オードリー若林 石川佳純『プロフェッショナル仕事の流儀』を語る

オードリー若林 石川佳純『プロフェッショナル仕事の流儀』を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんが2020年8月29日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』石川佳純スペシャルの素晴らしさを話していました。

(若林正恭)俺ね、新幹線に乗る時に本屋に寄る癖があって。そこで結構スポーツ雑誌の『Number』を買うのよ。

(春日俊彰)ああ、そう? それは自分が興味あるスポーツの時にってこと? それとも……?

(若林正恭)なんか新幹線で読むのは『Number』がいいんだね。きっと。俺は。で、「へー、こういう人が今、こんな感じなんだ」とか。なんかちょっとした話が聞けるじゃない? 『Number』って深い取材をするから。で、この間、買った『Number』がたぶんこのご時世もあって、スポーツのイベントがなかなかないからだと思うんだけど。メンタルについての特集だったのよ。

で、なんか『Number』を買うという癖があるから、別の本と『Number』を買って読んでたのよ。そしたら、本当すごいなって思うぐらい、やっぱりメンタル強いし、ボディティブな人たち。それで戦って勝ってきている人たちじゃない? 才能がある上にメンタルも強いっていう人たちだから。なんか、いや、すごく感動もしたんだけど。なんか読んでいくと、もうどうやら、みんな生まれつきメンタルが強いのよ。

(春日俊彰)ああ、そう? まあ、性格というか。

(若林正恭)俺にしたらだけど。メンタルの弱い俺からしたらなんだけど。「そういう時にどうやってポジティブに考えたんですか?」ってインタビュアーさんが聞いてるんだけど、本人もピンときてない人が多いっていうか。なんか「昔からポジティブに考えるんですよ」みたいな。で、「俺が読む必要があるのかな?」って途中から思ったのよ。それで。俺は、メンタル弱いから。

(春日俊彰)もうそれ、真似できないレベルってこと?

(若林正恭)それで若かったら「こんな人になりたいな」って思ったけど。俺はもう「なれなかった」っていう結論だから。「生まれつきメンタル強い人のインタビューを読む必要があるのかな?」って思ったっていうか。無理だから。すごすぎてってことよ。一流のメンタルすぎて。

(春日俊彰)「なれるはずがない」っていう感じね。参考にならないというか。

(若林正恭)そうそうそう。芸能人の人もメンタル強い人、多いじゃない?

(春日俊彰)まあ、そうだろうね。

(若林正恭)だから基本、嫌いなのね。密着Vとかでメンタル強い、「ポジティブに考えちゃうんですよ」っていうドキュメンタリーは基本、嫌いなのよ。関係ないから。メンタルの弱い俺からしたら。

(春日俊彰)はいはいはい。

(若林正恭)だって「なろう」って思ってなれないから。「春日とかが見ればいいんだろうな」と思って。

(春日俊彰)はいはい。違うジャンジャンルというか。「見たところで……」っていうね。

(若林正恭)それで、「すごい、すごい」って言われるじゃん。やっぱりメンタル強いから。その一連の全部が気に食わないのよ。で、それはいいの。でも、「たとえば自分が苦しい時、こういう風に考えられたらいいのにな」とか思いながら読んだし。「すごいな。こんな大変なのをポジティブに……あの状況でポジティブで乗り越えていらっしゃるんだ」とは読んだよ。面白かったです。『Number』は。で、この話はここで終わり。まず。まずね。

(春日俊彰)まずね。そういうことか。

(若林正恭)それで……ここからなんだけど。なんか、うーん……ファンすぎてあんまり言えなかったけど。前にちょっと言ったことがあるんだけど俺、卓球の石川佳純ちゃんがちょっと好きすぎて。なんか、ラジオではしゃべれないレベルまで好きなのよ。

(春日俊彰)ああ、でも存じてましたよ。

(若林正恭)でしょう?

(春日俊彰)随分前から言ってるよね。前のリオとか、その前から言ってるよね?

(若林正恭)ずっと石川佳純ちゃんが好きすぎて。なんか、結構もう、「倖田來未さんが好き」とかも知っているぐらいだったりして。

(春日俊彰)ああ、石川選手が?

