Creepy Nutsのお二人が2021年6月8日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で事前に告知をしまくった『バレる!』ミュージックビデオの公開記念YouTubeライブ配信に遅刻した話をしていました。
(DJ松永)あとね、先週ですか。『バレる!』のミュージックビデオが公開になったじゃないですか。ちょうど先週の今日じゃないですか? で、夜のね、10時に公開したのか。それで、その『バレる!』のミュージックビデオ公開の30分前。9時半から『バレる!』ミュージックビデオの公開記念のYouTubeライブを我々はしたんですよ。で、結構それはスタッフの人がずっと準備してくれていて。そういう広告の部署があるわけです。大勢の大人が動いて。ただの生配信だけどすごいたくさんの大人が関わって。
で、ナタリーとか、いろいろネットサイト、あるじゃん? あそこでニュースも出たんだから。「Creepy Nuts、○日の9時半からYouTubeライブ開催決定」みたいな。すごい大々的に「やりますよ」ってやったんですよね。その当日、俺とRはお互い、それぞれ仕事があったんだよね。別々の現場でさ。俺は午前中から仕事をして。で、収録だったんだけど、夕方に終わったのよね。で、Rさんは夕方から夜にかけての別の収録だったんだよね。
で、俺はなんか仕事終わりに、ま俺の現場にいたミヤウチさんが「Rさん、収録が押す可能性が大です。9時半には間に合わないかも……」みたいな。「マジで?」みたいなことになっていて。もう結構、大々的に告知しちゃってますから。「ヤバい!」っていうことになって。で、どうやらスタッフさんが考えたのは、俺だけ現場にいて。R-指定さんはFFaceTimeでつないで。それで何とか配信をしようじゃないか、みたいなことを考えてくれていて。だから、俺さえ現場に行きゃいいってなったんだよね。
(R-指定)そうやね。
(DJ松永)それで、入りが9時ぐらいだったのかな? で、9時になって……それまで、夕方に終わってから結構時間はたっぷりあったので家で曲を作ったり、いろいろしながら時間になったら普通に家を出て……って思っていて。で、ちょっと遅れちゃったんだよね。俺がボーッとしちゃっていて。9時10分ぐらい? もうちょっと後かな? だから結構ギリに……20分ぐらいに着いたんだよね。「ヤベえ、ヤベえ。ギリに着いた!」ってなって。で、ミヤウチさんから「松永さん、まだですか?」「ああ、もうギリ! もう着きます。間に合います」みたいになって。まあ、本番に間に合えばいいからさ。
で、ニッポン放送に着きました。それでダーッてダッシュで「あ、お疲れさまです」って警備員さんにもあいさつして。で、いつも9階だから9階にエレベーターで上がって。いつもの打ち合わせの会議室に入ったら、誰もいなくて。「はあ? えっ?」って思って。「いないな……」って。でも、9階って会議室が他にもいくつかあるのよ。で、そこで打ち合わせとか仕事をすることもあるから。「あ、違うのかな?」って。でも、連絡が来てなかったから。「○階の会議室です。いつもと違います」とか。で、全部会議室を回ったけど「あれ? ここじゃない? ここでもない。連絡……来てねえな!」ってなって。
「いや、みんな忙しいのはわかるけども。何も言われなかったらニッポン放送のいつもの会議室だと思うから。なに? じゃあ、地下のイマジンスタジオっていうこと? 生配信だから大きいところでやるってこと? じゃあ4階のラジオブースとか、そういうシチュエーションでやるってこと? 連絡がねえから、どうしたらいいかわからねえからっ!」って思って。それで携帯を見たら……「集合:市ヶ谷ソニー事務所」って書いてあって(笑)。
(R-指定)お前が間違っとる(笑)。お前が場所、間違えた(笑)。
(DJ松永)「えっ、ええーっ………? わ、わ、わー……」って思って(笑)。
(R-指定)「わ」じゃないわ!(笑)。
(DJ松永)「わー……」って思って。で、その時には9時25分(笑)。「わっ、どうしよう……」と思ってミヤウチさんに連絡をして。「あの……やらかしてしまいまして。今、あの、有楽町にいます」って(笑)。「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください?」ってなって。ミヤウチさんが「わかりました。松永さん、急いで向かってください!」ってなって(笑)。
DJ松永、集合場所を間違える
(R-指定)それと時を同じくして、俺は何の番組で押したかというと、これはニュース出しされてるんですけども。6月19日に放送かな? スペシャで『ヨルジュウ』という番組やってるんですけど。スペシャで『V.I.P.』っていうね、ひとつのアーティストを特集する番組があるんですけども。それに俺とハマくん。『ヨルジュウ』メンバーで出たという。で、どのアーティストを特集する特番かというと、東京事変。
(DJ松永)半端ないね!
