星野源さんが2021年6月1日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で今、ハマっているゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』についてトーク。さらに同じ時間帯でラジオをやっている爆笑問題への思いなども話していました。
(星野源)どうも、こんばんは。星野源です。この1週間はですね、とにかく僕は銃を撃ってました(笑)。銃を撃ってね、ナイフを振ってですね、そしてスナイパーライフルで遠くに小さく光る白い点を撃ったりしてましたね(笑)。この「遠くとか天井に光る小さな白い光を撃つ」ということで何かがわかった人は僕の友達だと思います。でも、わからない人も多いと思うんですよ。ゲームをやらない人も多いと思いますから。とにかく今、僕は『バイオハザード ヴィレッジ』を寝る間も惜しんで……仕事もしつつ、寝る間も惜しみつつ、やれる時にやっているという。
『バイオハザード』っていうゲーム……説明するまでもないと思いますけれども。ちょっといろんなことが、いろんなドラマがありまして。その末に、ちょっとなんかいろんなモンスターが生まれちゃいまして。そのモンスターを倒しながら、謎を解いていくというそういうゲームなんですよ。PS5を手に入れまして。そのPS5で楽しんでいるわけなんですけども。
だからね、もう今、これはちょっとネタバレになっちゃうのかな? 大丈夫かな? これ、大丈夫だと思うんだけども、もし『バイオハザード ヴィレッジ』、1ミリも情報を入れたくないよっていう方がいたら、今のこの瞬間、1、2分ちょっと耳を塞いで「ああーっ!」って言ってもらえれば。で、『バイオハザード ヴィレッジ』の全然ストーリーとは関係ないところなんだけど。今回、ちょっと宝石みたいなアイテムがあるんですよ。で、それを取るといいことがあるんですよ。
で、それが天井に埋まっていたりするの。それは自分の背じゃ届かないところにあるから、それを撃つんですよね。撃つと、落ちてきてそれが拾えるの。だからもう今、ゲーム中ずっと天井を見ているわけ。どのエリアに行っても、天井だったり壁だったりとか。至るところに……まあ、すごいあるわけじゃないんだけど、たまにあるのね。だからもう、それを絶対に見逃したくないんですよ。そう。だから今、日常でね、仕事に行く間、車で移動中とかに遠くのビルの窓に太陽が光って白い点が出たりするとそこを撃ちたくてしょうがないのよ(笑)。
この間も仕事をしてて、とある屋上でちょっとラジオ的なものを録ったんですよ。その時も、夕方から夜にかけて外を眺めながらちょっと話をするっていう、そういうものだったんですけど。それで、遠くの家で……たぶん警備員さん的な人が夜になったからライトを照らしながら屋上の点検に来ている、そのライトの光の点がもう『バイオハザード ヴィレッジ』の白い点とすごいそっくりだったの。それでもうその間、一瞬トークが止まってしまって(笑)。「あっ、撃ちたい! 宝石、ほしい!」ってなっちゃって。そうなんですよ。それぐらい今、ちょっとどっぷり入っていて。非常に楽しんでおります。ゲームって面白いね。うん。
光る白い点を撃ちたい
(星野源)で、僕はその『バイオハザード』の1個前のタイトルの……あれは『バイオハザード7』か。『7』の主人公がイーサンっていうんだけど。そこから結構、雰囲気が変わったんですよ。僕はその『7』が大好きで好きで。今回の『ヴィレッジ』っていうのが『8』になるんだと思うんですけども。その続編なんですよ。僕はもう、心待ちにしててですね。非常に今、ちょっと充実して。モンスターを撃ったりとか。ねえ。本当に楽しい瞬間を過ごしていまして。で、だから結構ね、この1週間は落ち着いてました。
(星野源)なんかいろいろ仕事はしたけれども、先週がね、その結婚発表をさせていただきまして。とてもこう、慌ただしい中ではあったんですけど。とてもいい放送というか、楽しい放送をすることができて非常に嬉しくて。そんな中でね、その後の1週間がどうなるかなと思ったけど、なんかとても平和な、とても楽しい1週間ではあったんですけど。
で、その時に爆笑問題のお二人がちょうどこの裏で、TBSラジオでラジオをやられてるじゃないですか。で、もちろん爆笑問題さんがやられているのは知っていたし。風の噂でとか、あと僕がたまにタイムフリーで聞いたりすると、その敵意?(笑)。その、なんていうの? 太田さんがやっぱりラジオで負けたくないと。で、くりぃむしちゅーのお二人が火曜にラジオをやられた時にもとにかく、上田さんに「なんで俺と同じ時間でやるんだ?」っていうことをすごい『太田上田』で訴えている動画とかも見たりして(笑)。
それでもう、とにかく「敵意を持たれているんじゃないか?」っていうことで、怖くて怖くて。放送時間が火曜になってから、ずっとドキドキしていたんですよ(笑)。で、なぜドキドキしてるかというと、僕は爆笑問題のお二人がすごく好きで。僕、阿佐谷に住んでいたんですよ。埼玉で生まれ育って、1人暮らしを最初にしたのが阿佐谷北っていう住所だったんですよ。で、その阿佐谷北から阿佐谷のパール商店街の中の総菜屋さんにバイトに行く途中に、爆笑問題のお二人の事務所のタイタンがあって。いつもバイトに行く前にタイタンの前に立って「ここに爆笑問題さんがいるんだ。へー」って思いながら、いつもバイト行っての。
