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ハライチ岩井 声優をテレビ番組に起用する際の注意事項を語る

ハライチ岩井 声優をテレビ番組に起用する際の注意事項を語るハライチのターン
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ハライチ岩井さんが2021年5月20日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でテレビ制作者に向けて、声優さんを番組に起用する際に気をつけておいてほしいことを話していました。

(岩井勇気)まあね、俺はちょっとサブカル仕事が多いんですけどね。アニメ関連の仕事を結構やってまして。

(澤部佑)結構やってるでしょ?

(岩井勇気)結構やっている。一時期ね、本当に6、7割アニメ関係の仕事の時があったからね。だから声優さんと仕事することとかもあるわけ。最近は声優さんがテレビに出るの、増えたじゃないですか。

(澤部佑)めちゃくちゃ出てない?

(岩井勇気)出てる。なんで、その時にアニメ関係のことをよく知るゲストとして一緒に出ることがあるわけなんですけども。で、この間、まだ放送してないやつで、あるクイズ番組に出たんですけど。あっ、これ言っていいんだっけ? マネージャー? えっ、これ、いいんだっけ、マネージャー?

(澤部佑)えっ、ええっ?

(岩井勇気)クイズ番組。あのアニメのあれ。あれ。ダメ?

(澤部佑)やってる!

(岩井勇気)いいっしょ? 大丈夫だよね、これ。言っていいんだよね?

(澤部佑)いや、クイズ番組でそれやんなくていいんだよ。クイズ番組ではそれ、発動しないんだよ? 岩井、岩井!

(岩井勇気)どうしよっかなー?

(澤部佑)違う、違う、岩井。エッセイとかドラマとか、普段と違う番組の時に発動するやつだから。

(岩井勇気)これ、どうすればいいの? 今日、どうすればいいんだよ、じゃあ? 言えないんだったら?

(澤部佑)いやいや、俺の時はドラマだったからさ。クイズ番組はクイズ番組よ。芸人が通常営業で出るやつだから。

(岩井勇気)俺がクイズ番組に出たこと、言っちゃっていいの、これ?

(澤部佑)別にいいよ! それに関しては、情報解禁前でも別にいいよ、最悪。

(岩井勇気)だからまあ、ネプリーグだよね(笑)。

(澤部佑)言った! ネプリーグなんて、全然いいよ(笑)。

(岩井勇気)で、まあ声優さん何人かと俺っていうチームで出たんですよね。で、声優さんを紹介しながらクイズをやりあって。そうなると正直、別に俺はいらないじゃん? まあ通訳としていればいいだけで。声優さんがメインじゃん? で、俺はもう本当にだから通訳ですよね。「こういう人たちです」っていうのを紹介するみたいな。

(澤部佑)ちょっといじってあげたりとかね。

声優さんたちの通訳の役割

(岩井勇気)そう。声優さんをどう見せるか、みたいなことに終始するのが仕事なんですけど。だから、言ったら「俺が俺が」って前に出ない方がいいっていうか。サポートっていうか。「なんで通訳が前に出てきているんだよ?」っていう話になっちゃうわけでしょう?

(澤部佑)なっちゃうね。

(岩井勇気)だから、そういう心持ちで俺は臨んでいたんですよ。なんだけど、番組が始まって1問目。みんな答えていくやつで速攻で俺が間違ってアウトになりまして(笑)。

(澤部佑)最悪ですね。うん。

(岩井勇気)最悪ですよね。通訳がもう出しゃばっちゃっているわけですから。番組に出てた人はみんなね、「いや、お前が間違うのかよ!」みたいな感じになるわけ

(澤部佑)ああ、いじってくれるの?

