ハライチ澤部『NBA All-World』サービス終了直前のカオスな世界を語る

ハライチ澤部『NBA All-World』サービス終了直前のカオスな世界を語る ハライチのターン

ハライチ澤部さんが2023年10月26日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中でずっと遊んでいたアプリゲーム『NBA All-World』がついにサービス終了となってしまったことについてトーク。サービス終了直前に発生していたカオスな世界について話していました。

(澤部佑)ちょっとなかなか話すタイミングがなくてね。

(岩井勇気)うん?

(澤部佑)その終焉というか、終わりを話せずにいたんですけども。

(岩井勇気)ちょっとわかんないです。なんすか?

(澤部佑)『NBA All-World』っていうね、ゲーム、覚えてますか?

(岩井勇気)えっ、なんか言っていたよね?

(澤部佑)『ポケモンGO』みたいな、いわゆるフィールドが現実世界と……だから自分が歩いたら、ゲーム内のキャラクターも動いて。GPS、位置情報のやつと繋がっているっていうゲームで。それでNBAの選手たちと戦って、勝ったらスカウトして、自分のチームの仲間に入れてね。デビン・ブッカー、ジミー・バトラーとか……。

(岩井勇気)いや、ちょっとわかんないんですよ。それは。

(澤部佑)NBA選手がね、仲間になって。で、いろんな街中にスポットがあって。そこでランキング入りを目指してバトルをして……みたいなゲームで。私もそれにはまって、歩きまくっていたんですね。

(岩井勇気)やってましたよね。ウォーキングがてらというか。

(澤部佑)そうです。私、レインボーブリッジを渡りまくっていたんです。2時間、3時間ぐらいかけて。で、歩き回ってある日、街中のあるスポットに行ってランキングのと戦っていたら、ユーザーの名前の隣に「BOT」って書いてあることに気づくんですね。ある日、澤部は。「BOTって、コンピューターだよな? CPUだよな? あれ?」ってなって。それでパッと見たら1位から9位、自分以外が全部BOTだったっていう(笑)。

(岩井勇気)誰もやってねえ(笑)。

(澤部佑)「あれ? このゲーム、誰もやってないじゃないか。ゲーム空間に迷い込んでしまって澤部が抜け出せなくなっている!」って。

(岩井勇気)澤部が本当にゲーム空間に閉じ込められちゃったんだな。

(澤部佑)澤部が人類代表としてBOTと戦い続けなきゃいけなくなっちゃったんじゃないか。BOTと全面戦争だ! なんてね。で、いろんなさ、人が多そうなスポットも巡ったけど、全部BOTだったっていう(笑)。

(岩井勇気)誰もやってないんだよ。

(澤部佑)俺しかやってなかったんじゃないか?っていう話をして。で、ある日、ネットニュースでそのゲームのサービス終了を知るというところまで私、話させていただいてたんですよ。で、サービス終了は決まって、それがニュースになって。でも「◯◯まで」っていうのは決まってなかったの。日にちは。となると、サービス終了は発表されているんだけど、しばらくその後もできるわけよ。

(岩井勇気)お前だけのために運営してる状態になっているのね。

(澤部佑)運営してる状態だったんじゃないかな? もう全部、消化試合(笑)。全ての試合が本当に消化試合という中で……(笑)。

(岩井勇気)ひどいな。よくやる気になるな。

完全消化試合状態

(澤部佑)でも、俺は打ちひしがれながらもさ、それを続けていたの。というのもこの自分のチームにはチームレベルみたいなのがあって。それのMAXが20まであるんですよね。それはいわゆるミッションみたいなのがゲームの中で入って。「このレアリティの選手をレベルいくつまで育ててください」とか「◯万歩あるいてください」とか、いろんなそういう条件、ミッションがあって。それをクリアしていくとチームのレベルが上がっていく。で、それのMAXが20まであって、何となく俺、やっていたら13、14、15ぐらいまではポンポンと行って。「よし、これ、20まで目指そう。ゲームが完全に終わるまでに20を目指そう」って。

