春日クミとオードリー若林「春日事件」を振り返る

春日クミとオードリー若林「春日事件」を振り返る オードリーのオールナイトニッポン

(クミ)もう怖いから。

(若林正恭)怖いよね?

(クミ)そう。怖いから。「1度、上がりなさい」っつって、家に上がらせて。で、今一度、話を聞かせてもらって。あと春日さんが私に手紙を書いてきたんですよ。で、その手紙は結構、まあまあ本心で書いてくれている手紙で。私的にはちょっとグッと来たので「会うか」と思って。それで家に上げて。そしたら……そこで春日さんが号泣とまではいかないけども、すごい泣き出して。「結婚は、したいと思っています」って言って(笑)。

(若林正恭)武田鉄矢じゃねえかよ! (『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢風に)「結婚は、したいんですぅっ!」って?(笑)。

(春日俊彰)『101回目』でそんなシーン、ないだろうがよ!(笑)。

(クミ)「自分勝手なことですが」って言って。「結婚をさせていただけるなら、嬉しいです」って(笑)。

(若林正恭)そんな言い方で?

(クミ)で、すっごい泣いていて。

(若林正恭)100万の束を持って泣いて?

(クミ)だからそこから結構、いろいろと泣きますね。

(若林正恭)だから弁みたいなのが取れたのかな? (『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢風に)「結婚は、したいんですぅっ!」っていうのから(笑)。

(春日俊彰)そんな言い方してたら、結婚できないだろうがよ?(笑)。「お前、ナメてんのか! 帰れ!」って言われて。で、次の日にまた100万円よ。

(若林正恭)(『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢風に)「100万、持ってきますからぁっ!」って。フハハハハハハハハッ! いや、人間の心を取り戻した……だから、ちょっと変だったよね。俺は今でも覚えている。

(クミ)いや、変でしたよね。

(若林正恭)あの前の1年ぐらい、変だったよね? 本当に。社長からモンクレールのダウンジャケットをもらっていたから。

(春日俊彰)それ、毎回言うな!

(クミ)若林さん、その話、私も……あれを急に着ていたんですよ。

(若林正恭)モンクレールのを。

社長からもらったモンクレールのダウンジャケット

(クミ)春日っていっつも変なのを着ているのに、急にテカテカのモンクレールのを着ていて。「えっ、これ、どうしたの?」って聞いて。しかも、ちょっと新品ではない感じの……。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(クミ)なんかちょっと使っていた風のやつを着ていて。そしたら「ああ、まあ、ちょっともらったんだ」って言われて。「誰がくれるの?」って思って。

(若林正恭)そうだよね。高い高い、あんなのを。

(クミ)で、誰とは言わないで。いつの間にか着なくなって。あれ、どうしたの? そういえば。

(春日俊彰)あれは……どうしたんだっけな? 誰かにあげたのかな?

(クミ)あげたのね?

(春日俊彰)あげたのかもしれないな。もうないもんね。家には。

(若林正恭)もう、だから着れなくなっちゃっているんじゃないの? だって、あの頃って朝まで飲んでいたりしてたよね。あの1年ね。変だったもんな。

(クミ)だからその、私はこのオールナイトニッポンってもう第1回からずっと聞いてますので。ミラクルさんの時から聞いているわけじゃなくて、ずっと聞いていて。

(若林正恭)やっぱりクミさんの力もあるのかな? このラジオが始まったって。「いい仕事、来るように」っていう風に願ってくれているんだもんね。

(クミ)うーん。まあね。

(若林正恭)いや、俺が「ラジオをやりたい」と思っていた気持ち、ナメんなよ?(笑)。

(春日俊彰)ナメてないだろう? 今のは違うよ。そっちからの……。

(若林正恭)青銅さんだよ。青銅さんも怒るぞ?(笑)。

(春日俊彰)ブースに怒鳴り込んでくるから。「ナメんな!」っつって(笑)。いやいや、今のは別に自分発じゃないんだから(笑)。

(クミ)それで、何か変な、変わった飲み屋を回るみたいなの、やってたじゃないですか。

(若林正恭)やってた! お坊さんバーとか。

(クミ)そういうのとか、クラブに行くとかもあったじゃないですか。で、「面白くないから、やめな」ってずっと私は言っていたんですよ。

(若林正恭)へー! そうだったんだ。

(クミ)私だからかもしれないけど、ラジオの春日のトークがもう聞いてられなくて。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)そんな言い方、ないじゃない?

