塚原あゆ子と星野源『MIU404』機捜うどんを語る

塚原あゆ子と星野源『MIU404』機捜うどんを語る 星野源のオールナイトニッポン

塚原あゆ子さんが2020年9月8日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』に出演。星野源さんらと『MIU404』の機捜うどんについて話していました。

(星野源)続いての質問です。「小道具や衣装、その他いろいろな部分のこだわりを探して見るのが楽しみでした。最終回、伊吹と志摩のペアルック『I LOVE JAPAN』とメロンパン号の中にぶら下がっている万国旗が同時に映った時、『オリンピックじゃん!』となんだか嬉しくなりました。『実はこれ、こだわってました』という衣装や小道具などあったら教えていただきたいです」という。塚原さんへの質問です。

(塚原あゆ子)私はやっぱり、うどん!

(星野源)ああ、うどん?

(塚原あゆ子)やっぱりみんなこだわってくれたで。だけど初めの頃は……これ、言っていいのかな? 美術さんが作ってたんです。で、コロナ禍後は衛生管理を徹底するためにそれだけをされる方を呼んだら、ちょっと料理屋の料理みたいになったんで。それをきつく叱ったという(笑)。「だってこれ、陣馬さんが作ったんじゃん!」って。

(星野源)フハハハハハハハハッ! 「美味そうすぎる」っていう?(笑)。

(塚原あゆ子)そうそう。「お料理」みたいになっちゃって。

(新井順子)美術さんが作った方が、っぽいんですよ。ただ茹でただけみたいな。

(星野源)四機捜の人が作ったっていう感じがするというか。

(塚原あゆ子)陣馬っていう感じ(笑)。

(野木亜紀子)そんなことが……(笑)。

(星野源)そんなことがあったのかっていう。でも、普通に美味しく食べちゃってましたね(笑)。

(塚原あゆ子)担々うどんがめちゃめちゃ美味しかった。

(新井順子)美味しかったですね。みんな群がっていました。

(星野源)美味しかった、あれ。

一番人気は担々うどん

(野木亜紀子)そのみんなが一番美味しかったって言っていた担々うどんがさ、台本に全く絡んでないから。全く目立ってないんだけど、みんな担々うどんが美味しかったって言っていて「なんかごめん……」っていう気持ちになって(笑)。

(星野源)俺はフォーが一番美味しかったです(笑)。

(塚原あゆ子)あれ、源さんのにはパクチーは入ってたんですか?

(星野源)いや、あれ、パクチーじゃないです。僕、パクチー苦手だから。三つ葉でしたね。みんな、パクチー苦手だったから。

(野木亜紀子)ニセパクだったのか(笑)。

(星野源)ニセパクでしたね。

(塚原あゆ子)みんなダメだったからね。じゅんさんだけたぶんパクチーを……。

(星野源)ああ、じゅんさんだけ食べていた。

(野木亜紀子)よりによってじゅんさん、あんな……陣馬さん、一番文句を言っていたのに(笑)。

(星野源)そうそうそう(笑)。ああ、そうか。うどんのこだわり。

(塚原あゆ子)そうですね。みんな、すごいこだわってくれてましたね。

(野木亜紀子)あのうどんを食べる並びもよかったよね。ああなるとは私、最初に台本を書いている時には全然思っていなかったから。あの横並びの……。

(星野源)カウンターに座って……っていう。

(塚原あゆ子)なんかかわいらしくないですか? あれ、どんどん増えていったらいいなと思っていたけども。6人までしか増えなかった。桔梗さんも入れたかったんだけど。

(星野源)ああ、たしかに。桔梗さんって食べていないんでしたっけ? みんなで食べるのはなかったか。そうか。

(塚原あゆ子)11話であるというか、あったんです。

(星野源)ああ、元々は11話にあるかもしれなかった?

(塚原あゆ子)というか、幻の……。

(星野源)ああ、そうだ! そうだそうだ!