(若林正恭)石川選手が。曲を書いたりもしてるんだけども。それが、「ファンです」っていうところから始まって、もう友人関係が続いているんだよね。

(春日俊彰)詳しいな! 追うな、そこまで!

石川佳純さんが好きすぎる

(若林正恭)いいだろ、別に追っても(笑)。で、なんかその、俺は石川佳純さんをインスタでフォローしてるんだけど。だいたい共演したことがある人で「フォローしてます」って言われたらフォローをし返してたり。「フォローしてるらしいですよ」って聞いたらフォローし返すっていうの? という感じで、だいたいが共演者なのに石川佳純ちゃんと中邑真輔さんだけで共演したことはないっていう。

(春日俊彰)ああ、その若林さんがフォローしているリストで言ったら?

(若林正恭)で、中邑真輔さんは男性だしさ。俺、プロレスが好きだから……っていうのもあるけど。なんか、急に石川佳純ってなっていたら、ファン感が出るというか。なんか……気にしすぎなんだけど。なんか、石川佳純さんだけもうマジじゃんっていう。それで他にもアイドルとか好きだったり、女優さんのとかをフォローしてればよかったんだけど。もう石川佳純ちゃんだけが……それで、フォローはしたりしなかったりしてたのよ(笑)。

(春日俊彰)えっ、どういうこと?

(若林正恭)だから、石川佳純さんがやってるインスタじゃないと思うんだけど。オフィシャル。石川佳純さんのスタッフさんがやってるのかもしれないんだけど。

(春日俊彰)まあ、オフィシャルだったら本人だったり、スタッフさんだったりなんじゃない?

(若林正恭)そう。とにかく石川佳純さんの最新情報は欲してるんだけど、フォローしてると、俺のラインナップだと「フォローしてるな」感が強いから。だから、外したり、フォローしたりを繰り返して……まあ、インスタをすげえ見てるの。

(春日俊彰)もうフォローで置いておいていいじゃないのよ。ちなみに、今はどっちなの?

(若林正恭)今はフォローしてるのよ。してる時期に入っているのよ(笑)。

(春日俊彰)フフフ、知らないよ!

(若林正恭)してる時期としてない時期が……本当にもう俺はファンだから。

(春日俊彰)はいはい。それは別にいいことっていうか。別に変なことじゃないじゃん?

(若林正恭)そうそう。ちょっと卓上カレンダーも買おうかなって考えたぐらい。

(春日俊彰)フフフ、ファンだね。それは買った方がいいよ。

(若林正恭)今はね、ニッポン放送のアナウンサーのカレンダーを俺、やっぱり付けてるからさ。

(春日俊彰)まあ、あれもいいけどね。あれももちろんいいけど、そんだけファンだったら買った方がいいよ。ちゃんと。

(若林正恭)まあ、今はフォローをする時期だからね。夏だし。

(春日俊彰)知らないよ! 「冬になったらフォローしない」とか知らないよ!(笑)。

(若林正恭)フフフ(笑)。それで、何で好きか?っていうと、その『Number』を読んでいてちょっと思ったんだけど。なんか結構、試合中に顔に出したりするし。なんかオフの時にインタビューとかで……だから「ちょっと迷ってました」とか「気持ちが負けてました」とか、そのまましゃべる人なのよ。試合中も、なんていうかこう、「うまくいかないな」みたいな顔をしたりするから。だから、「生まれつきポジティブです。試合中はもうゾーンに入って迷いません」みたいな人だと、俺はよくわかんない世界だからあれなんだけど。というのところもあるのかなとか、『Number』を見てて思ってたんですよね。まず。

(春日俊彰)なるへそ、なるへそ。

(若林正恭)で、『プロフェッショナル仕事の流儀』で8月10日に石川佳純さんがやる。1000日追っていると。ほら、代表に選ばれたじゃない? 東京のオリンピックのさ。それで1000日、追ってると。「これはもう絶対に見なきゃいけないな」と思ったりしたんだけど……その24時間テレビだの、『たりないふたり』だのってあったから。「気持ちの余裕のある時に見たいな」と思って。それで俺はもう、寝かしてたわけよ。ハードディスクに。

(春日俊彰)まあまあ、わかるよ。

(若林正恭)で、24時間テレビが終わってさ。石川佳純の『プロフェッショナル』が見れるっていう。俺はだから、スーパー行ってさ、見ながら食べようと思ってシャインマスカット買ったからね。

(春日俊彰)いいブドウ!

