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町山智浩『ソウルフル・ワールド』を語る

町山智浩『ソウルフル・ワールド』を語る たまむすび
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町山智浩さんが2020年12月29日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でディズニープラスで配信中のピクサー映画『ソウルフル・ワールド』を紹介していました。

(町山智浩)それで今日は今年の最後なんでね、もうちょっとベストワンな感じの映画を……今年見た映画の中でね、本当に一番に。まあ、最近見たっていうのもあるんですけども。この間、見たので。それで感動した『ソウルフル・ワールド』っていう映画についてお話したいんですが。これ。ディズニープラスというディズニーの配信サイトで25日から全世界で同時に配信が始まってるやつなので、もう見てる人も多いと思うんですけど。これね、『ソウルフル・ワールド』っていうタイトルで原題は『Soul』っていうんですが。ジャズミュージシャンの映画で。主人公は45歳のおじさんなんですよね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)だからね、ちょっとちっちゃい子は見たがらないと思うんですけども。これはね、でも完全に大人の映画なんですよ。

(赤江珠緒)そうかー。

(町山智浩)たぶん、アカデミー賞に引っかかってくると思うんですけれども。本当にそれこそ40歳ぐらいの人たち……子供がいる人はぜひ見た方がいいなと思うんですね。で、ピクサーっていうのはいつもね、そういう映画ばっかり作っていて。前も紹介したんですけど。『トイ・ストーリー4』……ご覧になりましたか? 『トイ・ストーリー4』は。

(赤江珠緒)あ、『4』は見てないですね。

(町山智浩)『4』は見てない? ああ、『4』はね、たぶん赤江さんが見てもなにも感じないと思う。まだ。

(赤江珠緒)えっ、なぜ?

(町山智浩)『4』はね、ずっとウッディっていうおもちゃが父親のいない少年の父親代わりとしておもちゃ生活を頑張ってきたわけですよ。ところがその少年が大人になっちゃったのね。そしたら、何のために生きているか、分からなくなっちゃうっていう話なんですよ。子育てが終わると。

(赤江珠緒)ああ、ちょっと空の巣症候群みたいな?

(町山智浩)そう。空の巣症候群っていうやつになってしまって。それで「自分は何のために生きているんだろう?」っていうことで、大変なアイデンティティークライシスになるっていう話なんですよ。だからね、たぶん赤江さんはまだ子育ての真っ最中だからわからないんじゃないかと思うんですよね。

(赤江珠緒)そうですね。育児真っ最中ですね。

(町山智浩)僕なんかはすごい衝撃だったですよ。強烈な映画だったですね。『トイ・ストーリー4』は。それで今回もね、そうなんですけど。このピクサーってね、作ってる人たちが「子供のために映画を作ろう」っていうことをあんまりしないんですよ。自分のために映画を作るんですよ。だからそれが他の、日本とかのアニメーションとかなり決定的に違うところなんですよね。

で、これね、『ソウルフル・ワールド』の監督はピート・ドクターという人なんですけど。この人、僕は何回か会ったことがあるんですけど。『モンスターズ・インク』の監督なんですね。あれは子供を怖がらせるのが仕事のモンスターたちが2歳ぐらいの子供を抱えてしまって右往左往する話なんですよね。あれは本当に監督自身に娘ができて、どういう風に付き合っていいのか分からなくて苦労した時のことをそのまま映画にしてるんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、ピート・ドクターっていう人がその後に作った映画が『インサイド・ヘッド』っていう映画で。あれはやっぱりその娘さんが10歳かそのへんで、思春期の手前に差しかかった時に、うつ病になっちゃったんですよ。それでお医者さんにかかっているうちに、「どうして人間の精神はそうやってうつ病になったりするのか?」っていう、そのシステムみたいなものを習ったんで。それをそのまま映画にしたのが『インサイド・ヘッド』だったですね。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)だからすごくアニメーションという手法でしかできないことなんですよね。人間の頭の中、心の構造を画で見せるってのはこれ、実写でやったらバカみたいになっちゃうんで。

(赤江珠緒)「ヨロコビ」とか「カナシミ」とか「イカリ」とかね。それぞれ出てきましたもんね。

(町山智浩)そうそう。これ、アニメーションだからこそできるということをやってる人なんですね。で、しかもそれぞれが自分自身と子供の関係でできた、非常にリアルな話なんですよ。

町山智浩 映画『インサイド・ヘッド』を絶賛する
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でピクサー映画の最新作『インサイド・ヘッド』を紹介。全町山が泣いた!と絶賛していました。 (町山智浩)ということでね、今日はアニメの話をします。これはですね、今年のベストに入りますね...

