ハライチ岩井 M-1決勝戦前日のパンサー向井との食事会を語る

ハライチ岩井 M-1決勝戦前日のパンサー向井との食事会を語る ハライチのターン

ハライチの岩井さんがTBSラジオ『ハライチのターン!』の中で、M-1敗者復活戦の前日にパンサー向井さんと食事に行った話について話していました。

(岩井勇気)だから、M-1の前日。夜ね、空いていたんですけど。「なんもやることねえなー」って。家でテレビとかを見ながら。ながら見しながらボケーッとしていたら、携帯が鳴って。LINEが来ているわけ。「おっ、誰かからLINEが来た。誰だ?」って思ってみてみたらさ、パンサーの向井くんなんだよ。「おおっ、うおっ、うーおっ!」ってなって。

(澤部佑)なんだよ、そのリアクション。気持ちわりーな。

(岩井勇気)「来た!」って思って。「えっ、なに?」って思ってさ。

(澤部佑)しょっちゅう連絡、取り合ってるんだろ?

(岩井勇気)いやいや、でも、向こうからよ。こっちから送ることはあっても、向こうから来てるのよ?

(澤部佑)気持ちわりいな……(笑)。

(岩井勇気)で、開けてみたらさ、「M-1前日だけど、よかったらメシ行かない?」っていうわけ。「いーっ!?」って思って。

(澤部佑)M-1だから、そりゃあ。断るでしょう?

(岩井勇気)いや、それはもうすぐに「行く!」って返信してさ。「行く、行く、行く!」って。

(澤部佑)断れよ!

(岩井勇気)「行く」の三連発よ。

(澤部佑)「行く、行く、行く!」って? なんだよ、それ?

(岩井勇気)返信して。で、そこから待ち合わせまで2時間強ぐらいあったんだけどさ。もう、だから1回シャワーを浴びて。シャワーを浴びなおして。で、歯を磨いてさ、ヒゲを剃って。化粧水、乳液をしてさ。

(澤部佑)整えてる……。

(岩井勇気)で、その後にコロンをつけてさ。で、服のコーディネートをいろいろとためして。「これじゃない、これじゃない……」って。

(澤部佑)デートだ……。

(岩井勇気)で、その後はシミュレーションをして。髪をセットして。で、ストレッチして。

(澤部佑)ストレッチ!?

(岩井勇気)筋を痛めないように、ストレッチして。

(澤部佑)なんの時に!? どういうこと? はっ?

(岩井勇気)で、ちょっと家の周りを走って。

(澤部佑)なんで!?

(岩井勇気)で、「少し汗かいたな」って、シャワーを浴びて。

(澤部佑)もう1回浴びてる! なにしてんの?

(岩井勇気)で、着替えてさ。

(澤部佑)えっ、なに? セックスすんの? 向井くんと。

(岩井勇気)で、その後にストレッチして、気持ちを作ってさ。で、家に来るかもしれないから、家を掃除して。なんかお香を焚いて。ね。

(澤部佑)「ね」じゃないよ!

(岩井勇気)そんなこんなしてたら、妙に緊張してきちゃってさ。で、「これはちょっとサシじゃしゃべれなくなっちゃったな……」なんつって(笑)。

(澤部佑)なんでだよ!(笑)。

(岩井勇気)で、急いで後輩の(ガネーシャ)設楽敏樹っていうインド人に電話してさ(笑)。

インド人・設楽敏樹

(岩井勇気)インド人の後輩がいるんだけど、「今日、空いてる?」なんつってさ、「空いてますよ」って言うから、「パンサーの向井くんとメシに行くんだけど、一緒に行ってくれない?」っつって。そしたら、「いいですよ!」っていうもんだから、敏樹も誘ってさ。で、俺が店を予約しなきゃっつってさ。

(澤部佑)フフフ、その敏樹は第二のとしボーイっていうことで。いいの? なんか最近ちょろちょろそいつの名前、出てくるね。

(岩井勇気)設楽敏樹とよくメシに行ってるから。そうよ。インドのとしボーイだから(笑)。

(澤部佑)フハハハハッ! 見つけてるじゃん、第二のとしボーイを知らない間に(笑)。

(岩井勇気)もう完全にフォルムは一緒だから。インドのとしボーイ。

(澤部佑)ぽっちゃりしてるね。うん(笑)。

(岩井勇気)で、その後に俺が店を予約しなきゃって、食べログでいろいろと店を調べて。ちょっとおしゃれなジビエ料理のお店にさ、したんだけど。

(澤部佑)おしゃれ。

(岩井勇気)で、待ち合わせ場所に行ったらインド人が来てさ。その後に向井くんが来たんだけど、かわいいベージュのニットなんかを着ちゃってさ。「あいかわらず、あざといね」なんて思ってさ。

