オードリー若林 ハイブランドのバッグを持てない話

オードリー若林 ハイブランドのバッグを持てない話 オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年9月18日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で使っていたバッグが壊れたため、買い替えを検討しているものの、ちょうどいいバッグがなかなか見つけられないという話をしていました。

(若林正恭)春日さんの誕生日にグレゴリーのリュックサックを渡したじゃないですか。

(春日俊彰)いただきました。使わせてもらってますよ。

(若林正恭)今はね。なんか、なかなかね、使い始めなくて。で、使い始めるまでにたぶん3、4ヶ月、かかっていたんですよね。

(春日俊彰)うん。まあ、かかったかもしれんね。

(若林正恭)で、その間……解散しようかな?ってずっと考えていて。

(春日俊彰)それはどうするのよ? 解散理由を聞かれた時に。おかしいでしょうよ?

(若林正恭)うん。でもそれはなんか、事情があるのかな?って思ってね。

(春日俊彰)まあ、事情というか、うん……。

(若林正恭)「まさかクミが使っているんじゃねえだろうな?」って思ったりもしちゃっていて。これ、本当に一番思っちゃいけないことだなとも思っていたのよ。プレゼントをあげた側が使っていないっていう……。

(春日俊彰)ああ、それを気にするというか、チェックするというか。

(若林正恭)そうそうそう。番組でもらういただいたものとか、使っていなかったりするのもね、ああいうのもよくないですからね。選んだスタッフさん側は……たぶん、APさんだね。ああいうのを選ぶのは、きっと。

(春日俊彰)まあ、そうなんだろうかね。

(若林正恭)そういうのはあるけども。「春日、使わないんだな。まあ、春日っぽいな」って思っていたの。なんか、そこをハスってさ。あえて使わないみたいな。なあ、ヒロシな? 春日っぽいよな?

(春日俊彰)フフフ、うなずくなよ! ジャケットの件、まだついさっきの話だからな?

(若林正恭)そしたらなんか、3ヶ月ぐらいし使いはじめてさ。

(春日俊彰)使うよ、そりゃあ(笑)。

(若林正恭)その期間は何だったの?

(春日俊彰)その期間は前のカバンを使っていたから。まあ、その入れ替えとかね、そのカバンが結構ギリギリな感じだったのよ。もう結構長く使っていて。そんな高いもんじゃなかったから、壊れるじゃないけどね。不具合とかが出た時に新しいやつに変えようかな、みたいな。で、測っていたらそんな別に不具合も出なかったんで。「じゃあ、もう変えようか」って。大した意味はないよ。

(若林正恭)たしかにバッグって次のバッグに移行するまで3ヶ月ぐらいかかるもんね。引き継ぎで。

(春日俊彰)大概かかるでしょう? 3ヶ月ぐらいは。

(若林正恭)だいたいその新しいバッグに古いバッグがついてる期間がだいたい2ヶ月ぐらいあって。それでいなくなって新しいバッグになるもんな?

(春日俊彰)そうだね。

なかなか使われなかったグレゴリーのリュック

(若林正恭)「そうだね」じゃないんだよ。早く使えよ、お前!(笑)。ちょっとずつ入れ替えてたら、2つリュックを背負って現場に来ることになるぞ?(笑)。で、「背負うんかい!」って……最初は「背負わないんかい!」って思っていたけど、それで「背負うんかい!」ってなって。でもまあまあ……それで、俺が使ってるバッグが壊れたんですよね。それは、チャックが開ける時にジッパーを引っ張ったら開くし、閉めようと思っても開くんですよ。

(春日俊彰)ああ、なるへそ。あるね!

(若林正恭)どっちみち開くっていうことになって。30回に1回ぐらい、ちゃんと閉まるっていうのを繰り返していて。

(春日俊彰)もう、そうだね。変え時だね。

(若林正恭)変え時だったんですよ。でさ、本当にこの間、思ったんだけど。買い物って本当に面倒くさいね!

(春日俊彰)ああ、そう?

(若林正恭)で、そういう時はスタイリストの福田さんに「俺が持つとしたらどんなバッグ? おすすめのメーカーとかあります?」って聞いたりもする時もあるんだけど。なかなかそういう機会もなくて。それで俺、もう「グレゴリーしかないな」って思っていて。

(春日俊彰)なんで? いろいろあるじゃんよ(笑)。「いろいろある」っていうか……まあ、いいけど。

(若林正恭)こういうのってなんていうの? トートバッグ型っていうの?

(春日俊彰)手提げ? なんていうんだろう? 持ち手を持ってね。

(若林正恭)まあ、それじゃないと嫌なんですよ。すぐに物を取り出したいから。

(春日俊彰)ああ、なるほど。リュックとかだと1回、おろしたりしなきゃいけないから。はいはい。

(若林正恭)で、それのグレゴリーの黒を買おうかと思っているんだけども。

(春日俊彰)ああ、いいじゃない?