(若林正恭)あの時期ね(笑)。

(クミ)だって「クラブに行ってVIPルームにいた」っていう話を聞かされて、何ひとつ面白くないし。私はさま~ずさんみたいになってほしかったんですよ。ゆくゆくね。

(若林正恭)ああ、春日にね。

(クミ)結婚して、子供の話をするとか。

(若林正恭)そう。で、俺もあの時、たまに思い返すんだけども。社長にモンクレールのダウンをね……。

(春日俊彰)何回言うんだよ! それ、1回とか2回ぐらいまでにしてくれよ?

(若林正恭)「春日は賢い」って……俺、中学の時から知っているから。なんか悪さとか絶対にしなかったし。要領もいいのを知っているから。だから「それでも上手くやってるんだろうな。だから、まあ言わなくていいか」って抑えていたんだけども。どっぷりだったよね。六本木に。

(クミ)もう、泥沼ですよ。どっぷり。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)「泥沼」っていう表現(笑)。

(クミ)それもね、ラジオのせいにしていて。ずっと。

(若林正恭)「ラジオがさ」って?

泥沼の時代

(クミ)そう。「ラジオでトークしなきゃいけないからさ、仕方なく行っている」って言っていたんですよ。「ラジオのトークのために行ってるだけであって、自分が行きたいわけじゃない」って。

(若林正恭)はいはいはい。

(春日俊彰)ああ、言っていたな。

(クミ)見え見えのウソをすごい言っていて。

(若林正恭)それはでも春日、トークでもあり、自分も行きたいっていうのは……ゼロじゃないからね。トークを作るっていうのは。

(春日俊彰)そうね。実際にラジオでも話してますしね。それはやっぱり、ありますよ。

(若林正恭)どのぐらいの割合なのよ? 配分的には。ラジオと、実際に行きたいっていうのは。

(春日俊彰)うーん、そうだな。実際はやっぱり8、9割だな。

(若林正恭)9割ぐらいが行きたいという気持ち?

(春日俊彰)そうだね。

(若林正恭)だからやっぱり、その遊んでた集団は本当にね、下品。そのテレビマンたちとしゃべっている時って今も下品だよ。両方な。

(春日俊彰)そんなことはないよ(笑)。

(若林正恭)「カスちゃんさー」って。もうキンタマを揉み合って。

(春日俊彰)そんなスタッフ、いないよ!

(若林正恭)「やめてくださいよー!」みたいな。下品ですよ。やっぱりあの界隈は(笑)。

(春日俊彰)そんなスタッフ、そもそもいないわ! そいつら、絶対に面白くないし。そんなの。

(若林正恭)でも、それがあって、人の心を持って今は感動屋さんになったから不思議だよね。

(クミ)そうなんですよね。こんなに……まあ、今のところをね見るとね、変わってくれてはいるので。でも、芸能界の方の不倫騒動とか、ちょいちょいあるじゃないですか。めちゃくちゃ他人事みたいな顔をしているんですけども。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)別にいいじゃないのよ?(笑)。

(クミ)いや、「明日は我が身だよ?」って思って。

(若林正恭)まだね(笑)。

(クミ)「ゼロだと思っているの?」って思って。

(若林正恭)「なにやってんだよ?」みたいな顔で見ているんじゃねえだろうな?

(クミ)「また出ちゃっているよ?」みたいなことを言ってくるんですよ(笑)。

(若林正恭)「また出ちゃっているよ?」じゃねえよ、お前! 出たやつが言うなよ!

(春日俊彰)そこまでは言ってないよ!

(クミ)いやいや、言ってた、言ってた!

