田中康夫 ジャパンライフ巨額詐欺事件と桜を見る会再調査を語る

田中康夫 ジャパンライフ巨額詐欺事件と桜を見る会再調査を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

田中康夫さんが2020年9月26日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』に出演。ジャパンライフ巨額詐欺事件と「桜を見る会」の再調査の必要性について産経新聞が社説で訴えていた件について話していました。

(土屋伸之)さあ、田中康夫さんが気になったニュースということで。

(田中康夫)政権が変わってね、これは共同通信が署名原稿で書いていたので。最後のところで「自民党内の基盤の弱さが指摘される無派閥の菅義偉首相が族議員や役所側の抵抗勢力を突破できるか、世論の支持が鍵を握りそうだ」って。まあ、おっしゃる通りで。

でもなんで新聞って「○○しそうだ」とかさ。「波紋を呼びそうだ」とかさ。新聞なんだからさ、ちゃんと国民に対して「我が社はこう思う」と……「これは問題だ」とかさ、「これは推進すべきだ」とか。なんで奥歯に物が挟まったような言い方になるのかな?って思ってたら、いやいや、すごいなと思うのが産経新聞。あの産経師匠がね……。

(土屋伸之)「師匠」?

プチ鹿島さんの「産経師匠」

(田中康夫)あ、いや(笑)。プチ鹿島さんが産経新聞のことを「産経師匠」って言っているんだけれども。いや、19日にこれ、私もツイートで「ド直球のド正論」って書いたんだけども。ご存知のようにあのジャパンライフというところが大変な金額の詐欺事件を起こしていて。で、この産経新聞の社説。

「多数の被害者が巨額を失った詐欺事件である」ということで。「再調査を」っていう見出しなんですよ。何をか? 「菅義偉首相は『桜を見る会』について、来年度以降、中止する意向を表明している。同時に、安倍政権が行うとしていた会のあり方の見直し作業も中断する。 やる前提であり方を見直すのだから、やらないなら検討する必要もない。そういう理屈なのだという。だが過去の会が事件に利用されてしまった以上、これはもう、屁理屈(へりくつ)ともなるまい」っていう。

産経新聞社説のド直球のド正論

これ、産経新聞がこういう風に書いているということは、それだけやっぱりいい意味で期待をしているというか。本来なら、これはもっと他の新聞が書くべきことを社説では書かない。つまり「桜を見る会についてもう1回、再調査をしなさい」っていう風に……加藤勝信官房長官は「再調査はやる必要がない」って言っているけども。「それは違うよね?」っていう風に産経新聞が言っているということが私にはすごく、いい意味で衝撃だったと思うな。

<書き起こしおわり>

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