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)それで今回の『ソウルフル・ワールド』っていう映画はもっとさらに踏み込んで、「人はなぜ生きるのか?」っていう話なんですよ。

(赤江珠緒)哲学的!

「人はなぜ生きるのか?」

(町山智浩)哲学なんですよ。それで『Soul』っていう原題なんですけども、これは「魂」なんですね。魂を表現するのにアニメでやってるので、これも人間がやるとすごくバカみたいになるんですけど。アニメだからできるんですよね。魂はクラゲみたいなものとして表現されてますけど。で、これ主人公はジョーという45歳の黒人のピアニストなんですけれども。彼はジャズミュージシャンとしてプロになることを夢見てはいるんですが、なかなか芽が出なくて。ニューヨークの下町のクイーンズっていうところで地元の中学校で音楽の先生をしてるんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)ただね、非常勤なんてあんまりお金をちゃんともらえてないですけども。「でも、ずっとやってきたんでちゃんとした正式の教師になれますよ」って校長先生に言われるんですよ。すると、でも嬉しくないんですよ。「俺は金儲けのために学校の先生をやっていて。本当はプロのミュージシャンになるはずだったのに。こんなことで埋もれてしまってはマズいだろう」っていう風に思っていると、そこにすごいプロのサックスプレーヤーから抜擢されて、プロミュージシャンとして表に出れるチャンスを掴むんですよ。

(赤江珠緒)おおーっ!

(町山智浩)夢が叶う。ところがそこで、事故で意識不明になってしまって、生死の境をさまよって。彼自身の魂は天国への階段を上り始めちゃうんですよ。で、「死にたくない! 今、俺はミュージシャンとしてのチャンスがやっと掴めるっていう時なのに! 死にたくない!」って言ってその天国の階段から暴れて落っこちちゃうんですよ。

(赤江珠緒)フフフ(笑)。

(町山智浩)それで落ちてどこに行くか?っていうと、彼は死後の世界に行くところだったんですけども、死後の世界と全く逆の生前の世界っていうところに行っちゃうんですよ。生前の世界っていうのはこれから生まれる魂(ソウル)がいっぱいいるんですよ。赤ちゃんの魂が。

(山里亮太)生まれる前の?

(町山智浩)そう。で、これから人間として生まれるのを待ってる状態のところに彼は落っこちちゃうんですね。で、自分もその穴から落っこちて、自分の肉体に戻ろうとするんですね。自分の体が一種の脳死状態になってるんで。そこへ戻ろうとすると、また戻されちゃうんですよ。

(赤江珠緒)戻れない?

(町山智浩)「戻れないよ」って言われるんです。「どうして?」って言うと、「通行許可証が必要なんだ」と言われるんですよ。「それがないと、逆流しちゃうだろう?」って。で、「その通行許可証はどうやって取るの?」って聞くと「スパークを感じたら取れる」って言われるんです。で、「スパーク」っていうのは「きらめき・ひらめき」とか、いろいろな訳があるんですけども。一番わかりやすいのは片付け先生のこんまり(近藤麻理恵)さんっているじゃないですか。こんまりさんは「ときめきが大事なのよ」っていつも言っているでしょう?

(赤江珠緒)ああ、物を捨てる時にね。

(町山智浩)あの人は今、アメリカでものすごい成功してるんですけど。あの「ときめき」は「Spark」と訳されています。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)だから「ときめき」ですよ。それがあるかないかで人間に生まれ変われるかどうかが決まるっていう風に言われるんですよ。その生前の世界では、その生まれる前の魂・ソウルたちにスパークを与えるために先生が……死んだ人たちがそこに先生として呼ばれて。家庭教師みたいなことをやらされてるんですね。

(赤江珠緒)ああ、講師役で。昔、死んだ人が?

