渡辺志保 カニエ・ウェスト&キム・カーダシアン離婚の危機を語る

渡辺志保 カニエ・ウェスト&キム・カーダシアン離婚の危機を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんが2020年7月27日放送のblock.fm『INSIDE OUT』の中でカニエ・ウェストとキム・カーダシアン・ウェスト夫妻の離婚の危機について話していました。

(渡辺志保)ちょっとね、本当にいろんなことがバタバタしてて。私の周りでも。ちょっとどうしたもんかと思っているんですが……この4連休で一番バタバタしたというか、勝手に私がバタバタしちゃったのはやっぱりなんと言ってもカニエ・ウェストをめぐるニュースにバタバタさせられた感じがすごいあって。で、先週の『INSIDE OUT』でも結構、時間を割いてカニちゃんNOW、今週のカニエ・ウェストということでお話をしたかと思うんですが。

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本当、1、2週間前の話ですけど、今となってば「大統領選に出場します」って言ったカニエに対しておろおろしてたのが嘘のように、遠い昔のことのように思えてしまうほど、カニエ・ウェストジェットコースターみたいな感じでね、オロオロと、オタオタと勝手にしてしまったわけなんですけれども。

つい先日、カニエがいきなりTwitter上ですごい暴言っていうか、「えっ、どうしちゃったの?」っていう発言を連投、連ツイしていたんですね。で、私が結構驚いたのは、「改めてキムと離婚を考えてる」っていうような内容のツイートをしていて。しかもその原因がミーク・ミルとキムがこっそり会っていたからだ、みたいな感じになっちゃっていて。

それで元々、ミーク・ミルってこの『INSIDE OUT』でも常々お伝えしていましたけども。彼は自分自身の経験を踏まえて、その裁判であるとか刑務所の問題であるとか、そういうところに存在する「Injustice」。非正義的なこと。そこに対して、人種差別的な問題から「これはいけない!」ということで立ち上がっていて。まあ「Prison Reform」とかって言いますけれども。そういった問題に対すして立ちあがっているラッパーなんですね。

で、キム・カーダシアン・ウェストもまた、同じ問題に今、すごく立ち向かっていて。実際に彼女もですね、たとえば「黒人であるがゆえに普通ならもっと軽い刑で済むのに、あえて重い刑を課せられてしまって人生を台無しにされている女性がいる」みたいなことを訴え続けていて。実際にキムの尽力のおかげで刑期が軽くなって釈放されたっていう女性の方も何人かいるんですよね。

なので、言ったらキムとミーク・ミルは同じ目線を共有していて、同じゴールを共有しているアクティビストという風にも捉えられるですけれども。で、カニエ曰く「キムとミーク・ミルが俺に隠れてこそこそ会っていた」みたいな。それでミーク・ミルが「嘘ばっかり書くなよ」みたいな感じでTwitterで応答していたんですけれども。あと、それとかキムのお母さん、超偉大なマネージャーのクリス・ジェンナーに対しても「白人至上主義者だ」みたいな感じでね、Twitterで発言していて。

あの家族思いのカニエ……キムの家族も自分の家族のように大切にしていたカニエがこんなことをつぶやいてしまうなんてどうしたんだろう?っていう風に思ってていたら、その後にキム・カーダシアンが今回の一連の件に関しては初めてですね? きちんと文字にして自身の声明を発表していましたけれども。「皆さんもご存知の通り、夫カニエ・ウェストは双極性障害を患っています。家族の中にこういう障害を患っている人がいるということは非常に大変なんです」っていうことを結構長々とつづっていて。

で、最後はまあ「マスコミの皆さんへ」みたいな感じで。「お願いです。Empathy(思いやり、同情)を持って我々のことを見守ってください」という風にキムの方から発表してたという。

キム・カーダシアンからの声明

で、そのステートメントがあったので私もすごい……まあちょっと一部、面白おかしく思っていた部分であるとか、勝手に困惑しちゃっていた部分なんかがありますけれども。「ああ、そうか」と思って。やっぱりカニエはそういった病に苦しんでいるという、その側面をやはり忘れてしまうっていたなという風に自分で反省することがありまして。