(若林正恭)900円。

(春日俊彰)いいブドウだね!

(若林正恭)シャインマスカット、900円の買ったから。

(春日俊彰)これはもう、だから若林さんとっては結構でかいイベントだからね。パーティー、イベントだから。

(若林正恭)もう待ちに待って、見れると。それで、シャインマスカットを買って……シャインマスカットとアイスティーって合うんですよ。

(春日俊彰)ああ、そうね。マスカットティーがあるくらいだからね。

(若林正恭)まあ、だから余計なこと言わないでほしかったけど。

(春日俊彰)なんでだよ!(笑)。

(若林正恭)フフフ、もう一緒にされちゃったらさ、俺の楽しみ方じゃないんだけど。まあ、いいんだけど。

(春日俊彰)これは申し訳ない(笑)。

(若林正恭)で、シャインマスカットを買って、お気に入りの茶葉でね、アイスティーを作ったわけよ。コンビニの氷でアイスティーを作ったから。「もう石川佳純を俺、今から見るから!」って奥さんにも言って。

(春日俊彰)はいはい。家で作る氷じゃなくて。

(若林正恭)うん。24時間テレビも終わって、ほっと一息ついて。「ああ、全然」の後なんだけども(笑)。で、アイスティーを作って、シャインマスカットを用意して、見始めたわけよ。

(春日俊彰)ああ、最高だね。

ずっと、もう釘付け

(若林正恭)でも、なんていうのかな? もう、とにかくずっと……ずっと、もう釘付け。なんか密着って、ほら。俺たちレベルで一緒にしたら申し訳ないだけど。なんかこう、ライブとかにもバックヤードにつくじゃん? で、水口っちゃんとかついてくれて。ありがたいよ。大変な仕事よ。面倒くさい仕事だと思うんだけど。やってくれてる。だけど、こっちもまあまあ面倒くさいじゃない? バックヤードって(笑)。

(春日俊彰)まあ、だからちょっとこのね、出番前のギリギリだから。「ちょっと勘弁してくれ」みたいな時間もあるわね。

(若林正恭)あるし。それで、「これからライブですけど、どうですか?」って聞かれたって、こっちはもう何もないのよ。なんだろう? 仕事だしっていう。で、「仕事だし」じゃあ、あまりにもだから何かひねり出して。自分なりにいい話がないかなとか、やるから。だから、それを体験してる分、サービス精神がある人の密着ってわかるじゃん? なんか、見ていて。

(春日俊彰)はいはいはい。

(若林正恭)で、負けた直後に……だって、誰がオリンピックの代表になるかっていうので、シビアじゃん? 負けた直後にもう、ガンガンにカメラを回してるんだよね。それで「ああー、うーん……」って言っていて、石川佳純さんが会場から歩いていくところを真横で映して。『プロフェッショナル』のスタッフさんもそれこそプロだから。

(春日俊彰)密着だからね。

(若林正恭)もう撮ろう!っていうことで、面を撮っているわけよ。でも、石川佳純さんがいろいろと思うところも全部、そこで言うわけよ。で、そこには、なんて言えばいいんだろうな? 悔しいっていう……「悪い負け方をしたんだろうな」っていう時と、「いい負け方をしたんだろうな」っていう時とか。あと、試合会場に入る時に「ここの街には私はすごくいい思い出があるんですよ」とかしゃべっている、そのサービス精神とかが、とにかくかわいいんだよね。

