安住紳一郎さんが2024年4月14日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中で会社を退職した方からのメールを紹介。「会社の鎧」について話していました。
(安住紳一郎)「新生活の思い出」。皆さんからお便りをいただいております。愛知県からいただきました。61歳、男性の方。ありがとうございます。
(中澤有美子)ありがとうございます。
(安住紳一郎)「新生活の思い出。私、5年前に退職し、入学や入社とはまた違う新生活の始まりでした。毎日が日曜。何でも自由にできます。ただ、これで困ったことはどこに行っても『今日、お休みですか?』と聞かれてしまうのです」。そうね。「『会社を退職したんです』と言うと微妙な空気になって、しばらく無言。何となく気まずい雰囲気になってしまうのです。散髪屋や銀行、マッサージ、平日の昼間に行くとほぼ100%、言われました。ところが不思議なことに、数ヶ月もすると初めて行ったところでも全く言われないようになります。会社の鎧という言葉を聞きますが、雰囲気にも鎧があったんだと思った思い出です」。そうね。
(中澤有美子)へー!
新社会人も4月、5月はすぐにわかる
(安住紳一郎)新社会人の人もね、やっぱり4月、5月はなんか外を歩いてるだけで「ああ、彼たちはそうだな」って思うけど。やっぱり6月ぐらいから、わかんなくなるもんね。あれ、なんでだろうね? 確実にわかるよね。「ああ、今年からの人だ」っていう風にね。
(中澤有美子)そうなんです。
(安住紳一郎)やっぱり着こなしとか、動き方とかが変わるのかもしれないね。だからリタイアした人もやっぱり辞めてすぐの頃はまだ、働いてる人。サラリーマンの雰囲気が出ちゃうから。「あれ? 今日、会社はどうしたんですか?」って言われるんだよね。それで毎度毎度、言ってるとちょっとね、あんまりいい気持ちしないけど。そのうち、言われなくなるっていう。なんなんだろうね?
(中澤有美子)面白いですね!
(安住紳一郎)なんか、AIとかで判定とかしてほしいよねなんかね。「ここの動きがこうだから、こうです」みたいな。なにか、あるのかもしれないね。目線の動きとか。
<書き起こしおわり>