平井堅 チェット・ベイカーの声の魅力を語る

平井堅 チェット・ベイカーの声の魅力を語る 安住紳一郎の日曜天国

平井堅さんがTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』に出演。好きな声の話の中で、チェット・ベイカーを挙げ、その歌声の魅力について話していました。

(安住紳一郎)さて今日は平井さんの好きな声のお話を聞いてますけども。もう1人、いらっしゃるということで。

(平井堅)ああ、そうですね。今度、歌声なんですけど。チェット・ベイカーという、トランペッターでもあるんですけど。

(平井堅)はい。この人です。ちょっと一聴すると、中性的っていうか。女性か、男性か・・・女性っぽい声にも聞こえかねないんですけど。チェット・ベイカー。この人の声がたぶん世界でいちばん好きで。

(安住紳一郎)この人は、男の人なんですか?

(平井堅)男性です。はい。

(安住紳一郎)いくつくらい?年齢は。

(平井堅)この頃はめちゃくちゃ若い時ですね。晩年は、もうぶっちゃけちょっと、ドラッグやら何やらでグチャグチャになって亡くなっちゃうんですけど。あの、大変な人生なんですけども。この頃はね、まだ20代そこそこだと思います。

(安住紳一郎)ああ、そうですか。へー。

美空ひばりの声と似ている

(平井堅)とっても破天荒な方だったんですけども。ちょっと美空ひばりさんとかにも近い、僕は倍音を感じるんですよね。

(安住紳一郎)ああ、たしかにそうですね。そうだ。美空ひばりさんの声の感じに似てますよね。

(平井堅)でしょう?で、歌うのが大嫌いで。この方。で、天才トランペッターなんですけど。嫌々歌って、こんなによかったっていう。だから晩年はあんま歌わないんですよね。

(安住紳一郎)トランペッターなんですね。

(平井堅)で、ついでに歌ったらこんなによかったっていうことで、僕はもう歌がすごく好きなんですけど。

(安住紳一郎)嫌々歌って、これだけ上手っていう。

(平井堅)でも、なんて言うのかな?特にすごいビブラートを使うわけでも、すごいコブシを回すわけでも、すごく熱唱するわけでもない、淡々と歌うんだけど、もう声の存在感がすごいっていう。そこがいいですね。

(安住紳一郎)そうですね。まあ、そして平井さんの声が大好きっていう方も多いと思いますよね。

(平井堅)いえいえ、もうすんません。本当、ありがとうございます。

(安住紳一郎)なんとなく、チェット・ベイカーの声が好きっていう平井さんがわかったような気がしますね。

(平井堅)そうですか?

(安住紳一郎)平井さんもでも、なんかご本人は違うって言うかもしれませんけど。似てると思いますね。

(平井堅)いえ、そんな、もう恐れ多いです。ありがとうございます。

(安住紳一郎)さて、平井さんとは私、2才違いなんですが。平井さんも小さい時からテレビ大好きということで。私もテレビ、ラジオ大好きだったんで。

(平井堅)うん。でも安住さんには負ける。敵わない気がしますね。

(安住紳一郎)いえいえいえ。

(平井堅)熱量が。もう、昨日も見ていたんですけども。テレビね。『明日、この人に会うんだな』と思って。ただ、それだけです。

(安住・中澤)(笑)

(平井堅)『なんでこんなに頭がいいんだろう?』って昨日も思いながら。博学だし。

(安住紳一郎)やめてください。やめてください。もう、本当に。ええ。

(平井堅)寝れました?

(安住紳一郎)あ、ちょっと寝ましたけども。わかりました。ありがとうございます。またぜひ、お互いに褒めあいましょう。

(一同)(爆笑)

(平井堅)そうですね。はい。

(安住紳一郎)もう本当、平井さんと一緒にいると、たくさん褒めてくれるから、ずっと話していたい。

(中澤有美子)そうですね。

(平井堅)安住さんに会うために、新曲出します。じゃあ。

(安住紳一郎)やめてくださいよ(笑)。

(平井堅)呼んでください。

(安住紳一郎)そうやって(笑)。

(平井堅)あ、中澤さんも。

(中澤有美子)あ、いえいえ・・・

(平井堅)言ったら余計ついでっぽかったですね。すいません。なんか、ごめんなさい。

(安住紳一郎)(笑)。シンガーソングライター、平井堅さんをお迎えしました。どうも、ありがとうございました。

(平井堅)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>
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