(岩井勇気)それ、意味ないじゃん(笑)。

(澤部佑)まあ、なったところでね、ゲームが消滅するのは決まっているけど。「20まで目指そう」っていうので俺はなんとなくずっとやってたの。で、続けていたんだけど、だんだん違和感とか。もう恐怖というかね、そういったものがゲームをプレイしていて襲ってくるというか。先週、1対1でね、1 on 1。選手が戦ったりする。それを動かしてやるんだけど。だんだん選手がカクカクしてきて(笑)。全員、動きがなんか滑らかじゃなくなってきて。で、バッと相手の選手を抜いてダンクだ!ってなって。もう両手でさ、ダンクをバコーン!ってやるんだけども、全然リンクじゃない横でダンクしていてさ(笑)。「入ってないよ!」っていう(笑)。

(岩井勇気)もうさ、バグを直さなくなっちゃっているじゃん。

(澤部佑)たぶんそういうことなんだよな。

(岩井勇気)運営がちゃんと仕事をしてないんだね。

(澤部佑)もう、それは終わってるからね。サービス終了が決まってるからね。で、さらにダンクを決めたと思って。点も入って、ダンクを決めたと思ったら、その後、あるのよ。ゴールを決めたパフォーマンスっていうのがあるんだけど。もうダンクを決めたってなったらバババババッて瞬間移動みたいして、スリーポイントラインの外にいて(笑)。バババババッ、シュシュシュシュシュッ!って(笑)。

(岩井勇気)もうさ、プレステの初期じゃん(笑)。

(澤部佑)みたいになったり。あと、点を決めてね。今度は3ポイントとか、外からのシュートを決めて。で、決めた後のパフォーマンスを選手がさ、「イエーイ!」みたいにやっているの。やってるんだけど、なんか敬礼みたいなので止まっちゃうの(笑)。敬礼をしているので止まっちゃって。

(岩井勇気)ディスク、傷つきすぎてるじゃん(笑)。

ディスクが傷ついたプレステ1ゲーム状態

(澤部佑)プレステ1のね、もうギザギザになっちゃってね。その敬礼を見て俺はこのBOT軍に乗っ取られて、言うことを聞かなくなってきてるみたいに感じて。俺の中では。もう俺の仲間のキャラクターたちの自我がなくなっちゃってるんだっていう。BOT軍の、BOT総大将への敬礼みたいな(笑)。そこで止まっちゃうみたいな。「ああ、やばい!」って。

(岩井勇気)ダークサイドに落ちちゃったんだ。

(澤部佑)で、その後もずっと俺は続けてたんだけど。街中のいろんなところにバッシュとか、その他にも何かアイテムとか、ゲージを回復するドリンクとか、そういうのももらえるわけ。で、そういうのも、なんか急激にいいバッシュがもらえるようになったりとか。今まではよっぽど、めっちゃ歩いて探さないといいバッシュとかいいアイテムには出会えなかったんだけど。急にゴロゴロ、いいバッシュが落ちてるの。なんかその辺に。「これはなんだ? 最後だからもうブワーッて?」って思って。

(岩井勇気)ただの閉店セールじゃん(笑)。

(澤部佑)俺的にはやっぱりこれは味方からの支給だと。BOT軍と戦う上での配給アイテムだと思って。これはいっぱい、全部回収して。で、なんか大会とかも開かれてるわけ。ちょっと、まあそれも別にBOTしかいないんだけど。大会みたいなのに出て、それでいい成績を残すとレベルを上げるための経験値を上げられるアイテムがもらえたりとかもするんだけど。で、それで俺がまあまあいい成績を残して。「これはいっぱいもらえるぞ」って思っていたら、経験値上げアイテムが入ってなかったの。もらえてなかったの。

(岩井勇気)もうぶっ壊れているじゃん(笑)。

(澤部佑)結果を残したのに、入ってなくて。「あれ? チームレベルを20までしたいし、これは必要なアイテムだから……」って、カスタマーセンターみたいなところに俺、問い合わせしたんだよ。

(岩井勇気)運営に?