(若林正恭)出たやつが言うんじゃないよ。「また出ちゃっているよ」って、スマホの画面を見せて。

(クミ)「バカだね、こいつ」みたいな。

(若林正恭)そしたらクミさん、言うわけ? 「誰が言ってんだよ!」って。

(クミ)そうそう。「ブーメランだよ。そういうのは、返ってくるんだよ」って。

(若林正恭)ブーメラン不倫ね。これ、ありますからね。

ブーメラン不倫

(春日俊彰)そんな用語はないんだよ。「ブーメラン不倫」だなんて。有り物みたいに言っているけども。

(クミ)あるよ?(笑)。

(若林正恭)ああ、そうかそうか。うん。

(クミ)まあ、「ない」とは思いたいですけども。

(若林正恭)まあ、春日さんはもうね、あの経験をしたらさすがに……。

(春日俊彰)そうね。別に抑えているっていうあれでもないしね。自然と、別にそういういろんなよくないことには興味がないっていうね。

(若林正恭)今はね、ドトールとかに行ってね、アイスコーヒーをブラックで飲んでさ。「ごんすなー」っつって。いろいろと書いていくって、それぐらいだもんね。外でね。

(春日俊彰)そうね。悪さって言ったら、それぐらいだね(笑)。

(クミ)変わったね。変わった、変わった(笑)。

(若林正恭)まあだから……あとはもう、不満はないからっていうことね。しゃべってくれるようになったしね。

(クミ)うーん。まだまだありますけどね。細々はね。

(若林正恭)その、洗面台以外だとどういうことが?

(春日俊彰)ないでしょう?

(クミ)いろいろあるよ?(笑)。なんだろうな。春日さんって、頑固でプライド高くてケチじゃないですか?

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)なんだよ、それ? なんだよ、その三連コンボ?

(若林正恭)GPKね?(笑)。

(クミ)若林さんならわかってもらえますよね?

(若林正恭)そう。頑固ね。

(クミ)自分の我をすごい通すから。

(若林正恭)そう。あとね、結論を言うまでが、長い。頑固の時間が長い。わかる。GPKね。

(春日俊彰)なんだよ、GPKって?

(クミ)それがあるので。多々、それに関わることがいろいろ起きるんですよ。

(春日俊彰)まあまあまあ、たしかにね、折れてもらってる部分はあるなと思うよね。

(若林正恭)頑固な部分ね。だから旅行とかも大変でしょう? 店とか決めるのとかも。

(クミ)そういうのは、予定を立てるのはすごい好きなんですよ。1日の予定。ホテルを取ってどこに行くとか。逆に細々と組むタイプで。でも、すごくこっちは振り回さるんですよ。毎回、毎回。

(若林正恭)ああ、それにね。なるほど。でも、そこは無理かもしれないね。もうね。

(クミ)もう自分がやりたいこと優先なので。そうなんですよ。

(若林正恭)はいはい。もうしょうがないかもね。そこは春日さん、もう直せないでしょう?

(春日俊彰)いやー、そうね。やっぱり旅行で工場見学とか、行きたいもんね。

(若林正恭)ああ、スケジュールに組み込むってことね?

(春日俊彰)そう。ビールが出来る様とか、見たいじゃない?}

(若林正恭)譲れないっていうことね?

(春日俊彰)そうね。

(若林正恭)逆にそれぐらいで安心よ。俺も見ていたから。あの事件の時をね。

(クミ)すごいちっちゃくなってましたよね。なんか。久しぶりに会った時、「なんかちっちゃいな」と思って(笑)。

(若林正恭)縮んでいたよね?

(クミ)そう。「人って、追い込まれると縮むんだ」って思って(笑)。

(春日俊彰)そうね(笑)。

(若林正恭)まあ、聞いて安心しましたよ。仲がよさそうでね。じゃあ、歌ってね、終わりますけども。

(クミ)いいですか? 1曲(笑)。

(春日俊彰)歌うの? 歌わなくていいでしょう?

(若林正恭)星野源さんの『Family Song』。

(春日俊彰)歌うの?

(若林正恭)まさに『Family Song』だよね。春日夫妻の。じゃあ、お願いしますね。

春日クミ『Family Song』

<書き起こしおわり>

オードリー若林 春日夫妻の『Family Song』歌唱にグッと来た話
オードリー若林さんが2021年6月19日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でゲストのクミさんと春日さんが番組内で披露した星野源『Family Song』についてトーク。2人の歌にグッと来たという話をしていました。
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