ハライチ岩井 MOROHA・アフロを語る

ハライチ岩井 MOROHA・アフロを語る ハライチのターン

ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でラップグループMOROHAのアフロさんについて話していました。

MOROHA BEST~十年再録~(初回限定盤)(DVD付)

(岩井勇気)先週もいいましたけどね、テレ玉で『熱波』っていう音楽番組をやっているんですけどね。ジャンルを問わず、いろんなアーティストが来るんですよ。で、トークするっていう30分の番組なんですけども。でも、一応曲を出していればアーティストとして『熱波』は見なすみたいで。この間は脳みそ夫さんが『脳みそ夫体操』っていうCDを持ってきたんだけど(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! CD出てるの? いや、人気とは聞いてましたけども……。

(岩井勇気)PVみたいなのも作って出しているんだよ。芸人がMCでさ、芸人がゲストで来るテレ玉の音楽番組、誰が見るんだよ?っていう(笑)。

(澤部佑)いや、別にいいだろ! 脳みそ夫さん、人気でしょう。めちゃくちゃ人気あるんだから。いま。

(岩井勇気)でさ、その『熱波』っていう番組で約1年前にきたアーティストがいて。MOROHAっていうラップグループなんだけど。さっき曲も流していたMOROHAっていうラップグループ。2人組でギターを弾くUKさんっていう人と丸刈りのアフロさんっていうラッパーの人。昔、アフロだったらしいんだけど、いまは丸刈りでアフロっていう名前でやっているらしいんだけど。一応、同世代で。

(澤部佑)ああ、我々と。

(岩井勇気)で、本当に最近、ドラマの主題歌とか、アフロさんなんかは声がいいからCMのナレーションとかも結構やっているんだけど。すごい熱いラップでさ、「成功してやるぞ!」みたいな歌詞が多いんだけど。すごいなんか、今風に言えば「エモい」っていう感じのエモーショナルな感じのラップグループなんだけどさ。その2人が来て、1年前にはじめましてだったから、いろいろと聞いたりして。アフロさんが「テレ玉では千鳥さんの『いろはに千鳥』に出たいです」「いや、ちょっとちょっと!」みたいなやり取りがあって盛り上がったんですけど。

(澤部佑)うん。

MOROHA『革命』

(岩井勇気)MOROHAの2人もにこやかにやっていて。でも、やっている途中でそのアフロさんっていうラッパーの方の人と話している時にちょっとだけザワッとしてさ。なんか笑顔の奥に燃えたぎるものを感じて。なんかキリッとしたものを感じてさ。で、いい感じで収録が終わったんだよ。

(澤部佑)うん。

(岩井勇気)で、DVDをくれて最後に挨拶した時、「ありがとうございました」って言った時にアフロさんが急にトーンが変わってさ。「同世代で早いうちから活躍しているのを見ていて。同世代なのにすげーなってハライチのことを思っていたけど、俺らもこれからがんばってもっとデカくなるから!」みたいなことを。

(澤部佑)熱いね!

(岩井勇気)すごい熱い人なんだよ。でも、ライブとかもさ、すげー過激で。すげー攻めたことを言うからさ。その言ってきた感じの言い方とかを考えると、「お前らも俺らは超えてやるからな!」みたいなニュアンスが入って俺には聞こえたんだよね。

(澤部佑)それぐらいビッグになるみたいな。

(岩井勇気)「いつか超えてやっからな!」みたいな感じに聞こえていたんだよね。で、俺はさ、ヘラヘラと、「いやいや、俺らなんか全然ですよ。またお願いします」みたいにヘラヘラ言ってはいたけども。すごい頭の中では「まあ、負ける気はさらさらねえけどな……」って俺はずっと思っていて。

(澤部佑)フハハハハハハッ! まあ、そうか。岩井はそう感じたのね。

(岩井勇気)すっごい水面下のやり取りが一瞬だけあったのよ。なんか。

(澤部佑)言葉には現れてないけども(笑)。

(岩井勇気)そうそう。俺らだけがわかる水面下のやり取りみたいなのが。

(澤部佑)ダダダダダッ! みたいな手の打ち合いが。

岩井とアフロ、水面下の打ち合い

(岩井勇気)いま、一瞬のうちに何回か殴り合ったな、みたいな。で、そのやり取りがまあまあ俺の頭の中に残っていて。で、結構俺らのことを意識してくれて熱い気持ちでオファーを受けてくれたんだなってその1年前に思ったんだよね。で、一方ででも俺はそんなことも知らなかったから。収録とか4本撮りとかするのよ、あれ。5本撮りとか。だから来るアーティストのことを収録前に資料をちょっと見て、ちょこちょこPVを見たりするだけで挑んでいたのよ。なんか。

