菅田将暉さんが2021年3月8日放送のニッポン放送『菅田将暉のオールナイトニッポン』の中で星野源さんからギターの弾き方を習った『くだらないの中に』を有村架純さんに教えた疑惑について釈明していました。
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— 菅田将暉のオールナイトニッポン (@AnnSudamasaki) March 8, 2021
(菅田将暉)そんな中、こんなメールが来てます。「菅田さん、先週の『星野源オールナイトニッポン』はお聞きになられましたか? 先週の放送がちょうど源さんの楽曲『くだらないの中に』の発売から10年だったため、ラジオで流していたのですが、リスナーからの『菅田くんが有村架純ちゃんにこの曲の弾き方を教えたらしいです』というメールに対して源さんが『おい、これネットニュースで見たぞ? 弾き方を教えてくれって菅田くんに言われたから全部、弾き方の動画まで撮って送って教えたのに……これ、架純ちゃんに教えるためだったのか、菅田っ!』とお怒りのご様子でした(笑)。さらにそのレクチャー動画を保存し忘れ、もう1度その動画を源さんに送ってもらったそうじゃないですか(笑)。架純ちゃんには源さんから直接、教えるらしいので菅田さんからはもう教えなくて大丈夫だそうです(笑)」。
ふう……参ったな……。いやー、参ったな。バレたか……。いや、これはちょっと……「バレる♪」ですよ。フハハハハハハハハッ!
Creepy Nuts『バレる』
(菅田将暉)「バレる♪」ですよ。いや、これ、バレたかー。ヤベえなー。どうしようかなー? これがバレるとな、いろいろと他にも……他にもバレてないのがあるんだよな。この方法っていうか……いや、まだね、他にバレてないのがあるんですよ。たとえば……Creepy NutsのR-指定にいろんな、「このラッパーってどうなんですか?」とか。ラップの仕方とか、フロウとかのことを聞いたり。ラップ専門用語とかを聞いたりして、それを他のところで、その知識を披露しているとか。フハハハハハハハハッ!
「あのラッパーってどうなんですか? FORKさんってどこがすごいんですか? ああ、へー!」なんて。で、そこでインプットした情報を他のところで……「やっぱりFORKさんってこういうところ、あるらしいで? ICE BAHNの時、こうやから……」みたいな(笑)。とかな、ヤバいなー。Creepy Nuts、マジでなー。そうかー。
あそこ、本当にちょっとな、松永さんとかもな、一緒に曲を作ってリハした時に俺、結構DJのこととかを聞いたんですよ。ターンテーブルのこととか。「ちょっと触らせてくださいよ。これ、なんなんですか?」「これはこうで……」「ああ、こういう難しさがあるんすね」って。で、松永さんも優しいから、「こうやったらもっと上手くなるよ」とかっていう、その情報を他のところで……フハハハハハハハハッ! 他のところで「ターンテーブルってやっぱりね、このスクラッチが……やっぱり基本でいて、一番難しいで?」みたいなのとか言ったからなー(笑)。
やっぱりその道のプロに聞いて、その知識を他で使うっていう俺の技がバレたなー(笑)。いやー、マジか。そうね。そうなー。仲野太賀とか、やっぱり映画、詳しいからさ。「なにを見といたらいい? 今、なにが熱い? 玄人はなにを見るべきなん?」っていうのはここ10年ぐらいやってるし。で、そこで得た知識を他のところで……「やっぱりグザヴィエ・ドランは……」とか(笑)。「ホアキンは10年前から俺は好きやったし……」みたいな。『ジョーカー』の時に「ほらな!」って(笑)。
