オードリー若林 NFL・テキサンズファンをやめた後の『住住』衣装を語る

オードリー若林 NFL・テキサンズファンをやめた後の『住住』衣装を語る オードリーのオールナイトニッポン

オードリーの若林さんが2021年4月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で長年応援していたNFLのチーム、テキサンズのファンをやめた件をトーク。その後に『住住』収録で着た衣装について話していました。

(若林正恭)ちょっと今はアメフト、アメリカのNFLのオフシーズンなんですけども。ちょっと今日はNFLの話をずっとしようと思っていて。僕は8年ぐらい、ずっとテキサンズってチームのファンだったんですよ。

(春日俊彰)うん。そうね。

(若林正恭)で、この間のシーズンでテキサンズファンを私、早い話、やめたんですよね。

(春日俊彰)ああ、言ってましたな。

(若林正恭)それって自分にとって結構なことで。8年ぐらい、ずっと……もっとかな? 9年ぐらい好きだったから。で、それはなんでか?っていうと、ホプキンスっていうもうリーグナンバーワンと言ってもいいでしょう。そのポジションの選手。大人気の選手で。俺、大ファンで。ホプキンスの。で、俺はあまりにもファンで、アメリカにスーパーボウルのロケに行った時にもレッドカーペットで選手を取材させてもらうんだけど。その時にホプキンスに履いているテキサンズの靴下を見せたら、ホプキンスがレッドカーペットで止まってくれて。「日本から来たファンのマサだ」っつって。それでインスタのストーリーズに俺とのツーショットを載せてくれたりして。

(春日俊彰)その場でパッと撮ってね。すごいことだよね。

ホプキンスとマサ

(若林正恭)そう。ドレッドの選手なんだけども。すごいことじゃない? で、もう大ファンで。テキサンズも元々好きだし。で、ホプキンスは俺がテキサンズを好きになった後に入ってきた生え抜きの選手なのね。で、そのホプキンスが、カリスマなんですよ。チームメートの中でも。だからロッカールームでも、もうホプキンスがリーダー的存在というか。で、それをフロントのね、オーナーとか上級副社長とかがよく思わなくて。ホプキンスが選手にあまりにも影響力があるようになっちゃったから。

(春日俊彰)なるへそ。だから上の言うことを他の選手が聞かなくなるみたいなことなのかな?

(若林正恭)聞かなくなっちゃって。で、チームの動かし方もホプキンスとフロントでうまくいかなくて。ホプキンスがちょいちょいメディアでね、フロントのことを悪く言ったりとかもあったりして。で、そのフロントがチームからホプキンスを出しちゃったんですよ。

(春日俊彰)ついにね。

(若林正恭)それでこれは本当にね、吉本のお話……あんまりたとえ、よくないか? うん。よくないですよね。すっごいすごいバッチリはまるんだけど。この吉本のたとえが。

(春日俊彰)まあ、ちょっとタイムリーすぎるっていうところが……(笑)。

(若林正恭)だから、なんて言えばいいんだろうな? とある事務所の芸人さんが……どこの事務所でも……。うん。違うな。うーん。なんて言えばいいかな? まあまあ、選手がフロントを批判したっていうのでいいのか?(笑)。

(春日俊彰)まあ、だから野球とかね、なんだろうな? イチローを出す、みたいなことでしょう?

(若林正恭)そうそうそう!

(春日俊彰)その、全盛期のイチロー選手を。

(若林正恭)そう。だから芸能事務所にたとえると、フロントがね、芸人さんを出しちゃうみたいな。

(春日俊彰)芸人の方から辞めるとかじゃなくてね。

(若林正恭)そう。じゃなくて。

(春日俊彰)だからケイダッシュステージがオードリーを放出するようなもんよ。

(若林正恭)それでよかったな!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! とんでもないことですよ! あのオードリーを!