(R-指定)半端ない! これ、言うたらスペシャ的にも結構ゴリゴリの……東京事変の『音楽』っていう新しいアルバムが出る。その特集をするっていうことで。で、「東京事変にいろいろ話を聞いてください。ハマくん、Rさん」って。そんな名誉な役を仰せつかったから。
(DJ松永)とんでもない名誉よ! だってハマくんもRもすげえ好きじゃん?
(R-指定)すげえ好きよ! 東京事変ももちろん、椎名林檎さんも大好きやし。
(DJ松永)RさんなんてUMB全国大会。MCバトルでそれぞれに入場曲っていうのがあるんですよ。で、セコンドと入場曲っていうのがあって。セコンドには仲間のラッパーを連れてきたりして。入場曲っていうのはだいたいが自分の曲なんだけども、Rさんはセコンドなし。入場曲は椎名林檎っていう(笑)。
(R-指定)お前、指差すな!(笑)。
(DJ松永)UMBの決勝で入場曲が椎名林檎『本能』っていう(笑)。あのイントロで(笑)。
(R-指定)みんなヒップホップがかかってるのに俺だけ「大阪代表、R-指定!」「ダダッ、ダダッ! 約束は♪」って出ていったからな!
(DJ松永)トガってるなー! セコンドなしの『本能』。トガってるなー!
(R-指定)19! 19の俺! 10年前ね! そんぐらい好きやって。もう大好きやって。そういうのもあるから。で、番組でいろいろと話したいこともあったんですよ。それこそ、「MCバトルで入場曲で『本能』を使わせてもらいました。ありがとうございます」とかも。言うたら、ほぼしゃべるのも初めてやったから。東京事変さん。それこそね、『修羅場』っていう曲が『大奥』っていうドラマのエンディングで。
「『修羅場』を地元の友達と金切り声でカラオケで歌ってました」とか。いろんなことを伝えたかった。「歌詞にもいろいろな影響を受けてます」とかも話したかったんですけど。やっぱり生で東京事変さんを見ると……その時に来ていたのが椎名林檎さんと浮雲さんと井澤さんがいらしていて。その3人のレジェンドたちがおると、なんというか、「何を話したらいいんでしょうか?」って俺、なってしまって。
(DJ松永)そうか。まあ、目の前にするとな。
(R-指定)で、ハマくんは結構親交があるから。
(DJ松永)めちゃくちゃあるよね。すごいよね。
(R-指定)だから、もうほぼハマくん任せみたいになってしまったんやけどね。
(DJ松永)ハマくんはそういうところも行けちゃうからね。懐に入れちゃうからね。
(R-指定)そうそう。で、俺とかは「すげえ。東京事変や」とか思いながら見てるっていうことで時間が過ぎたんですけども。番組の企画でパーソナルカラー診断みたいなコーナーが始まって。でね、パシンペロンはやぶささんていう……それこそ、手相の島田秀平さんが「的中率では彼女に敵わない」って言うぐらいのすごい人なんですよ。で、そのはやぶささんが色でオーラを見てくれるっていうコーナーがあって。で、東京事変のお三方のオーラの色を見たりするみたいなコーナーがあって。で、俺とハマくんも見てもらったんですよ。
(DJ松永)あらあら。
(R-指定)そしたら俺のオーラが「紫色多め。ほぼ紫。で、オレンジと赤が見えます」って言われて。紫の色のオーラははやぶささん的には「自己プロデュース、自己顕示欲、人からどう思われてるか、すごい気にしてる人の色だ」っていう。「この紫の大さは自己プロデュースとか自己顕示欲とかの範疇を超えています。ただ女々しい人です」って(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 恥ずかしい!
