千鳥 努力ゼロの漫才ネタ作りを語る

千鳥 努力ゼロの漫才ネタ作りを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

千鳥のお二人が2023年10月18日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。「マジで努力したことがない」というノブさん、大悟さんが佐久間宣行さんと漫才のネタ作りについて話していました。

(佐久間宣行)続いてのメール。宮崎県の方。「千鳥のお二人に質問です。僕は今、大学生でとても暇です。時間だけは無限にあります。今、もし大学生になったら何をしますか?」っていう。とにかく時間がある暇な若い時だったら何をするか?っていう。

(大悟)なるほど。大学、行ってねえからな。

(ノブ)もう、だからその時の俺らはパチンコ・パチスロオンリーか。

(佐久間宣行)パチンコ・パチスロ、昼から酒飲んで。それでオーディションに行ってたんでしたっけ?

(ノブ)そうそう。全然そんなんもしてましたし。

(大悟)昼まで飲んでたしな。

(ノブ)それが結局、最高なんですよね!

(佐久間宣行)昼まで飲むのが?

(ノブ)いや、もう人間の欲を全部出すっていう日がやっぱり最高で。なんか映画を見るのも勉強してるじゃないですか。「この今のシーン、なんかトークで使えそう」とか。「ここは単独ライブのエンドロールで今の感じ、なんかおもろそうやな」とか、結構考えちゃってるから、映画もなんか仕事になっちゃうんですよ。だから、この前とかはもう仕事が続いてて。「やっと休みや!」っていう時には朝イチで起きて池袋のマルハンに行って。朝から晩までパチンコ、パチスロ、全部やって。で、帰りに蒙古タンメン中本でめちゃくちゃ辛いのを食って、腹パンパにして「うぇーい!」って帰ってくるのが最高っ!っていう感じで(笑)。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(ノブ)もう、逆人間みたいな。逆社会みたいな。社会に反するみたいな。

(佐久間宣行)「人間としてダメだな」って言われるような感じの生活を。

(ノブ)それをフルでやるっていうのが最高だから。その19歳、20歳って、ほぼそんな感じやったもんな?

(大悟)その時はでも、それがつらいんかもしれんけどな。「なんてことをしてるんだ」っていうのが。それを若い時にやると。今、あえてやるとたぶん楽しいけど。

(ノブ)そうね。

(佐久間宣行)今、あの頃の自分を見ると、かわいいですか? やっぱり、そのダメな生活を送っていた自分は。

(ノブ)ダメダメで。

(大悟)でも、あれがもしずっと続いてたと思ったら、ぞっとしますけどね。

(ノブ)でもあの頃、大悟と努力したなって思う瞬間って、パチンコ屋の設定6の日の時に5時間ぐらい並んだことぐらい?

(大悟)朝の5時ぐらいから。

(ノブ)朝の5時から10時まで並んだっていう。あれが一番で。

(佐久間宣行)2人で?(笑)。

朝5時から10時までパチンコ屋に並んだのが最大の努力

(大悟)これ、あんまりラジオ聞いてる若い人たちがね、あれするとあれですけど。ワシとノブってマジで……マジで努力したことないよな?

(ノブ)まあ、ないっすね。

(大悟)なんかお笑いに関しても「すっげえ頑張ったな!」っていうのは、あんまりないよな?

(ノブ)ないと思いますね。根を詰めてネタ合わせをぎっちぎちにして……とかは。

(佐久間宣行)ライブで磨いて磨いて……みたいなのは?

(大悟)なんか2人とも「これ、やろうぜ!」っていうのが恥ずかしいから。だから単独ライブとかの前のネタ合わせとかも、ほんまにダメダメで、ギリギリ。その朝ぐらいにようやく……まだできてないけど2人で「できた、できた!」なんつって。

(ノブ)どっちかが「できた、な?」って言うの待ちで。「なあ、できたできた」って。

(佐久間宣行)でもどっちかがそういう、急かす方だったりするじゃないですか。コンビって。

(大悟)だからどっちかがしっかりしてたら、喧嘩してると思います。

(ノブ)そうそう。基本、なんかそうっすね。「打ち合わせ部屋に集まろうか」っていうのも、俺らの中では結構な努力やな。

(大悟)努力。もうその時間を決めようとしてるのがだいぶえらい。

(ノブ)だいぶ努力してて。で、入ってきて、大悟が何かしゃべり出す。それに俺が突っ込んでいくっていうのをもう一晩、繰り返して。どっちかが「うん、できた、できた」って。

(佐久間宣行)台本って、作らないんでしたっけ?