(澤部佑)フフフ、まあでも、一応予習はしてね。

(岩井勇気)一応……本当にやる前に。で、気持ちとかがやっぱり違ったなと思って。熱の入りようが。MOROHAのこともロクに知らないまま収録しちゃったわって思って。その時にちょっと反省したんだよね。でもそういう番組なんだけど。初見で挑むみたいな。いろんな聞きたいことを聞くみたいな番組なんだけど、ちょっと反省して。次の収録からは前日ぐらいからアーティストのことを調べたりして。曲も聞いてから行くことにしたのね。

(澤部佑)岩井を変えて。

(岩井勇気)そうそうそう。そんなことがあって、1年たってこの間、ディレクターから「今度の収録、またMOROHAさんが来ます」って。「ああ、そうなんだ……」って。

(澤部佑)すごいじゃん。なんか。

(岩井勇気)で、「MOROHAさん側から『また出たい』って言われました」って。「えっ、なんで?」って聞いたら、「前回アフロさんがもっと岩井さんと話したいことがあったみたいで……」って言われて。「ああ、やっぱりか!」って思って。あの時に感じてたザワッとした感じは間違いじゃなかったんだって俺は思ったの。で、あの一瞬で起こった水面下のやり取りは本物だったのかって思ったのよ。

(澤部佑)そうか。

(岩井勇気)ディレクターがね、「もっと熱い話をしたかった」みたいな。「話したくて来たのに、収録中も『いろはに千鳥』に出たいとか言っちゃって公開した」みたいなことを言っていたらしいのね。で、お互いに反省していたところもあったのかな、みたいな。で、もともとかっこいいグループだけども、MOROHA自体は1年前と比べて確実にもう売れているんだよね。1年間で。で、アーティストで売れるって、タイアップを取るとかって芸人のメディアに出るとかよりも全然すごいじゃん。たぶん。

(澤部佑)そりゃそうだね。たしかにね。

(岩井勇気)だから正直、思ったんだけど。なんか自分でこんなことを言うのもあれだけど、『熱波』に出るランクではなくなっているなっていう……。

(澤部佑)フハハハハハハッ!

(岩井勇気)なんかそんな気がしたんだけど。

(澤部佑)やめろよ、自分の番組を(笑)。

(岩井勇気)いやいや、でも本当に結構売れちゃったというか。だからタイアップとかも結構あるからさ。それでも「出たい」って言ってくれているんだって思って。世間的知名度が上がったいまこそ、話せることも向こうにあるのかな?って考えたの。で、俺も今回こそはって思ってさ。だからMOROHAの曲とかPVとかライブ映像とかめっちゃ見てさ。

(澤部佑)岩井ももちろん熱くなってね。

(岩井勇気)そうそう。話すに値するぐらい予習をしていこうと思って。収録日までに準備していって、いざこの間、収録があったのよ。で、テレ玉に行って準備して行ったら、ディレクターが「MOROHAさん、来ました」って。で、スタジオに入ってきたの。そしたらギターのUKさんしかいなくて。「あれっ?」って思って。「あの、アフロさんどうしたんですか?」って言ったら、「ちょっと体調崩しちゃって。お熱が出ちゃって今日は来れなくなっちゃいました」って(笑)。

(澤部佑)ええーっ?(笑)。

(岩井勇気)「いや、来ないんかーい!」ってスタッフ全員がズコーッ!ってなってさ(笑)。

(澤部佑)ズコーッ!って(笑)。アフロさん、ズコーッ!(笑)。

(岩井勇気)UKさんと話してんの。その収録(笑)。

(澤部佑)ええーっ! 聞きたかったわ、そのアフロさんと岩井のを。

(岩井勇気)「話したかったわ!」って思って。「俺、すげー見たんですよ。MOROHAさんのPVとか、いろいろ」って言ったのよ。UKさんに。言って、「どうするんですか? このまま体調が悪かったらどうするんですか?」ってUKさんに言ったら、「いや、わかんない。解散するんじゃないっすか?」みたいな(笑)。

(澤部佑)フハハハハハハッ! UKさんはそういうノリの方なのね(笑)。

(岩井勇気)UKさんはそういう感じの方なの。すげースカされてさ。思った通りに行かなかったのよ(笑)。

(澤部佑)フフフ、その岩井の熱い気持ちはどこに向かったらいいのか……。

(岩井勇気)やり場がなかったわ(笑)。

<書き起こしおわり>

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