(岩井勇気)そう。「お前かい!」みたいな感じになって。だからもう本当に逆ギレするしかないのよ(笑)。

(澤部佑)そうなったら?(笑)。

(岩井勇気)そう。「わかってますよ! 俺が一番わかっているんですよ、ムカついてるんですから! 声優さんがテレビに出る時、一番こういうやつがいらないんだよ!」ってブチギレるしかないの。本当に。それで乗り切ったよ(笑)。

(澤部佑)それはそれでまたヤバいもんね。目立っちゃってね。

(岩井勇気)で、俺が間違えて本当に変な空気になったりとか。「お前が間違うなよ」みたいな感じになるんだったら……もう答え、先に教えといてくれよっていう話じゃない? 俺からしてみたらね。

(澤部佑)こっちを目立たしたいんだったら。

(岩井勇気)俺なんかクイズ、できないんだから! 常識とか、ないんだから!

(澤部佑)岩井はクイズとかは本当にバカなんだよなー。できないんだよね。

(岩井勇気)そう。一般教養がないの。別に勉強はできたけど、一般的なみんなが知ってるようなことは俺、知らないから。

(澤部佑)それはすごい言ってたよね。ノブコブの徳井さんも昔からね。「岩井はクイズ番組、絶対にダメだ」ってね。

(岩井勇気)ダメなんだよ。変な空気になっちゃう。みんなが知っているスポーツのこととか、ニュースのこととか、そういうのを俺、全然知らないから。で、言ったらもう現代っ子だからね。一般教養がなくて、特化したことしか知らないっていう。で、だから「そもそも芸人の世界って、常識がなくていい世界じゃなかったっけ?」って俺は思うわけ。

(澤部佑)そういう風に言われていたけどね。昔からね。

(岩井勇気)いつから、芸人は一般的なことをまんべんなく知っておかなきゃいけないやつらになっちゃったんだろう?って。

(澤部佑)たしかに。それは時代で変わったのかな?

(岩井勇気)「俺、ちょっとやっちゃったな」ってなったことがひとつ、それであったんで。

(澤部佑)ちょっと反省というか。

(岩井勇気)そう。ひとつあったの。これがね、何の番組かはお楽しみに!っていうことで(笑)。

(澤部佑)言ってたでしょ? 言ってたよ、ネプリーグでしょう?

(岩井勇気)いやいや、わからないですけどね。で、声優さんがテレビに出ることが増えたんですけど。これはまあ、アニメのブームっていうのもだいぶあると思うんですよ。『鬼滅』とか『君の名は。』とかも爆発的に興行収入があって、みたいな。『鬼滅』なんて世界で興行収入が……。

(澤部佑)アメリカで1位とかね。

(岩井勇気)そんな感じで、アニメをみんな見るようになって、声優さんも人気が出てきたわけじゃないですか。もう認知もされるようになって。テレビ的にもね。で、テレビが食い付いてるっていう状況なわけですよ。で、テレビスタッフとかテレビを作る人って本当にね、これは問題なんですけど。マジで何もわかってないなっていうパターンが結構あるわけ。

(澤部佑)声優さんのことを?

(岩井勇気)そう。だから「声優さんをテレビに使おう」っていう番組の打ち合わせとかをすると「ちょっとこれはヤバいな」って思うことが多々あるんですよね。

(澤部佑)やっぱりそうか。

(岩井勇気)本番2週間前ぐらいに打ち合わせがあったりするわけじゃないですか。その時に「声優さん、誰が出るんですか?」って聞いたら「この声優さんとこの声優さんとこの声優さん、声をかけようと思っていて」っていう番組。これはほぼ成立しないですね。声優さん、基本アフレコをやっていますので。テレビに出ることが主体の仕事じゃないので。スケジュール、アフレコがもうガチガチに入っちゃってるんで。めちゃめちゃ忙しいから。だから本番の2週間前ぐらい前に「思っていて」っていうぐらいだったら、もう無理!

(澤部佑)ああ、そういうのがもうわかっていないんだ。

(岩井勇気)そう。もう大間違いだね。ギリギリでやろうとしているのは……「もう撮りに行こうと思っていて」みたいなの、それは無理。

(澤部佑)声優さんってとんでもない数をやっているんだよね?