(ノブ)台本はないですね。

(佐久間宣行)じゃあ、2人で覚えているっていうこと? やり取りして「できた」って。

(ノブ)そうです。

(佐久間宣行)忘れちゃいません?

(大悟)でも、忘れることはないっすね。でも、その途中とかは「ああ、ここはまあ、できるわ。そのうち、考えたら」みたいなんで、ガバガバな漫才しか作ってないっす。

ガバガバな漫才しか作ってない

(ノブ)なんか「ラストのたたみかけ、ここ5個ぐらい」って。なんか、俺の感覚で。「ここ、5個ぐらい段積みしたいな。で、スパンと終わりたいな」っていうので2個ぐらい出ていて。「あと3つなー」って2人で考えたら大悟が「まあ、明日までに3つ、考えとくわ」って(笑)。で、俺も「いや、それはあかんやろう? 今、やろうや」とも言わないし。「うん、たのむたのむ」みたいな。で、本番、舞台上で聞くみたいな。

(佐久間宣行)えっ、本番舞台上で聞く!?

(ノブ)全然あります。

(佐久間宣行)「明日までに考えとくわ」が舞台上まで?

(大悟)舞台上で初ボケみたいな。

(ノブ)そんなのもあるから。

(佐久間宣行)だから、千鳥の漫才ってノブさんが本気で笑っちゃうところがあって面白いっていうのもありますよね。

(大悟)だから今考えたら、そりゃM-1は取れんわな。

(ノブ)それは取れん。

(大悟)あんな作り方の漫才でM-1が取れるわけがない。

(佐久間宣行)っていうか、その作り方の漫才でM-1の決勝まで行っているのがすごいですよ。

(ノブ)だからもう、選んでもらったっていうだけですよ。

(佐久間宣行)なんでしたっけ? 千鳥がたまに言う「トップバッターでめちゃくちゃ滑った」っていうのは?

(ノブ)めちゃくちゃありましたよ。

(大悟)2年連続最下位。

(ノブ)2年連続最下位もありましたし。

(大悟)そんな漫才をやるやつは、なんか平気な感じで余裕で漫才やらないとダメなのに、そういう漫才のネタを持ってるやつが緊張して4分にまとめておもろいわけがない(笑)。

(ノブ)で、顔はガッチガチのままやって。

(佐久間宣行)たしかに(笑)。あのM-1の時の千鳥、顔面蒼白でしたもんね。

(ノブ)顔面蒼白で。で、やっとM-1期が終わって『THE MANZAI』ってなった時に、たまたまできたんですよ。智弁和歌山みたいな。高校野球部……はくべいのネタかな? それがたまたま、賞レースっぽかったんよな。

(大悟)ちゃんと段積みして。

たまたま賞レースっぽいネタができた

(ノブ)それも賞レース狙って作ったんじゃなくて、ちょっとっぽい、ボケがいっぱい入った段積みのやつができたからたまたま、あれも運よくはまっただけで。取りに行こうなんて本当にしてないから。だから努力はしてないんですよ。囲碁将棋とか、すげえなと思いますよ。全部計算されて。

(佐久間宣行)きれいに組み立てた漫才ね。

(ノブ)面白いし。

(大悟)でも、努力はした方がいいよとは思いますね。

(ノブ)絶対にしなあかん。ただの遠回り。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! ただの遠回りね。

(大悟)この子、「今すごい時間だけがあるんです」って言ってる時点でワシらっぽい人間やと思う(笑)。

(ノブ)そうそう。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ! たしかにね(笑)。

(大悟)もう何もしてないんやろうな。

<書き起こしおわり>

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