(澤部佑)うん(笑)。

(岩井勇気)で、ジビエ料理の店に行ったんだよ。そこが、ジビエ料理のジビエの焼肉のお店でさ。とにかくいろんな動物の肉を焼肉で食えるみたいな。七輪がテーブルに置いてあるんだけど。ニホンジカ、エゾジカ、イノシシ、クマ、イノブタ、キジとか、いろんな肉があるんだけど。その日のよって入ってきている肉が違うんだけどさ、その日がエゾジカとイノシシとキジが入ってきていて。

(澤部佑)すごいね。

(岩井勇気)とりあえず、全部頼んでみようか?って。で、あとは普通のご飯がメニューになくてさ。麦飯だけだったから。その店では麦飯がご飯として置いてあるような感じなんだけど。「じゃあ、麦飯を3つください」って店員に言ったら、店員が「すいません。麦飯があと少ししかなくて。一杯分しかないんですよ」って言うから、「いや、麦飯にするからだよ……」って思ってさ。

(澤部佑)フハハハハッ!

(岩井勇気)しょうがねえから。一杯しかねえから。「じゃあ、向井くん食べな」っていう風に譲ってさ。で、敏樹にも「おい、いいよな?」って言って(笑)。「いいよな? 向井くんが食べるでな?」って言ってさ。で、肉が来て。結構ジビエの肉って血の気の多い色をしてるのね。

(澤部佑)いや、そうだよ。で、イメージでは臭そうな……。

(岩井勇気)で、豚とか牛とかとも違う色をしていて。店員がさ、置いていく時に「絶対にこれはよく焼いて、焼き切ってから食べてくださいね。ジビエなんで、なにかあるといけないんで」って言うわけ。「ああ、そういう感じなんだ」って。……絶対にM-1の前日に来るところじゃないんだよ(笑)。

(澤部佑)フハハハハッ! まあ、そうね。もしなんかあったら。

(岩井勇気)「ヤバいんじゃないか?」ってことになって。で、焼いて食べてみたら、まあ美味いわけ。どれもクセがあるけど、味が凝縮されている感じで、クセが逆に美味い、みたいな。

(澤部佑)なんか濃い感じね。

(岩井勇気)そう。イノシシは味の濃い豚みたいな味なのね。で、キジは鶏肉に近いんだけど、歯ごたえがある感じで。で、エゾジカがもう、みんな全員、この意見に同意したんだけど。サワラの西京焼きなの。ほぼ。味が。

ほぼサワラの西京焼き

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)「うわっ、サワラの西京焼きだ!」みたいな感じになって。

(澤部佑)食感は違うでしょう?

(岩井勇気)いや、食感もそうなのよ。

(澤部佑)嘘だ!

(岩井勇気)魚の食感なのよ。

(澤部佑)はあ?

(岩井勇気)「サワラの西京焼きだ!」なんつってさ。

(澤部佑)嘘だ!

(岩井勇気)いや、本当。本当。マジなのよ。で、すっごい似ているんだよ。サワラの西京焼きと。食感もサワラの西京焼きだし。味もサワラの西京焼きだし。「サワラの西京焼きと並べたら、どっちがサワラの西京焼きかわかんねえな」なんて言って。

(澤部佑)サワラの西京焼きだよ!

(岩井勇気)いや、サワラの西京焼きとわからない。本当に。

(澤部佑)見た目でわかるじゃん!

(岩井勇気)いやいや、サワラの西京焼きよりサワラの西京焼きだから。あっちの方が。エゾジカの方が。

(澤部佑)はあ?