(若林正恭)いいと思う?

(春日俊彰)別に変じゃないよ?

(若林正恭)でも、コンビでグリゴリーのバッグを持ってるって、なんかさ……。

(春日俊彰)まあ、たしかにね。なんか意味が出てきちゃう……意味なんてないんだけどね。

(若林正恭)でも、頭に浮かぶメーカーがグレゴリーしかないのよ。

(春日俊彰)なるへそ。そうか。

(若林正恭)だから、なるべく買い物に行きたくないから丈夫なのがいいんだけど。なんかやっぱりハイブランドって持つは持つじゃない? でもさ、ハイブランドのバッグを持ってる人っているけどさ、ハイブランドってなんであんなにばっちりブランド名のロゴが入ってるの? あれ、なんなの?

(春日俊彰)やっぱりそれなりのお値段するから。「ここのバッグ、持ってますよ!」っていうのを結構、わかりやすくしなきゃいけないんじゃないの? 違うのかな?(笑)。

(若林正恭)いや、メーカーとかあんまり言っちゃいけないのか。こういうのって。春日がショーのモデルをやるかもしれないから。

(春日俊彰)やるわけねえだろ、ハイブランドの!(笑)。

(若林正恭)やるかもしんないよ。広瀬すずさんとか川口春奈さんみたいに。

(春日俊彰)なんでその並びで男性がやらなきゃいけないんだよ!

(若林正恭)俺はきっと、見る人が見たらかっこいいんだと思うけど。もう「バレンシアガ」とか書いてあるじゃない? 「バレンシアガ!」っていう感じで入っているじゃない? あれはさ、どういうことなの? だから、俺が持つことは違うってもうわかっているのよ。やっぱり、ありましたよ。「そういうのって持ってみるとなんか変わるのかな?」って思って。そういう感じで、そういうのをすごい勧めてきた先輩とかいて。

「一流ブランドのやつを持つと、いいものがわかるから持った方がいいよ」とか言う人、いるじゃん? それで買ってみたら……あれよ。グアムに行った時の話。10年ぐらい前だけども。ルイ・ヴィトンのバッグを背負っていたらオリラジの藤森くんに「ちょっとお金を持ち始めてそういうのを持つの、めっちゃダサいっすよ」って言われたことがあって。それで、「それに関しては弁解をしたい」っていうLINEが来たんだけど、その時のテンションを俺は忘れないから。絶対に許さないけどね(笑)。

(春日俊彰)まあ、そうだろうね(笑)。

オリラジ藤森の「ダサい」と言われた

(若林正恭)まあ、許すとか許さないっていう話じゃないけどもね。それでなんか、それも違うのは知っているからさ。でもさ、ハイブランドって帽子とかでもばっちり入っているじゃん? 財布とかも。持つ人が持ったらかっこいいのかな?

(春日俊彰)やっぱりそうなんじゃない? それはなんか、「ハマっているな」っていう感じなのかね?

(若林正恭)で、この間、付け焼き刃と前室でそういう話になったのよ。で、みんな「ハイブランドは違う」って思ってるんだって。このメンバーは。ヒロシとかヅカが。

(春日俊彰)ああ、自分が持つ時にっていうこと?

(若林正恭)そうそう。たとえば財布の話をしていても。財布も壊れたの。財布も開けても開くし、閉めても開くようになっているのよ。ジッパーがね。

(春日俊彰)同じ壊れ方するな。身の回りのものが(笑)。

(若林正恭)だから俺の開け方が雑なんだろうね(笑)。でも俺、財布をすっごいなくすのよ。で、派出所で何回、紛失届を書いたかわからない。なんか財布ってなくすんだよね。だから俺、エアタグ……スマホで今、どこに財布があるのかを調べられるやつ。それで財布を車の中にわざと置いて鍵を閉めないで駐車場に止めて。それでスマホ決済でコンビニに行ってみて「置き引きされてないかな?」って楽しみにスマホを見ている時があるんだけど(笑)。

(春日俊彰)それ、置き引きされてたらどうするのよ?(笑)。

(若林正恭)されていたらスマホを見ながら追いかけて。それで「おいっ!」って言いたいんだけども。それはいいんだけど。で、黒い財布を持っているのよ。で、黒いバッグだから開けた時にすぐ、黒に黒だからカモフラージュされるのよ。

(春日俊彰)ああ、ちょっと見つけづらい?

