田中康夫さんが2021年2月27日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中で丸川珠代男女共同参画担当大臣ら自民党の議員たちが連盟で地方自治体の議長たちに選択的夫婦別姓制度導入に賛同する意見書を地方議会で採択しないよう求める文書を送っていた件について話していました。
(田中康夫)あと、その丸川珠代さんがもう1個……丸川さんって夫婦別姓の反対論者なんですよ。だけど、実はご結婚をなさっていて。戸籍上は「大塚珠代」さんなんですよ。ご主人も衆議院議員の大塚拓さんで。で、その夫婦別姓反対論者の大塚珠代さんが丸川珠代さんの名前で全国の自民党系の40道府県議会の議長たちに対して、その自民党の有志の議員たちが「選択的夫婦別姓制度に賛同するような意見書を地方議会で採択するな」という文書を送ったわけ。
だから夫婦別姓がいい・悪いは別として、「夫婦別姓を選択できるようにしてください」という意見書を都道府県議会とか市町村議会で通してほしいということに対して、「それを拒否しろ」という文書を自民党の有志の議員たちが送ったんだけども。その中に名を連ねていた丸川珠代さん。「選択的夫婦別姓制度を導入するな」っていう文書に「大塚珠代」ではなくて「丸川珠代」という名前で、男女共同参画担当大臣が名前を連ねているっていうね。
(土屋伸之)わけがわかんないですよ。
(田中康夫)いやいや、すごいよね。
「丸川珠代」で文書に名を連ねる
【全文】夫婦別姓反対を求める丸川大臣ら自民議員の文書、議員50人の一覧
自民党の国会議員有志が地方議員に送った選択的夫婦別姓制度導入に反対する文書には、就任前の丸川珠代男女共同参画担当相のほか、高市早苗氏、山谷えり子氏ら閣僚経験者らが名を連ねていたhttps://t.co/pYgC13kDrZ
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) February 25, 2021
<書き起こしおわり>