(岩井勇気)サワラの西京焼き。完全に、もうサワラの西京焼きがエゾジカとして出てきてもわからない。だから。

(澤部佑)なに言ってんだよ? こんなやべーやつとさっき、厚揚げ論争していたのか、俺は。

(岩井勇気)たぶん世の中のサワラの西京焼きの2割ぐらいはエゾジカだと思うんだけど(笑)。

(澤部佑)違うわ! 見た目が違うじゃん、だって。ダメなんだよ、食べ物を食べ物でたとえたら(笑)。それは禁じ手だから。

(岩井勇気)でさ、「美味いな!」なんて言って。で、おすすめのメニューに煮込みがあったから。店員にも聞いて、「あとなんか、変わったものありますか?」っつったら、「うちは煮込みがおすすめなんですよ」っていうから、煮込みを頼んでみて、来たの。そして、「あ、来たな」なんて。もうトロットロなわけ。で、食べてみたらすっげー柔らかくて、めちゃめちゃ美味いんだよ。で、「すげえ美味いな! 結局この煮込みがいちばん美味いじゃん!」みたいな感じになって。

(澤部佑)いいねえ。

(岩井勇気)「美味い! 美味い!」ってすぐにみんなで食べ終わっちゃって。でも、食べ終わったけど、結局これは何の肉だったんだろう? どの肉だったんだろう? エゾジカ、イノシシ、キジのどの肉のやつだったんだろう?って思って、ちょっと店員来たら聞いてみようって。「すみません、この煮込みは何の肉なんですか?」って言ったら、煮込みだけ牛なの(笑)。

(澤部佑)フハハハハッ! なんでだよ!

(岩井勇気)「牛がいちばん美味えじゃねえか!」ってなって(笑)。

(澤部佑)結局、いつもの味に帰ってきちゃったよ(笑)。

(岩井勇気)「結局、牛かい!」ってなっちゃって。で、出てさ。「牛かい!」って言って出てさ。

(澤部佑)「牛かい!」っつって店を出たの? フハハハハッ!

(岩井勇気)そう(笑)。「牛かーい! お会計、お願いします!」って(笑)。でさ、もう一軒飲みに行って、結構ベロベロで23時半ぐらいに……。結構ベロベロで帰ってさ。

(澤部佑)何してんだよ、M-1あるのに。

(岩井勇気)結構ベロベロで帰ってさ。で、寝て。で、次の日はM-1ですよ。会場入りしたらなんかさ、楽屋で佇んでいたらお腹がゴロゴロしてきてさ。

(澤部佑)ええっ?

M-1直前にお腹ゴロゴロ

(岩井勇気)お腹、なんか痛くなってきちゃって。「ヤバいな。なんか、お腹痛くなってきちゃったな。ヤバい、ヤバい、ヤバい……」って。どんどん痛くなってきちゃって。「痛い、痛い、痛い……」って。ちょっとゴロゴロしてきちゃって。ネタ前にピークになっちゃってさ。

(澤部佑)ええっ?

(岩井勇気)「うおーっ! ヤバい、ヤバい!」って急いでトイレに駆け込んでさ。個室に入って、ズボンを下ろしてウンコしたらもうゆるくてさ。

(澤部佑)ええっ!?

(岩井勇気)でも、ネタ前だから急いでいて。で、お腹痛いのもあって、すごい焦っていてさ。で、ウンコだけに集中していたから、大便器に座っているんだけど、ズボンをお尻の部分だけ下ろして座っていたの。ウンコすることしか考えてなかったから。だから、ウンコしているのと同時に、普通にウンコに集中していたから、おしっこも出ちゃっていて。

(澤部佑)えっ?

(岩井勇気)ズボンがお尻しか下ろしてないから、全部パンツにぶっかかってさ。

(澤部佑)ええっ? うわっ、汚えよ……。

(岩井勇気)ビショビショになっちゃって。「うーわ!」って思っている間に、「ハライチさん、お願いします!」って。

(澤部佑)ええっ!

(岩井勇気)「ヤバい、ヤバい、ヤバい!」ってなって。

(澤部佑)(M-1のテーマ曲 Fatboy Slim『Because We Can』)「ヤバイ、バイバイバイバイバイバイッ!」って?

(岩井勇気)「ヤバイ、バイバイバイバイッ!」ってなっちゃってさ(笑)。で、どうしようもないからさ、もうパンツがビショビショだから。

(澤部佑)嘘だ?

(岩井勇気)もうパンツをバッて脱いでさ。で、ズボンを穿いて。で、楽屋にパンツを干して。猫の顔のパンツだったんだけど。干して、バーッて急いで舞台に出たから、俺ノーパンでネタをやってたんだよ(笑)。

(澤部佑)フハハハハッ! あの俺の隣、ノーパンだったの?