(岩井勇気)だから本当にそういう場合は、その企画自体がなくなるか、声優さんが来なくて俺が説明するだけの回になるんだろうなって。そう思って聞いてますけどね。

(澤部佑)大抵、そうなっちゃうんだ。

(岩井勇気)そう。なっちゃいますね。あと、スタッフの人がね、「この声優さんが来るんで。ちょっとこのキャラとこのキャラとこのキャラのセリフを言ってもらえるように促してください」っていう風に、打ち合わせでそういう打診が俺にあるんだけど。「それ、アニメの許可、取りました?」っていうことなわけ。キャラの声の権利が声優さんにあるわけないじゃん? そうすると、だいたい許可は取ってないんだよ。

アニメのセリフの使用許可問題

(岩井勇気)で、大御所の声優さんとかだったら、「この人がやるなら仕方ない」って、アニメ側がそういう判断をしてくれる場合があるんだけども。長くやっている作品とかだったら、それでいい可能性があるけど。基本、許可を取らないとできないからね。だから当日、現場に行ってね、だいたい「やっぱりこれ、許可が取れなかったんで。この言ってもらうくだり、アニメのやつは全部なしで」みたいな。ほとんどがそうなるね。

(澤部佑)それ、俺も何回か、あるもん。一緒よ。カンペで出されて「振って」ってなって。それで振ったらスタジオにマネージャーさんが入ってきて。変な空気になるみたいな。「なんだよ、これ?」って(笑)。

(岩井勇気)なっちゃうよね。全然ルールが違うんだよね。

(澤部佑)「なんで把握してねえんだよ?」っていう(笑)。

(岩井勇気)で、もうひどい時は、スタジオでもロケでも現場に行って、「ちょっと一応やってもらって。後で許可を取ります」っていうパターン、あるでしょう? それって、芸人にネタやらせといて、「オンエアーできるかできないかはあとでジャッジします」みたいなことじゃん? 意味がわからないよね。

(澤部佑)めちゃくちゃ失礼だしね。

(岩井勇気)「それはないじゃん?」っていう話なの。あと、「このキャラのセリフ、やってください」っていう風に声優さんに急に言っても、あの人たちってめちゃくちゃたくさんキャラやっているから。1キャラ1キャラのセリフなんか、覚えてないじゃん。

(澤部佑)そうか!

(岩井勇気)膨大な量のセリフがあるし。1キャラ1キャラ、「このセリフ、このセリフ」って頭に全部入っているわけないじゃん? 長いセリフもあるしね。だから有名なセリフがあるキャラばっかりじゃないから。だから「このキャラ、やってます」みたいに言った時に、やっぱりスタジオとかで「とりあえず、やってみてよ!」みたいな空気になるわけよ。なるじゃん?

(澤部佑)まあ、なるね。

(岩井勇気)で、そのキャラのセリフを声優さんがバッて言うわけ。そうすると「おおう……」みたいな。「いやいや、これ、どんだけすごいシーンか、わかってないでしょう? わかってないですよね? いや、これ、今のすごいからね! そもそもアニメ、見てないでしょう? そのアニメ、見てないのに今、『やってください』って言ったでしょう?」って思うわけ。

(澤部佑)そうか。なんかわかりやすい必殺技とか、みんながみんな、あるわけじゃないからね。あるわ、その空気。

(岩井勇気)だからそのアニメが有名でも、キャラが有名なわけじゃなかったり。キャラが有名でも、めちゃくちゃ印象に残っているセリフがないとか、そういうことも結構あるから。

(澤部佑)たしかにそういうシーン、出くわしているわ。

(岩井勇気)で、なんかフワフワフワッとしちゃうわけじゃん?