(春日俊彰)ほう。うんうん。

(若林正恭)で、すごいその密着してるっていうものに対するサービス精神もあるし、さらけ出してるし、みたいな。っていうVTRが続いていくわけよ。それで、まあシャインマスカットも進んでいくわけ。それで俺が、もう途中で「どっちのファンなのかな?」って思ってきちゃったんだけど。また石川佳純さんにスタッフがインタビューするんですよ。外国の、ヨーロッパかなんかのホテルで。それで、ホテルのロビーで「インタビューを撮っていいですか?」みたいな。そしたら石川佳純さんが歩いてきて。「えっ、ここで撮りますか? ええっ?」みたいになっていて。「ここ、たぶんすごい見られるから。ここでやっていると……裏とかに行ってもいいですか?」って。それで、裏に行ってインタビューが始まるのよ。

(春日俊彰)うん。

(若林正恭)これね、裏に行ってインタビューを撮ったなら、裏からの映像で始まってもいいじゃない? でも、ロビーで「ここだと見られちゃうから、裏に行ってもいいですか?」っていうところをオンエアーしているのよ。

(春日俊彰)普通はそこ、いらないもんね。なくてもいいというか。

(若林正恭)でも、ファンとしてはそれが見たいのよ。その佳純ちゃんが見たいのよ! 「裏でいいですか?」を使う『プロフェッショナル』のファンなのかもしれないっていう、もうよくわかんない状態……『プロフェッショナル』ハイになっちゃっていて。

(春日俊彰)ああ、ずっと見てるからね(笑)。

(若林正恭)でもあと俺、プロレスラーの内藤哲也さんの時もさ。

(春日俊彰)ああ、やっていたね!

オードリー若林 内藤哲也『プロフェッショナル 仕事の流儀』で号泣した話
オードリーの若林さんがニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でプロレスラー内藤哲也選手の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で号泣した話をしていました。

(若林正恭)なんか「どっちのファンなんだろう?」っていうゾーンに入っちゃってるわけよ。俺なんかは。

(春日俊彰)はいはい。たしかにね、普通だったら放送されないのかもしれないね。その「ロビーだから」みたいなところは。

(若林正恭)でしょう? そうでしょう?

(春日俊彰)たしかに。言われてみれば。でもそこが……。

(若林正恭)そこが見たいんだから! 石川佳純ちゃんの。

(春日俊彰)そのぐらい、石川選手っぽいっていうか。気遣いのね。

(若林正恭)そうなのよ。そうっ! 「ここ、ちょっと見られるからそっちに行っていいですか?」が見たいのよ!

(春日俊彰)はいはい。そこで普通に答えるでもなく、答えないでもなく。「裏に」って言ってまでして答えるっていう。

(若林正恭)そう! で、途中でも言っていて。「これで密着、もう終わらないかな」みたいな。石川佳純ちゃんが言っているのも使うわけよ。「ありがとう!」って。もう、それが見たいから。

(春日俊彰)えっ、そこが? それ、今のはなんなの? 「密着、終わらないかな」は。

(若林正恭)結構厳しい状況があって。冗談だよ。冗談で。もう1000日だから。「終わり!」みたいなことも。冗談も言う人だから。

(春日俊彰)なるほどね。ちょっとスタッフさんを困らすじゃないけど。

(若林正恭)そう。で、あんまり良くなかった時に「中国まで来た甲斐、ありました?」ってスタッフさんに言うわけよ。で、「そんなこと言わないでくださいよ」みたいにスタッフさんもなるんだけど、そこもやっぱりオンエアーしてくるから。で、どっちのファンか、よくわからなくなってくるんだけど。で、なんか「メンタルを強くしなきゃいけないですね」みたいなインタビューを車の中でしてるのよ。

で、「そういう時は何をするんですか?」って聞かれて「自分の嫌なことをしますえ」「何をするんですか?」「部屋の片付けです」って言うのよ。それで「ああ、部屋の片付け。ああ……嫌だなー」とかって言ってるんだ。で、なんて言うのかな? 雲の上の話じゃなかったりするのよ。「部屋の片付けなんだ!」って思うじゃん? こんだけの、超一流選手が。

(春日俊彰)それでも、私たちと同じようにやるんだなって。

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