは、まさに清廉潔白なフリをしていて、裏でそうだった。

(吉田豪)非モテキャラでしたからね。

(田中康夫)それともうひとつは、やはりこういう風に女の人たちが出てくるっていうのは女の人に問題があるって言うよりも、やっぱりあえて申し上げると、それは岡田さんはやっぱりその人を人間としてではなくて、モノとして扱っていたのではないか?と。だから岡田さんがインフォームドコンセントをして、『私にはこれだけいるよ。でも、君のことも好き』と言うんだったらヤッシーと同じように、『あーん、困った人ね』で・・・

(一同)(笑)

(田中康夫)そうではないフリを言っていて、そして出たらその写真を認めないで、ニセ写真なんていう。IT業界で使ってもいない言葉を言っちゃったっていう。

(フィフィ)いちばん、そう。逆なでしちゃうんですよね、女性をね。

(田中康夫)まあ、やっぱりちょっと、菅直人さんみたいに坊主頭にして、一度やり直すのをおすすめしますです。

(堀潤)ここから、豪さんはどういうものを読み取ったんですか?今回の一連の騒動から。

(吉田豪)いや、だからその、リストに対してどう対応するか?だと思うんですよ。あの、これを認めても認めなくてもたぶん、女性たちにも迷惑になるし。で、出ているリストに僕の知っている人が何人か紛れていて、普通に結婚とかされているんですよ。本当にこれから、地獄絵図ですよ、これ。と思っていて。

(フィフィ)でもなんでモテんの?あの人、本出せるんじゃない?岡田さん。

(田中康夫)違う。モテなかったのに、ああいう風になるから自分が凄いって勘違いしてっちゃうわけよ。よく政治家になってモテたと思って、その女の人に刺されるのと一緒。

(吉田豪)(笑)

(堀潤)いや、その40代の話も非常に興味深かったですね。まあでも、もうひとつね、キーワードで、まあ他に、自分以外に人々がいることだからっていう観点は、さっきの話(風刺画問題)にもいろいろ通じる部分があります。

(吉田豪)ちょっとそこがなさすぎたんですよね。

(堀潤)そうですよね。

<書き起こしおわり>

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