(若林正恭)うん、まあまあ、そうやって聞くと「ナンボのもんじゃい」って思っちゃうけども。

(春日俊彰)まあ、「出て行け!」って言って放り出すっていう。そういうことだよね。

(若林正恭)そう。それで、俺はめちゃくちゃショックで。だって俺、ヒューストンまで1人で見に行ったんだから。レギュラーシーズンの試合を。

(春日俊彰)プライベートでね。試合を見に。そうだそうだ。

(若林正恭)で、「マサ!」って呼んでくれて。覚えていくれていたりするのよ。次の年に行った時もホプキンス、俺のことを。「マサじゃん」って。

(春日俊彰)なんだったらパッと見てね、ホプキンスの方から近づいてきてくれて、みたいなこともあったもんね。

(若林正恭)で、お付きの広報の人にレッドカーペットで「次はあいつのところに行くから」ってホプキンス、言ってくれたりしてたから。

(春日俊彰)そうだね。広報の人はいろいろと仕切らなきゃいけないから。「いいんじゃないか?」「いや、行く」みたいな感じで来てくれたりとか。

(若林正恭)そうそう! 来てくれたりとか。

(春日俊彰)すごいんだよ。

(若林正恭)で、ホプキンスをフロントが出すからさ! それで俺はだから、試されたよ。テキサンズ愛なのか、ホプキンス愛なのか。でも、いやー、苦しかった。本当、ずっと、シーズン。でも、両チームを応援していたの。わからなかったから。自分の気持ちが。

(春日俊彰)はいはい。テキサンズと、ホプキンスがいるチームね。

(若林正恭)で、ホプキンスはカーディナルズっていうチームに移籍したんだけど。結局、チームを出されたからさ。だからさ、俺さ、奥さんとさ、本当に意を決してさ、カーディナルズのTシャツとパーカーを買いに行ったんだよ。「ああ、俺ついに買うんだ」みたいな。いや、思い出したね。小さい時、阪神があまりにもいつも負けるから。学校で俺、東京の小学校だから。もう本当に99パーセントが巨人ファン。その中で1人、阪神ファン。で、もうみんなにバカにされるの。いじられて。「阪神、弱いじゃねえか。最下位」っつって。

で、「もうこんなの、嫌なんだ!」と思ってね、近鉄の帽子を買いに行った時があるの。で、親父に近鉄の帽子を捨てられて。「お前な。俺たちはそうやって学校でも『負けた』『弱い』って言われる中でも応援していって。負けからいろんなことを学ぶんだ」って言われて。それで近鉄の帽子を捨てられたことがあって。だからこの間、復刻してたのを買ったっていうね、話があるんだよ。親父ももう、隠れているから。今、怒る人がいないから。帽子を捨てる人がいないから。

(春日俊彰)そうだね。かぶり放題だね。

(若林正恭)お前、行くぞ? お前……。

(春日俊彰)なんでだよ?

(若林正恭)お前、魂を抜いてやろうか? ワキ毛と一緒によ!

(春日俊彰)フフフ、自分で抜くのはいいけど、嫌だよ。人に抜かれるのは(笑)。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

オードリー『ザ・ベストワン』春日のワキ毛抜き事件を語る
オードリーのお二人が2021年4月3日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中でネタ番組『ザ・ベストワン』のイタコ漫才中に春日さんが実際にワキ毛を抜いてしまった件について話していました。

(若林正恭)ということがあって。「カーディナルズに俺は……」っていう思いもあって。Tシャツとパーカーを買ったのよ。

(春日俊彰)はいはい。

カーディナルズのTシャツとパーカーを買う

(若林正恭)で、両チームを応援してたけど、やっぱり自分の熱量的にカーディナルズの方が先に見るし。「ああ、カーディナルズが好きなんだ」みたいな。本当、学生時代に2人とも好きで。「どっちが好きなんだろう?」みたいな。若いが故の……みたいな。そういうので、だんだん自分の気持ちに気づいてさ。「俺はカーディナルズファンなんだ」っていうことに。でね、まだテキサンズファンも残ってるわけ。

(春日俊彰)はいはい。ゼロじゃないんだね。

(若林正恭)セ・リーグ、パ・リーグみたいにAFL、NFLってあって。リーグが違うから。カーディナルズとテキサンズは。それで、Tシャツとパーカー、カーディナルズのは買ったけども、テキサンズ愛も残ってるわけ。でもその後、また別のポジションのリーグナンバーワンと言ってもいいでしょう。代表的な人気選手、J・J・ワットっていう選手がテキサンズにいるんですよ。J・J・ワット。これ、春日さんの体育会TVでもプレゼンをさせてもらった選手で。あれ、もう収録してから1年ぐらい経ったよな?