(R-指定)そう言われた時に椎名林檎さんがボソッと「でも、それってR-指定さんのリリックのお話じゃないの?」って言ってくれて。「あれ? 『リリックが女々しい』って……椎名林檎さん、俺のリリックのテイストを知ってくれてるの? 椎名林檎さん、知ってくれてるんですか?」ってなって。
(DJ松永)聞いた?
(R-指定)「き、聞いたこと、あるんすか? 聞いてくれてるんすか?」って……もうそれで一発、死ねるやん? もう嬉しすぎちゃって。
(DJ松永)死ぬるな。
(R-指定)死ぬるやん? で、「えっ!」ってなって。その後に「女々しい部分があります。オレンジ色はクリエイター気質。これはラッパーですから。赤。これはもうアカレンジャー。ど真ん中で猪突猛進な部分が実はあります」って言われて。そしたらまた椎名林檎さんが「でも、どちらかというと虎視眈々な方だと思うけど」みたいな。「えっ? キャラクターも知ってくれてるんですか? へっ? 今日、死ぬん?」って思って(笑)。
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! 二度死ぬ?
(R-指定)「二度、死ぬの?」って。
(DJ松永)とどめを刺しに? えっ、すげえ! めちゃくちゃすげえじゃん。マジで?
椎名林檎さんに認知されて二度死ぬ
(R-指定)で、その時は番組上、「あ、いや、知っていただいていて……すいません。ありがとうございます!」みたいな感じやったけども……「もしかしたら、曲のテイストとかキャラクターも知っていてくれてるかもしれへん」って思うだけでパニックみたいな。
(DJ松永)たしかに。パニックになるわな。「えっ! 椎名林檎が?」って。「えっ、ええっ?」みたいなね。
(R-指定)で、その後も番組はめっちゃ楽しく続いて。で、それは実際にスペシャの『V.I.P.』の東京事変特集を見てほしいんですけども。で、言うたらめっちゃ番組が盛り上がって。
(DJ松永)そうか。それは押すわな。
(R-指定)そう。ホンマは9時に終わって間に合うはずやったんですけど、その番組終わった時点で9時25分。
(DJ松永)ああ、もう100パー間に合わない。
(R-指定)もう、こんなんチコ確(遅刻確定)やん?
(DJ松永)「地下格」みたいな言い方してるけど(笑)。
(R-指定)9時30分スタートで25分に番組が終わるなんて。でもまあ、「チャンマツがなんとかしてくれるやろ?」って俺は思っていたから。
(DJ松永)まあまあ、Creepy Nutsの時間を守る側でおなじみの。
(R-指定)ホンマにな、俺は正直、もっと番組が終わった後の椎名林檎さんとちょっと……もちろんアルバムの話もそうですけど。「曲を使わせてもらったことがあります」とか「歌詞、知ってくれていたのが嬉しかったです」みたいなのをご本人に伝えたり。ゆっくりしゃべろうと思ったんですけど……。
(DJ松永)こんな機会、なかなかないしな。
(R-指定)そう思ってたけど、「もう25分やから行かなアカン」ってなったら……マネージャーの森さんが電話しながらめちゃくちゃ爆笑してるんですよ。ほんならハマくんがバッと来て。「あれ? 森さん、笑ってるじゃん。なんかまた、いい仕事が決まったの? なんかいいこと、あったんでしょ?」って言われたから「いや、森さんが笑うてる時は、だいたいめちゃくちゃピンチの時っすね」っていう。それが、お前の遅刻!
(DJ松永)フハハハハハハハハッ! はい、すいません(笑)。本当、すいません!
(R-指定)森さん的にも「これはR、チコ確や。でもこれはしゃあない。松永、頼んだぞ」って思ったら……ミヤウチさんから「松永さん、場所間違えました」の電話が来て爆笑をしていたっていう(笑)。
(DJ松永)だから森さん、レイ・セフォーと一緒だよね?