(町山智浩)そう。たとえばね、リンカーン大統領が呼ばれてるんですよ。すると、リンカーン大統領は「自分が奴隷制度を無くすためにこれだけ戦ったんだ」っていう人生を生まれる前の魂に見せるんですよ。で、それを見て「あっ!」って感動してスパークした人は、そこでライセンスをもらって、パスをもらって人間に生まれるんですね。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)そういう感じでいろんな先生が呼ばれていて。たとえばボクシングのチャンピオンのモハメド・アリとか。大昔の人だと、地球が太陽の周りを回ってるっていうことを提唱した天文学者のコペルニクスとか、そういった人たちが呼ばれて魂たちに科学や音楽やいろんなことを……その自分の人生を見せるて、魂たちがピンと来たら、そこで生まれることができるんですね。で、その主人公のジョーもその先生と間違われちゃって。で、その22番の魂の先生をやらされるんですよ。

で、ジョーは「自分が少年時代にジャズを聞いてスパークを感じてジャズピアニストを目指したんだ」みたいな話をするんですね。ところがね、その22番の魂は何も感じないんですよ。それで「今まで、私にはいろんな先生が付いた。マザー・テレサもついたし、リンカーンもガンジーもついたし、モハメド・アリも。もういろんな人がついたんだけども、私は彼らの話をいくら聞いても何も感じないんだ。だからもう、生まれたくないんだ」って言われちゃうんですよ。

それで「人間として生きていくことはなにも面白そうに思えないんだ」って言われるんですよ。そうするとね、ジョーはものすごく頭に来るんですよ。だって自分はやりたいことがあって、それなのに死んじゃったんだもん。

(赤江珠緒)そうね。なるほど。

(町山智浩)イライラするわけですよ。「てめえ!」みたいな感じなんですよ。で、この要するに生きるたいのに死んじゃったジョーと、生きなきゃならないのに生きる理由がわからないこの22番のドタバタになっていくんですよね。それがね、『ソウルフル・ワールド』っていう映画なんですけども。これ、すごいのはね、ピクサーだからこういうのができるんだと思うんですよ。だって、映画会社とかでお金を集めなきゃなんないじゃないですか。投資でね。それで「今度の映画は『何のために生きるのか?』という映画を作るんです」って言ってお金は集まんないですよ。哲学だから。

(赤江珠緒)そうね。

ピクサーだからこそ、作れた作品

(町山智浩)ねえ。電通とか、絶対にお金を出さないですよ。そんなこと言っても。だからすごい大きなテーマを扱っていて。で、このスパーク、ときめきっていうのはすごく大事なものとして描かれていて。でね、やっぱり生まれた後にそのスパークを見失っちゃう人が出てくるですよ。

(山里亮太)ああ、なるほど。

(町山智浩)自分のスパークが分からなくなっちゃう人。で、この映画『ソウルフル・ワールド』の中でね、ヘッジファンドで働いている証券マンが出てくるんですね。で、彼はもうそれこそ何億円もの金を稼いでるんですけど、もうそのソウルが真っ黒なんですよ。それが彼のスパークじゃないから。

(赤江珠緒)あらー!

(町山智浩)そう。もういくら金儲けても楽しくないし、幸せじゃないんですよ。で、真っ黒な迷子の魂(ロストソウル)になっちゃうんですよ。でね、すごいなと思ったのはこれね、大昔のディズニー映画の『メリー・ポピンズ』と同じ話なんですよ。『メリー・ポピンズ』って見た人は分かると思うんですけど、銀行員家の家にメリー・ポピンズは家庭教師としてやってくるんですね。で、子供たちと遊ぶんですけど、本当の主人公はその銀行員のお父さんなんですよ。