(春日俊彰)それ、何回言うんだよ?(笑)。

(若林正恭)坂本さんがね、「今度、オンエアーするから」って。この前、会った時に言っていたけどね。まあ、そのオンエアー前にね。

(春日俊彰)いや、そうだね。だいたいそういうもんだからね。体育会TVってね(笑)。「あのV、どこに行っちゃったのかな?」っていうのが急にオンエアーされたりするから。「今?」みたいな。

(若林正恭)いや、今俺のトークゾーンだから?

(春日俊彰)いや、ちょっとぐらいいいだろうよ(笑)。

(若林正恭)そしたら、シーズンが終わったらね、J・J・ワットもテキサンズを去るんじゃないかってなって。で、俺は「ほらな! やっぱりフロントと選手が全然うまく行ってないんだよ! 何やってんだよ、フロント!」って。「フロント」って詳しく言うと、もうアメリカのことだから言っても大丈夫だけども。上級副社長っていうやつがダメなの! なんなの、上級副社長って? その役職。

(春日俊彰)あんまり聞いたことないね(笑)。

(若林正恭)そいつがいけないんだけども。まあ、フロントですよ。「ほらな! フロントが腐っているから……J・J・ワットまでテキサンズを去る!?」って思って。で、「どこに行くんだろうな?」って思っていたら、ホプキンスが何も発表される前にテキサンズ時代にJ・J・ワットとホプキンスが肩を組んでベンチで撮った、テキサンズのジャージを2人が着ている写真を誰かに頼んだんだろうね。カーディナルのジャージにわざわざ加工して、合成して載せたのよ!

(春日俊彰)へー!

(若林正恭)何も発表される前に。「いや、まさかこれ、ホプキンスのジョークだろうな。まさか……」って思って。

(春日俊彰)「来ればいいじゃん」ぐらいの?

(若林正恭)「これだけチームがあるんだから……」って思ったら、「J・J・ワット、カーディナルズ移籍」っていうニュースがその後に来たのよ!

(春日俊彰)それはなに? なんか話があったのかね?

(若林正恭)で、俺は向こうのファンがつぶやいているのとか、和訳してずっと見ているんだけども。やっぱり俺の中では「ホプキンスと一緒にプレーがしたい」とか、ホプキンスが「うちはこういうチームだよ」とか、絆があったんじゃないかなって思っているの。

(春日俊彰)なんか呼んだ感じはするよね。実際のところはわからないけども。

(若林正恭)でも、J・J・ワットもホプキンスもいなくなるって、何だろうな? 野球のチームで言うと、誰と誰が抜けるって……どう言っていいんだろうね?

(春日俊彰)今? 今だと、誰なんだろう? まあ本当に目玉のね、その球団の顔みたいな。

(若林正恭)3番と4番がいなくなるみたいなものだから。

(春日俊彰)だから千賀選手と柳田選手がソフトバンクからいなくなるみたいな……でも、まあソフトバンクはたくさんいるからなー(笑)。

(若林正恭)まあまあ、とにかく3番と4番が同時にいなくなるみたいなね。で、あと、どんだけフロントがおかしいかもわかったし。「俺はもう、テキサスファンをやめる!」って決めたの。

(春日俊彰)もう完全に? それで決心がついたんだ。

(若林正恭)で、テキサンズグッズ。8年分、自分で買ったのを部屋に山盛りにして。でも、山盛りにすると、テキサンズって牛のマークのチームなんだけども。これ、近鉄とね、なんかの縁で一緒なんだけども。

(春日俊彰)たしかに(笑)。バッファローズとね。

(若林正恭)腕を組んで見ていて。「捨てようか……でもな、8年。1人でヒューストンに見に行ったな。あれはまだ、独身の時だったな」とか思い出しながら。山盛りにして。「いや、でもフロント、クソだから!」って思って。それでゴミの袋に入れて。で、その袋に入れてからも、もう2週間は置いてあったね。家に。

(春日俊彰)フフフ(笑)。まあ、そのままちょっと出せないわね。

(若林正恭)半透明だから。牛のマークがチラチラと見えるわけよ。「どうしようか」って。で、奥さんがね、「まだ捨てないの?」「いや……まあ、捨てようと思っているんだけど。まだ、うーん」って。それで奥さんはね、やっぱり聞いてきたね。うん。「でも、これを見て、ときめかない?」って。そのこんまり節をね……(笑)。