それでその後、僕はバイト先が中野の沖縄居酒屋になるんだけど。その中野の沖縄居酒屋に自転車で行く時もタイタンの前を通るの。線路の下を通って高円寺を通って中野に行くから。だからそこも一旦、自転車でキッと止まって「タイタンだな」って思って。かならずそうして行くわけ。で、なんていうの? 太田さんってさ、他の人にはない切なさを持ってる人じゃないですか。で、その切なさになんかすごい惹かれて。「素敵だな」なんて思って。で、『爆笑問題のニッポンの教養』っていうNHKの番組があるでしょう? その後、またタイトルが変わって、番組がまたちょっと変わっていくんだけど。その『ニッポンの教養』を僕はめちゃめちゃ楽しみにして毎週、見ていたんですよ。そうそう。「爆問学問」っていう風にいつもテロップが出てる番組だったんですけど。
(星野源)それを見てる時にね、なんかいつも自分の脳というか感覚がちょっと広がるっていうか。アップデートをする感覚があったんですよ。知らないことを教えてもらうっていうか。「おもしれー!」みたいな。すごく楽しみにして見ていて。で、そんな人が俺のことを嫌ってると思うと怖くて聞けないみたいな(笑)。なんていうの? 「嫌っている」とかじゃないんだけど。やっぱり「負けるか!」っていう気持ちの対象としているのかと思うと、なんかちょっと申し訳なくなるっていうか。「滅相もございません」っていう気持ちなんですよ。
で、あと田中さんとは何度かお会いしたことあって。1回、TBSの廊下で田中さんと偶然会った時に僕は別に普通なんだけど、周りのスタッフがざわざわし始めて(笑)。というのを前にも話したけども。
(星野源)そういうのがあって。「ああ、どうも。お疲れさまです。はじめまして。星野です」みたいなお話をさせていただいて。で、その後にこの間の紅白でちょっとお話をして。でも、倒れられたりしたじゃないですか。その時に、僕も頭のくも膜下出血で倒れたりとかしたこともあって。「それの話を聞きたいね」みたいなお話をされていたのも聞いて。だからいつか、お話をちゃんとしたいなと思っているんですけども。
もうひとつ、怖いことがあって。その太田さんとはまだ、ちゃんとお会いしたことがないんですよ。で、太田さんのところにごあいさつに行くと、銃で撃たれるっていうじゃないですか?(笑)。その……それ、単純に怖くない?(笑)。どういうこと?っていう。
(星野源)で、寺ちゃんがね、爆チュー問題の番組に作家として入ったことがあったんだよね?
(寺坂直毅)以前に。はい。ありました。
(星野源)で、どんなお二人なんだっけ?
(寺坂直毅)もう楽屋とかでは本当に寡黙で。静かで優しい……。
(星野源)めちゃくちゃいい人なんだよね。
(寺坂直毅)で、田中さんは歌謡曲とかベストテンとか紅白の知識はナンバーワンですから。いつもそういうのを教えていただいて。鑑賞会とかやってました(笑)。
(星野源)そうなんだ。それで太田さんも物静かな方で、すごいいい人だって言うじゃない? でも、銃を撃つっていう、そのなんというか、乖離しているというか。同一人物なの?っていう(笑)。で、前に宇多丸さんのラジオにゲストで呼んでもらった時に、その傍らに銃があって。「なんであるんですか?」って聞いたら「いや、太田さんが撃ってくるから。防御のために」っていう。「えっ、TBSラジオってどんな場所なの?」っていう(笑)。
自衛のために銃で武装するアトロクの人々
リアル「女の子よ銃を取れ」! 宇垣美里のこと、どんどん好きになってる。#utamaru #アトロク pic.twitter.com/kWYlIRhptA
— laaa_liii (@laaa_liii) April 25, 2018
(星野源)そう。だからそういうのもあってエアガンを……僕も好きで。的をただ撃つだけなんですけど。だから、いろいろグッズとかは持っているんで。いつか、ごあいさつをさせていただく時がもしあれば……そう。この間、「結婚おめでとう」って言ってくださって。その同じ時間の放送で。「源ちゃん」って言って。で、田中さんが「そんな知り合いじゃねえだろ!」って突っ込んでいたんですけども(笑)。
「源ちゃん、源ちゃん」って言ってくださって。それがすごい嬉しかったんですよ。だから、いつかどこかでご挨拶をさせていただきたいなって思っていて。その時は、とりあえず楽屋口をノックして。ドアを開けた瞬間にゴーグルを投げて。エアガン用のゴーグル。それで目が安全になりますから。ゴーグルを投げて、僕もゴーグルを付けて、所さんにもらったスナイパーライフルで遠くから狙います!(笑)。なるべく撃たないようにしますので。そういう感じでちょっといつか、なんかお会いできたら嬉しいな、なんていう風に思っているという所存でございます。
なんで、そのために今、ちょっと『バイオハザード ヴィレッジ』を一生懸命やっているところもあるかもしれないという。なのでちょっと『バイオハザード』をやってる人、俺と話ししようぜっていう。ネタバレしない範囲でね。「今、ここです」とか。そういうメールをちょうだいよ。
<書き起こしおわり>