(若林正恭)だから1日に4、5回、「あっ、財布なくした!」って思うのよ。俺。で、ガーッと見ると一番奥に長財布があって。「ああ、よかったー!」って思って。まあ、スマホでエアタグを見ればいいんだけども。資料とか、物がいっぱい入っている時とか……だから、バッグと財布が黒×黒だからいけないんだと思って。バッと開けた時に真っ赤な財布だったらすぐにわかるだろ?

(春日俊彰)まあ、目には入るよね。

(若林正恭)ただよ、俺が真っ赤な革の長財布を持っていたら「若ちゃん、行くねえ!」ってなるでしょう?

(春日俊彰)そうだね。「意外に財布はそうなんだ!」みたいなね(笑)。「暴れているな!」みたいなね(笑)。

(若林正恭)そう。で、革で赤なんて、もうなかったのよ。あんまり。で、それこそハイブランドの攻め攻めの財布しかなくて。で、それとは全然ちょっと話が違うんだけど。この間、久しぶりにちょっと離れた、車で30分ぐらいかけて行かなきゃいけない打ちっ放しに行ったんだよ。そしたら今、打ちっ放しってソーシャルディスタンスで半分になっているのね。1個空けて1人って。そしたらみんな、あれは行くところがないんだろうね。めちゃくちゃ混んでいて。本当ね、ディズニーランドのアトラクションみたいに並んでいるのよ。外にズラッと。夜だったけど。で、「いやー、マジか……」って。「30分待ち」とかっていう札があって。

「でもここまで来たら帰るっていうのはないよな。やらないとな……まあ、並ぶか」って思って。ゴルフバッグ持って、ソーシャルディスタンスを保って行列になっているのよ。で、そういう人が並んでいるのよ。そしたらさ、ポルシェのSUVみたいな……カイエンか。ナンバーは北関東だったんだけどさ。まあ、北関東もいい人がいっぱいいるから、あんまりそんなの言っちゃあれなんだけども。並んでいて、その奥に駐車場があるんだけど。キキーッ!って止まって。たぶん運転手に「聞いてこい」みたいに言われたて出てきた人のTシャツにもうハイブランドの名前がバコーン!って入っていて。ああいう人たちがセカンドバッグっていうんだっけ? なんだっけ? 名前あるじゃん?

(春日俊彰)なんかセカンドバッグじゃない、シャレオツな名前があるよね。

(若林正恭)ああ、クラッチバッグだ。ブランドがそれもばっちり……ちょっとどこのかは言えないけども入っていて。帽子にも書いてあって。同じブランドのが。で、靴も多分そういうところのなんだろうな、みたいな。で、肩で風を切って……まあ、怖いのよ。見た目は。で、並んでいる人、もちろん全員知り合いじゃないじゃん? で、俺は並んでるんだよ。何人も並んでいるんだよ。そしたら「これ、何待ち? これ、何待ち、これ?」って。

(春日俊彰)誰かに話しかけているの?

(若林正恭)並んでいる人に。

(春日俊彰)全体に?

(若林正恭)うん。で、横に車を止めて、助手席にドアが開いたままで。たぶん大将は運転席なんじゃない? クラッチバッグを持って……ブランドもあれ、迷惑だろうな。ああいう人が……金の時計をした若いやつよ。「これ、何待ち? これ、何待ち? ああん? 誰も答えねえのか?」っつって(笑)。そりゃそうじゃん? おじさんとかおばさんとか俺とかが。そしたらその打ちっ放しの従業員の方がその「30分待ちです」っていうところに立っているんだけど。「ねーねー、ねえ?」って言うんだけど、「ねーねー」って話しかけられないんだろうね。係員の人って。

だから、自分が呼ばれたとは思っていないの。「ねーねーねーねー!」って。で、もうみんな、笑うのを我慢しているっていうか。なんか、笑ったら怒られそうだし、みたいな空気なのよ。「ちょっと、そこのおじさん、おじさん!」って。「ああ、はい。僕ですか?」みたいにやってて。「これ、何待ちなの?」「ああ、今、待ち時間がありまして」「何分待ち?」「30分待ちなんです」「30分! はー!」って言いながら車に戻っていったんだよ(笑)。

(春日俊彰)ほう(笑)。

(若林正恭)っていうイメージが俺、ハイブランドにはあるんだよね(笑)。わかる?

(春日俊彰)まあまあ、わからんでもない。わからんでもないっていうか、わかるね。

ハイブランドに対するイメージ

(若林正恭)わかるでしょう? なんでなの?っていう。だから、でも、長持ちして……で、春日さんも高い財布を買ったって言っていたじゃない? 長持ちするからでしょう?