彼はとにかく下っ端の銀行員として毎日毎日働いていて、笑顔も全くないお父さんなんですよ。これはね、この『メリー・ポピンズ』の原作者のパメラ・トラバースという人のお父さんが実際にそうだったんですよ。で、本当は詩が好きで、文学の道に行きたかったんだけれども、生活のために銀行員として働くうちにどんどん心を病んでいって、酒に溺れて死んでいったんですよ。そのお父さんは。

(赤江珠緒)自分を殺しちゃっていたっていうことなんですね。

(町山智浩)そうなんですよ。魂を殺しちゃってたんですね。で、それを見た娘が書いた話が『メリー・ポピンズ』なんですね。「お父さんを救う」っていう話だったんです。だから結構ディズニーは昔からそういうのをやってきてるんですね。でね、あとこの人生とかっていう意味について語るっていうのも、ピクサーは既に1回やっていて。死後の世界を描いたアニメで『リメンバー・ミー』っていう映画がありましたね。ご覧になりました?

(赤江・山里)はい。

(町山智浩)あれ、結構きつい映画で。「人間は2度死ぬ」っていう話をするんですよね。

(山里亮太)はいはい。忘れちゃってね。

(町山智浩)そう。死んで、あの世に行った後に生きている人たちが誰もその人のことを覚えていなくて忘れちゃったら、あの世でもう1回死んで本当に完全に存在が消えうせるっていう。そういうきつい話なんでね。で、家族に愛された人だけが思い出されることであの世でも生き続けるんですけども。それで、あの世で生き続けてるのにはもうひとつ、パターンがあって。死んでからも愛され続けている芸術家とか偉人とか。だからフリーダ・カーロっていう画家だったりとか。

(赤江珠緒)著名人ね。

(町山智浩)著名人はみんなに愛され続けているからあの世でもずっと生き続けるんですけども。でもこれ、結構きつい話ですよ。「孤独に生きて世の中に知られなかった人のは生きる価値がいないのか?」っていう風にも見えてしまうんですよ。

(赤江珠緒)なるほど。

町山智浩 映画『リメンバー・ミー』を語る
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、ピクサーのアニメーション映画『リメンバー・ミー』を紹介していました。 (山里亮太)アカデミー賞が……。 (町山智浩)そう。アカデミー賞で来ているんですよ。アカデミー賞のノミ...

(町山智浩)で、この『ソウルフル・ワールド』もそういう感じにも見えるんですよ。出てくる偉人たちはリンカーンだったりガンジーだったり、世の中のために戦って世の中を良くした人たちなんですよね。

(赤江珠緒)たしかに。なにかを成し遂げている人ですもんね。

(町山智浩)そう。で、その人たちが「私が言うことになにも感じないのか?」っていう風に言うわけですけど。それって「人間1人1人には世の中に生まれてくる役割があるんだ。使命があるんだ」っていう風に聞こえてくるわけですよね。でも、それに対してどうもピンと来ない人っていうのもいるんですよね。

(赤江珠緒)それはそうですよ。多くの人がね、「使命って……」って。

(町山智浩)そう。おそらく、多くの人はそうなんですよ。で、ジョーはイライラするんですよ。自分の音楽はやりたくて……死ぬほど音楽をやりたいのに死んじゃったので。で、その「何もやりたくない。やりたいことが分からない」っていうその22番にイライラして。「君はやりたいことがないのか! 君の人生の目的は何なんだ?」って問い詰めていくんですよ。

(赤江珠緒)おおーっ!

(町山智浩)でも、これはやっちゃいけないことですよ。これはね、子供に言っちゃう時があるんですよ。親は。特に進学の時に。「何がやりたいの? やりたいこと、ないの?」って。

(赤江珠緒)ああ、それはたしかに言っちゃうだろうね。なんかね!

(町山智浩)絶対に言っちゃうんですよ。どの親も。でも、それはもうそれを聞く時点でその「やりたいことが何なのか?」が親から見えてないわけだから、それを言ったら子供にはものすごいプレッシャーなんですよ。絶対、聞いちゃいますよ。そういうのが見えないと。

(赤江珠緒)そうですね。うん。

(町山智浩)でも、おそらく多くの人たち……大部分はそうだと思います。子供の頃は。でもね、何かやりたいものは実はあるんですよ。ただ、それが社会に出ていく時の自分のアイデンティティーと結び付いてないだけなんですよ。

(赤江珠緒)ああーっ!