(岩井勇気)ノーパンでネタやってんだよ。ヤバかったんだよね、だから。

(澤部佑)ノーパン漫才?

(岩井勇気)そう。だからすげーリラックスしてできたと俺は思ってんのよ。

(澤部佑)なんでだよ! 逆にリラックスできねえだろ?

(岩井勇気)いやいや、はじめてノーパンで漫才をやりましたよ。

(澤部佑)どうだったの? ノーパン漫才やってみて。

(岩井勇気)いや、ノーパン漫才をやって、やっぱり開放的に漫才ができましたけども。結果ね、敗者復活戦で終わってしまったわけじゃないですか。

(澤部佑)まあ2位だったからね。

(岩井勇気)ということで、どちらも「はかない」結果になってしまいました……。

(澤部佑)クウーッ! なんだ、こいつ……(笑)。

(岩井勇気)フハハハハッ!

(澤部佑)なんだ、こいつは……。上手い!

(岩井勇気)来年はこれで行こうと思っています。ねづっちスタイルで(笑)。

(澤部佑)この感じのネタで(笑)。

(中略)

ラジオクラウドでの追加トーク

ハライチのお二人がラジオクラウドの中でもM-1ノーパン話の続きをしていました。

(岩井勇気)で、だからさ、おしっこ問題があって、パンツがビショビショになってさ。

(澤部佑)すごいね、それ。なんかお前、そういえば真剣な顔をしてトイレ行き来していたな。そんなことしてたんだね。

(岩井勇気)で、なんかビショビショになって、猫の顔のパンツをさ……。

(澤部佑)どこに干してたの?

(岩井勇気)楽屋のハンガーラックのところに、パンツと見えないように干してさ。布というか。猫のハンカチみたいな感じに見えるように干して。でもさ、ダメだからっつって。「これ、パンツ穿いてないのは嫌だな」って思って。だからネタが終わって結果発表までに1回、パンツを持って家に帰ってさ。

(澤部佑)ああーっ。

(岩井勇気)俺、帰っていたでしょう?

(澤部佑)帰っていたね。だから、なんか急いでたんだ。俺と小宮さんと柴田の3人でご飯食べに行こうって。お客さんもいるし、タクシーにパッと乗って行っちゃおうって。で、「タクシーが来た。空車、はい、手を上げて……」って止めようとしたら、岩井が猛ダッシュで俺らの前に割り込んで、タクシー止めて乗っていったんだよね。……ノーパンだったからか(笑)。

(岩井勇気)そう。ノーパンだったからだよ。

(澤部佑)だからなんか、あんな焦っている感じだったんだ。

(岩井勇気)で、バーッて帰って。すぐにさ、洗濯機にパンツをブチ込んで。ズボンもちょっと濡れちゃっていたからさ、ズボンもブチ込んでさ。で、下半身だけシャワーをビャーッてやって。

(澤部佑)ああ、そうね。洗って(笑)。

(岩井勇気)本当なんか、赤ちゃんみたいな感じで(笑)。

(澤部佑)本当だ。赤ちゃんと一緒だわ。そうか。

(岩井勇気)で、そんなのすぐに終わるよね。で、2時間空いていたから。10分ぐらいでそれは終わって。「ああ、空いちゃったな」って、なんかまったりとしちゃって。普通に自宅で。結果発表までの間なのに。「なにしようかな?」ってテレビとか見てさ。で、「お腹すいた」っつって、普通にトーストとか焼いて、ジャムとかつけて食べたりしちゃって(笑)。

(澤部佑)リラックスタイム。勇気のリラックスタイムを過ごしてるんだ。

(岩井勇気)そう。で、そんなこんなしてたら、「なんか、行きたくねえな」ってなっちゃってさ(笑)。

(澤部佑)フハハハハッ! いや、たしかに不思議な空気だったよね。敗者復活って。また我々も久しぶりだったしね。

(岩井勇気)で、また楽屋のタバコの煙がすごいからさ。

(澤部佑)すごいね。うん。

(岩井勇気)だからもう、なんかよりリラックスしていこうって思って、チャリンコで行ってさ。

(澤部佑)チャリンコで来てたね(笑)。うん、ありましたね。

<書き起こしおわり>

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