(澤部佑)そうそう。

(岩井勇気)マジかよ? いねえよ。

(澤部佑)で、チャット……AIみたいなのとさ、チャットでやり取りしてくれるみたいなの、あるんだよね。今、そういうアプリゲームとかって。で、そこでやり取りをして。「送られてきてないんですけど」って。で、定型文みたいな、決まったのが送られてきて。それでやり取りしていって……みたいな。で、それが終わって、その数日後。本当にこれ、信じられない数の経験値を上げるアイテムが俺の手元に……もう99個ぐらいアイテムが送られてきていて(笑)。「うわっ!」って。びっくりしたんだから。

(岩井勇気)もう投げやりになってるじゃん(笑)。

(澤部佑)投げやりになっているのかな? 「もう最後だから、これいいや。出しておけ。うるせえやつがいるから、これで黙らせておけ」みたいなことなのかな? それかもう本当に、物があるのかな? 一掃しなきゃいけない在庫が……(笑)。

(岩井勇気)在庫なんかねえよ。データに。

(澤部佑)俺もデータだと思っていたんだけども。はけなきゃいけないみたいなのがさ。

(岩井勇気)マジで詐取する時ってそうだからな。

(澤部佑)それで俺、もうテンションが上がっちゃってさ。「うわっ、すごい!」って。でも、着々と終わりに向けて進んでいってるのか、みたいなね。それでもずっと続けていたらある日、ゲーム画面に「September 22 11:00」って出ているの。で、英語がバーッて書いてあって。それ、わかんないんだけど。どう考えても、これがXデーだと。9月22日、11時にこれはもう、終わる。

「ああ、やばい。いよいよ来てしまった。なんとかこの日までにレベル20にしなきゃ」って、とにかくワーッて頑張ってやってたんだけど。それでその当日を迎えてさ。そしたらチームレベルが18なんだよ。当日を迎えても。「ああ、ダメだ」ってなってね。「でも、最後まで諦めない。11時まで!」ってなって。でも昼の『ぽかぽか』があって。11時前ぐらいから「リハーサルです」みたいな。リハーサルに呼ばれて。「うわーっ! これ、リハーサルが終わったらもう11時だ。これでおしまいか……」みたいになって。

で、リハに行って戻ってきて、もう11時は過ぎている。「まあ、しょうがない。こんな最後だったか……」って思って、それで何の気なしにアプリをまたポンって押して開いたら、まだできるの。「あれ? なんかまだできる。試合もゲームもできる。あれっ? ああ、アメリカの時間か! 時差で……これ、アメリカの時間でか!」ってなって。もうちょっと、猶予があるぞ!ってなったの。で、「ここからまた、あとちょっとだけど頑張ればいけるんじゃないか?」って思ったんだけど、その日も仕事場がバーッていっぱいあって。結局、夜遅く家に帰って、すぐ寝て。で、次の日に起きたらもう終わっていてね。

(岩井勇気)無理だったんだな。

(澤部佑)そう。で、開いたらなんかもう「できません」みたいな。エラーみたいのが出ちゃうようになっちゃっていて。「うわー、最後はこんな終わりか。あっけなかったな。あの俺のめちゃくちゃ歩いた数ヶ月は何だったのか? でも、あの世界から抜け出すことができたな。あの危ないBOTワールドから抜け出すことができたから、まあまあよかったことにしよう」みたいな。そう思って、俺の中では終わったの。『NBA All-World』は。

『NBA All-World』終了

(澤部佑)で、その終わったら数日後に、プッシュ通知みたいなのがアプリから来るじゃん? 通知を切らなければさ。で、ポンッて朝、来てさ。「ポイントを貯めてコートへ繰り出せ! エネルギードリンクを集めてチームをベストコンディションに!」って。『NBA All-World』からプッシュ通知が来て。「ええっ? なんだこれ?」ってなって(笑)。

それで俺、急いで……まだアプリが残っていたからパッて押したら、別にできないの。エラーで。でも、きっと向こうがその通知を切ってなかったんだろうね(笑)。通知だけ来るようになっていて。で、「えっ? まだみんなは戦っているのか? あのBOTワールドの中で?」ってなって。急に切なくなっちゃって。そこから数日、通知だけが来るっていうのが続いて(笑)。それで、来なくなって。全く来なくなっちゃって。それでたぶんおそらく、もう全滅したんだろうね。残っていた、うちのチームが。

(岩井勇気)お前、危なかったな。なんか、本当にそのサービス終了する時間までゲームをやってたら、閉じ込められたよ?

(澤部佑)その瞬間、やってたら?

(岩井勇気)やってたら。出られなくなっていたと思うよ?

(澤部佑)寝ていてよかったか。

(岩井勇気)危なかったよ。

(澤部佑)「うわっ、うわぁーーーっ!」って?(笑)。

(岩井勇気)そう。現実に戻ってこれなくなっていたよ。

<書き起こしおわり>

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