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安住紳一郎 オーバーブッキング・空港の魔性の館内放送を振り返る

安住紳一郎 オーバーブッキング・空港の魔性の館内放送を振り返る 安住紳一郎の日曜天国
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安住紳一郎さんが2021年1月3日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で過去の番組の放送を振り返り。2009年11月放送の空港でオーバーブッキング時に流れる魔性の館内放送とその対処法の話を紹介していました。

(安住紳一郎)一転して、「なんとなく人の役に立ったな」というような、そういう喜びを感じる時もありますね。数少ないんですけれども。5年に1回くらいなんですけれども。ただ、この話は結構たくさんの人に「役に立った」と言われて、その後喜ばれましたね。「魔性の館内放送」。

<音源スタート>

(安住紳一郎)最近、以前ではあまり聞かなかったような……これは私の思い込みかもしれないんですが。以前ではあまり聞かなかったような館内アナウンスが流れ、人々を動揺させてるんです。

(中澤有美子)ふーん。

(安住紳一郎)私は勝手にこれを「魔性の館内放送」と呼んでいるんですけれども。「16時5分発、松山行き1467便は、現在満席以上のご予約をいただいております。なので、ご搭乗予定のお客様の中で、この便に乗るのを諦めてくれる方はいませんか?」っていう。しかしですね、この館内アナウンス。この後急に、魔性の色を放ち始める。

(中澤有美子)フフフ(笑)。つながるのね。どこに行くのかと思った。気になる。気になる!

(安住紳一郎)この後ですね、聞いたことありますか? 「ご協力いただける方には、1万円を差し上げます」っていうんだよ? それでもう、この時の待合室の雰囲気が面白いんですよ!

(中澤有美子)へー!(笑)。

(安住紳一郎)まず最初の「満席以上のご予約をいただきました。辞退していただける方はございませんか?」のところまではもうみんな、我関せず。「知らないもんねー」みたいな。「なにそれ? 俺、乗るもんねー!」みたいな。本当、もう、「ふぁー、知ーらんぺー」みたいな感じなんですよ。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)ところがこの条件提示! このアナウンス。「マイレージ7500マイルもしくは現金1万円を差し上げます」のところで、みんな動きがパタッと止まるの!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

みんなの動きがパタッと止まる

(安住紳一郎)せっかくですから、なかなか公の場ではこういうことは、なかなか公開されておりませんので。私の少ない15回の経験から、しっかり今日は皆さん、心構えをしていただきたいと思います。これは大変大事ですね。地震の時、はぐれたらどこで集合するか?と同じようにですね、オーバーブッキングのお知らせがあった時に、自分はどうしたらいいのか? 今の時点で決めておきましょう。

(中澤有美子)なるほど、なるほど! シミュレーションしておこう!

(安住紳一郎)シミュレーションしておきましょうね。まず、パターン3つに分かれます。パターン1。まず、一番ある場合なんですけれども。直後、あるいはその日のうちに目的地に向かう振替便を航空会社が用意してくれている時ですね。

この場合はだいたいですね、現金1万円か、先ほども言ったように7500マイルの提示があります。これはですね、即決してください! 。もう、即決しないと間に合いません。ヨーイドン!で走り出しますから。

(中澤有美子)わお! わお!

(安住紳一郎)もう観光で2、3人で連れ立って「どうする? どうする? でも、1万円……」なんてやっていたらもう歯が立ちません! もう早い! ほぼ30秒から45秒で5人、バンッて来ますから。で、もう1分から1分半たったら20人から30人来ますから。

(中澤有美子)まあ、そうですか!

(安住紳一郎)すごいですから。まず、キャリーバッグを持っていたら負け。それから、喫茶店でお茶してたら負け。それから、エスカレーターで上りに乗っていても負けです。もうこの時点でダメ。「満席以上のご予約をいただいております」の「満席以上」の「い」を聞いたら、もう走る!

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)もう百人一首みたいな感じ?

(中澤有美子)ピンポーン!

(安住紳一郎)「衣ほすてふ」の「ほ」を聞いたらもうバーッて行かないと! 「衣ほ……」「『ほ』? これしかないっ! 決まり!」って。「満席以上……」「い?」……バーッ!って。走んなきゃ。

(中澤有美子)そうなんですね(笑)。

(安住紳一郎)もう45秒。30秒以内に行かなきゃ間に合わない。で、広島でこのパターンを先週見たんですよ。で、広島の空港ってまた広いんでね。待合室がちょっとカウンターより奥まったところに入ってるんで。カウンターが逆に一番近いのは、カウンターの真上にある、2階にあるお好み焼き屋さんなんだよね。もう7、8人、ブワーッ!って出てきて。俺、それを俯瞰で見てたの。こっちから。それでその、カウンター横につながる螺旋階段をみんな一段とばしでブワーッ!って下りてくるのよ。

で、待合室がちょっと奥の方にあるからさ、もうこっちの待合室組は間に合わないわけ。それを見越して、お好み焼き屋のサラリーマンたちがさ、ブワーッ!って出てくるわけ。「30分、東京に着くのが遅れる代わりに1万円」っつったらさ、もうすごいんだよ。もう「消防署か?」って思うぐらい。フワーッ!って。すっごい。ものすごい気迫。なので、あまり初心者にはおすすめできません。

(中澤有美子)そうですね!