(R-指定)レイ・セフォー?(笑)。
(DJ松永)レイ・セフォーは結構、パンチを打たれて窮地に追い込まれると笑うから。
(R-指定)フハハハハハハハハッ!
(DJ松永)レイ・セフォーはもう名試合製造機だから。で、そこから乗って……。
(R-指定)殴られて、食らって、笑って?
(DJ松永)「おもしれえじゃねえか」って笑うわけ。で、ノーガードでやったりもするのよ。それでレイ・セフォーが倒しちゃう時もあるからね。
(R-指定)フハハハハハハハハッ! 森・セフォー?
(DJ松永)森・セフォー。でも、地下格じゃないよ?
(R-指定)チコ確ではあるけど地下格ではない。ややこしい。
(DJ松永)今で言うと、武尊かな? 武尊も一発いいのをもらうとめちゃくちゃ笑うから。でも、笑った後、全員倒してきたからね? めちゃくちゃかっこいいよ!
(R-指定)でもね、「森る」は……武尊、ちょいムズいな。
(DJ松永)「森る」(笑)。
(R-指定)「シゲタカ」やから「シゲる」かな? でも森・セフォーはホンマに「どうしたんすか?」って聞いたら笑いながら「なんか、松永くん、場所間違えたらしいよ?」って言って。「どうするんすか?」って言ったら森さん、笑いながら「いや、面白えじゃん。お互いにFaceTimeとかでも面白いんじゃない?」って。やっぱりそのピンチになるとそのリカバリーの脳みそがブワーッてなって。さすがやなって。
(DJ松永)さすが!
(R-指定)結局ね、配信に……。
(DJ松永)俺、9時45分ぐらいに現場に到着して。で、その時になんかもうYouTubeで3、4000人待機していたみたいで。最初はミヤウチさん、電話で「その前半のやつをなくしちゃって。『バレる!』ミュージックビデオを公開した後にやりましょう」って言ってくれたんだけども。公開後にYouTubeライブやりましょうってなったんだけど、待機人数が多すぎて、ちょっとそれは無理だってなって。で、俺が入ってくるなり、もう始まって。で、俺が言い訳。言い訳をしている時にRが到着して。で、2人揃って言い訳。
(R-指定)言い訳ね。
2人揃って遅刻し言い訳
(DJ松永)で、言い訳して……もう散々「生配信します!」って告知して、その内容は15分遅れて登場して、なぜ遅れたかを2人で言い訳して。そのままバーン!って生配信が終わったんだよね。もう、信じられないよ(笑)。
(R-指定)だからもう、なにやっても遅くなってしまう。
(DJ松永)これ、本当ですよ。
(R-指定)ファンクラブのやつとかも。
(DJ松永)全てが遅くなる。
(R-指定)ほんで、森さんもミヤウチさんも焦りながらやってくれたんですけども。その担当をしてくれていた、ニュース出しとかをしてくれたり、SNS関連やネット関連をやってくれている女性のスタッフさん。コブネさん。すごいギャルな感じで明るい人なんですけども。
(DJ松永)髪の色、ピンクだからね。
(R-指定)そう。その髪の色ピンクの人が言い訳ばっかりして。「言い訳ばっかりで終わったやないかい!(バーン!)」ってなって。『バレる!』が「テンテンテンテン♪」って曲が始まった瞬間、もうこっちの放送は切れているんですけども。その瞬間に窓をバーン!って開けて「このスットコドッコイが、お前ら!」みたいに言われて(笑)。ホンマに怒られた(笑)。
(DJ松永)もう初めてだよ。「スットコドッコイ」って言われたの。ギャルから。
(R-指定)もうエレカシの宮本さんか鎮座DOPENESSさんからしか聞けへん言葉。「スットコドッコイ」は。「てやんでえ!」みたいな。江戸っ子やったんよ。
(DJ松永)江戸っ子だった。江戸出身だったかどうか、わからんけどな(笑)。
<書き起こしおわり>