(春日俊彰)そうだね(笑)。そこが大事だからね。

(若林正恭)それで俺、ときめかない自分の気づいた。

(春日俊彰)ああ、そう? じゃあ、もうそれは処分するべきものだね。

(若林正恭)それで思い切って、本当にもうね、断腸の思い。もうなんか、エレベーターでね、ゴミ捨て場に行く時も「うーん。戻ろうかな、やっぱり」って思いながらもゴミ袋をかついで。で、ゴミ捨て場に「えーいっ!」って捨てたわけよ。「やっぱりフロントがおかしいんだ! ワットとホプキンスが行くから!」って思って捨てたわけ。で、仕事に行ったわけ。で、帰ってきてもまだ収集日じゃないから。またゴミ捨て場に戻ってね。「まだあるな。今なら持って帰れるな……」とか思いながらも。「でも、まあまあまあ……ここで捨てないと」って。

(春日俊彰)まあまあ、わかるけどね。

(若林正恭)それでもう、収集車がね、持っていきましたよ。8年分の自分で買ったテキサンズグッズを。

(春日俊彰)ああ、結局もう取り返すこともなく?

(若林正恭)もうそのぐらい、フロントには憎い思いがある。

(春日俊彰)なるへそ。

断腸の思いでテキサンズグッズを捨てる

(若林正恭)やっぱり、そういうのあるよ。ファンが離れるんだよ。そういう、いろんなことがあるとね。たとえられないけども。

(春日俊彰)うんうん。いつまでも、当たり前のようにいるものじゃないぞと。

(若林正恭)で、私はテキサンズファンをやめ、カーディナルズファンになったんですよ! ねえ。なったんですよっ!

(春日俊彰)うん。なったのね。もう、いいのね。

(若林正恭)で、ちょっとその『住住』っていうドラマコントというか、ドラマ。升野さんが脚本を書かれている『住住』の新シーズンの収録がこの間、あったんですよ。で、1年ちょいぶりですけれどもね。それでね……で、ちょっと話がずれるんだけども。俺、『住住』の時にひとつだけ、いつも思い出すことがあって。脚本を升野さんが書いていて。升野さんって、やっぱり俺が言いそうなこととか、俺がやりそうなことを書いてくれるのよ。だから何の苦労もなくできるの。で、なおかつ面白いし。だからだから俺へ当て書きというか、そういうのを升野さんがしてくれるのよ。

(春日俊彰)うんうん。いいね。

(若林正恭)でさ、俺はそれをやるたびにいつも思うんだけども。あの、まあ、そうだな。もうやめようと思っていたんだけども、『住住』をやって再燃しちゃったから。その、ネタを書いている、書いていない問題っていう犬も食わない話が芸人にはあるじゃない? あの、流れ星のTAKIUEを代表とする……。で、あれはいいんだけども。こういうことを言ってくるやつ、いるじゃん? 「ネタを書く人もすごいけど、それを面白く演じる春日さんも同じぐらいすごいと思うけどな」って。そう言うけども……俺は『住住』やるたびに「これは99.9パーセント、升野さんがすごいな」と思いながら演じてるんだよね!

(春日俊彰)フハハハハハハハハッ! なるへそ(笑)。

(若林正恭)それをお前なんか、「45パーセントは俺です」みたいな……いや! 「55パーセント、俺です」みたいに『ザ・ベストワン』で偉そうにワキ毛を抜いていたな?

(春日俊彰)そんなことはないよ(笑)。うん。

(若林正恭)まあ、冷めると思うけど。「ワキ毛を抜け」って言ったのは俺だからね。

(春日俊彰)冷めるなー。冷めるな……。

(若林正恭)フハハハハハハハハッ!

