オードリー若林 後輩芸人とつるまない理由を語る

オードリー若林 後輩芸人とつるまない理由を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリー若林さんが2021年2月20日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で後輩芸人とあまりつるまない理由について話していました。

(若林正恭)俺ね、それでもう、Hi-Hi岩崎さんと毎日電話を……もう40分ぐらい電話しているんだけども。

(春日俊彰)長えな! そんなに話すこと、ないだろうよ、おじさん同士が。

(若林正恭)もうケガをした膝の話以外にもなっているんだけども。昔話とかになってくるんだけども。

(春日俊彰)ジジイじゃねえかよ、そんな……(笑)。

(若林正恭)20代のさ、芸人の頃の話。それで、なんかの話の流れでトム・ブラウンがさ、『オドぜひ』にこの間、来たじゃない? その時に……これ、どう思うか、この話を聞いてほしいんだけども。「なんで同じ事務所の芸人さんでつるまないんですか?」って俺と春日、聞かれたじゃない?

(春日俊彰)はいはい。ケイダッシュステージの中でっていうことでしょう?

(若林正恭)俺、それでなんでなんだろう?って思ったら、俺ってあまり……芸人さん、苦手なのかもなって思ったんだよね。

(春日俊彰)芸人自体が? 事務所の芸人だけじゃなくて?

(若林正恭)「芸人」というノリが苦手なのかな?って俺、初めて思って。

(春日俊彰)それは何よ? 何に気づいたの?

「芸人」というノリが苦手?

(若林正恭)なんで気づいたのか、わからないんだけども。たとえば、「葉巻を吸っている」とかって言ったらさ、もう「お前、ハスってんのか?」みたいなのがすごい勢いで芸人って来るじゃない?

(春日俊彰)まあ、そうだね。普通の人よりはね。

(若林正恭)で、それに返すのも俺、面倒くさいのね。

(春日俊彰)ああ、対応するのが?

(若林正恭)そう(笑)。「夏、どこに行くの?」「キューバに行くんですよ」「えっ、なに? 革命を起こすの?」とか言われるの。それがすごいつまんないし。面倒くさいんだよね(笑)。

(春日俊彰)なるほどね(笑)。うん。わからんでもない。

(若林正恭)でも同級生の友達に「キューバに行くんだよね」って言ったら「いいねえ!」みたいになるじゃん? で、その「なに? 革命を起こすの?」みたいに言われるのが、それに対して「葉巻をくわえて帰ってくるかもしれないから。ライフル持って帰ってきたら気をつけてくださいね」とか返さなきゃいけないじゃない?

(春日俊彰)それに対してね。

(若林正恭)すごいめんどくさいんだよね。どっちも(笑)。スカしても申し訳ないし。

(春日俊彰)はいはいはい。処理しなきゃいけない。

(若林正恭)それを考えていて、電話をしていて……「岩崎さんもさ、本当はそうじゃん。そういうの、面倒くさい人でしょう?」って言ったら「まあでも、そこはさ、楽屋は社会だから。返したりするけどさ……お前って本当、平気で返してなかったよな」って言われて(笑)。やっぱり客観的な目線で言われると「俺、そんなやつだったんすか?」って思ってさ。久しぶりに。「だからもう、本当に……みんなそうしたいけど、本当に途中でライブの打ち上げ、帰っていたもんな」って言われて。そういう話になってさ。なんか、第三者から話を聞くと「そうなんだ」って思うよね。

(春日俊彰)ああー。「そこまでひどくはなかったんじゃないか?」っていう。

(若林正恭)自分の中ではそういうのをなんとか、先輩とかにムカつかれない程度に返して……面倒くさいけど、返してきたつもりなんだけども。「お前、全然返してなかったよ」って言われて。「こっちはヒヤヒヤしてたもん、お前のこと」みたいな話になって。「それはひどいやつですね。そいつはダメですね!」みたいな話になって。

(春日俊彰)うん。なるへそ。でも、そうかもね。芸人が苦手なのかもね。「苦手」っていうか、ちょっと疲れる、しんどいっていうことだよね。

(若林正恭)なんか面倒くさいじゃん。お前とかも「夜、公園で3ポイントシュートを打っている」って言ったら「なにそれ? なんのためにやってるの?」みたいな(笑)。まあ、それはいいんだけども。芸人と対する時は半ばボケで言わなきゃいけないんだけども。でも俺、結構全部マジじゃん? 葉巻とかも。

(春日俊彰)そうね。うん。

(若林正恭)だからマジからネタに体重を寄せるのが本当に面倒くさいのかもしれない(笑)。

(春日俊彰)なるほど。1回、そこはショーにしなきゃいけないもんね。

(若林正恭)でも、だから逆に『あちこちオードリー』とかだと聞けるんだと思うんだけどね。「それ、面白そうだな」って思うから。そこのガワですぐに否定しないで聞けるっていう、そういう性格なのかもしれないけどね。もしかしたら。

(春日俊彰)なるほどね。

(若林正恭)なんだろうな? 旅行で行く先がハワイだったら大丈夫なんだけども。なんかキューバとかアイスランドって言った途端にさ、アウトになるじゃん?(笑)。

(春日俊彰)アウト……半ばツッコミみたいな感じで対応しちゃうかもしれんね。

(若林正恭)まあ向こうも本当によかれと思って。愛でやってくれているんだけども。

(春日俊彰)本当になんか、そうだね。

(若林正恭)「北欧ですか?」みたいなのがすごい面倒くさいんだよね。

(春日俊彰)はいはい。1回、そこで処理をしなきゃいけないからっていうことね(笑)。

(若林正恭)そう(笑)。

(春日俊彰)そうか。ボケっぽくなっちゃうっていうことだな。

1回、処理をするのが面倒くさい

(若林正恭)だってランクルに乗っていた時は本当にいじられたもん。やっぱり(笑)。「ああ、自分を大きく見せたくて?」みたいな。でも、やっぱりC-HRだと本当に誰もいじらないから。ハイブリッドだと。そういうの、うっすらあるじゃん?

(春日俊彰)そうだね。

(若林正恭)でも、それでメシを食っているからね。やらなきゃいけないんだけどね(笑)。

(春日俊彰)難しいよね。そこはね(笑)。

(若林正恭)向こうも優しさと愛でやってくれているからね。

(春日俊彰)やっぱり「キューバに行くんですよ」ってなったら「へー、ああ、そう?」ってならないもんね。芸人同士だとね。

(若林正恭)そうね。でも、仲がいい人っていうのは「へー! なんで?」って普通に聞く人なんだよね。やっぱり。先輩とか、メシを食いに行く人は。「ええっ? 革命っすか?」みたいな人とはやっぱりメシに行ってないんだよね(笑)。

(春日俊彰)そうなんだね(笑)。

(若林正恭)それにこの間……そんな話をガンちゃんとしていたら「ひどかった」って言われて、恥ずかしくなってきちゃってさ(笑)。もうちょい、ちゃんと返していたつもりだったんだけどな。

(春日俊彰)周りが全員わかっていたって恥ずかしいよね。後から聞いた時に(笑)。

(若林正恭)そうなんだよ(笑)。

<書き起こしおわり>

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