(春日俊彰)まあ、そうだね。結局、考えて。私もね、そういうものを持ったことがなかったから。値段だけを見たらお高いしね。どうなんだろう?って思っていたけども。うん。やっぱり長持ちはするんだろうな。だから本当に最後の財布にしようと思って買ってるからね。

(若林正恭)人生最後の?(笑)。

(春日俊彰)それはクミさんにも言っているし。クミさんが勧めたから。「じゃあ、わかった。これ、最後の財布にするわ。それぐらい、長持ちするんだよね?」って。「まあ、修理したり、大事に使ったりすればいける」「じゃあ、これを最後にしましょう」って。

(若林正恭)でもさすがに春日って長生きしそうだから……それはなに? 本当におじいさんになった時に似合う財布なの?(笑)。

(春日俊彰)でも、なんかシンプルな、そのブランドのロゴとかがなくて。なんていうの? 押し印みたいな感じでそのロゴは入っているんだけども。バーン!ってそこに色がついているわけでもないし。パッと見は普通の黒財布みたいな。

(若林正恭)だから俺もそのハイブランドに対して「これ、何待ち? これ、何待ちなの? なんだ、誰も答えねえのか?」っていうイメージがあるから(笑)。

(春日俊彰)そればっかりじゃないけどね。ハイブランドだっていっぱいあるんだから。そればっかりじゃないけど。わかるけどね。

(若林正恭)でも、買い物にいく時間は嫌だから長持ちはしてほしいじゃん。でね、それってね、なんかもしかしたら一番難しいのかな?って思ったんだよね。

(春日俊彰)選ぶのがってことですか?

(若林正恭)だから、そう。安くてすぐ壊れるのは嫌だ。で、ハイブランドも嫌だってなると、一番お洒落な人たちが選ぶゾーンなんじゃないの、これはひょっとして?って思ったんだよ。

(春日俊彰)なるほど。そうか。知る人ぞ知るみたいな。

(若林正恭)そう。で、知らないから、時間がかかるのよ。そうなると。で、その時間は嫌だから……誰か俺を知ってる人、ちょっと俺にはバッグ買ってきてくれねえかな?って思って。

(春日俊彰)お使いに(笑)。

(若林正恭)申し訳ないけど、星野さん、買ってきてくれねえかな?って思って(笑)。

(春日俊彰)いや、それはさすがにサングラス止まりよ(笑)。暇じゃないからね。そんな、若林さん以上に忙しい人に。

(若林正恭)今のは本当に星野さんに申し訳ない(笑)。

(春日俊彰)なんで自分よりも忙しい人に買い物を頼むのよ?(笑)。

(若林正恭)たしかに(笑)。なんかでも、星野さんってそういうの、知ってそうじゃん? ギラギラじゃなくて。ちゃんと物もいいものって。で、昔、ゴルフにザキヤマさんと矢作さんと行った時に、ゴルフでもギラギラのブランドってあるじゃない? でもなんか矢作さんが使っていたグローブがすごいかっこよくて。ずっと、なんか緊張していたのかな? ザキヤマさんと矢作さんとゴルフをさせてもらうっていうことで。なんか聞けなくて。でも、あのグローブ、かっこいいな。どこのなんだろう?って思って。

ナイキとかでもないし、ゴルフメーカーでもどこなのかな?って。なんかチラッとマークだけ記憶して調べたら、なんかどっかに1店舗しかないところのやつだったのよ。で、そんなに高くもないけど、やっぱりそういうのを知っている人っておしゃれじゃん。やっぱり。だからさ、あれなんだよね。それで、歩いていて、知らないんだよ。知らないじゃん、俺。だって、ハイブランドじゃなくていいものを。そう思いながらバッグは壊れてるから買わなきゃいけない。で、あれなの? 「そうそういう人のためにビームスとかシップスっていうのはあるのかな?」って思ったのよ。

(春日俊彰)ああ、でも、そうね。中継地みたいなことになっているんじゃないの? だからいいものを選んできて。自分のところのオリジナルもあるけど、みたいなことじゃないの? たしかにそうだね。

(若林正恭)そういうことなのか。うん。まあ、そうそう。だからちょっと、スタイリストの福田さんに聞こうかなとは思っていて。でも、ちょっとやっぱり知っていて物がいいっていうのがグレゴリーしかないから。ちょっと春日、申し訳ないけど、グレゴリーのリュックを背負うのはやめてもらえるかな?

(春日俊彰)なんでだよ! なんでそうなるのよ?

(若林正恭)コンビっていうのは恥ずかしいから。そうすればすぐに俺、グレゴリーを買えるから。

(春日俊彰)いやいや、わしはやめんぞ! 死ぬまで背負い続ける!

(若林正恭)じゃあ、コンビで使うしかないよ(笑)。

<書き起こしおわり>

オードリー若林 春日への誕生日プレゼント選びを語る
オードリー若林さんが2021年2月13日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で春日さんに「なちー!(懐かしい)」と言わせるような誕生日プレゼントを選んだ話をしていました。
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