やりたいことは実はある

(町山智浩)あのね、うちの娘はとにかく勉強が嫌いで、K-POPばっかり見てたんですよ。で、「どこに行きたいの? アートに行きたいんでもアートでもいいし。どこの学部でもなんでもいいから、やりたいことをやっていいよ」って言っても「別に」っていう感じで。それで勉強してないでK-POPばっかり見てたんですよ。でね、どうなったか?っていうとね、今は韓国語ペラペラですよ。

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)ただね、その時に僕は「それ、役に立つのかよ?」とか「そんなんでメシが食えるの?」みたいな感じだったんですよ。

(赤江珠緒)えっ、町山さんが? 町山さんでも?

(町山智浩)そう。だって、勉強に結びつかないっていうか、勉強してないんだもん。K-POPばっかり見ていて。そうしたらね、やっぱりずっと好きだったからね、韓国語がベラベラになっているんですよ。だからね、何かあるんですよ。ただ、「それで食えるの?」とかは絶対に言っちゃダメなんですよ。絶対に言っちゃダメだと思った。だから僕、すごく反省したんで、この映画がすごく心に響いてるんですよ。

(赤江珠緒)へー!

(町山智浩)でね、この主人公もね、「ミュージシャンになる。成功する」っていうことを考えてたんですけども。でも、「そもそも成功とか名声とかを夢見てきたけれども、そのために音楽をやってるのか?」っていうね。成功するため、金持ちになるため、世の中に認められるため。あとは世の中の役に立つためっていう……それは目的とか結果ではあるんだけど、音楽はそのためにやってたわけじゃないんですよね、彼は。

(赤江珠緒)そうですね! うわっ、これ深い話だな、町山さん!

(町山智浩)そう。だからこの中でね、トロンボーンを吹いてる子が「私、トロンボーンをやめたいです」っていう、そういう生徒が出てくるんですね。「先生、私、音楽家になるわけじゃないから、音楽をやっても意味ないし。受験に関係ないし」って言うんですよ。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)でも、その子はトロンボーンを吹いてる時に楽しそうなんですよ。それでいいんですよ。人生はゲームじゃないし、勝ちも負けもないんだよね。という話なんですよ。

(赤江珠緒)そうか! なるほど……なんかついつい、損得みたいなジャッジでね、やってしまうこと、ありますもんね。

(町山智浩)そんなの、関係ないんですね。それで今、かかっている曲が『It’s All Right』っていう歌なんですけども。これが主題歌で最後に流れるですけど。

(町山智浩)これがね、「気にするなよ。大丈夫だよ。自分を大切にするんだよ。ソウルがあるから」っていう歌詞なんですよ。だからね、本当にね、「夢を信じろ」とか、そういうものってすごく多いじゃないですか。でも、それってひとつのプレッシャーなんですよね。もっと大事なものがあるんじゃないか?っていう映画なんで。まあぜひ、『ソウルフル・ワールド』は本当に大人が……まあお子さんも一緒にいてもいいんですけども。心に響くのはやっぱり大人の人だと思いますから、ぜひご覧になってください。

(赤江珠緒)これもやっぱりピートさんのその体験談の中からなんでしょうね。

(町山智浩)おそらくたぶんね、娘さんに何か言っちゃったんだと思うんだよね、俺。

(山里亮太)なるほど! それで反省して?

(町山智浩)「やりたいことはないの?」とか言ったんだと思います。それで失敗したんだと思います(笑)。

(赤江珠緒)『ソウルフル・ワールド』はディズニープラスで現在、配信中でございます。なかなかいいですね。見たいなと思いますね。町山さん、今年も1年、いろいろと映画、ありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました!

(町山智浩)どもでした!

『ソウルフル・ワールド』予告

<書き起こしおわり>

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