とか、山田孝之さんにはお寿司屋さんを聞いたりとかね(笑)。「やっぱり銀座のあそこがいいらしいで」とか「スペイン料理やったここやで」とかっていうのな、やっぱり他でグルメぶる時に使っていたりしたのにな。これはちょっとな……石崎ひゅーいくんにギターを習ったりとか。小栗旬さんにハリウッドのことを聞いたりとか(笑)。「ハリウッドってやっぱりね、1テイクで90回ぐらいやるらしいね。でもね、向こうの人たちはなんとも思わず毎回、同じように90回ぐらい酔っ払った芝居とかするらしいで。やっぱりだからああやって1カット、1カット、精度が上がってるんやな」って(笑)。1回もその景色を見てないのに(笑)。
あーあ、本当に……でも、やっぱりそうね。うん。でも、やっぱり大人じゃない人にバレるとこういうのってめんどいけど。よかったよ、星野さんで。星野さん、やっぱり大人やから、よかったな。優しいしな(笑)。いや、これは違うねんって! これは違うんですよ。いや、違うのよ。そもそも、これは冤罪なんですよ。映画の撮影時期は1、2月で。その時、有村さんにたしかに『くだらないの中に』が好きっていうから教えたり……「教えたり」っていうか、僕が教えたのはコード表の見方とかですよ。弾き方なんてわからんから。
で、ちょっとやったりとかさ、そういうシーンもあったし。でも、本当に星野さんは優しくて。動画を送ってくれたんやけど、それはあの後の4、5月の非常事態宣言下の時にね、わざわざ星野さんが送ってくれて。「この間、現場でこんなでしたよ。『くだらないの中に』をやっていたんですよ」って言ったら、「ああ、そうなの?」って。そのやり取りの中で送ってくれたっていう経緯で。だから時系列がちょっとね、全然違うんで。あの、違うんですよ。だからたしかに架純にハリウッドの話とかしたりしたけど。おすすめの映画の話とか、お寿司屋さんの話はしたけど、星野さんに習ったギターの弾き方は教えてないし。
その時にはまだ教えてもらってないから。俺、星野さんからは。だから、そこはちょっと違いますよっていうのはね、ありました。いやー、バレるねー! 俺のこの10数年の芸歴により得た素晴らしいその道のプロたちの技術を聞いて他でやるっていうインチキ俳優の(笑)。俺のこの情報源……ちょっとなー、バレたなー(笑)。でも、ちょっとせっかく仲良くなったのでね、皆さん。これからも仲良くお願いします(笑)。
(中略)
(菅田将暉)メールです。「さっきあなた、『誰かに似てるねって言われると腹立つ』って仰ってましたが、あなたはいろんな人に似ている、パクリゴミカス受け売り二番煎じマンだったんですね。幻滅です」。フフフ(笑)。いえいえ、違うよ。その、他の人から吸収して、それを他のところで使うっていう。言わば、コピー能力ですから。『HUNTER×HUNTER』で言うところのクロロ・ルシルフルとか。『NARUTO』で言うとカカシ先生みたいなことやから。これはもう、ここまで来れば、これはもうチートですから(笑)。コピー能力っていうのはもう数多ある少年漫画でチートですからね。
少年漫画の定番、コピー能力
(菅田将暉)『テニスの王子様』で言うと、仁王とか。もう最強って言われてますから。手塚の能力とかね、全部使えるし。『黒子のバスケ』の黄瀬だってそうですよ。「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」だっけ? お前らが一番憧れるやつよ?(笑)。コピー能力が一番強いんやから。主人公をいつだって助けるねん。そらもう、間違いないですよ(笑)。で、「似てる」と「コピー」は違うからね。模倣の先にオリジナルがあるから。これはもう、そりゃそうですよ。僕らのやったことなんて、全部模倣なんですから。名残(NAGORI)です。フハハハハハハハハッ! なに? うん、どうした? だから今、この世にあるものなんて全てなにかの模倣であり、名残です。それぐらい、しゃあないですよ。新しいことなんて、模倣の中からしか出てこないですからね。
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— 菅田将暉のオールナイトニッポン (@AnnSudamasaki) February 16, 2021
<書き起こしおわり>