星野源とバナナマン日村 マンネリを語る

星野源とバナナマン日村 マンネリを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんとバナナマン日村さんが2023年1月31日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でリスナーからの「日々にマンネリを感じています。どうしたらいいですか?」という質問に対して回答していました。

(星野源)続いてのメール。足立区の方。「最近、仕事をしても達成感が少なく、『これでいいのかな?』と思うようになりました。日村さん、そしてオークラさんは仕事でのマンネリをどう打開していますか?」。

(日村勇紀)ああ、いいね。マンネリ打破ね。

(星野源)マンネリを感じる時って、ありますか?

(日村勇紀)もうマンネリなんて……。

(オークラ)というか、もうマンネリしか感じてないっていう時、ありますよね。

(日村勇紀)でも、マンネリしたかったんだから。こっちはテレビに出たくて、出たくてしょうがなかったのにさ。

(星野源)なるほど。しかも安定してというか。毎週、同じレギュラーでっていう。マンネリを、したかったんですね。

マンネリは悪いことではない(日村)

(日村勇紀)そうだよ。だから、どっちが幸せなんだろうね? あるよね。たしかレギュラー番組を持たずにさ、いろんな番組でゲリラ的に戦っていくのを何年も続けてらっしゃる方もいるし。我々はありがたいことに本当にレギュラーをね、何本かやらさせてもらってるから。本当もう、これは「ありがたい」しかないんだよね。で、これをずっと回っていると、こうやってたまに源くんのラジオとかに呼んでもらえるっていう……こういうのがすごい楽しくて。

(星野源)イレギュラーなことがあって。

(日村勇紀)そうそう! だから俺はマンネリを悪いとは思わないけどね。

(星野源)うんうん!

(オークラ)でも、気持ち的にはちょっと変えたいっていうのがあるんだとしたら、そのマンネリの中に毎日、ちょっとずつ足していくってのもう1個、やり方としてはあるんじゃないかなと思いますね。

(日村勇紀)その刺激を入れていくっていうのは、あるかもしれないけどね。

(星野源)オークラさんは作家として日村さんの番組に入っているわけじゃないですか。その中でやっぱり、たとえば「今、ちょっと視聴者なりスタッフのみんなが飽きてきてるな」とか感じて。それで「なにかちょっと違うこと、やらない?」みたいな提案をすることもあるんですか?

(オークラ)それはもう本当にしょっちゅう……というか、常に変えていかないと。あの、変えていくことで初めて見てる人が「毎回、同じことをやってるな」っていう感覚になるんだと思うんですよね。

(星野源)すごいわかります。ラジオもそうっすよね。毎週同じで、安心する場所だったりもするけど。でもそれって毎回、ちゃんとリニューアルしていかないと、そう感じれないみたいな。

(オークラ)そうなんですよ。リニューアルしないとどんどん置いてかれちゃうんですよ。実は。

日々、ちょっとずつリニューアルをしていく

(日村勇紀)うんうん。実はね。そうだね。だから俺はこうやって毎年毎年、ラジオに呼んでもらって。こうやって裸でね。こういうのも……。

(星野源)いや、裸では別に呼んでないんですけど(笑)。あと年々、労力が少なくなっているような気が……その、仮装の労力が(笑)。

(日村勇紀)いや、こういうのもね、マンネリかもしれないけどね。やっぱりどこまでやり抜けるのか?っていう部分はあると思う。

(星野源)フハハハハハハハハッ!

(日村勇紀)でもさっき、こういう格好でずっと、そこの楽屋で待っていたら、これを見たオークラが「はーあ……」って、深い溜め息をついた時は「こいつ、最低だな!」って思って(笑)。こんな格好して待っているのに……(笑)。

(星野源)いや、本当に(笑)。そこは支えてほしいですよね(笑)。

(オークラ)それはちょっと……でも本当にこの人、この格好を選ぶのに2、3日前からずっと迷っているんですよ。「オークラ、今年は何がいいと思う?」って(笑)。

(日村勇紀)いや、そりゃそうでしょう。だって。

(星野源)本当にありがとうございます(笑)。

(日村勇紀)いやいや。でもマンネリはわかるよ。

(星野源)そうか。だからわかるけど……でも「達成感が少なく」っていうのは書いているけども。いろんな仕事の形があるからね、また難しいとは思いますけど。でも、そういうことですね。マンネリっていうのは別に悪いことではないよっていうことですね。

(日村勇紀)そう思いますね。

(星野源)本当に素晴らしいお答えで。本当に……なんか、ニヤニヤしちゃいますね(笑)。最高(笑)。

(オークラ)もてあそんでいる感がしますね(笑)。

(日村勇紀)源くんにもてあそばれているよ。

(星野源)そんなことないですよ。本当、だから最終的に僕が引き取って、僕がちゃんと解決するみたいなのはもう、やめたいんです。本当に。ちゃんと解決してくれていいんですよ。

(日村勇紀)全然。だから、やめてくださいよ。

<書き起こしおわり>

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