(安住紳一郎)で、先ほどお話もありましたパターン2。これはね、難しいんですよ。満席以上になった便が最終便、もしくは後に続く便も満席の場合。要するに、その日の内に行きたい目的地に行けない場合ですね。その場合、航空会社は翌日朝一番の飛行機を当てがってくれるという説明があります。さらに条件は先ほどのパターン1とは違い、格段によくなって2倍。現金2万円かマイル1万5千マイル。さらに、今日の宿泊先を用意してくれるという。

(中澤有美子)はい。へー。

(安住紳一郎)で、パターン2の場合になると、私の見た限りでは熟年夫婦オンパレードになりますね。想像ですけども、東京の息子夫婦のところに来て、孫の顔を見て、東京観光をさせてもらって。で、夫婦2人で地方に帰るという。で、お父さんはもう定年してます。お母さんと2人。急いで今日帰っても、明日帰ってもそんなに変わらないよなという熟年夫婦が列をなします。これは本当に熟年夫婦オンパレードなの。

(中澤有美子)そうですか(笑)。

(安住紳一郎)確実に旦那さん、定年っていう感じの。私、見てますから。ただ、問題なのはだいたい募集枠は「5人」なんだよね。そうすると、1組、2組は2、4でいいとしても、3組目の熟年夫婦が「お父さん、残るかい?」「お母さん、帰ったほうがいいんじゃない?」っていうことになるわけ。で、モメちゃうの。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

(安住紳一郎)「うーん、どうしたらいいかなあ?」ってなっちゃうわけね。「2人じゃ、ダメですか?」なんてことをずっとやってるわけ。なので、これも事前にキャンセル組で辞退に申し込むとしたら、お父さんが帰るか、お母さんが帰るかを事前に決めておいてください(笑)。

レアケースのパターン3

(安住紳一郎)それでパターン3。最後です。話長くなって恐縮です。レアケース。これ、私は一度しか見たとこがありませんが。これは鹿児島空港で見たんですけども。鹿児島から東京・羽田に帰りたい。そういう人たちが待合室にいる。ところがその、鹿児島-東京の最終便がどうやらブッキングオーバーになってしまって。辞退者5名を募る。

しかしこれが、この時大変ちょっと複雑で。「鹿児島から東京の直行便は満席なんですけども、鹿児島から福岡にまず行って、福岡で乗り換えて、東京に行く最終便を手配することができました」と。要するに鹿児島・東京の直行便じゃなくて、鹿児島・福岡・東京の、ちょっと時間のかかる……と言っても待ち時間がありますので6時間くらい、自分の乗りたい便から数えると遅れることになるんですが。こうした場合は、やっぱり先ほど、パターン1と同じように、まあサラリーマン。ちょっと時間に余裕のあるサラリーマンとプラス、乗り物オタクが集合いたします。

(中澤有美子)ああ、そうですか(笑)。

(安住紳一郎)どちらかと言えば私みたいなタイプなんですけども。もうその、要するにちょっと変わった路線を乗り継ぐっていうその条件提示に、いわゆる、無条件に興奮するわけですね。「へっ!?」なんつって。(高めの声で)「福岡経由で東京までですか!?」って。そういうタイプの人たちが……。

(中澤有美子)なに、そのしゃべり方?(笑)。

(安住紳一郎)すごいの。ちょっとね、なんか航空機談義みたいなのがカウンターのところで行われるの。(高めの声で)「鹿児島・福岡っていうと737-800じゃなくて、エンブラエルの170ですか? DHC8のQ100ですか? 運行は、Jエアーですか? あっ、JエアーだったらQ300か! 54人乗りだったらQ100ですけどね。あの、運行はJACですか? JACですか? 54人乗りですよね? じゃあ、私、辞退します。っていうか、辞退させていただきますっ!」。

(中澤有美子)フフフ(笑)。

(安住紳一郎)(高めの声で)「737-800っていうのは確約ですか? エンブラエルの170は今年2月からの運行って聞いてるんですけど、この場合急遽……Q400ってことはあり得ないと思いますよね? 旧JASの塗装ということでいいですか?」。

(中澤有美子)ちょっと……安住さん、なにも見ないで言ってる(笑)。すごいですね(笑)。

(安住紳一郎)(高めの声で)「SAAB340は南西航空に売却と聞きましたけども、この場合の運行は?』っていう。そういう人たちがわっさり。そして、その後ろの柱の陰で私が見てます。

(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!

<音源おわり>

(安住紳一郎)「松戸のバンバンジジイのモノマネと一緒じゃないか?」というご指摘、ありますね。その通り! もう少し、芸の幅を広げたいと思います。

<書き起こしおわり>

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