(新井順子)実は皆さんが見てないのがあるんですよ(笑)。

(星野源)みんな、ごめん。俺たちだけで盛り上がって(笑)。そうだ。あったわ! 10話では志摩と2人で食べているシーンがありましたよね。

(塚原あゆ子)それで11話でも実は。あのカウンターで。そんなシーンが……。

(新井順子)ちょっとこれを聞いている人はなんだかわからないと思いますが(笑)。最終話、実はちょっと尺が足りなくて。カットになってしまった幻のシーンがありまして。幻の中の幻のシーンが。

幻の中の幻のシーン

(星野源)幻中の幻のシーンがあって。僕はでも、台本でそのシーンを見た時にしびれにしびれまくった大好きなシーンなんですが……まあ、ちょっと幻になってしまったんだけど。もしかしたら、見れたらいいかもしれない。でも、わからないんですよね。

(野木亜紀子)でも、見れるんでしょう?

(新井順子)見れるんです(笑)。

(星野源)それは言っちゃっていいんですね?

(新井順子)言っちゃっていいですか、塚原さん?

(塚原あゆ子)全然。はい。19日からParaviで。

(星野源)アハハハハハハハハッ! 宣伝(笑)。でも、DVDボックスにも入りますし。完全版にも入ります。

(塚原あゆ子)もう本当に、塚原版です。最終回は。

(星野源)まあ、元々塚原版ではあるんだけども、さらに。

(塚原あゆ子)尺を気にしなくなってタガが外れた(笑)。

(星野源)タガが外れた塚原さん(笑)。

(塚原あゆ子)もう普通に1から編集してました(笑)。最終回。素材、選び直して(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! たしかに、最終回を撮ったのってほぼ1週間ぐらいでしたよね? それぐらいで、しかも15分拡大で。だいたい1時間ぐらいですよね? それを作るって本当に大変で。しかも編集込みぐらいの感じでね。

(新井順子)編集も突貫だったからね。

(星野源)だから、本当はもっともっとやりたかったと思うんで。

(塚原あゆ子)もう泣く泣く志摩さんのセリフを切ったところとかも……それも喜々として戻してやりましたわ! 「おらっ! 全部戻すんだ!」って(笑)。

(星野源)塚原さん、血は好きだけど血の量は変わってないですね?

(塚原あゆ子)ああ、そうね。そこはね、なかなか足せないわね(笑)。

(星野源)フフフ、でも現場でも「もっと!」って(笑)。

(新井順子)「もっと!」って。2話で血のシーン、足してましたよ(笑)。「うふふ、めっちゃいい、めっちゃいい、この血!」とかって(笑)。

(星野源)フハハハハハハハハッ!

(塚原あゆ子)いやいや……。

(野木亜紀子)血が出るところをめっちゃこだわったのに、「気持ち悪い、気持ち悪い」ってオンエアーで切られたんですよ。

(星野源)あそこね。2話の……。

(新井順子)松下さんが刺して。ポタポタ……って。「いやいや、この血はどこから出ているんですか?」っていう(笑)。

(野木亜紀子)ポンプで一生懸命押してもらって(笑)。

(塚原あゆ子)そう(笑)。

(星野源)いや、あそこは放送でも「おっ!」って思いましたもん。「ピュッてなっている!」って。だからそれがさらに?

(塚原あゆ子)「動脈と同じタイミングで押せ!」って(笑)。

(星野源)すごい! こだわり(笑)。やっぱり血はこだわりですよね。そうか。俺、こんなに血にこだわる人は塚原さんか園子温監督。園子温監督以来ですよ。

(新井順子)近いものがあるかもしれないですね(笑)。

(塚原あゆ子)園さんに失礼だわ。

(野木亜紀子)塚原さん、本当はホラーとかね、やりたくてしょうがないから。

(星野源)そうですね。ホラーとか猟奇サスペンス物とか。

(野木亜紀子)ちょっと出そうとするとすぐに「気持ち悪い、気持ち悪い」って順ちゃんに言われて。

(星野源)僕はだからいつか、塚原さんの全開のものが見たいんですよ。R-18とかでいいから。見たいんですよ。

(新井順子)R-18ねー。全然当たらないんだよなー(笑)。

(星野源)アハハハハハハハハッ! やっぱりそれはあるんですね。来ないんですね。お客さんも。

(新井順子)R-15でも厳しいので。R-18なんて本当に赤字覚悟で作るんですけど。悲しいですね。

(星野源)そうなんだ。なるほど。

(新井順子)今は配信もアウトだよね?

(塚原あゆ子)そうですよね。なにかね、枷があるのよ。どうしても。

(星野源)でもいつか。15でもいい。12でもいい。そうですかー。

<書き起こしおわり>

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