かつ、カニエもこの間の金曜日に『DONDA』というアルバムを「出す、出す」という風にTwitter上で、アルバムのカバー画像まで発表して。そしてトラックリストまで発表していましたけども、その「出ますよ」と言っていた新作『DONDA』に関しては結局今のところまだ未発表のままということになっておりまして。

で、同じくTwitter上で「やっぱり音楽制作に集中します」みたいなことをツイートしていたりとか。それで今、カニエが自分の拠点にしてるワイオミングの牧場にもですね、ジャスティン・ビーバー夫妻が遊びに来ているようでしたし。

あと、何となく「ああ、普通の生活を送っているのかな?」ってほっとしたツイートがTina Freyっていう女性コメディアン、女優さんがいらっしゃいますけども。彼女のスタジオでスケートしていますみたいな感じで、なんか本当に何気ない様子をツイートしていたりもして。

あとは今、彼がすごい一生懸命取り組んでるGAPのね、オリジナルのお洋服がありますけれども。GAPの制作過程ですよということをツイートしていたり。

まあ、アーティスティックな、アーティストカニエの日常みたいなツイートになってきていて、ちょっと安心するっていうのはあれですけども。私が勝手に安心してるだけですけれどもね。「ああ、なんか無事に今はクリエイティビティを発揮しているのかな?」っていう風にはちょっと思ったっすね。なんかまとまりないけど。

(DJ YANATAKE)ヤナタケです。大統領選にでも出馬はしている状態は状態じゃないですか?

(渡辺志保)まあ、まだまだ片足を突っ込んでる状態ですよね。

(DJ YANATAKE)この1週間、なんかちょっと落ち着いた写真みたいなのを見たんですけど。そういう政治的な活動は今はしていないんですか?

(渡辺志保)していないんじゃないですかね? だって先週、ノースカロライナだっけ? この番組でも話しましたけど、初めての選挙活動の演説があって。で、結局署名が足りずにノースカロライナでは自分の名前が選挙の候補者の名簿に載らないっていうことになったんですよね。それ以降、どうなってるんですかね? 私もあんまりそれに関しては……。

(DJ YANATAKE)あんまりそういうニュースは出ていなかったと。あとは、アルバムの『DONDA』が出なかったっていう。でも、出るは出るのかな? 『God’s Country』もあれですけども。

(渡辺志保)そうそう。『God’s Country』の方がちゃんと出るような気がするけど。

(DJ YANATAKE)でも『DONDA』のアルバムのカバーだけ出ていたよね?

アルバム『DONDA』は出るのか?

(渡辺志保)そうそう。アルバムのカバーだけ出ていて。あれもなんか、空に人が吸い込まれていくような、ちょっとなんか見ると不安になるような……。

(DJ YANATAKE)でも、ちょっとリル・ウージー・ヴァートを思い出すような。

(渡辺志保)そうそう。『Eternal Atake』みたいなね。

(DJ YANATAKE)で、そのリル・ウージー・ヴァートも「大統領選に出る」って言い出していて。これは見ものですよね!

(渡辺志保)フフフ(笑)。もう二大巨頭が出るわけですから。リル・ウージー・ヴァートは「ベイビー・プルー党」かもしれないですよ? 知らんけど(笑)。

(DJ YANATAKE)なるほど(笑)。知らんけどな。でも今週も最新のカニエ情報、ありがとうございました。

(渡辺志保)いえいえ、とんでもない。なので私もね、必要以上に「どうした? どうした?」ってならずに、平常心を保ってアーティスト・カニエをね、やはり応援したいなっていう気持ちです。で、キム・カーダシアンさんもパートナーとして頑張ってほしいなっていうところですね。

(DJ YANATAKE)そうね。そこはでも、夫婦関係が上手く行ってほしいですよね。

(渡辺志保)そうですね。やっぱりあの夫婦、好きなんで。「好きなんで」ってまあテレビで見ているだけですけども。という感じです。なのでまた、続報が入り次第『INSIDE OUT』でキャッチアップさせていただきたいと思います。

<書き起こしおわり>

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