星野源『MIU404』終了後に今さら見た作品たちを語る

星野源『MIU404』終了後に今さら見た作品たちを語る 星野源のオールナイトニッポン

星野源さんが2020年9月15日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『MIU404』撮影終了後にできた時間で今さらながら見た映画やドラマ作品を紹介していました。

(星野源)ええと今、『MIU404』終了後に見た映画を書き出してたんですけど。『ボヘミアン・ラプソディ』でしょう? あと『ボーダーライン』っていうタイトルで、元のタイトルはたぶん『SICARIO』だと思うんですけども。メキシコ麻薬戦争の話ですね。すげえ面白かったですよね。すごいゆっくり時間が進む感じがあるんですけど、1ミリも飽きないってすごいですね。何て言えばいいんだろう? 起きてることもすごいんだけど。それでもやっぱり会話のシーンもすごく多いし。

で、わからないことっていうのがいっぱいあるんですよ。明かされないことっていうか。でも、ずっと面白くてずっと見ちゃうみたいな。で、結果的にすごい大好きな映画でしたね。あとはですね、僕はM・ナイト・シャマランが大好きでですね。『ヴィジット』っていう映画はもうめちゃくちゃ大好きなですけども。

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で、『ミスター・ガラス』っていう映画を見てなくて。「あっ、見てなかった!」と思って。見てなかったけど、どんな話なのか全然知らないままにですね、情報をちょっと見たら『スプリット』という前のシャラマン作品と続いているみたいな。で、その『スプリット』を俺、普通に見てたんだけど。僕、好きだけど詳しくはないんですよ。もう『ヴィジット』が好きすぎるだけで、他の作品はそんなに知らなくて。でも『スプリット』、面白かったんですけど、それが面白かったのに『スプリット』も『アンブレイカブル』というさらに他の作品と続いているっていうことを知らないままに見て。

「ああ、そうか。つながっているんだ。三作つながっているんだ」って思って。それで1から見るっていう(笑)。『アンブレイカブル』を見て、『スプリット』を見て。それで『ミスター・ガラス』を見ていたんですけど。さっき、見てたんですけど家を出る時間になってしまって(笑)。本当にすいません。映画ファンの方、怒るだろうね。「途中でやめんじゃねえ!」っていう。いや、でもちょっと今、途中なんですけど。めちゃくちゃ面白いところで泊まっているんで。帰ったら見てしまうような気がしますね。楽しみです。『ミスター・ガラス』、面白いです。

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「お前、今さらかよ」シリーズね。『ジョーカー』を見ました。フハハハハハハハハッ! 今さらシリーズ、『ジョーカー』です! 『ジョーカー』、面白いですねー! フハハハハハハハハッ! 面白いですよ、『ジョーカー』っていう映画は(笑)。いやー、お恥ずかしい限り。面白かったなー。はい(笑)。「面白かった」ぐらいしか言えないです。もう(笑)。後はですね、今さらかシリーズ。続いて、『パラサイト』。フハハハハハハハハッ! 面白いですね! 面白いですよ、『パラサイト』。知ってますか? いやー、面白かったですねー(笑)。すごく面白かったです。

あとは今さらかシリーズ。続いては……『カメラを止めるな!』。フハハハハハハハハッ! 面白いですね! 面白かったですよ! 面白かったです。いやー、面白かったなあ!(笑)。恥ずかしい。こんなやつ、いないよ。こんなに……こんなにみんな見てるやつを全く見てないで一気に見たやつ、いないだろうね(笑)。いやいや、面白かったですよ。あとはもう、今さらシリーズではないけども。あと、見直したのもありましたね。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見直したりとかですね。で、見直して、ブラックパンサーが出てきたところで涙ぐんだりですね。そういうのがありましたね。あと、何度見ても面白い『デッドプール2』。これはもうファミリー映画としてですね、本当にもう大好き。いろんな面で大好きですね。

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もうそんなのをウワーッと見て。あと『翔んで埼玉』も見て、笑いましたね。あとはそうそう。ドラマのですね、『重版出来!』っていうドラマ。野木さんが脚本を書かれていてですね。それで『罪の声』とか、あとは『コウノドリ』とかも監督されてる土井さんがチーフ監督の『重版出来!』っていうドラマを見てですね。2話が……2話、よかったですねー。そう。2話がいい話なんですよ。出版社のね、漫画雑誌編集部のお話なんですけど。

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その2話がですね、坂口健太郎くん演ずるあの書店営業の人。書店にも営業をするわけですよ。コミックスをどれぐらい入れてくれませんか、みたいな。そういう。で、書店ってさ、棚っていうか。書店さんでさ、担当があってさ。マンガコーナーとか、雑誌コーナーとか。俺も詳しくないから分からないけど。きっとあるんだと思うの。担当が。その店員さんによって。で、その店員さんが任されている棚っていうのがあってさ。どれを平置きにするかとか、どんな特集コーナーを作るかとか、そういうのを店員さんが割り振られていて。そういう回なわけ。

で、俺さ、CDショップもそうでさ。CDショップの店員さんがいかに大事かっていうのをもう肌でビンビンに感じている世代なので。で、SAKEROCKの時もね、自分でカバンにさ、自主で作ったCDをいっぱい持ってさ。都内の、もういわゆるタワレコとかじゃない、個人経営でやってるようなレコード屋さんとか、中古CD屋さんとかに持っていってさ。「置いてくれませんか?」っていう営業を1人でやってた人間だから。

で、その中でたとえばタワレコとかさ、ツタヤとかさ、HMVとか。そういうところが、その店員さんが「ファンです」って言ってくれたりとか。途中からさ、「ここに僕、棚を作るんで」って。ああいうのもね、結構お金がかかったりするわけですよ。でもそれを「お金いらないでやります」って言ってくださったりとかね。で、そのコーナーを作ってくれた時のあの喜び。星野源コーナーだったりSAKEROCKコーナーみたいなさ。それのものすごい恩恵を受けてる世代だからさ。

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今はどうしてもさ、なんかサブスクとかも多いから。でも、いまだにやっぱりCDショップでCDはさ、日本は売れている辛さ。いまだに大事でさ。でも、何かそういうのもいろいろ思いながら見ていて、もう号泣みたいな(笑)。それで……その『重版出来!』もなんで今まで見てなかったんだドラマですね。本当に。そういうの、いっぱいあるだよ。だから、もうどうしてもずっとなんか仕事とかやってると、やっぱり摂取する気持ちなかなかならなかったりとか。

で、時間がそもそもなかったりとかが多かったんで。だから本当に、やっぱこういう風に摂取していくのは大事だなと思いましたね。あとは『1917 命をかけた伝令』とかね、面白かったですね。あと、だからとにかく『ミスター・ガラス』が楽しみ(笑)。早く見終わりたいというのがありますね。そんな感じの近況でございました。

<書き起こしおわり>

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