(澤部佑)「やっぱ、すごいっすねー」って。

(岩井勇気)そう(笑)。「おおう……すごい」とかなっているけども。「いや、すごいって思ってないじゃん?」って。そもそもわかってないんだから。

(澤部佑)いや、言い方! 「すごいと思ってないじゃん?」って(笑)。

(岩井勇気)あと、気をつけてもらいたいのが、山ちゃん(山寺宏一)のせいで「声優さんはみんな、モノマネができる」って思っていること(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハハハッ! ああ、なるほどね。山寺さんがあれ、すごいからなー。

(岩井勇気)で、わけがわからないのが、「ちょっとルパンをやってよ」とか言う人もいるわけ。そういうことじゃないから。

(澤部佑)ひどいね(笑)。ええっ?

(岩井勇気)「そういうことじゃないじゃん? いや、クリカンさん、いるじゃん?」っていう。

(澤部佑)失礼な……。でも、山寺さんがすごすぎるからね。全員がルイ・アームストロングをできるわけじゃないんだよね。あのトランペットを(笑)。

(岩井勇気)できないからね。「それのモノマネ、してみてください」とかになると、それってたとえば俺たち芸人にさ、「大御所芸人のギャグをやってみてください」って言われているみたいなことじゃん?

(澤部佑)ああ、一緒か。めちゃくちゃ失礼だな。やりづらいし。

(岩井勇気)それと置き換えられていないよね。あと、これは気をつけてもらいたいというか、俺はすごい嫌なのが、「声優さんはみんな、いい声で仕事をしている」って思っていることが多いわけ。でも、「いい声」って言ったらさ、ケンコバさんとか大自然のロジャーとか、ああいうのも「いい声」じゃん? でも、それを声優さんができるわけじゃないじゃん? 声優さんって演技と声の技術でやっているわけ。だから、「いい声だけで仕事ができている」と思っているような言い方を声優さんにするのは、失礼じゃないかなって俺は思っているわけ。

(澤部佑)いろんな技術が組み合わされて声優さんは仕事ができているっていうことだよね。

(岩井勇気)だからいい声なんじゃなくて、声で感動をさせられるような技術を持った人たち。それが声優さんっていうことなわけ。

「いい声」問題

(澤部佑)たしかに。でも、それも聞くな。「いい声っすね」とだけ言っている人。

(岩井勇気)そう。「いい声っすね」とか。「これ、いい声で言ってください」とか。

(澤部佑)ああっ!

(岩井勇気)「いい声ってなんだよ? お前が感じるいい声、わかんねえんだよ?」っていうことじゃん。

(澤部佑)でもそれ、めちゃくちゃ見たことあるわ! そういうシーン。

(岩井勇気)だから「甘い声で言ってください」とかだったらわかるわけ。でも、いい声って意味がわからないじゃん? 「かっこいい声で言ってください」とかだったわかるけど。

(澤部佑)「かわいらしい子供の声で」とかならね。

(岩井勇気)そうそう。とか、あとはアナウンサーじゃないから。「何かを噛まずに読む」とかっていうのも違うわけ。

(澤部佑)ああ、そうか。まあ、もちろん滑舌はいいだろうけど。

(岩井勇気)いや、滑舌がよくない人もいるの。すげえ噛んでいるなっていう人もいるけど、別にそういうことじゃないから。

(澤部佑)そういう能力を求められているわけじゃないから。

(岩井勇気)ということを今、聞いているテレビマンはわかっておいてくれよっていう話(笑)。

(澤部佑)テレビマンに向けてのメッセージですね?

(岩井勇気)そう。

(澤部佑)これで岩井が全く呼ばれなくなる可能性もあるもんね。

(岩井勇気)ないね。

(澤部佑)で、全て言われたとおりに動く、薄アニメ好き芸人が出ている可能性もあるよね(笑)。岩井が出なくなって。

(岩井勇気)そうそうそう(笑)。変な空気になっちゃうこと、すげえあるんだから。

(澤部佑)そうね。相手に失礼な……っていうことが多すぎるよね。

<書き起こしおわり>

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