(春日俊彰)ただ、2本抜けたっていうのは私だからね(笑)。

(若林正恭)そうそう。そうなのよ(笑)。「抜けなかったらいいわ」とは言った(笑)。で、稽古では抜けなかったんだよね。それで、武道館時はほら、シャツの中に手を入れてないから。あれはおかしな話なんだよ、あれはあれで(笑)。

(春日俊彰)そうだね。あの時は入れたからね。

(若林正恭)それをね、いつもそういう風に言うアホのファンもいるなって思って。で、声がデカいから。そういうやつは。「面白く演じる春日さんも同じぐらいすごい」みたいな。いや! 俺はもう99.9パーセント、升野さんがすごいと思うけど。まあ、それはいいんだけど。それで、『住住』で本人役でやるから。あのね、「衣装、着替えます」ってなって、衣装さんがいらっしゃって。それで衣装の着替え部屋に行ったら……つまり、その1年前の俺の部屋着を想定しているから。全て、テキサンズグッズだったんですよ。

(春日俊彰)くぅーっ! 更新されて……そうか。つい最近だもんね。

(若林正恭)つい最近ですわ。この間のシーズンだから。だから、まあわかったよね。「NFL倶楽部はこの衣装さん、見てないんだな」っていうのが(笑)。まあ、普通見てないんだけど。

(春日俊彰)見てなきゃダメだろうなー。

(若林正恭)いやいや、普通見てないし。

(春日俊彰)見てたらなんとなく、その2パターン用意するっていうのがあったかもしれないね。テキサンズとカーディナルズと。

(若林正恭)いやいや、そこまではもちろん望んでいないんだけども。それで俺ね、テキサンズのグッズって東京であそこしか売ってないなっていう。もう、ひとつよ。店。まあ、2つと言っていいかな?

(春日俊彰)NFLグッズがあんまり売ってないもんね。しかも、テキサンズってそんなね。

(若林正恭)テキサンズってそんなスーパー人気チームじゃないから。

(春日俊彰)そうね。有名じゃないから。

(若林正恭)だから衣装さんに興味で聞くじゃん。「これってもしかして、新宿のあそこに買いに行きました?」「ああ、そうです。そこです」「行ってくれたんですね。このドラマの衣装のために。ありがとうございます」とか言うからさ。で、収録、ドラマを撮って。ただ、テキサンズの牛のマークが喉元からヘソぐらいまで、牛がドーン!って出てきているTシャツを着ながら「俺、カーディナルズファンなんだけどな。この間、捨てたんだけどな」って思いながらも。ちょっと、本人役だとは言いつつも。「これ、NFL倶楽部を見ている人は気づくかな?」とか。ちょっと引っかかりながら演じて。

(若林正恭)それで終わった後に衣装さんがね、「これ、うちの会社で他に着る人、いないんで。若林さん、ファンだそうだから。パーカーとTシャツ、持って帰ってもいいですよ」って言われたのよ。

(春日俊彰)くぅーっ!

(若林正恭)いや、嬉しいのよ。嬉しいけども……そこでね、「いや、僕はカーディナルズファンになったんで」って、言えないじゃん? そしたら「今、ちょっと袋に入れます」とか言ってくれて。優しい衣装さんだったから。それを無下にはできないでしょう?

(春日俊彰)でも、やっぱり言うべきだったんじゃないの? 「私はカーディナルズファンです」って(笑)。「この間、捨てたんです」って(笑)。

(若林正恭)それはおかしいだろ、そのタレント?(笑)。

(春日俊彰)まあ、言えないか。本当の100パーセントの好意だもんね。

(若林正恭)好意。で、俺はね、そのJ・J・ワットのパーカーと、テキサンズのTシャツが入った袋を持って家に帰ったのよ。衣装さんにいただいから、捨てられないよ。それは。いただものだから。

(春日俊彰)それはそうだ。

(若林正恭)でしょう? なのよ。だから俺、今、家にテキサンズのTシャツとパーカーと、カーディナルズのTシャツとパーカーが同じ数だけあるんですよ(笑)。

(春日俊彰)どっちファンなのよ?(笑)。そこだけ見たらね。

(若林正恭)だから来シーズン、応援しながら自分の気持ちを決めようって、また逆戻りしちゃったんだよね。

(春日俊彰)また?(笑)。

振り出しに戻る

(若林正恭)振り出しに戻っちゃった。それかもし、衣装さん、このラジオを聞いていたら……次はカーディナルズのTシャツにしてただければなって。聞いてないとは思うんだけども(笑)。

<書き起こしおわり>

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